ポーン 羽生。 連続写真で見る羽生結弦の4回転半。最高の挑戦者は最高の被写体だ。

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ポーン 羽生

将棋をやっていて、チェスをやってみたいという方はたくさんいると思います。 事実、 将棋の経験のない人とある人では上達のスピードが格段に違います。 一番わかりやすい実例としては羽生さんということになりますが、他にも森内さんや青島さんなど、トップ棋士でチェスも世界レベルに強いという方はいらっしゃいます。 今日は、その羽生さんが、2007年に国際大会でレイティング2600以上のGMを撃破した試合を見てみようと思います。 ちなみに、この試合は持ち時間が25分で1手ごとに10秒加算の快速戦です。 05 1. d4 d5 2. c4 e6 3. Nf3 Nf6 4. Bg5 c6 5. e3 h6 6. Bxf6 Qxf6[クイーンズギャンビットの一変化になりました。 白はビショップナイトの交換ですが、テンポと展開の良さを生かして、センターを押さえていく感じですかね。 ただ、このラインはあまり白の勝率はよくないようです] 7. Nbd2 Nd7 8. Bd3 g6 9. e4 Bg7 10. e5 Qe7 11. O-O O-O 12. c5 f5 13. exf6 Qxf6 14. Re1 b6[白のポーンを崩していきますが、まだc8のビショップが展開できていない分白がいいと思います] 15. cxb6 axb6 16. Qc2 c5 17. Bxg6 Bb7 18. Bh5 Rac8 19. Bg4 cxd4 20. Qd1?! [20. Qb3 Rfe8 21. Nb3?! Nc5 22. Nf5 e4 24. N3d4 Nd3 25. Re3? [25. Rf1 Bc8 26. Qe2 Qxd4?! … Bc8!? Qxf2 Qxd4 28. Nxd4 Rxf2 29. Kxf2 Bxd4 30. ルークを取り返した後、センターの連結パスポーンが強力です] 27. Nxd4 Bxd4 28. Bh5 Re5 29. Re1?! Kh8 30. h3 Ref5 31. Bg4 Rf4 32. Bh5 R4f5 33. Bg4 Rf4 34. Bd7[ちなみにここでBh5と指せば三復同形で引き分けでした] 34. … Nd3 35. Kh2 Rxf1 38. で一気に形勢が傾きました。 Qg6 d4 39. Kg1 Be3 42. Kh1 Ne1 43. Kg6 44. 羽生さんは、本業の将棋やメディア活動などでお忙しいでしょうが、チェス界でも世界をざわつかせる様な活躍を期待したいです。

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チェスプレイヤーとしての羽生善治

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「プロフェッショナル」の辞書的な意味 その前にまずは「プロフェッショナル」という単語の 辞書的な意味をさらっておきます。 英辞郎にはこのように載っています。 〔学問的な〕専門家• 職業人、プロ(選手)• 熟練者、熟達者• 〔ゴルフなどの〕レッスンプロ 出典: 今回の意味合いとしては、「 職業人」という言葉が妥当な気がしますが、 「職業人」なんて日本語使ったことないですよね(笑) そんな捉えづらい言葉だからこそ様々な解釈が生まれるのだと思います。 「プロフェッショナルとは?」プロたちの回答 それでは、ここから実際に番組で答えられたものを見ていこうと思います。 名言【1】プロフェッショナルとは「専門性」 出典: プロフェッショナルとは、• 輝ける場所を自分で作れる人 (プロボクサー 山中慎介)• 自分がやっぱり、 その道で「プロフェッショナルだ」というふうに、自分で信じられている人 (高橋直夫 プラント建設現場所長)• 己のプロフェッショナリティーに特化していて、かつ、達していること (発明家 道脇裕) 1つめの回答は「 プロフェッショナルとは、専門性だ」というものです。 全く同じ仕事というのはこの世に存在しなくて、自分が今やっているその仕事に誰よりも特化したスキルを持ち、仕事に取り組んでいるということを言う方は多かったです。 特にボクサーの山中さんの「 輝ける場所」という言い方は面白いですよね。 今やっている仕事が合わなかったら変えてもいいんです。 しかし、「自分はどんな仕事をすべきか」という問いかけを放棄し、転職活動なりをしない人には輝けるチャンスはやって来ません。 名言【2】プロフェッショナルとは「継続力」 出典: プロフェッショナルとは、• 継続した人で、かつその中でチャンスをつかんだ人 (HIKAKIN)• 1つのことに関して、 昨日より今日、今日より明日、もっと前に進もう、もっと先を目指そうという努力をいつも自然に楽しんでいる人 (コンシェルジュ 阿部佳) 2つ目の回答は 「継続力」です。 その道を極めたプロフェッショナルが言うのは、とても当たり前な「 続けること」でした。 めげずに続けることだけが、唯一の成功の法則なのかもしれません。 HIKAKINさんは、会社員時代に毎日牛丼並盛りで食いつないで、全く儲からなくてもひたすら動画を撮りためた時代があって、今の華々しい活躍があります。 また、かの有名なエジソンも白熱電球のフィラメントに6000種類にも及ぶいろんな材料を炭にして実験をしてもうまくいかなかったそうです。 しかしある日、偶然机の上に あった竹の扇子を見て 「竹だ!」と思いついて試してみたところ驚異の耐久性を誇ったらしいです。 これまでの継続力が結んだ成果ですね。 名言【3】プロフェッショナルとは「目的達成すること」 出典: プロフェッショナルとは、• あえて困難な道を選択し、先入観とか既成概念にとらわれず、情熱を傾けて、そして創意工夫し、 ぶれずに目的を達成しようと努力する人(歯科医 熊谷崇)• ぶれない目的をずっと持っていて、その達成のために必要な能力を自分で構築して、それを 必ず行動に移す人(サイバーセキュリティ技術者 名和利男)• 常に完璧を目指そうとしている人(星野佳路 星野リゾート社長) 3つ目の回答は 「目的達成すること」です。 あなたは、目的を持って仕事していますか? そもそも何のための仕事か目的を答えられない人は多いと思います。 そんな仕事はプロフェッショナルは絶対にしません。 また、プロフェッショナルとは「 目的を持ち、達成するためには手段を選ばない」という人でもあります。 あなたは、仕事で「これをやると面倒だからラクな方法でやろう」と手を抜いてしまうことはありませんか? それが単に効率化ならばいいのですが、だいたいの場合、そこには質の悪化という側面があると思います。 (経済学的に言うならば 「パレート効率性」を担保できていない) 私が数あるプロフェッショナルの回の中でも、かなり好きなのが歯科医の熊谷さんの回です。 熊谷さんは 「患者の歯のためには、虫歯を治すのではなく口内環境に対する患者の姿勢を直さなくてはいけない」という強い信念を持って治療に取り組んでいます。 そのため、 歯が痛いという患者が来ても簡単に虫歯治療をしてあげることはありません。 まずは、歯石を取り、歯磨きの仕方を教えて、患者が自分でメンテナンスできるようになったらようやく虫歯治療に取り組むらしいです。 この患者に対する挑戦的な治療のせいで、反感を買うことも少なくないといいます。 しかし、結果として熊谷さんの歯医者がある町では全国平均では80歳で11本の歯しか残らないのに、20本を超える歯を持っているご老人が多いそうです。 あなたは、虫歯をただ治す仕事をしていませんか? こんな世の中を変える仕事をしたいですよね。 名言【4】プロフェッショナルとは「期待に応えること」 出典: プロフェッショナルとは、• チームやファン、 様々な人たちの期待に応える人(メジャーリーガー 田中将大)• お客さん、1人1人に喜んでもらえる人(食品スーパー経営者 佐藤澄子)• ファンを圧倒し、選手を圧倒し、 圧倒的な結果を残す人(イチロー) 4つ目の回答は 「期待に応えること」です。 ここで、明確に他者を意識した回答が出てきました。 考えてみれば、すべての仕事は誰かのためであって、その人の期待に応えることが仕事の真骨頂ですよね。 有名なのは、イチローです。 イチローは「 1本でも多くのヒットを残す」ことに全力を尽くしています。 そして、それを待ち望んでいるファンが多くいます。 (イチローのヒットを毎試合、野球場に足を運んでカウントするイチメーターのエイミーさんが有名ですよね。 ) ちなみに本田は後に再びプロフェッショナルに出演しました。 そして「 プロフェッショナルとは、ケイスケ・ホンダ」と答えて物議をかもしました。 しかし、以前に前述のような真面目な回答をしていたんですね。 ちなみに、 「ケイスケ・ホンダ」発言の意図は、 「プロといえば本田と呼ばれるようになる」という宣言だそうです。 名言【6】プロフェッショナルとは「柔軟性」 出典: プロフェッショナルとは、• 型をもって、 型にこだわらない人(白鵬)• 責任感と 柔軟性を合わせもつ人(労働弁護士 川人博)• 自分が何もわかっていないということをわかっている人(研究者 山中伸弥) 他には、プロフェッショナルとは「 目的に合わせて自分のスタイルを変えていく人」だという答えもありました。 特に白鵬関の「 型を持って、型にこだわらない」という表現は力士ならではですよね。

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ポーン 羽生

このように見るとアスリートとしての際立った身体性を感じる。 羽生結弦がポーンと跳んだ。 後ろに振り上げた右足を思い切り振り下ろして高く跳んだ。 トリプルアクセル? いや、1回転しただけで体を弛緩させて着氷した。 また同じようにポーンと跳んだ。 ただのパンク? いや、彼に限ってトリプルアクセルを連続で失敗することなどありえない。 同じシーンを見たことがある。 2015年11月、長野のNHK杯でのことだ。 あのときはフリーの日の午前練習でポーンと跳んだ。 その直後におそろしく飛距離の長いアクセルを跳び、3回と半分回って降りた。 「4回転をやろうとしてたんじゃない?」 ひとり興奮するボクに賛同してくれる人はあまりいなかった。 鋭い視線、漂う気配から……。 それから4年。 12月6日のイタリア・トリノ。 GPファイナルのフリーへ向けての練習日のことだった。 「来る!」 パラベラのスタンドに陣取ったカメラマンたちが息を飲んで沈黙する。 連射にそなえシャッターボタンに添えられた右手人差し指がぷるぷると震える。 それほどの助走距離を取ったわけではない。 だが鋭い視線、漂う気配がそれを教えてくれる。 「行った!」 同時に雷鳴のようなシャッター音が巻き起こる。 最高の挑戦者は最高の被写体だ。 「回った!」と思った。 「降りた!」と思った。 「歴史の目撃者になった!」と思った。 だが彼の体は固い氷に叩きつけられた。 4回転アクセル。 高く跳べば、それだけ体を締め回転に入る動作が遅れる。 距離を出せば回転速度が上がらず着氷は難易度を増す。 いずれにせよ途中で降りて3回転にするという選択肢はないジャンプ。 悔しさを浮かべた彼は、またポーンと跳んで高さを確認した。 そしてまた目をギラギラさせて右足を大きく振り上げ、振り下ろす。 2度、3度。 その度ごとに彼の体は叩きつけられて、その度ごとに悔しさを増幅させて立ち上がった。 見守る観客たちはわれわれと同じように息を飲み、転倒には小さな悲鳴を上げた。 ケガを心配して「ここでやる意味」を問いかけたのはボクだけではないはずだ。 だが彼の挑戦がSPの2位発進で少し落ち込んでいたファンたちに勇気を与えたのは間違いない。 彼にとってはクワドアクセルは夢ではなく、夜明けが近いことを示すことができた。 そしてボクたちカメラマンがうれしかったのは彼が失敗を悔しがってくれたこと。 五輪2連覇、史上最高スケーターの呼称。 すべてを手に入れたように見える彼に、まだ勝利への渇望、新技習得への執念があるということ。 最高の挑戦者は最高の被写体なのだ。 カメラマン冥利に尽きるGPファイナル。 GPファイナルはカメラマン冥利に尽きる大会だった。 彼の存在は新聞社系のカメラマンをおしゃべりにした。 フリーだけで1000カット以上もシャッターを切って、実際に紙面に掲載されるのは写真部デスクやら、編集のえらい人やらのフィルターをくぐり抜けた1枚だけ。 そうした不満の解消に「オレの撮った羽生結弦」発表の場を自社のHPに求め、リンク先を明記した上でSNSで発信するカメラマンが増えた。 必要なら連続写真に! の意図。 フィルムカメラの時代、フィギュアスケートの新聞写真といえば「男子はジャンプ、女子はスパイラル(当時)」と相場が決まっていた。 「嫌がる選手が多いからジャンプの写真を大きく使うのはやめてくれ。 現場で肩身が狭い」 「いや記録として必要だ」 「どうしても必要なら連続写真にしてくれ。 ゆがんだ顔が大きくなるよりいい」 こうしたカメラマンVS編集者の戦いも今は昔。 新聞が美しい写真を求め出し、カメラマンの意見が通るようになり、積極的に発言するようになったのも羽生の存在抜きには語れない。 「あっ、誕生日ケーキがある!」 12月8日、一夜明け会見の場。 国籍、職種、音程(これが一番の問題)もさまざまな混声合唱団が小さな白いテーブルに置かれたケーキの前に集まった。 「いいですか皆さん、大きな声で歌って下さいよ」 その間にも会見場の外にいる物見の衆から続々と報告が入る。 「いま部屋を出ました」「いまこちらへ向かっています」 そして「入ります」の声に合わせて「せ~の!ハッピー・バースデー・トゥ~」まで歌ったところで急に声が小さくなる。 だってそれに続くのは「ユ~」なのか「ユヅ~」なのか? 最後は「ハニュウユヅルさん」と早口で歌うのか? 決めていなかったのだ。 1日遅れの誕生日サプライズ。 われわれの痛恨のミスにも、サプライズの気配が廊下までダダ漏れしていたのにも、気がつかないふりをして「あっ、誕生日ケーキがある!」と笑顔で喜んでくれた最高の被写体。 フリー演技後のインタビューで「今に見とけ、って思っています」と羽生は答えた。 「これからもずっと見ている」。 ボクたちはそう答えることにしよう。

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