ゲーセン ミカド。 ゲーセンミカド

ゲーセンミカド池袋新店オープン! その裏側と、2店舗体制となるミカドの戦略とは!?

ゲーセン ミカド

首都圏でレトロゲームのラインナップが豊富なゲームセンター(以下、ゲーセン)と言えば、近年テレビなどのメディア露出も多い「 高田馬場ゲームセンター ミカド」(以下、高田馬場店)をまず挙げるプレイヤーは多い。 もともとミカドは新宿歌舞伎町で2006年から営業していたが、2009年に立ち退きを余儀なくされ、高田馬場へ移転。 以来、2011年の震災時の収益減などの危機を乗り越え、現在も高田馬場で営業中だ。 そのミカドが、新店として2018年10月1日に「池袋ゲーセン ミカドinランブルプラザ」(以下、池袋店)をプレオープン、同21日にグランドオープンを迎えた。 この池袋店については、まだご存じない方もいるかもしれない。 そして、このミカド新店舗発表から2カ月半が過ぎた9月19日、池袋の老舗ゲームセンター「 池袋ランブルプラザ」がひっそりと休業した。 昨今、ゲームセンター店舗数は減る一方ということもあって、「池袋ランブルプラザ」常連客は休業を実質の閉店と受け取り、惜しむ声は多かったものの、プレイヤー界隈で大きなニュースになることはなかった。 しかしその10日後の9月29日、長らく続報がなかったミカド新店舗について、SNS上で「 池袋ゲーセンミカド inランブルプラザ 10月1日プレオープンします!」との告知があり、ミカド勢やランブルプラザ常連は驚きに包まれた。 まさかランブルプラザがミカドになるとは! 驚きの発表から2日後の10月1日、ランブルプラザは休業前のラインナップそのままに、「池袋ゲーセン ミカドinランブルプラザ」として新店舗としてプレオープンしたのだ。 実は、高田馬場店のあるオアシスプラザビルと池袋店のあるランブルプラザビルは、もともとオーナーが同じだ。 イケダ氏は過去に、オーナーから2店舗運営を持ちかけられたことがあったものの、所有する筐体数の不足もあり、高田馬場店に集中して店舗を運営していた。 一方、ランブルプラザはここ数年、とあるきっかけでオーナーが自ら運営していたが、それ以前は別のオペレーターが運営していた。 しかし、近年収益が厳しくなり、別の業態への転換も検討していたオーナーは、過去にイケダ氏が辞退した2店舗運営をもう一度持ちかける。 大きなリスクを伴うかもしれない新店舗の運営について、イケダ氏は家族やスタッフに相談した。 ちょうどその頃、ミカドと交流があったゲームセンター「マットマウス鹿島田・新川崎店」が15年の営業に幕を下ろす。 これにはイケダ氏も大きく影響を受けたという。 「 個人運営のゲームセンターがまだまだ元気なところを証明し、業界を盛り上げたい」 イケダ氏は、マットマウスの閉店に背中を押されたかのように、オーナーからの申し出を受け入れる決断をした。 通常、同じ場所でもゲームセンターのオーナーが変わって再度オープンする場合、風営法(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律)が定める営業許可を新たに取得するには1カ月以上かかり、すぐには開店できない。 ただし今回は、オーナーは変わらず屋号を変更する形で運営形態の変更を行うことができたため、約10日間という短期間でのリニューアルオープンが可能となった。 この約10日間後のプレオープン時、ゲームのラインナップはまったく変わっていなかった。 休業期間中、スタッフは店内やバックヤードにあった大量のゴミをひたすら廃棄していたため、ゲームの入れ替えはできなかったのだ。 ゴミは4トントラック数台分にも及ぶ量で、とても営業と並行して進められる作業ではなかったという。 店内の整備は、今後の運営に必須な最低限を行い、プレオープンの10月1日を迎えた。 プレオープンを迎えた池袋店の手応えは? 平日月曜からのプレオープンにもかかわらず、 池袋店には大勢のプレイヤーが訪れた。 ラインナップが休業前と変わっていないこともあり、いきなりお客さんが増えることはないだろうと考えていたイケダ氏らの予想はいい意味で裏切られ、いきなりのフル回転を強いられることとなった。 そのため、当初、増員スタッフは最低限に抑える予定だったが、手が足りなくなったことで、急きょミカド勢に池袋店スタッフとして参加してもらい、対応したそうだ。 しかも、その時点において高田馬場店の売り上げが落ちるわけでもなく、2店舗体制での運営スタートはまずまずの手応えだったようだ。 左からイケダ氏、丸山博幸氏(グレフ代表)、ヨナオケイシ氏、エリック・チャン氏(ShowMeHoldings CEO、「exA-Arcadia」プロジェクトメンバー) もちろん、プレオープン期間中の施策を目当てに訪れたプレイヤーも多い。 また、高田馬場店で日常的に開催されている格闘ゲームの大会もスタート。 今後は配信もしていく予定だという。 同店はサンシャイン60通りから1本横に入った場所にあったため、それだけで大通りのゲームセンターと客数がまったく違い、常に集客に苦労していたという。 サンシャイン60通りは都内でも珍しく、男女問わずすべての年齢層がさまざまな目的で行き来する場所で、ゲームセンターに限らず、いろいろな業種で日本一の売り上げを誇る店舗が多数並んでいる。 プライズ機メインのゲームセンター勤務が長かったイケダ氏は、その運営ノウハウを自然と身に付けていった。 これらプライズ機の景品も、これからミカドらしく変わっていく…? 池袋は現在も日本有数の歓楽街であり、大手ゲームセンターも多い。 こうした激戦区で、池袋店の今後の勝算についてイケダ氏に伺うと、やはり「 他店との差別化」が挙げられた。 池袋界隈では、池袋ミカドのように 2Dシューティングゲームを遊べる店はほかにない。 そして、パズルゲームを置いている店も少ない。 大手ゲームセンターはといえば、プライズ機と最新ネットワーク対応筐体が中心で、ミカドとはまったく逆のラインナップだ。 また、池袋店は繁華街の真っただ中にあり、ミカドを知らない一見客の来店も非常に多い。 そのため、 高田馬場店ではあまり売り上げが見込めないプライズ機の運営にも力を入れていくとイケダ氏は言う。 もちろん、周囲のゲームセンターもプライズ機には力を入れているため、今後はミカドらしい、他店と違った切り口のプライズ機企画も予定している。 高田馬場店と池袋店の棲み分けは…? 高田馬場店は、決してレトロゲーム「だけ」のゲームセンターではない。 では、池袋店のオープンにより池袋にも『ギルティギア』のコミュニティができるのかといえば、そうではない。 プレイヤーはゲームタイトルだけに惹かれて来店するのではなく、対戦相手や大会、コミュニティなど、さまざまな導線によって来店する。 これらを活用し、池袋店周辺の他店舗で行われていない種類の大会を池袋店で開催することも検討しているという。 また、現在テレビ東京系列局で放送中のゲームバラエティー番組『勇者ああああ~ゲーム知識ゼロでもなんとなく見られるゲーム番組~』(2017年4月~)でも、時折ミカドスタッフが番組に登場している。 このようなメディア露出による知名度アップも、集客につながっていくだろう。 大堀所長の名前も見える そうした動きはミカド以外のゲームセンターすべてが真似できるものではないが、ミカドが見本となって、ほかのゲームセンターをも引っ張っていきたいという強い思いがイケダ氏にはある。 イケダ氏は最後にこう語った。 「 昨今、閉店するゲームセンターも多いけど、中古屋で1万円もしない基板を活用し、汗水たらして大会を開催していくことで、ゲームセンターは運営していけるってことを証明したい。 ミカドのやり方をパッケージとしたゲームセンターを増やしていきたいですね」 変わり続けるゲーセン、それがミカド! インベーダーハウスからの流れでゲームセンターという業態が生まれた頃、そして、対戦格闘ゲームの絶頂期など、ゲームセンターで人気ビデオゲームを稼働させておけば、それだけで集客ができ、インカムが上がった時代があった。 しかしそれはほんの一時期で、ゲームセンター運営者は常に同業他社や周辺他業種と集客を競い合い、家庭用ゲーム機やスマートフォンとプレイヤーの時間を奪い合ってきた。 最新ゲームやレトロゲームを稼働させ、メンテナンスをしておくだけでは、なかなか収益は上がらない。 そこにクレジットを投入するプレイヤーが訪れることで収益となり、プレイヤー間のコミュニティが形成され、店に定着することでさらに収益が上がる。 ここでいうコミュニティとは、対戦相手やスコアを競う相手のこともあれば、同人サークル、飲み友達、バンド仲間であってもいい。 ミカドは新宿時代からさまざまなイベントを開催し、それらをきっかけに多種多様なコミュニティを生み出してきた。 イベントは毎年少しずつ変わり、コミュニティの形も変化し続けてきた。 中には消えて行くコミュニティもあるが、確実にその数と人数は増えており、それらがミカドを支えている。 池袋店という新たな施設、新たなゲーム機の数々を得たことで、今後のミカドのイベント展開に選択肢が広がった。 これからも変わり続けるであろうミカド両店と、その周辺に集まる人々に少しでも興味を引かれたならば、まずはミカドに足を運んでみてはいかがだろうか。 ゲーム映像作品の企画・制作などを手掛ける会社「INH」の代表取締役、ゲーセンミカド店長、バンド「HEAVY METAL RAIDEN」ギタリスト、ゲーム実況者、イベントMCなど、さまざまな顔を持つ。 同氏の生い立ちについて知りたい方は以下の動画がおすすめ。 」 02. 同シリーズのメインコンポーザー・佐藤豪氏がベーシストを、イケダ氏はギタリストを務める。 近年のシステム基板では当たり前となっている1クレジットごとの分配収益(従量課金)をなくし、全額をゲームセンター側の収益とできることが大きな特徴。 ゲームセンターは風俗営業法第23条第2項により「遊技の結果に応じて賞品を提供してはならない」と定められているが、同法運用にあたっては公安委員会より「小売価格がおおむね800円以下のものを提供する場合」はそれに当たらないというルールが示されている。 番組としてその一部を動画配信している。 種目は主に対戦格闘だが、『燃えろ!! いわゆる「投げ銭」システム。 制作にはゲーセンミカドも協力した。 2018年7月~9月に12エピソードがTOKYO MXほかで放送され、続編3話のOVA化かつNetflix配信(2019年3月)も発表されている。

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伝説のゲームセンター!?高田馬場ゲーセンミカドの中の人に話を聞いてみた

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稼動ゲーム 2018. アウトラン2 2台• レイブレーサー(2シート)• デイトナUSA(2シート)• スターウォーズバトルポッド 200円1play• クレイジータクシーハイローラー• 初音ミク~Project DIVA Arcade~• ビートマニア COMPLETE MIX• ビートマニア FINAL MIX• ポップンミュージック16パーティ• 太鼓の達人6• クラッキンDJ Part2• マーブルマッドネス• アウトラン DX筐体• スペースハリアー DX筐体• ダライアスバーストAC• ダライアス• ニンジャウォリアーズ• メタルホーク• パワードリフト DX筐体• スターブレード• 功夫老師• わた飴機• STRIKER2 スマートボール 1F ピンボールコーナー 100円1play• Medieval Madness• Monster Bash• JOKERZ! 1F ビデオゲームコーナー 100円1play• ペンゴ テーブル筐体• ストリートファイターII テーブル筐体• アルカノイド リベンジオブドゥ テーブル筐体• タントアール• 激闘プロ野球水島新司オールスターズVSプロ野球• アルカノイド 大山のぶ代様寄贈台• VSスーパーマリオブラザーズ• ナイツ・オブ・ラウンド• ファイナルロマンスR• 源平討魔伝• ギャルズパニックS2• ファンタジーゾーン• ポパイ• ザ・キングオブドラゴンズ• R-TYPE• 隠忍ザ・ニンジャマスター• 上海II 2set• エイリアンVSプレデター• キャプテンコマンドー• ファイナルファイト• 1 2in1• ドルアーガの塔 2SET• ミスタードリラーG• スーパービシバシチャンプ• テトリス・ザ・グランドマスター2• テトリス・ザ・グランドマスター• 達人王• デンジャラスシード• ナムコクラシックコレクションVol. 2 2in1• B 2in1• GUILTY GEAR Xrd Rev2 11SET• ALL NET PLUS MULTI 2 12SET• NESiCA xLive2 4SET• NESiCA xLive 一人用 2F 対戦台コーナー 50円1play• バーチャファイター5FS 1SET• バーチャファイター3tb 5SET• ストリートファイターIII 3rd Strike 5SET• ヴァンパイアハンター• ハイパーストリートファイターII• スーパーストリートファイターIIX 3SET• ストリートファイターZERO3• ストリートファイターZERO2• ヴァンパイアセイヴァー 2SET• 餓狼伝説SP 3set• 鉄拳5DR• 燃えろジャスティス学園• ストリートファイターEX2プラス• サムライスピリッツ天下一剣客伝• エヌアイン 2F ビデオゲームコーナー 200円1play• グラディウスII 2F ビデオゲームコーナー 100円1play• ボーダーブレイク 2SET• ティターンズDX 2SET• 全日本プロレスジャイアントグラム2000• キン肉マンマッスルグランプリ2• VSキャッスルヴァニア• バトルガレッガ• 式神の城II• スペランカー•

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ゲーセンミカドのクラウドファンディング,開始翌日に目標金額をクリア

ゲーセン ミカド

新型コロナウイルス感染症拡大に伴う休業要請を段階的に緩和する東京都のロードマップがステップ3に移行した12日、「伝説のゲーセン」と称される「高田馬場ゲーセンミカド」(新宿区)が営業を再開した。 開店時間の午前10時を前に池田稔店長(45)が「これよりお店を開けたいと思います。 出禁解除です!」と宣言。 政府の緊急事態宣言を受けて臨時休業を決めた4月7日に「お前ら全員出禁」と遊び心たっぷりに来店自粛を呼びかけており、約2カ月ぶりの「出禁」解除に笑顔で店のシャッターを上げた。 運営本部長の深町泰志さん(46)によると、店頭に消毒器が設置され、来店客にはマスク着用を義務づけ。 換気の際は、太陽の光がゲーム画面を妨げにならないよう開ける窓を太陽の位置によって変更するなど工夫した。 約220台のゲーム機に電気が通い、客がプレーする光景に目をやり「約2カ月間は長かった。 こうして足を運んでいただき遊んでいただけるのは嬉しい」と目を細めた。 好評だったイベントはあす13日から再開し、毎日開催していくとしている。 一方で、東京アラート解除と同じタイミングでステップ3へ移行したことには「2日前にそのような情報が出てきて慌てた」と苦笑い。 そのため、イメージキャラクターの「ミカドちゃん」がデザインされた特製の黒い間仕切りを筐体間に設置する予定だったが、まだ到着していない。 月内に届き次第、設置するという。 「ミカド勢」と呼ばれる常連客は喜びひとしおだ。 「僕にとってゲーセンは当たり前のように通って家に帰る日常だった。 それが戻ってきて非常に嬉しい」と話した。 同店のオリジナルグッズを身につけた男性会社員(34)はまずシューティング「アカとブルー タイプレボリューション」をプレー。 「前からやってみたかった。 スコアはまだまだなので、たくさん通って腕を上げたい」と気合いを入れた。

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