犬 アレルギー 原因。 治りにくい犬のアレルギー性皮膚炎の原因・症状、予防する4つのポイント

食物アレルギー(食物過敏症)|犬の病気事典|アクサダイレクトのペット保険

犬 アレルギー 原因

これらを鼻や口から吸い込んだ時、人の身体の免疫機能が異物として認識するため、排除しようと様々なアレルギー反応を引き起こします。 アレルギーの原因物質(アレルゲン)を排除するためにも、すぐにできる対策として部屋の掃除を行いましょう。 換気をよく行って部屋の掃除をし、常に清潔な状態を保つことが大事ですよ。 犬のフケはとても小さくて軽いため、乾燥して剥がれ落ちたフケが空気中に舞っていたり、床やカーテンに付着しています。 掃除機で吸い込めるのは一部にとどまるため、水拭きや除菌力のある商品での拭き掃除を行うことがおすすめですよ。 カーテンの繊維にも付着しているので洗濯をしてくださいね。 ノミやダニがいる環境はフケを発症しやすくなるので、被毛やフケが付着しやすいカーペットやクッションには、除菌スプレーを用いてノミやダニの繁殖から守ることも良い方法です。 こまめな換気だけでなく、空気清浄機を設置したり、エアコンのフィルターの掃除も行うとより良いです。 愛犬の被毛をブラッシングすることで、抜け毛を減らしたり、被毛に付着した汚れを落とすので、日頃からブラッシングしてあげてくださいね。 ブラッシングの時にマスクをするのも良い方法です。 犬用の除菌スプレーは、被毛を清潔に保てるのでおすすめですよ。 アレルギーの症状が出ている間は、薬を服用して症状を抑える必要があります。 ただし、犬アレルギーは完治しないため、原因であるアレルゲンとの接触を避けない限り、薬の使用を中止したときに症状が治っていることはありません。 犬から離れることで、アレルゲンが体内に入らなくなれば症状は徐々に治まりますが、再び犬に近付けば症状が出てしまいます。 有効な対策として、部屋の間取りが可能であれば、愛犬との居住スペースを別々にすると良いですよ。 人間の1日の約3分の1は睡眠時間であり、長時間アレルゲンが近くにある環境を避けるためにも、寝室を分けることがベストですよ。 犬アレルギーの治療、完治はできる? 一般的に、薬を服用してアレルギー反応を抑える治療となります。 薬はその時のアレルギー症状を抑えるものであす。 そのため、症状が出ている間は薬を服用し続ける必要がありますよ。 犬アレルギーを完治する治療は、今のところ確立されていません。 人間の身体には免疫反応があり、異物が侵入したときに抗体を作り生体防御を行います。 しかし、病原体でないものが侵入したときにも免疫反応が起こり、特別な抗体を作ってしまうことがあります。 犬アレルギーは、この特別な抗体が体の許容量を越えたために引き起こされます。 アレルギーに反応しないよう、体質自体を変えることが必要といわれています。 アレルギーの発症を抑える薬の価格は、飲む薬の数や量によって異なりますが、月に約1,000円~3,000円程度です。 ショック症状が出た場合は、緊急処置が必要となり、病院での注射や投薬などの処置費用がかかります。 また、症状の進行を一時的に緩和してショックを起こさない注射薬の用意が必要になるケースもあります。 原因になるアレルゲンを取り除き、症状が出なくなれば薬を飲む必要はありませんので、費用も安く済みますよ。 家族が犬アレルギーにかかったら!おすすめ商品は? 家族の犬アレルギー対策には体の中からバランスを整えることが大切です。 CALPISが発売している「アレルケア」がおすすめです。 「L-92乳酸菌」の働きで体の調子を良くするサポートをしますよ。 こども用にはぶどう味とヨーグルト味があり、飽きる心配もありませんね。 なめたりかんだりできるタイプで錠剤を飲み込むのが苦手な子供や高齢者にもおすすめできますよ。

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犬の皮膚病は治るの?原因・症状・治療法はどうするの?

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犬アレルギー・軽症例• 喘鳴(呼吸がゼーゼー)• 目の充血・かゆみ• 鼻水・鼻のムズムズ• くしゃみ• 皮膚の発赤 アレルゲンと接してすぐに症状が現れるタイプを「I型アレルギー」や「即時型アレルギー」といいます。 メカニズムは、IgE抗体が付着した肥満細胞がアレルゲンを認識し、細胞内部に含む様々な生物活性物質を放出する(脱顆粒)というものです。 犬と接触してすぐに症状が出るという場合、この「即時型アレルギー」の可能性が高いと言えるでしょう。 放出される物質の中でアレルギー症状と最も深い関わりを持っているのが「 ヒスタミン」です。 この物質が血管に作用すると「血圧降下」、「平滑筋収縮」、「血管透過性の亢進」といった反応を引き起こし、血流が促進されます。 血の巡りがよくなっただけなら単なる免疫反応ですが、反応が強すぎて生体に苦痛を与えてしまうことがあります。 この現象が「アレルギー」です。 犬アレルギーの重い症状 犬のアレルゲン7種• Can f 1「Can f 1」は皮脂腺から分泌される「リポカリン」(lipocalin)という物質から構成されており、被毛、フケ、唾液中に多く存在しています。 非常に小さいため、ホコリなどの微粒子に付着して空気中を漂い、容易に拡散します。 Can f 2「Can f 2」も「Can f 1」同様、「リポカリン」(lipocalin)という物質から構成されています。 類似物質としては、ネコの「Fel d 4」、ウマの「Equ c 1」、ウシの「Bos d 2」や「Bos d 5」、ラットの「Rat n 1」、マウスの「Mus m 1」、ゴキブリの「Bla g 4」などが挙げられ、「Can f 2」にアレルギーを示す人の多くは、こうした物質にも反応します。 Can f 3「Can f 3」は「アルブミン」(albumin)という物質から構成されています。 Can f 4「Can f 4」は「脂質輸送タンパク」という物質から構成されており、犬のフケに多く含まれます。 Can f 5「Can f 5」は「アルギニンエステラーゼ」(Arginine Esterase)という物質から構成されており、前立腺に含まれる「カリクレイン」と同じ構造をしています。 Can f 6「Can f 6」は、「Can f 1」や「Can f 2」とは別の「リポカリン」(lipocalin)から構成されています。 Can f 7「Can f 7」は新しいアレルゲンで、細胞小器官「リソソーム」に含まれる「NPC2」というタンパク質から構成されています。 プリックテストとは、皮膚に表面に小さな傷を付けてアレルゲンと接触させ、アレルギー反応が出るかどうかを見る院内検査法のことです。 やり方はまず病院内で前腕の内側や背中など、体毛が少ない場所にアレルゲンを薄めた溶液を垂らします。 通常は複数のアレルゲンに対する反応を一度に検査しますので、体の表面に番号を振ってどの番号がどのアレルゲンに対応しているのかを決めておきます。 次にプリック針と呼ばれる特殊な針を用いて皮膚の上にごく小さな傷を付け、アレルゲン溶液を皮下に吸収させます。 即時性アレルギー(I型アレルギー)の場合、反応はすぐに出ますので15分~30分待った後、針で傷を付けた場所を確認します。 アレルギー反応が出た場合、炎症反応が起こって皮膚の赤み、腫れ、かゆみが観察されます。 この赤みができた場所(紅斑)や腫れが出た場所(膨隆疹)の直径を測り、基準(通常は5mm)よりも大きければアレルギー陽性、小さければアレルギー陰性として判断していきます。 なおプリックテストで陰性とでた場合でも、プリック針で5mm程度の線状の傷をつけて反応を再度確認することがあります。 こちらは「プリックテスト」(prick=刺す)に対して「スクラッチテスト」(scratch=引っかく)と呼ばれます。 接触テストとは、犬と実際に触れ合うことでアレルギー反応が出るかどうかを事前に確かめることです。 こうした事態を避けるためには、暮らし始める前の段階で実際に犬とふんだんに接しておく必要があります。 どの程度テストすればアレルギー有無を知ることができるのでしょうか?残念ながら明確な基準はありません。 しかし数ヶ月かけて最低でも10回以上試験的に犬と触れ合っておくことをおすすめします。 犬を飼っているお友達がいる場合、 犬を触らせてもらうだけでなく、できればおうちにお邪魔しましょう。 空気中に犬アレルゲンが漂っていたり、部屋の壁にアレルゲンが蓄積しているかもしれません。 そうした環境下でも症状が現れなかったら、犬アレルギーの可能性が薄いと知るができます。 アレルギー反応が犬によるものなのか、それとも室内のハウスダストやダニによるものなのかまではわからないというデメリットがありますが、何もせずにいきなり犬を飼い始めるよりはマシです。 またペットショップなどから犬を購入する場合とは異なり、動物保護団体から犬を引き取る場合はたいてい「トライアル期間」が設けられています。 この期間を利用すれば犬アレルゲンと接触する機会は十分にあるでしょう。 犬アレルギーを軽減する方法• 立入禁止区画を作る犬の行動範囲を特定の場所に制限すれば、人がアレルゲンと接する可能性を減らすことができます。 リビングや寝室など、飼い主の使用頻度が高い空間に犬が立ち入れないようにすれば、それだけ症状を軽減することができるでしょう。 しかしだからといって、ことは著しく福祉を損なうため、お勧めできません。 空気清浄機を稼働する部屋の中で空気清浄機をつけっぱなしにしておけば、それだけアレルゲンを減らすことができます。 ただし布団をパンパンと叩く事にはあまり意味ありません。 ただし、1週間に2回の頻度で行わなければ、またアレルゲンレベルが戻ってしまうとも。 シャンプーを嫌がらない犬の場合はこの対策も有効でしょうが、入浴のしすぎて皮膚炎にならないよう注意も必要です。 こまめにブラッシングするアレルゲンを媒介する抜け毛やフケの量を減らせれば、それだけアレルギー反応も減らすことができます。 ただしブラッシング自体が症状を悪化させることがありますので、できる限り犬アレルギーを持っていない協力者に頼むようにしましょう。 こまめに手を洗うアレルゲンを媒介する唾液やフケは、犬と最も接触しやすい手に付着します。 意識的に手洗いを行うだけでアレルゲンとの接触を減らすことができるでしょう。 部屋をよく換気するアレルゲンは大変小さいため、空気中にも漂っています。 部屋の換気を行えばそれだけアレルゲンとの接触を減らすことができます。 ただし花粉症など他の物質に対するアレルギーを持っている場合は、外気を取り込むことによって逆に症状が悪化してしまうこともあります。 その場合は空気清浄機で代用しましょう。 HEPAフィルターとは? HEPAフィルター (High Efficiency Particulate Air Filter) とは、空気中からゴミ、塵埃などを取り除き、清浄空気にする目的で使用するエアフィルタの一種です。 JIS Z 8122 によって、「定格風量で粒径が0. さらに日本の岐阜市で行われた調査では、家の中で被毛を持つペット(犬・猫・ウサギ・ハムスター)を飼っている家庭の子供では、アトピー性皮膚炎にかかっている割合が1. 82倍、そして1歳を過ぎてから室内で犬や猫を飼い始めた家庭の子供では、アトピー性皮膚炎にかかっている割合が2. 上記したように、 乳幼児期における犬の飼育がアレルギーを悪化させるのかそれとも予防薬になるのかはよくわかっていません。 今のところ「赤ちゃんの頃に犬や猫と接するべきだ」と断言することはできませんが、逆に「赤ちゃんや子供の頃に犬と接するべきではない」とも言えないのが現状です。 ちなみに、適度な病原体と接触させたほうが免疫力が活性化されてトータルでは健康になるという「 衛生仮説」では、幼い頃に犬や猫と暮らしていた方が大人になってからアレルギーを発症しにくくなるとされています。 どうしても飼えなくなった時 生活環境を改善したにもかかわらず、どうしてもアレルギー症状がおさまらないときは 最後の手段として新しい飼い主を探します。 里親探しを仲介しているサイトがいくつかありますので利用すると効率的でしょう。 間違っても保健所や動物愛護センターに持ち込んではいけません。 これでは「譲渡」ではなく「飼育放棄」になってしまいます。 里親の候補者はひょっとすると「犬アレルギーを言い訳にして犬を捨てようとしているだけでは?」と疑うかもしれません。 病院に頼んで医師の診断書を出してもらいましょう。 体質であることが証明されていたほうが、話がスムーズに進むと考えられます。 また飼い主本人が花粉アレルギーを犬アレルギーと勘違いしているケースもこれで判明してくれます。 逆に里親候補者がいかがわしい人間で、虐待をしたり繁殖犬として利用してしまうかもしれません。 TwitterやFacebookで「犬が欲しい人いますか?」と安直に呼びかけるのではなく、しっかりと相手の身元や素性を確認し、飼育環境が整っていることを確認しましょう。 地元に民間の動物保護団体がある場合、事情を説明して譲渡会に参加させてもらうという方法もあります。 団体が設定している「譲渡条件」がきっと役に立ってくれるはずです。 アレルギーへの対症療法• 鼻スプレー• 抗ヒスタミン薬• ステロイド薬• 気管支拡張薬• これは、低濃度のアレルゲンからスタートし、徐々に濃度を高めていく中で、アレルゲンに体を慣らしていくという治療法のことです。 うまくいけば症状が大幅に軽減されますが、やや時間がかかるという点、および効果が出ない人がいるという点が玉に瑕(きず)です。 ダニやスギ花粉においては舌下免疫療法に用いる「舌下錠」や「舌下液」という形ですでに実用化されていますが、 犬アレルゲンの脱感作療法に関してはまだまだ先の話ですので、今は頭の片隅にとどめておく程度で十分でしょう。 合計60の論文を詳しく検証したところ、 脱感作療法が鼻炎や喘息と言ったアレルギー症状の緩和につながっているという明白な証拠は得られなかったという残念な結論に至っています。 そしてその原因として、犬のアレルゲンを純粋な形で抽出することの難しさを挙げています。 「アレルギーの完治」は夢のような話ですが、それを実現するためにはまず7種類ある犬のアレルゲンをなるべくピュアな形で生成し、個人の症状に合わせた分量をオーダーメイドで投与していく必要があるようです。 近年、アレルギーになりにくい「 ハイポアレジェニック・ドッグ」(Hypoallergenic dog)として、抜け毛が比較的少ないやをもてはやす人がいます。 しかし「Can f 1」を唾液や尿中に含まない犬は今のところいませんので、「アレルギー症状が出にくい犬」は理論上いたとしても、 「アレルギーが出ない犬」はありえないということになります。 「理論上はありうる」と言いましたが、(Doris W. Vredegoor, 2012)では、一般的にアレルギーが出にくいとされる犬種196頭と、そうではない犬種160頭とを比較したところ、結局アレルゲンレベルに差はなかったという結果が出ています。 またアレルゲン「Can f 1」の産出には、個体の大きさや体質が大きく影響していますので、実際に「ハイポアレジェニック・ドッグ」と呼べる特定犬種が存在するかどうかは、かなり怪しいものです。 にもかかわらず、アメリカの犬種協会である「アメリカンケネルクラブ」(AKC)は、明確なエビデンス(医学的証拠)を示さないまま、「アレルギーでも飼いやすい犬種」として、以下の17犬種を大々的に明言しています)。

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【アレルギー】犬の食品アレルギーの嘔吐や下痢の原因と対処法

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アレルギー性皮膚病 1-1. 食物アレルギー 原因 食べ物ででるアレルギー。 アレルゲンは、穀物(小麦・大豆など)や乳製品、鶏肉や卵、牛肉などのタンパク質が多く含まれた食品に多いです。 ドックフードに含まれる添加物なども原因に考えられます。 症状 食べ物によるアレルギー症状として、赤い発疹や皮膚の炎症などが体全体にあらわれ、痒みを伴います。 消化器官にも影響がおよぶ場合があり、下痢・嘔吐をする場合もあります。 発症する年齢はさまざまで、仔犬から高齢犬でもおこる可能性があります。 治療法 アレルゲンを特定するために、「除去試験食」「アレルギー検査(IgE検査・リンパ球反応検査)」を行います。 元に戻して再び症状が悪化した場合、その中にアレルゲンがあると診断されます。 症状がでない場合は今まで食べているもの以外から別の皮膚病を疑います。 「アレルギー検査(IgE検査・リンパ球反応検査)」は血液検査で、複数の項目を見ることができます。 炎症には軟膏や抗ヒスタミン剤・ステロイドが処方されることが多いです. 1-2. 環境アレルギー 原因 「アトピー性皮膚炎」があり、日常生活の中でアレルゲン物質を吸い込んだり・触れたりしたことでアレルギー反応を起こします。 「アトピー性皮膚炎」はハウスダスト・カビなどが主の原因です。 花粉に反応し、毎年同じ季節に発症する犬もいます。 アトピー性皮膚炎は、皮膚バリア機能が低下することが大きな原因と言われます。 体の中の水分を体内にとどめ、アレルゲン物質を体内に入らないようにする機能を皮膚バリア機能といいます。 皮膚バリア機能が低下し皮膚の乾燥・外部からの異物の侵入により炎症がおこります。 「接触性皮膚炎」はシャンプーや薬品系・草花・首輪・食器・おもちゃ・カーペットなど、日用品のさまざまなものが体に触れることで発症することがあります。 接触した部分としていない部分は、はっきり境界線があるのが特徴です。 症状 アトピー性皮膚炎は顔やおなか、四肢に激しい痒みがおこることが多いです。 まぶたの炎症が強いと結膜炎を引き起こすこともあります。 接触性皮膚炎は、紅斑(こうはん)や丘疹(きゅうしん)水疱などの湿疹があらわれます。 痒みを伴うため、掻いたり舐めたり・こすったりすると症状が悪化し二次感染につながり、膿皮症と進行します。 治療法 アトピー性皮膚炎は、ステロイド剤や免疫抑制剤を処方されるのが一般的です。 獣医師によっては体質改善のため「減感作療法(げんかんさりょうほう)」をおこないます。 アレルゲンを少しずつ体に入れ、耐性を作ることで症状を和らげていく治療法です。 接触性皮膚炎は、原因と思われるアレルゲンに近づかせない・使用しない方法で改善させていきます。 炎症がでている部分には、ステロイド剤や免疫抑制剤投与をします。 リンク 2. 感染(ノミ・ダニなど) 2-1. 疥癬症(かいせんしょう) 原因 疥癬症はヒゼンダニという疥癬虫が犬の皮膚の表面に寄生して発症します。 ヒゼンダニの分泌物への過敏症が主の原因です。 ヒゼンダニは穴を掘り、角質層に入りこみます。 すでに発症している動物との接触や、タオル・ブラシなどを共有することによって感染しやすくなります。 症状 疥癬は感染してから発症まで、3~6週間くらいかかります。 ヒゼンダニは皮膚の中に入りこんでいるので、非常に小さいため確定するには皮膚を削る必要があり、顕微鏡で確認しなくてはいけません。 初期段階では、おなかや肘・耳や目のまわり・かかとなど毛が少ない部分に赤い発疹があらわれます。 進行すると全身に痒みを感じるようになり、激しく掻いて出血します。 痒みが止まらずに掻くことを繰り返してしまうと、幹部のかさぶたがはがれ、そこから細菌が入り化膿を起こし、二次感染による皮膚病を発症させてしまうこともあります。 発疹や痒みのほかには、フケや脱毛の症状があらわれることもあります。 ひどい場合は全身が脱毛し、かさぶたに覆われることもあり、かさぶたの下ダニが繁殖することもあります。 治療法 殺虫効果のある薬を塗る、薬浴、内服薬の投与などの治療で体からダニ・ノミを駆虫します。 多頭飼いしている家庭では、完全に駆虫が終わるまで別々にさせます。 犬同士だけではなく、犬から人にもうつるため、家の中も駆除作業する必要があります。 2-2. 毛包虫症(もうほうちゅうしょう) 原因 別名で「ニキビダニ症」「アカラス症」ともよばれる皮膚病で、寄生虫の毛包虫が母子感染をして発症します。 このニキビダニ自体は、どの犬にもあり、人の皮膚にも存在しているので特に恐ろしいダニではありません。 体質やホルモンの異常・免疫力の低下などがきっかけで体内の毛包虫が異常に増えることにより症状がでます。 症状 代表的な症状は痒みを伴わない脱毛です。 特に目・口のまわり・前足などの部分に感染しやすく、ひどくなると全身に広がります。 皮膚が赤くただれる・膿がたまった水疱(膿疱)があらわれることもあります。 悪化すると二次感染で「膿皮症」をひきおこし、出血します。 仔犬の場合は治癒しますが、成犬以降に全身のアカラスになると治療は困難です。 治療をせずに放っておくと、1カ月で全身に広がる場合もあり、敗血症や気管支肺炎をおこし生命の危機にもなりかねないので、早めに受診することをおすすめします。 2-3. ツメダニ症 原因 肉眼ではみえないし小さなツメダニが体表に寄生し、釣り針のようなフック型の針で体液やリンパ液を摂取しながら繁殖する寄生虫が原因です。 ツメダニは皮膚を傷つけ体液・リンパ液を吸いますが、血液を吸うことはありません。 ツメダニに感染している犬と接触することにより発症し、主に若い個体に感染するという特徴があります。 皮膚の上で産卵することもあり、卵は毛に付着して約1カ月で成虫となります。 違う動物同士では感染しないが、人には寄生することがある人獣共通感染症です。 症状 ツメダニ症の特徴は大量のフケや・かさぶたです。 背中・耳の後ろ・股間・腹部・しっぽの付け根などにでます。 フケの元は、ツメダニが産卵した卵の殻や脱皮した皮と犬の皮膚が混ざったもので、大量のフケにみえます。 他の皮膚病ほど激しい痒みはでませんが、初期に毛艶がなくなる、毛が抜けるという貧家があらわれます。 発疹が出て、犬の異変に気が付くことも多いようで、1歳未満の若い犬がかかりやすい皮膚病です。 治療法 薬用シャンプーやスポット剤による殺虫をします。 スポット剤は皮膚に負担がかかり副作用のおそれもあるため病院での処方をおすすめします。 ツメダニは犬だけではなく、人にも同様に刺し、体液・リンパ液を吸います。 畳やカーペット・押し入れの布団・犬のベットなどにも生息・繁殖します。 ツメダニは寄生していなくても10日は生存するといわれているので、家庭内にも潜んでいることも考えられるので、室内の衛生管理と殺虫作業も怠らないようにしましょう。 リンク 3. 疾患による皮膚病 3-1. マラセチア症 原因 ジメジメした季節に発症が多い、常在菌「マラセチア」が脂質を養分にして増殖し、悪化します。 免疫力がおちたり、ノミ・ダニにかまれたりして皮膚バリア機能が弱ると、皮膚温があがり皮脂の分泌が増えます。 マラセチアが活動的になり炎症につながります。 症状 発赤やフケや強い痒みがあります。 幹部がワックスのようにべたついて、独特の油が酸化したような臭気を放つことが特徴です。 顔面・四肢全体・内股・指の間・わきの下・肛門回りなどと全身にわたります。 長引くと皮膚が厚く硬くなり、色素沈着や脱毛を引き起こします。 皮膚病だけではなく、外耳炎をひきおこす場合もあります。 若い犬から老犬まで年齢には関係しないが、免疫力が深く関係していることから、老犬の方が発症することが多いです。 治療法 抗真菌薬の投与やマラセチに効果のあるシャンプーで体表のマラセチアの数を減らします。 もともとアレルギー性皮膚炎やアトピー性皮膚炎などの皮膚病があると、細菌性の皮膚炎も発症しやすく、なかなか治らないため完治というよりもコントロールが中心です。 3-2. 膿皮症(細菌性皮膚炎) 原因 主に「ブドウ球菌」がおこす皮膚病です。 健康な犬の皮膚には常にある細菌です。 皮膚は細菌感染した状態で痒みを伴います。 最初は小さな発疹ですが徐々に大きくなり、進行していくと発疹部の中心に膿をもちます。 これがつぶれると、リング状のかさぶたになり、体毛が束状態で抜けることもあります。 「表面性膿皮症」表皮の一番外側にある角質層に起こる膿皮症です。 丘疹と呼ばれるニキビのような小さな膿ができます。 「浅存性膿皮症」皮膚の表皮から少し内部での感染です。 膿疱と呼ばれるニキビのような膿がたまり、悪化すると膿疱が破れかさぶたができます。 「深在性膿皮症」毛包全体、真皮そして皮下組織に発症した膿皮症です。 細菌の侵入は皮膚の深い部分におよび痒みもひどく、かさぶたができ部分的に肌がごわつき出血します。 発熱があり、元気がなく、食事はできるが痩せてしまうなど、重症になると完治するには時間がかかります。 治療法 膿皮症が原因の皮膚病は抗生物質の飲み薬が処方されます。 「クロルヘキシジン(殺菌消毒)」入りのシャンプーなどを使用するとよいですが、過激なシャンプーや膿皮症に適さない成分が症状を悪化させるので、獣医師の支持を受けましょう。 リンク 3-3. 真菌性皮膚炎 原因 ツメや表皮に生息する真菌というカビが引き起こす皮膚病です。 抵抗力が下がったときに発症します。 このような菌は土の中に多く生息しているので、土で遊ぶ・穴掘りが好きな犬に感染率が高くなります。 免疫力が十分に備わっていない生後1カ月くらいの仔犬は感染しやすく、真菌に感染している犬との接触によっても発症リスクは高くなります。 症状 被毛を引っ張ると簡単に抜けて円形脱毛症になります。 皮膚の柔らかい部分にでて、顔や四肢にでやすいようです。 他の皮膚病より痒みは少なく、皮膚のバリア機能が低下すると二次感染をおこし、痒みがひどくなります。 抵抗力のおちた老犬は感染しやすく、痒みや炎症がより強くでてしまいます。 治療法 抗真菌薬(外用薬・内服薬)の投与をおこないます。 痒みを抑える治療が中心となり、悪化すると抗生物質が処方され、治療は長期になります。 真菌は皮膚についている垢などをエサにして増えるため、家庭では薬用・殺菌効果のあるシャンプーで患部を清潔に保ち、シャンプーのあとは幹部をしっかり乾かします。 細菌性の皮膚病は、使用したタオル・寝具・ブラシなどから感染が拡大するので、取り扱いには十分に注意が必要です。 3-4. 脂漏症 原因 「細菌の感染」「寄生虫の感染」「ホルモンの異常」「遺伝」により発症し、犬の皮膚のタイプによって「油性脂漏症」「乾性脂漏症」にわけられます。 「油性脂漏症」体表に皮脂が多く分泌され、ベタベタした肌になります。 皮膚の新陳代謝が異常に早くなり、分泌量が増えた脂が空気に触れ、酸化して炎症をおこします。 「乾性脂漏症」皮膚の細胞の入れ替わりが速くなり、体表にフケが多くみられ、カサカサ肌になります。 乾燥した皮膚がはがれ、細かなフケがでてカサカサ肌を痒がります。 治療法 「油性脂漏症」の場合は食事の見直しで、油の少ないにドックフードを変更するのも改善の1つです。 「乾性脂漏症」の場合はビタミン剤や保湿剤が処方されます。 家庭では水分補給も意識的に多くとることが大切です。 脂漏症は体質が関係している皮膚病です。 シャンプーやスキンケア剤が合ってなかったりすることもあり、悪化すると抗生が処物質が処方されます。 「遺伝」の場合は仔犬の時にフケなどの症状があらわれ、その時点で対策をしないと悪化します。 遺伝の場合は完治させることは難しいので、治療は症状の改善やコントロールが主になります。 リンク 4. 心因による皮膚病 4-1. 心因性皮膚炎 原因 犬にもストレスがあり、ストレスがかかることで免疫力の低下があります。 ストレスの原因は運動不足・環境の変化・留守番からくる分離不安などいろいろあります。 犬によって原因が違うため特定が難しいですが原因が分かれば治ることも多いです。 症状 気持ちを落ち着かせるために、体をなめることがあります。 激しく舐めると炎症をおこし、炎症の痒みからさらに舐め悪化させます。 ストレスがあるときは免疫力のも落ちているため傷口から感染症により皮膚病を引き起こす場合もあります。 治療法 リラックスして舐めている場合は、炎症を起こさない程度まで様子をみてみましょう。 無理にやめさせようとすると、逆にストレスになってしまいます。 炎症がおきていたら悪化を防ぐためにも早めに病院につれていきましょう。 ストレスが思い当たる場合は、原因を取り除いてあげることが大切です。 SONY DSC 皮膚の変化は、毎日のブラッシングケアで気が付くこともあります。 日ごろのケアは、病気の早期発見とつながります。

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