アーサー ボイル。 【炎炎ノ消防隊】アーサー・ボイルは何故モテるのか? 徹底検証

炎炎ノ消防隊

アーサー ボイル

[chapter:目次] TwitterにUPしたショートショートです。 全部アサ森。 [newpage] [chapter:「きしみ」後日談] 「最近、最中に泣かなくなったな」 泣いても無駄なのが分かったからだ。 「泣かれるのは正直キツかったから嬉しい」 そう言って抱きしめられた。 だったら泣かすようなことをするな。 心の中で毒づいて、顔をしかめる。 まぁ、手荒かったのは最初の方だけで、最近のこいつは優しい。 抱く時も俺を気遣っているのが分かる。 誰もいないところで甘えてくるようにもなった。 俺が逃げないと分かったから、安心しているんだろう。 腕を奴の背中に回し、足を絡めて、体をぴったりとくっつけた。 俺の耳を通じて奴の心音が聞こえる。 心音に耳を傾けていると、より強く抱きしめられた。 温かい腕の中でどうやったらこいつを懲らしめることができるのか、ずっと考えている。 俺が突然いなくなったら、こいつは狼狽えるだろうか。 自分がやったことを後悔しながら、俺を探し回るだろうか。 探しもせずにあっさり諦めて別の奴を番に迎えたら、こっちが辛いか。 そこまで考えて目を閉じた。 今はこの温かい腕の中で眠りたい。 それからのことは起きてから考えよう。 [newpage] [chapter:「居場所」] 「どこにも行くな」 そう言って後ろから抱きすくめられた。 背中から伝わる温かい体温と共に、アーサーの想いを強く感じて、涙が溢れそうになる。 涙をグッと堪える。 「どこにも行かねーよ」 わざと乱暴に答えた。 俺がいてもいい場所がここにある。 手放すわけがない。 「ずっと一緒だ」 後ろを振り向くとアーサーの青い瞳と視線が合わさり、どちらからともなく口づけた。 お互い傷だらけのボロボロで。 舌で感じた血の味だけが妙にリアルでおかしかった。 [newpage] [chapter:「誓い」] 任務の後、訪れたのは廃墟になった教会の跡地。 屋根も全部抜け落ちて、壁の一部しか残っていない。 「うちの教会よりボロいな」 「そりゃそうだろ」 「ここが祭壇か」 かろうじて残った壁の十字架を見上げていると、アーサーが寄ってきた。 これはキスされるなと思うと、スッと顔が近づいてきて、唇同士が軽く触れ合う。 この間から二人きりになった時に、こうやってキスされることが多くなった。 初めてされた時にビックリし過ぎて、拒否し損ねた。 それをどう解釈したのか、止める気配がないままキスが繰り返されている。 アーサーが俺に対して何を思っているのか、よく分からない。 最近、ますます分からなくなった。 目の前のアーサーを見つめる。 「なんで俺にキスするんだ」 初めてキスされた時からずっと溜め込んでいた疑問を問う。 「キスしたいから」 あっさりと返ってきた答えには納得できなかった。 「それじゃあ理由にならねーよ。 なんで俺なのか聞きたい。 お前なら相手に困らないだろうが」 「そんなに嫌か?」 「本気にして、俺がお前を好きになったらどうするんだ」 「……」 「お前にはただの戯れなのかもしれないけど、俺は純情なんだ。 人から好かれた経験もない奴を弄ぶなよ」 「弄んだつもりはない。 言葉が足りなかったことは謝る。 お前が好きだ」 アーサーの口から出た言葉は想定内だ。 でも、ここまでストレートに言ってくるとは思わなかったので、思考が停止して動けない。 顔が赤くなるのが自分でも分かる。 「好きだからキスを繰り返した。 シンラとキスをすると、いつも胸のあたりがギューッてなる。 こんな風に俺がお前を好きなように、お前が俺のことを好きになってくれたら嬉しい」 空からの光が差し込んで、壁に残った窓ガラスを通して光の筋が見える。 アーサーの金髪がキラキラと光を放つ。 何か言わなければ。 そう思うのに言葉が出てこない。 「なぁ、シンラ。 もう一度キスしてもいいか」 そう言って、一歩距離を詰めてきた。 「黙られると分からない。 否定もしないということは肯定と受け取るぞ」 「いや、ちょっと待ってくれ。 ーーお前、本気で俺が好きなのか?」 「本気だ。 まだ信用できないか?それなら、これはどうだ?」 そう言って俺の手を取り、片膝をついて傅く。 「シンラに永遠の愛を誓う」 手の甲に口付けた。 された事の重さにわなないて、真っ赤になるのを止められなかった。 逃げ出したいのに、右手を強く掴まれて、身動きできない。 「そ、それはプロポーズだろ!今使うのは違うだろ!」 「違わない。 それくらいシンラのことが好きだと表しただけだ」 「……」 「俺はシンラが好きだ。 ずっとお前と一緒にいたい。 なぁ、シンラ、返事をくれないか」 騎士をよく知らない俺でも分かる。 これはただの告白じゃない。 正真正銘のプロポーズだ。 逃れられない。 観念するしかなかった。 [newpage] [chapter:「甘い夜」] 俺のことが好きな奴はすぐに分かる。 目を見たら一発で分かる。 男も女も大人も子供も。 俺の見た目に騙されて、好きだ好きだと一方的に言ってくるのが昔からウザくてしょうがなかった。 シンラが俺のことを好きなのはすぐに気づいた。 必死に隠そうとしていても、分かるものは分かる。 俺のことが好きでしょうがないくせに、それを悪いことみたいに思っている節に腹が立った。 最初から諦めていて、それでも諦めきれなくて、仲間面して傍にいる。 バレンタイン当日。 うちの第八に女の子が訪れた。 先月の出動の時にシンラが助けた娘だった。 お礼をしたいと言う。 皆さんで食べてくださいと、かわいらしくラッピングされた手作りのチョコレートを持ってきていた。 ヒューヒューとはやし立てられて、照れながらチョコレートを受け取るシンラを冷めた目で見つめる。 「結構可愛い子だったじゃないか。 付き合うのか?」 部屋に戻り、照れを引きずって、まだ顔の赤いシンラに問うた。 「そんなんじゃないよ」 「わざわざバレンタインの日を選んで持ってきているんだ。 向こうはその気満々だろ。 良かったじゃないか、念願の彼女ができるぞ」 「本当にそんなんじゃないし。 それに、彼女を作る気は今のところない」 「ふーん。 好きな奴でもいるのか?」 そう問いかけると、途端に固まった。 素直過ぎる反応。 これだけで、いると認めたようなものだ。 「俺の知っている奴か?」 畳みかけるように問うと、暗い顔をして黙り込んだ。 握りしめた拳を見つめる。 ここで俺のことが好きだと告白すれば見物だが、それができるような人間じゃないのは分かっている。 「ま、言いたくなかったら、それでもいいけどな。 悪魔のお前が誰を好きになろうと俺には関係ないし」 そう言い捨ててシンラに背を向けて、ドアへと進む。 「ーーお前には好きな奴はいないのか?」 ドアノブを握ったまま振り返ると奴と目が合った。 「自分は答えないくせに、こっちには質問するのかよ?」 「別にいいだろ、それくらい。 お前こそ俺なんかよりずっとモテるくせに、彼女作らないよな。 どうしてなんだ」 「好きな奴がいるからだよ」 あっさり答えた途端、目を見開いて青ざめる。 俺の言葉でショックを受ける、狙った通りのその反応にゾクゾクした。 「最初はなんとも思っていなかったんだけれど、気が付いたら好きになっていた。 すごくすごく可愛い」 「そうか……、上手くいくといいな」 ぎこちない笑顔で応援してくれた。 必死で作ったその笑顔がいじらしいと思う。 目がそれでも好きだと訴えている。 これは後で泣くかな。 泣けばいい。 女から貰ったチョコレートでにやける姿を見せられるより、俺が好きだと泣いた方がずっといい。 その方が俺には甘く感じる。 ここで俺を好きだと告白してきたら受けてやるのに。 そう思っていることは、こいつには内緒だ。

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TVアニメ『炎炎ノ消防隊』アーサー・ボイル役は小林裕介に決定

アーサー ボイル

スポンサーリンク 【炎々ノ消防隊】アーサーの性格は? アーサーは騎士。 自分で騎士と名乗っているだけなのですが、その騎士としての意識がとにかく高く、戦闘から日常までどんな時でも常に騎士であろうとしています。 いわゆるフィクション世界で見られるような騎士ですが、アーサーには「騎士はかっこいい」という明確な騎士像があり性格もそのイメージに則っていると言えます。 気高く凛々しく人々を守るために剣を揮う。 強いて言えば 騎士道精神が如何なる時もブレない、突き抜けた妄想力の持ち主というところがアーサーの性格の源と言えるでしょうか。 ただしその騎士意識の高さゆえに、上司や年輩者に対しても敬語を使わないなどふてぶてしい態度が見受けられます…が、それが許されるところも含めアーサーの人柄でしょう。 そして騎士と並ぶもうひとつの特徴が、 とにかくバカであること。 頭脳労働となるとたちまち干からびたり、あり得ないほどの勘違いや言い間違いをしたり、皆の話をひとりだけ理解できていなかったり…。 アーサーは基本的に気高い騎士が如く無口でクールな立ち振る舞いで、ことあるごとに「 フッ」と笑っていますが、シンラが言うには「 ただバカだから言葉が出てこないだけ」とのこと。 でも バカだからこそ余計なことを考えず、一途に騎士道を邁進できるのでしょうね。 スポンサーリンク 【炎々ノ消防隊】アーサーの強さは? アーサーは白装束の強者相手にも引けをとらない戦闘力の持ち主です。 アーサーは騎士として、どんな相手にも怯まない精神力を持っています。 さらに プラズマ剣による高火力の斬撃には、騎士として恥じない類まれな戦闘センスがあります。 複数相手でも斬り捌く剣術と強者にも対応できる身体能力を誇り、必殺技として繰り出す「紫電一閃」はその名の通り敵を一閃するほどの威力です。 そしてその戦闘を支えているのが 持ち前の妄想力。 エクスカリバーはボルケーノ火山の火口(ホームセンター)で見つけたオリハルコン(耐熱カーボン)をドワーフ職人が打ったと言っているように、アーサーは自分の妄想次第で抜群のパフォーマンスを発揮するのです。 逆に騎士っぽくない装備など騎士から離れたシチュエーションになると、途端に能力が低下してしまうという弱点も。 アーサーの強さは妄想とプラズマという不安定な要素に拠っているぶん振り幅も無限大で、紅丸やドラゴンなどまだまだ歯が立たない相手もいますが、ハマり方次第でどこまで強くなるか計り知れないのです。 スポンサーリンク 【炎々ノ消防隊】どうしてモテる?中二病やイケメンと言われる理由! シンラがアーサーについて気に入らない点がもうひとつあります。 それが「 なんかモテるんだよな…」というところ。 アーサーは日頃から騎士としての妄想を捗らせている重度の中二病かつ規格外のバカ。 普通なら女子にドン引きされてしまうでしょう。 アーサーは重度の中二病ゆえに全くブレない精神力で、いかなる時も騎士として立ち振る舞っており、その揺らぎない信念を持つ姿が自然とまっすぐな性格として伝わっているのだと思います。 しかも その己の道を貫く中に「人々を守る」という正義があることが魅力として映るのではないでしょうか。 そして バカだから余計なことは喋らないことでクールな印象も加わり、元々の金髪碧眼の美形という容姿も相まった凛とした佇まいが女子の心を掴むのでしょう。 恥ずかしげもなく女性隊員を「姫君」と呼ぶところも、ドン引きしながらも心の内に秘めた女子のニーズに応えているのかもしれません。 スポンサーリンク 【炎々ノ消防隊】アーサーの意外な過去とは…? アーサーが騎士となったのには、意外な過去と父の影響があります。 彼は決して立派な城に住んでいたわけでもなく、団地の一室でささやかに暮らす普通の3人家族で、両親はレストランを営んでいました。 しかしある日レストランで食中毒が発生し、負債を抱えた矢先に店が火事になるという不幸に次ぐ不幸に遭います。 明日からの生活をどうするかという絶望的な状況に陥ってしまう中、父は帽子を顔に被せ考え事をしていました。 その様子を見たアーサーが「 帽子の中に何が見えるのか」問うと、父は「 満天の星…宇宙を見ていた」と言いアーサーに同じように帽子を被せました。 すると初めは真っ暗だった帽子の中でしたが、アーサーには見えてきたのです。 父の城が…たくさんの兵隊が…。 帽子を取った後も、小さな魚1匹とご飯という質素な食事がテーブルいっぱいの豪華な晩餐に見えました。 その翌日アーサーが起きると、なんとこう書かれた置手紙と共に父と母がいなくなっていたのです。 「 父さんと母さんは世界を救う旅に出る!」 つまり 両親が借金苦から、子のアーサーを置いて蒸発したわけです。 そして父は、帽子の中に城を見たアーサーにこう残していました。 「 今日からお前が王だ!」 その言葉を受け、 アーサーはその日から騎士王となったのです。 客観的に見て悲しい過去ですが、 当の本人は気にしていないようでそれからずっと騎士道を邁進しています。 スポンサーリンク まとめ アーサーの魅力はやはり 底なしのポジティブですよね。 あらゆる漫画において、想像したものを具現化する・妄想を現実にするなどチートじみたキャラクターはたまに見かけますが、ただの妄想力により強さを増す、さらには騎士という型にハマっているからこそ上にも下にも振れ幅のあるアーサーはとても面白いキャラクターですよね。 妄想によって何事も為してしまうアーサーを仲間たちは敬意も込めて「 バカで天才」と言っていますが、まさに その言葉にアーサーの魅力が詰まっていると言えます。 そしてアーサーはなんと203話で両親と再会! アーサーにそっくりな父、現実逃避から帽子の中に真実が見えるようになったという自称「預言者」の父が物語に何をもたらすのかも注目です。 妄想力が世界を救う!? イケメン厨二病キャラ・アーサーの活躍から目が離せません!.

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TVアニメ『炎炎ノ消防隊』アーサー・ボイル役は小林裕介に決定

アーサー ボイル

アーサー・ボイルのキャラ設定 ・身長 174センチ ・体重 64kg ・年齢 17歳 ・誕生日 7月10日 ・星座 かに座 ・血液型 A型 ・通称 バカ ・自称 騎士王 ・好きな食べ物 宮廷料理(食べたことはない)、桜備隊長におごってもらうラーメン。 ・嫌いな食べ物 馬刺し ・好きな音楽 宮廷音楽(聴いたことはない) ・好きな動物 馬 ・好きな色 白、青 ・好みのタイプ ガラスの靴とティアラが似合う人 ・尊敬する人 アーサー王 ・苦手な人 いない ・怖い人 いない ・趣味 城の模型作り ・日課 剣の稽古 ・夢 騎士王になること ・足のサイズ 26センチ ・視力 1. 5 ・好きな教科 体育 ・嫌いな教科 座学教科全部 騎士王を名乗り、自分なりの騎士道を征く。 ルックスからして賢そうに見えますが、あまり言葉のボキャブラリーがないので決め台詞を言う途中に言葉に詰まってしまうことあり。 また、自分の利き腕を把握しておらず、逆の手で戦って全力が出せないことを不思議に思ったり、頭が弱いです。 ちなみにアーサーは右利き。 事務作業が続くと、まるでゾンビのようにやつれてしまうほどデスクワークが苦手。 こんな感じでありながら、意外と女子にモテる。 森羅とは訓練校時代からのライバル。 アーサー・ボイルの強さ 第三世代能力者であるため、 炎を高密度でプラズマ化させている愛刀、エクスカリバーを武器に戦う。 その威力は鋼鉄をも両断する。 エクスカリバーは茉希の能力でも消すことはできない。 アーサーは自分なりに騎士っぽい格好になれば炎の力が増す。 逆に、騎士っぽくない格好ならば力は激減。 バカと言われるゆえんです。 紫電一閃 超光速で敵を両断する早技。 意志を持つ焔ビトを瞬殺した。 アーサー・ボイルの声優は? アーサー・ボイルの声優をつとめるのは小林裕介さん。 1985年3月25日生まれ、ゆーりんプロ所属。 声優デビューは2013年。 以降、数多くの作品に出演されており、メインキャラクターを演じられることも多いです。

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