チェスト ドレーン バック。 胸腔ドレーン看護管理⑸ウォーターシールの看護はここをチェック【ウォーターシール管理】

看護師に求められる胸腔ドレーンの管理方法や仕組み、挿入方法を解説

チェスト ドレーン バック

胸腔ドレーンについてご質問ありがとうございます。 胸腔ドレーンとは、胸腔内にチューブを挿入することで、血液・滲出液・空気を排して胸腔内圧を正常陰圧の状態にする治療方法です。 胸腔ドレーンが必要となる疾患として、気胸(自然気胸、外傷性気胸、医原性気胸)・胸部外傷・血胸・胸水・膿胸が挙げられます。 胸腔内は、常に陰圧(-5~8cmH2O)となっています。 そのため、持続吸引器を使用して、胸腔内圧より強い陰圧をかけてドレナージしていきます。 そこで使用されるのが、チェスト・ドレーン・バックと呼ばれるものです。 看護の仕事は、医療の知識が必要です。 今後も難しそうに思えて苦手に思ってしまうことは胸腔ドレーンだけでなく、たくさんあることかと思います。 チェスト・ドレーン・バックについては、仕組みを理解した上で考えると、そこまで難しいものではないことがわかっていただけたでしょうか。 どうしてそうなるのかという観点から勉強していくということは、看護を勉強する上で大事になってきます。 今回の胸腔ドレーンのように、仕組みを理解しようとする姿勢は素晴らしいことです。 是非、今後も看護技術の勉強をする際には、どうしてそうなるのかを考えて、理解を深める勉強を続けていってくださいね。 ----------------------------------------.

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胸腔ドレーンの仕組みと管理とエアリーク・抜去における看護

チェスト ドレーン バック

はじめまして、ご質問ありがとうございます。 胸水貯留による胸腔ドレナージ中は、持続吸引圧で陰圧をかけて肺の再膨張を促す場合と、陰圧をかけずに水封管理する場合がありますよね。 胸腔ドレーン挿入中は呼吸性移動やエアリークの有無、排液の量や性状、ドレーン刺入部の状態などさまざまな観察点がありますが、今回はご質問の呼吸性移動についてお答えさせていただきます。 呼吸性移動の観察について 呼吸性移動は、胸腔内圧の変動を反映しています。 チェストドレーンバッグを使用している場合、水封部の液面が上下することで呼吸性移動を観察します。 チェストドレーンバッグを接続して持続吸引圧をかけているということは、胸腔内圧よりも強い陰圧をかけている状態です。 そのため、呼吸性移動を確認する水位はほとんど動きが見られません。 持続吸引を行っているときに呼吸性移動を確認するためには、一時的に吸引を止めた状態で確認します。 徐々に呼吸性移動が消失した場合 胸腔ドレナージで効果が得られて肺が再膨張してくると、ドレナージチューブを留置している部分の隙間が徐々に狭くなってきます。 そうすると、ドレーン先端や側孔が胸膜にふさがれ、呼吸による胸腔内圧の変動を反映しにくくなります。 その結果、呼吸性移動が徐々に少なくなったり消失したりします。 胸部レントゲンで肺の再膨張を確認したあと、ドレーン抜去につながることが多いと思います。 しかし、まだドレナージが必要な状態でもドレーン先端や側孔がふさがれてしまう場合も考えられますので、呼吸性移動が消失した場合には、肺が再膨張しきったんだと思い込まずに医師へも報告することが望ましいと考えます。 呼吸性移動が「ない」もしくは「急に消失した」場合は、ドレーンの屈曲や閉塞、抜去などが考えられるので、ドレーン刺入部からチェストドレーンバッグまでをしっかりと確認して原因を解除しましょう。 万が一抜去されている状況を発見したら、その場を離れずに呼吸状態を確認しながらすぐに応援を呼び、医師へ報告をしてくださいね。 おわりに.

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チェスト・ドレーン・バック(分離型)|ドレナージ吸引装置の使い方

チェスト ドレーン バック

『・・チューブ管理完全ガイド』より転載。 今回は チェスト・ドレーン・バック(分離型)について説明します。 編著 獨協医科大学医学部第二外科教授 〈目次〉• チェスト・ドレーン・バックの使用部位・適応• 胸腔内ドレナージ:肺切除術、開胸を伴う手術、開胸を伴う脊椎手術• 胸骨下、心ドレナージ:開心術 チェスト・ドレーン・バックの各部の名称と機能 チェスト・ドレーン・バックの使用手順 1 水封室への注水(水封止-ウォーターシール)• 2 吸引圧制御ボトルへの注水(吸引圧設定)• 3 ボトルの接続、金具取り付け• 使用しないほうは閉じる。 4 気密性の確認• 5 接続・固定• 6 吸引• 7 排液ボトル交換• チェスト・ドレーン・バックの保守・点検 一般のディスポーザブル製品の取扱いに準じる。 チェスト・ドレーン・バックの使用上の注意• 胸腔内の強陰圧を空気注入にて解除する場合は、滅菌フィルターをつけたシリンジで行う。 吸引源のスイッチを入れる前に、吸引圧のレベルを最低にしておく。 スイッチを入れたら圧を徐々に上げ、吸引圧設定ボトル内の水に泡が発生したところで固定する。 ドレナージ期間が長くなると吸引圧制御ボトル内の水が蒸発し、設定圧より低くなるため、注水する必要がある。 この際、吸引中に空気導入口から注水すると、吸引源の圧が直接胸腔内に働き危険となる。 注水する場合は必ず、連結コネクターを連結コネクターの差込口から外す(または胸腔ドレーンをクランプする)。 吸引中に大量の検体採取を行うと、が低下するおそれがあるので避ける。 空気導入口は指等で塞がない。 本記事は株式会社照林社の提供により掲載しています。

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