ロキソニン コロナ。 コロナだけじゃない…!イブプロフェンは「こんな病気にも注意」

「新型コロナウイルス感染症の解熱に、ロキソニン・イブプロフェンは駄目。アセトアミノフェンが推奨」を、WHOが撤回。いったいどっちなの?(2020年4月14日、情報を整理しました)|tak1974|note

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ロキソニンの副作用について 【ロキソニン】と言えばもはや知らない人はいないんじゃないかというほど、日本中で処方されている薬です。 膝の痛みやヘルニアなどで整形外科に行くと、必ずといっていいほど最初に処方されます。 女性が生理痛や頭痛の時にまず第一選択肢として浮かぶのもこのロキソニンでしょう。 ロキソニンを飲むと痛みが劇的に軽減することがあります。 「ロキソニンを飲んだら、痛みはすごく軽減したけど、胃が痛い、ムカムカする・・これってロキソニンの副作用?」 あなたもこんな経験ありませんか? これはロキソニンの副作用による症状の一つです。 飲んですぐは痛みが軽くなるので、痛みが強いときにはかなり重宝しますよね。 ただ、痛みが出るたびに「このままロキソニンを飲み続けないといけないのか・・・」という不安もあると思います。 そもそも【痛みの原因】もわかっていないのに薬を飲むと痛みが劇的に軽減するって、怖くないですか? ロキソニンは買いやすい ロキソニンといえば、痛みの常備薬として愛用している人が多い人気の鎮痛・解熱剤です。 病院で処方されるほか、2011年からは「ロキソニンS」として店頭でも販売されていますよね。 インターネット通販大手、アマゾンジャパンは、2016年4月から鎮痛剤「ロキソニン」や胃腸薬「ガスター10」などおよそ70数品目の第1類医薬品の販売をスタートしました。 このことによってロキソニンはこれまで以上に手軽に購入できることになったんですね。 第1類医薬品と第2類医薬品のネット販売は2014年6月12日から解禁となっているが、アマゾンジャパンでは、2015年9月から在庫を持つ実店舗「Amazonファーマシー」を開設し、薬剤師を雇用・常駐させ副作用のリスクが比較的少ない第2類医薬品、第3類医薬品などを直販してきた。 今回の第1類医薬品の販売開始で、市販薬のほとんどがアマゾンで購入できることになり、その影響はかなり大きいと思います。 ロキソニンで死亡事故が起こる可能性が・・ 厚生労働省は3月22日、解熱鎮痛消炎剤の「ロキソプロフェンナトリウム水和物(経口剤)」(商品名・ロキソニン錠60mg、同細粒10%、ロキソプロフェンナトリウム内服液60mgなど)について、医薬品添付文書の「重大な副作用」の項目に「小腸・大腸の狭窄・閉塞」を追記するよう指示を出しました。 医薬品医療機器総合機構(PMDA)の報告書によると、 過去3年度における国内副作用症例のうち、小腸・大腸の狭窄・閉塞関連症例が6例報告されており、そのうち因果関係が否定できないものが5例あったそうです(死亡例はなし)。 今回の改訂は、この結果を受けたものです。 店頭販売薬(ロキソニンS[第一三共ヘルスケア]他)についての小腸・大腸の狭窄・閉塞関連症例は報告されていないが、医療用医薬品添付文書と合せて改訂されるそうです。 ただし、これは、ロキソニンに全く新しい副作用が見つかったということとは少々異なります。 ロキソニンが消化器系の副作用を伴うことは、これまでにも知られてきました。 この副作用はロキソニンが効くメカニズムに関係します。 ロキソニンに代表されるNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)は、炎症を引き起こす「プロスタグランジン」という物質の生合成を抑制することによって痛みや発熱を抑えます。 その一方で、プロスタグランジンは、実は胃腸の粘膜を保護する働きもしています。 つまり、プロスタグランジンの生成を抑えてしまうと胃腸のバリア機能も弱くなり、粘膜が荒れやすくなるのです。 病院でロキソニンを処方される際には、空腹で飲まないように指示され、「ムコスタ(一般名:レバミピド)」などの胃薬を一緒に処方されることが多いのはそのためです。 今回新たに加わった「狭窄・閉塞」は、胃の粘膜が荒れ、潰瘍ができ、さらに進行した症状である。 潰瘍が進行して腸管が狭くなった状態を狭窄、さらに進行して腸管が詰まった状態を腸閉塞といいます。 腸閉塞になると、大変な痛みを引き起こし、死亡に至るケースもあるのです。 ロキソニンは【劇薬】だった 薬の毒性の強さを表す分類があります。 ロキソニンは数年前までは【劇薬】に分類されていましたが、劇薬指定が解除され【普通薬】になりました。 ただ、これでロキソニンが安全になったわけではありません。 何しろ 薬の中身は何も変わっていないのですから。 ロキソニンってどんな薬? 整形外科で処方される痛み止めで最も多いのはこのロキソニンです。 おそらく整形外科に行ったことのある方なら一度はもらったことがあるのではないでしょうか? 最近だとドラッグストアやインターネット(Amazon)でも買えるようになっています。 ロキソニンは非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)という分類に入ります。 非ステロイド性抗炎症薬とは、 ステロイド以外の抗炎症作用のある薬剤の総称。 外傷や疾患による炎症反応を引き起こす物質(起炎物質)が生体から産生されるのを抑制し、 抗炎症・鎮痛・解熱効果を発揮する。 急性疼痛には有効だが、 慢性疼痛には有効でないことが多い。 剤形としては、内服薬・坐薬・経皮吸収薬がある。 主な 副作用として、 胃腸障害、腎・肝機能障害、皮膚の発疹・発赤、かぶれなどがあります。 ロキソニンの有効成分は「ロキソプロフェンナトリウム」。 炎症を抑え、痛みや熱などの症状を抑えてくれる薬です。 ロキソニンは非ステロイド性抗炎症薬に分類されますが、これらの成分は、炎症を抑えるときに炎症の成分である「プロスタグランジン」という物質の生成を抑えます。 ですがプロスタグランジンは胃腸の粘膜を保護する役割がありますので、胃腸のバリア機能が弱まってしまいます。 胃腸のバリアが弱まったまま飲み続けることにより、潰瘍や胃出血、最悪の場合腸閉塞などの副作用が出てしまうことがあるのです。 こういう飲み方は危険!ロキソニンの注意点 アルコールと一緒に飲んではいけない ロキソニンによって抑えられるプロスタグランジンは胃腸の粘膜を保護する役割があるので、胃粘膜に対する負担は大きくなります。 なので、同じく胃粘膜に負担のかかるアルコールは、絶対に一緒に飲んではいけません。 空腹時に飲んではいけない 胃腸の粘膜の保護ができなくなりますので、胃粘膜に対する負担が大きくなります。 胃の中に何かが入っているときは胃腸が活動していますが、空腹時は胃腸の活動が低下しており、胃を荒らしてしまう恐れがあります。 内臓や血液に異常があるときに飲んではいけない 病気によっては消化性潰瘍のある人 ロキソニンを飲んではいけないという注意喚起がされています。 以下の症状がある方は医師より処方が禁止となっておりますので、飲んではいけません。 そのなかでも効果が強く、私たちにとって身近な薬であると言えるロキソニンと詳しく比較していきましょう。 抗炎症作用の強さはボルタレン>ロキソニン ボルタレンはジクロフェナクナトリウムを成分とし、数ある非ステロイド性抗炎症薬のなかでも一番抗炎症作用が強い薬です。 そのため、手術後に強い痛みが想定される場合などの頓服薬としてボルタレンが処方されることが多く、常用する薬ではありません。 一方ロキソニンは、非ステロイド性抗炎症薬のなかでも、ジクロフェナクナトリウムの次に作用が強いとされるロキソプロフェンナトリウムが成分です。 ボルタレンとは異なり、同成分の市販薬があります。 成分から考えると解熱鎮痛剤として効果の強さは、ボルタレン>ロキソニンといえるでしょう。 即効性はボルタレン<ロキソニン 鎮痛効果を得るためであれば、薬を服用して最短でロキソニンは15分、ボルタレンは30分ほどで効果が出てきます。 ロキソニンのほうが即効性があるといえるでしょう。 ボルタレンで即効性を求めるならば、座薬が用いられます。 成分量が12. 5mg、25mg、50mgの3種類がありますが、50mgを使用した場合、早ければ10分ほどで効果が出てくるので、こちらも即効性が期待できるといえます。 薬の効果を感じられる持続時間は、薬を服用してから血液中に薬の成分が行き渡る濃度(血中濃度)が関係しています。 血中濃度が薄くなればなるほど薬の作用は弱くなっていきます。 また、血中濃度が半分になる時間を半減期といい、これ以降は薬の効き目がゆるやかに弱くなっていくのですが、ボルタレンの半減期は1. 3時間、ロキソニンは1. 2時間程度で、どちらも大差はありません。 ボルタレンもロキソニンも服用間隔を4-6時間空ける必要があるのは、血液中に薬の成分が残っている最中は薬の効果が持続していると考えられ、追加で薬を服用すると過剰摂取になってしまう可能性もあるためです。 ボルタレンとロキソニン、副作用の違い ボルタレン、ロキソニンともに副作用に大きな違いはありません。 どちらも主な副作用には、消化器症状、浮腫などの全身症状、皮膚症状等が挙げられます。 しかし、 ・胃への負担はボルタレンの方が大きい ・副作用が出る頻度はボルタレンの方が高い といった違いも見受けられます。 ボルタレンとロキソニン、どちらが処方されるかは医師の判断です。 まとめ いかがだったでしょうか? ロキソニンを飲み続けることによる副作用、そして大きなリスクがあることを理解して頂けたなら幸いです。 ロキソニンは決して悪いものではありませんが、常用していると身体に悪影響を必ず及ぼします。 しっかり痛み止めの知識を持ち、正しく最小限に使用するようにしましょう。 膝の痛み・ヘルニア・坐骨神経痛でお悩みのあなたへ この記事を全て読んでくれたあなたは、おそらく何かしらの痛みでお悩みだと思います。 船橋市や習志野市ではまだまだ痛みにお悩みの患者様が多くいて、 整形外科で処方された痛み止めを飲み続けているが改善しない、必要のない手術をすすめられている、といったことで、整形外科に通っておられます。 それにも関わらず、 ほとんど症状が改善していない患者様が多くいらっしゃるのも事実です。 「このままで良いわけがない」 もしも、あなたが 「この痛みをなんとかしたい。 でも治らなかったらどうしよう…」 「このまま痛みや痺れでちゃんと歩けなかったらどうしよう・・」 といった不安な気持ちを持っておられるのであれば… そんな時こそ、なかしま拓郎整体院にお越しください。 あなたが一歩踏み出した勇気、私が受け止めます。 私の技術はそんなあなたのためにあるのです。 なかしま拓郎整体院で施術を受けてあなたも諦めていた快適な生活を手に入れて下さい。 一緒に痛みのない生活を手に入れませんか? こちらをクリックして当院のホームページをご覧ください 膝の痛みでお悩みの方はこちらをクリック ヘルニアでお悩みの方はこちらをクリック 坐骨神経痛でお悩みの方はこちらをクリック 痛みに関する正しい情報を手に入れませんか? 今ご登録して頂くと 【自宅でできるセルフケア特集冊子】をプレゼントします! こちらから友達登録をお願いします!.

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コロナウイルスにかかったら飲んではいけない!イブプロフェン市販薬一覧|ごぶろぐ

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ロキソニンとはどんな薬? ロキソニンとは、炎症を鎮め、腫れや痛みを取ったり、熱を下げる効果のある消炎鎮痛剤のひとつです。 ですので、使われる場面は多く、風邪などの熱が出る病気以外にも、手術後や抜歯後の痛み止めなどにも使われます。 なお、以前は医師の処方箋がなければ購入できませんでしたが、2011年から一般向けにも販売が開始され、現在は薬局やドラッグストアで処方箋なしで買えるようになりました。 インフルエンザにロキソニンはアリ?ナシ? インフルエンザといえば、数日間に渡る高熱や、体の節々の痛み、頭痛など、とにかく熱と痛みにまつわる症状が多い病気ですが、ロキソニンが有効かというと決してそんなことはないようです。 というのも、以下の2つの点から、インフルエンザの時にロキソニンは避けたほうがいいという意見があります。 1:「熱を下げる=インフルエンザが治る」ではない 2:インフルエンザ脳症との関連が明らかではない それでは、この2つについてを詳しく見ていきましょう。 1:「熱を下げる=インフルエンザが治る」ではない! 先程ご説明したように、ロキソニンは解熱・鎮痛効果のある薬ですので、インフルエンザの高熱や関節痛にも効果がありますが、インフルエンザウイルスを減らしたりする働きはなく、結果的に症状を悪化させる恐れがあります。 なぜならば、インフルエンザによる発熱はウイルスを体の外へ追い出すための免疫機能のひとつであり、ロキソニンで熱を下げてしまうとウイルスがなかなか体の外へと出て行きません。 ですので、インフルエンザでロキソニンを使っても、ウイルスが体の中に残っているせいで、薬の効果が切れてしまえばまた熱が上がるということになってしまいます。 2:インフルエンザ脳症との関連が明らかではない!? インフルエンザでは、主に子供に発症する「インフルエンザ脳症」という合併症があり、中には特定の解熱剤が引き金となって起こるものもあります。 例えば、インフルエンザ脳症の中でも「ライ症候群」と呼ばれるものは、アスピリンなどのサリチル酸化合物が含まれた解熱剤によって発症のリスクが高まると言われています。 しかし、ライ症候群をはじめとしたインフルエンザ脳症は、原因がはっきりとわかっていないものが多いのが現状で、そのため、ロキソニンにおいても脳症との関連性があるのではないかという意見があるのです。 スポンサーリンク インフルエンザでロキソニンを飲んでしまった時の対処法は? 熱や頭痛が辛いからとロキソニンを飲んでしのいでいたら、実はインフルエンザだったという場合、何か対処法があるのでしょうか。 実際のところ、ロキソニンはインフルエンザの治療において禁忌とされている薬ではないので、ロキソニンを飲んでしまったからといって何かをしなければならないということはありません。 ただし、先程までに述べたようなリスクがあり、またロキソニンは胃腸を荒らすことがあるので、飲んだ後の体の状態をよく観察して、気になる症状があればロキソニンを飲んだということを告げた上で医師の診察を受けたほうがいいでしょう。 また、使用するのは熱や痛みが辛い時だけにして、極力使わないようにしたほうがよさそうです。 しかし、ロキソニンは胃腸に負担のかかる薬ですので、用法・用量を守って使用することが大切です。 なお、血栓治療のための血を固まりにくくする薬や、糖尿病の薬などの一部の薬には、ロキソニンと飲み合わせの悪いものがあります。 ですので、何か持病の薬を飲んでいる場合には、そのことを必ず医師や薬剤師に告げるようにしてください。 まとめ いかがでしたか。 ロキソニンがインフルエンザの時に禁忌と考えられている理由は、インフルエンザの場合には熱を下げてもウイルスは消えないということと、脳症との因果関係がはっきりしていないことです。 しかし、熱や痛みがどうしても辛いという時には、用法・用量を守って正しく使用すれば、抗ウイルス薬と併せて使うことができます。 そして、その際には飲んだ後の体の状態に注意するとともに、気になる症状があれば医師に相談するようにしてください。 また、解熱剤で中途半端に発熱を抑え続けていると、悪化したり、2回めのぶり返しが起こったりすることもあります。 ですので、薬とは上手く付き合って、きちんとインフルエンザを治すようにしてくださいね。

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風邪っぽいコロナかなと感じたときに飲んではいけない市販薬とは

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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)してはいけない 5つのポイント(その2) (2020. 23号) 『薬のチェック』速報No185 新型コロナウイルス感染症(COVID-19) してはいけない 5つのポイント(その2) NPO法人医薬ビジランスセンター(薬のチェック)編集委員会 前回 では、やってはいけないこと5つのポイントのうち2つについて述べました。 今回の本題に入る前に、に関連した世界の動きをみておきましょう。 フランス厚生大臣:新型感染にきつい解熱剤を使わないように 3月13日、非ステロイド抗炎症剤(NSAIDs)のイブプロフェンを新型コロナウイルス感染(COVID-19)の解熱のために使わないように、とフランスの厚生大臣がツイッターで述べたと英国のガーディアン紙が報道しました[1]。 英国の保健当局[2]でも同様のことを述べています。 日本でもそれが報道され[3]、情報は拡散しているようです。 よいことと思いますが、残念ながら、アセトアミノフェンを代わりに使うようにとされていて、この点は不十分だと思います。 WHOも少なくとも3月18日の時点では、イブプロフェンを避けるようにとしましたが[4]、その後、現在入手しうる情報からは、イブプロフェンを使用しないようにとの勧告はしないと、先の見解を撤回しました[4](3月22日現在)。 欧州の薬剤規制当局(EMA)もイブプロフェン規制の科学的根拠について疑問視しています[5]。 ただしEMAは、「水痘(みずぼうそう)」などの感染症をイブプロフェンが重症化させること(参照)は認めていて、「使わないように」と言っています[5]。 しかしながら、多数の疫学調査や感染動物を用いた多数の実験で、イブプロフェンやNSAIDsが死亡率を高める確実な証拠がある(参照)のに、WHOもEMAもそのことに触れていません。 特に、感染動物の死亡率を高めることは、例外なく示されていますが(参照)、このことにもまったく触れていません。 学者の中にはフランスや英国の考え方を批判する考えを述べている人がいます[6]が、根拠を示して批判している人は極めて少ないです。 また、根拠論文を示して批判している場合でも、例えば、リトル教授(サザンプトン大、プライマリーケア)[7]が示した根拠論文は千人未満の小規模な調査なので、重篤なライ症候群や脳症などによる死亡を検出できるような調査ではありません。 そういう不十分な調査を根拠に、イブプロフェンなどが重症化を示している研究の方法上の問題点を指摘して批判しています。 しかし、リトル教授が引用した論文中、明確に症例対照研究として実施していて、適切に実施された研究だけを取り出してみても、イブプロフェンなどNSAIDsが4~6倍感染症を重症化させるという結果になりました[8]。 また、イブプロフェンの害を疑問視する研究者らも、速報No184で述べた感染動物の死亡増の事実をまったく引用していません。 もう一度、をまとめておきます。 解熱剤、特にイブプロフェンなど非ステロイド抗炎症剤(NSAIDs)は使ってはいけない。 アセトアミノフェンといえども、平熱に近づけるような解熱をすると害がある。 ステロイドは感染症の初期に使うほど害が大きい。 使わないように。 今回は「やってはいけないこと5つのポイント」のうち第3~第5項目について詳しく述べます。 やってはいけないこと(まとめ:再掲)• 解熱剤で熱を下げてはいけない。 ウイルスは熱に弱いので、解熱するとウイルスが再増殖する。 特に非ステロイド抗炎症剤は使ってはいけない。 アセトアミノフェンも、基本的には害がある。 ステロイド剤は、もちろん使ってはいけない。 理由は解熱剤と同じ。 発熱にタミフルやゾフルーザを使ってはいけない。 これらは免疫を落とす。 その他、免疫を低下させる薬剤は多数ある。 必須のもの以外は、使わないほうがよい。 身近なものでは、ある種の降圧剤(特にARBやACE阻害剤、カルシウム拮抗剤)、睡眠剤・安定剤、抗がん剤、ステロイド剤、コレステロール低下剤、PPI などなど)• 睡眠不足・夜ふかしをしない。 睡眠不足は最大のストレス、免疫力低下の元凶。 3.発熱にタミフルやゾフルーザを使ってはいけない タミフルとゾフルーザに関しては、最新の情報として、(タミフル:10代解禁で異常行動死が増加:他薬剤の120倍に)(タミフルもゾフルーザも死亡リスク増大)で詳しく述べました。 また、「薬のチェック」(印刷版)でもで、 (タミフル 10代異常行動後の死亡再び、タミフルもゾフルーザも死亡の危険度が大きい)について取り上げました。 3-1. インフルエンザの診断を検査なしですると・・・ この冬のインフルエンザのシーズンでは、いつもにない暖冬の影響で、インフルエンザがあまり流行しませんでした。 しかしながら、感染が判明する前の患者に、インフルエンザを疑って迅速検査を行った医師が新型コロナウイルス(SARSコロナウイルス-2または、COVID-19ウイルスともいう)に感染する事例が確認されています。 そこで、日本医師会では、インフルエンザの疑いがあっても検査をせず、臨床症状で判断するようにと会員に要請しました[8]。 これは、感染予防のための防護用具の不足状況が続いている現状では、ウイルス検査のための検体採取に際して、医師が感染する危険性と、その後の他患者への感染の防止のためには、やむを得ないことでしょう。 しかしながら、新型コロナウイルス感染の初期症状とインフルエンザの症状とは非常によく似ています。 中国でも、流行の当初は、インフルエンザとしてタミフルが約90%ないし、それ以上の患者に使われたとのことです[9,10] 3. 新型コロナウイルス感染症にタミフルが使われる 当然ながら、医師がインフルエンザと判断した患者にタミフルが処方されることになります。 しかし、新型コロナウイルスにタミフルはまったく効果がありません。 タミフルなどは、新型コロナウイルスを悪化させることはないでしょうか? 3-3. タミフルなどノイラミニダーゼ阻害剤は免疫を抑制 インフルエンザウイルスはノイラミニダーゼという酵素を持っています。 今でも抗インフルエンザウイルス剤としてよく使われているタミフルは、ウイルスのこの酵素の働きを邪魔するということで「ノイラミニダーゼ阻害剤」と言います。 その仲間には、リレンザやイナビルなどの吸入剤のほか、ラピアクタという注射剤も時に使われています。 一般には、あるいは多くの医師も、ノイラミニダーゼ阻害剤は、ウイルスだけをやっつけて、インフルエンザに効くと信じられていますが、その根拠はまったくありません。 実は、ノイラミニダーゼという酵素はヒトの全身の細胞にもあり、細胞を常に健康に保っておくために必須の酵素なのです。 そして、タミフルなどを使用すると、ヒト体内のノイラミニダーゼも阻害されて、免疫の働きまでもが阻害されます。 タミフルを使うと、インフルエンザウイルスと闘うための化学物質(サイトカインという)を体が出さなくなるため、一見、症状が軽くなったように見えますが、治癒が遅れることがあります。 また、鼻や呼吸器粘膜にある、インフルエンザウイルスの侵入を阻止するための抗体が、使わない場合の5分の1に減ってしまうことが動物でも、ヒトでも確かめられています。 ノイラミニダーゼを持たないRSウイルスという乳児に重症呼吸器感染を起こすウイルスがあります。 これをマウスに感染させて、タミフルを投与すると、症状は一時的に軽くなるものの、ウイルスが逆に増えていた、ということが実験で証明されています[,]。 これらのことは、タミフルによる免疫抑制の害に関するに詳しく書きました。 してありますので是非お読みください。 これら、インフルエンザウイルスやRSウイルスで起こったことは、新型コロナウイルスでも当然起こることです。 タミフルは新型コロナウイルス感染を重症化させるので使わないように 3-4. インフルエンザの治りが悪くなる?と心配の人へ:心配ありません タミフルなどノイラミニダーゼ阻害剤は、先述したように、ウイルスを減らして症状を軽くするのではなく、体がウイルスと闘わないようにしているだけです。 それでも、人は自力でインフルエンザを治しています。 薬剤を使わなくても困ることはありません。 たとえ、インフルエンザであっても使わないで何の不都合もないのです。 この機会に、抗インフルエンザウイルス剤を使わない習慣を身に着けましょう。 3-5. ゾフルーザは、タミフルよりさらに毒性が強い ゾフルーザは、タミフルやリレンザなどと違ってインフルエンザウイルスを確実に減らします。 しかし、耐性ができますし、ヒトの重要な酵素もどうやら阻害するようです。 しかも、腸内で高濃度になるため、まず腸粘膜の細胞の働きを弱めて水が吸収できなくなり、下痢をします。 次に再生の激しい腸粘膜の細胞が再生しなくなり、腸に傷ができて出血し、下血します。 さらには、傷ついた粘膜から、腸内の細菌が血中に入り込んで、全身に運ばれて全身の重症感染症(菌血症、敗血症)を引き起こします。 そして、医師がゾフルーザによる死亡ではないかと疑って報告した人が37人いました。 実に、少なくとも12万人に1人の死亡率です。 60歳以上では、8万人に1人の死亡率でした。 リレンザやイナビルなど吸入剤では約300万人中死亡報告は0でしたので、ゾフルーザによる死亡がいかに多いかがおわかりいただけるでしょう。 新型コロナウイルスは、肺など呼吸器だけでなく、口からも感染し、胃腸にも入っていきます。 ゾフルーザで腸に傷がつくと、ウイルスや腸内細菌が血中に移行しやすくなります。 それと同時に、次の項目で詳しく述べますが、ウイルスが感染するために必要な物質 ACE2という酵素が増えます。 腸にも感染し、血中にも移行して全身に存在するACE2という酵素を受容体として、体の各臓器に感染します。 ゾフルーザも新型コロナウイルス感染を重症化させるので使わないように ゾフルーザを使わないとインフルエンザの治りが悪くなる?と心配の人もいるかもしれませんが、タミフルのところで述べたように、インフルエンザは体の免疫力で治します。 ゾフルーザがないほうが、全体的にみて、早く治ります。 もちろん、新型コロナウイルスに感染していても、自然に治るのを待つのが一番です。 4.その他、使ってはいけない薬剤は多数ある この項目まとめ 新型コロナウイルスは、ACE2という酵素を受容体として細胞内に侵入します。 この酵素は、体のほとんどの細胞の表面にあり、ストレスが積み重なり、体に傷ができると増える酵素です。 呼吸器以外感染しないインフルエンザウイルスと異なり、腸の細胞にも感染し、血中にも移行して、全身に回り、全身の細胞に感染します。 子どもや青年に感染者や重症者が少なく、高齢者、特に70歳以上で感染・発病しやすく、重症化しやすいことがわかっています。 特に、慢性の呼吸器病や脳卒中、高血圧、糖尿病、心臓病があると、ない人よりも2~4倍、重症化しやすいことがわかっています。 こうした慢性の病気をもっている人は、ストレスによって、体に傷ができ、蓄積して、強い炎症反応を起こしていますし、アンジオテンシンIIという血管を収縮させて血圧を上げる物質が体内に増えています。 その過剰な反応を抑えるためにACE2という酵素が、体のあちこちの細胞で増えています。 アンジオテンシン系の降圧剤であるARBやACE阻害剤は、さらにACE2を増やします。 ARBはそのうえ免疫抑制作用があります。 高血圧症が感染リスクを増やすうえに、降圧剤が悪さしている、と考えるべきでしょう。 糖尿病用剤のアクトスも同様にACE2を増やします。 降圧剤の中では、カルシウム拮抗剤が免疫を抑制します。 そのほか、睡眠剤や安定剤、抗がん剤、ステロイド剤、コレステロール低下剤、PPI なども免疫を抑制するために、新型コロナウイルス感染を悪化させ、死亡を増やす可能性があります。 使用していない場合は新たに使用しないよう、使用している人は必要最小限以外は出来る限り使用しないようにしたいものです。 コレステロール低下剤はいつ止めても何の問題もありませんが、睡眠剤やステロイド剤の中止は慎重にしないといけないので、主治医と十分に相談してください。 4-1. 新型コロナウイルスは高齢者ほど感染・発病・重症化しやすい ダイアモンドプリンセス号乗船者は乗客・乗員あわせて3711人でした。 濃厚な接触がある集団でしたので、全員に検査がなされ、年齢別、症状の有無別に感染者の割合、死亡率が調べられています「(図1-Aと図1-B)。 20歳未満がやや例外的ですが、年齢が高いほど有症状者も、無症状者も検査陽性の割合が高くなっています。 全年齢では乗船者3711人中3月22日現在で最新の感染者712人なので感染割合は19. 2%でした。 大雑把にいって、無症状者を含めて、人口の約2割が感染する可能性がある、ということを示しています。 図1ダイアモンドプリンセス号乗船者のPCR陽性割合(年齢別、症状有無別) A. 年齢を3分割 SARS-CoV-2のPCR陽性割合は、高齢者ほど高い:無症状者でより顕著 のデータを用いて作図。 他は2月20日現在のデータによる。 無症状者合わせて、人口の約20%が感染する可能性がありうる。 年齢詳細(10歳毎) 小児は陽性率が高い傾向がある。 人数が少なく信頼性は低いが、活動性旺盛のためかもしれない。 のデータを用いて作図 4-2. 慢性の病気は重症化を2~4倍に 慢性の病気を持っていると重症化しやすいことは、多くの報告が指摘しています。 これまで、中国からの報告がほとんどですが、2月28日までの報告5件[9,10,15-17]から、慢性疾患の重症化のリスクの程度を検討しました。 その後判明した3月以降発表のデータ[18]も参考にしました。 ICUに入院した人とICUに入院しなかった人との比較[9,10]、重症化した人と重症化しなかった人との比較[15,17]、死亡した人と生存した人の比較[16,18]など様々ですが、いずれにしても、何らかの慢性疾患を持っていると、重症化の危険度が2. 7倍程度でした(図2)。 図2: 慢性疾患を持っていると新型コロナウイルス感染症が重症化する 入院したが重篤にならなかった人とICUに入院した(重篤化した)人の比較。 あるいは、生存した人と死亡した人との比較である。 その結果、重症化の危険度が2. 7倍ということである。 入院しなかった人と比較するとさらに危険度は高いはず。 2020年3月以降出版のZhouら[18]のデータを用いても、総合オッズ比は2. 73とほとんど変わらない。 発病しても入院しなかった人や感染しても発病しなかった人と比較すると、慢性疾患を持っていると、さらに重症化の危険度は大きくなると考えられます。 慢性疾患の種類別に、危険度を総合解析した結果を表に示します。 慢性呼吸器疾患の人の危険度が特に高いことがわかります。 新型コロナウイルスが、重症の肺炎を起こすことと関係があるでしょう。 表:新型コロナウイルス感染症は、種々の慢性疾患で重症化する 慢性呼吸器疾患および脳卒中の危険度の大きさが目立つ。 4-3. 傷ができている場所から新型コロナウイルスは入りやすい 1 新型コロナウイルスは酵素ACE2を使って体内へ侵入:全身組織に 新型コロナウイルス(SARSコロナウイルス-2または、COVID-19ウイルスともいう)は、2003年に流行したSARSコロナウイルスと同様、アンジオテンシン変換酵素-2(ACE2)という酵素を使って、ヒトの体内に侵入します[19-21]。 前項までに見てきたように、新型コロナウイルスは、高齢者ほどかかりやすく、中でも慢性疾患をもっている人がかかりやすいでのですが、そのことと、このウイルスがACE2という酵素を使って人の体内に侵入することが深くかかわっていると考えられます。 そこで、どのように関係しているのか、説明しておきましょう。 まず知っておいてほしいことは、ACE2は腸や肺、脳をはじめ肝臓、腎臓、心臓など、全身のあらゆる組織の細胞表面にある重要な酵素だということです[19-24] 図3。 図3:ACE2は全身臓器の細胞、血液・免疫細胞に存在する 文献[19]より引用、解説。 人の55組織の細胞と血液細胞 6種:赤枠 に発現するACE2の相対的比較。 ACE2は、全身の細胞のあらゆる表面に存在し、組織に傷ができると増える。 このデータでは肺におけるACE2の発現は少なく見えるが、別の文献[20]では、肺において大腸の3分の1程度の発現が認められている。 ACE2が特に多い臓器は小腸や大腸ですが、肺や腎臓、心臓、肝臓、など全身の臓器の細胞表面に存在します。 さらに白血球では、顆粒球をはじめ、免疫反応に大きくかかわっているリンパ球にもACE2は存在します。 例えば、腸は、体中で最もACE2が多い臓器です。 腸は内部に細菌が多く、傷つきやすい臓器です。 その保護のためACE2が重要な役割を果たしているのです[23]。 そして、新型コロナウイルスは、血中に移行して全身に回り、全身の細胞に感染します[21,24](図4)。 脳には、血中を介して移行するだけでなく、鼻から直接移行するルートもあります[21] (図4)。 図4:新型コロナウイルスは血中に移行し全身の細胞に感染. 脳にも移行 文献21 (Baig AM et al. ACS Chem Neurosci. 2020 Mar 13. PMID: 32167747 より引用 解説 2 ストレス過剰・持続、睡眠不足で体に傷 ストレスがかかり、血管が収縮して血圧が上がり、組織への血の巡りが悪くなっている状態を「虚血」といいます。 虚血が続くと、組織に傷がつきます。 昼間できた傷は、夜寝ている間に修復するのですが、昼間にできた傷が大きく、しかも十分な睡眠時間がとれないと、できた傷が治らないうちに朝を迎えることになります。 この状態が持続すると、その人の体の弱い部位に傷が蓄積し、それを治すための炎症反応がだんだんと大きくなり、病気として表れてきます。 ストレス・虚血によって傷が皮膚にできれば湿疹や皮膚炎になります。 傷が気管支にできれば喘息や慢性閉塞性呼吸器疾患 COPD 、腸にできれば潰瘍性大腸炎、動脈内にできれば動脈硬化や高血圧、心筋梗塞、脳梗塞などとなります。 脳内にできればうつ病などにもなります。 3 身体に傷ができるとACE2が増える ストレスがかかると人は興奮して、アンジオテンシンIという不活性の物質からアンジオテンシン変換酵素(ACE)を使って血圧を上げる活性物質アンジオテンシンIIを作ります。 私たちの体はうまくできていて、アンジオテンシンIIが働き過ぎて体のダメージが大きくなりすぎないようにとブレーキをかけます(炎症抑制・血管拡張)。 ACE2という酵素は、このブレーキ役の物質を作るために必要です(図5)。 ブレーキ役の物質は「アンジオテンシン1-7」と言います。 また、高血圧になると血流が早くなり、血管の内面をずらすように圧力がかかる(ズリ圧力、英語でshear stress)ために、血管内面に傷がつきやすくなります。 そして、血管の内面の細胞の機能を正常に保つための代償反応としてACE2が増えるということが実験で確認されています[26]。 図5:ACE2と免疫抑制に及ぼすARBとACE阻害剤の違い 4 ACE阻害剤やARBはACE2をさらに増やす 一種の毒素である四塩化炭素でラットに肝障害を起こし、高血圧治療に用いられているACE阻害剤を投与しておくと、ACE阻害剤を与えないラットに比べてACE2がさらに増加していました[25]。 ふつう、軽い高血圧があるくらいでは、それほど重大な病気にはつながらないのですが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)では、糖尿病や心臓病と同程度に重症化しやすいです(前出の表参照)。 これは、高血圧により「ズリ圧力」で血管内に傷ができやすいこと[26]に加え、降圧剤のACE阻害剤やアンジオテンシンII受容体拮抗剤(ARB)がACE2をさらに増やすためです[25,27]。 1型糖尿病で、冠動脈疾患のある人は、ない人に比べてACE2が増えていました[27]。 また、糖尿病の患者のうちACE阻害剤やARBを使っている人は、使っていない人に比べて、やはりACE2が増えていました。 5 若くても重症化している人は、慢性疾患がある 合併症を抱えていると、病気になった臓器でACE2がふえているため、感染しやすく、また、重症になってしまうというわけです。 一方、若くて合併症のない人には、比較的不顕性感染も、発病も少ないのは、ACE2があまり増えていないためでしょう。 若い人で重症化している場合は、やはり、何らかの病気を持っています。 したがって、合併症を持っていない人は、これまでに述べてきたことに注意していれば、今回の新型コロナウイルスを過剰に恐れる必要はないといえます。 もちろん、感染を極力避けるために「密閉」「密集」「密接」を避ける行動は必須です。 4-4. 新型コロナウイルス感染を重症化する他の薬剤 非ステロイド抗炎症剤(NSAIDs)やステロイド剤など炎症を抑える物質は、ウイルスなど病原体からの体の防御能力をそぐために、どのような感染症でも悪化させます。 これらの薬剤は、ウイルスなど病原体との闘いを一時的に止めるために、一見体は楽になります。 しかし、その間にウイルスは体の奥のほうに入り込んで、増殖するために、体はより多くのサイトカインを出して、より一層、症状が重くなるのです。 いわゆるサイトカイン・ストーム(サイトカインの嵐)が吹き荒れるためです。 非ステロイド抗炎症剤であるイブプロフェンやロキソニンは、その典型です。 WHO[4]が当初イブプロフェンを新型コロナウイルス感染では避けるようにといった際に引用したLancetの記事[28]では、イブプロフェンがACE2を増やすことを理由として挙げてあります。 しかし、その根拠となったと思われる論文は調べた限りでは一つしか見つかりませんでした[29]。 しかも感染症に使ったものではありませんでした。 したがって、イブプロフェンをはじめNSAIDsは、AEC2を増やすことよりも、体温低下と抗炎症作用によってサイトカイン・ストームを招くことがはるかに重要な理由と考えます。 1 免疫抑制剤、抗がん剤は感染症を悪化させる 抗がん剤やステロイド剤のほか、リウマチや膠原病などに使う免疫抑制剤はもちろん、ウイルスと闘う体の反応をそぐため、新型コロナウイルスを悪化させます。 アトピー皮膚炎の人は、ステロイド外用剤だけでなく、免疫抑制剤のプロトピック軟膏が使われていることもあります。 この場合はさらに危険です。 2 数多い「隠れ免疫抑制剤」に注意を 抗がん剤やステロイド剤、あるいは、いわゆる「免疫抑制剤」は免疫抑制作用が明らかでわかりやすいですが、直接的には免疫抑制剤でなくとも、免疫を抑制する薬剤は、たいへん多いのです(くわしくは、薬のチェック(薬のチェックTIP)各号、のんではいけない薬大事典、「薬のやめ方」事典、読んでやめる精神の薬、などを参照ください)。 アンジオテンシンII受容体阻害剤(ARB)は隠れ免疫抑制剤の代表格です(先述)。 どのようにして免疫を抑制するのか、その機序が、ACE阻害剤とどのように違うのかを、図5に詳しく説明してありますのでじっくりとご覧ください。 カルシウム拮抗剤は血管平滑筋の細胞内へのカルシウムイオンの流入を抑制して働きを鈍らせて血管を拡張させ、血圧を下げます。 しかし、カルシウムの流入で細胞が活性化するのは、平滑筋だけではありません。 したがって、カルシウム拮抗剤は、血管を拡張して血圧を下げるだけでなく、インスリンの分泌が鈍って糖尿病を発症したり悪化させたりします。 免疫を抑制するので感染症にかかりやすく、がんにもなりやすくします。 コレステロール低下剤:あらゆるコレステロール低下剤が、免疫を抑制します。 コレステロールが低い人よりも、高い人の方が長生きで元気です。 これは、コレステロールが免疫細胞を含めあらゆる細胞の働きに不可欠な物質だからです。 コレステロールを下げてはいけません。 特に最もよく使われるスタチン剤は、コレステロールを下げるだけでなく、別のルートでも免疫を抑制します。 使ってはいけません。 そして、コレステロール低下剤を使っている人はいつ止めてもかまいません。 何の不都合もありません。 睡眠剤や安定剤:睡眠剤は、マイスリーなど最もよく使われるベンゾジアゼピン剤(註)のほか、比較的新しいメラトニン系のラメルテオン(商品名ロゼレム)や、オレキシン受容体拮抗剤のスボレキサント(商品名ベルソムラ)も免疫を抑制します。 そして、睡眠剤で得られた睡眠の質は悪く、かえってうつ病を増やし、感染症やがんも増やし、ひいては寿命を短縮します。 使わないように。 ただし、中止するためには、辛抱強く、徐々に徐々に減らさなければなりません。 安定剤も同様です。 註:いわゆる「非ベンゾジアゼピン系」と言われる分類は、構造上の分類。 「非ベンゾジアゼピン系」も含めて、作用機序はベンゾジアゼピン受容体作動剤であるので、「薬のチェック」では作用機序の面からどちらもベンゾジアゼピン剤として扱っている。 血糖降下剤• アクトス(グリタゾン剤):発がん性があり、ACE2を増やします。 DPP4阻害剤(商品名:グラクティブ、ジャヌビア、エクア、ネシーナなど)• GLP-1受容体作動剤(注射剤:商品名:ビクトーザ、バイエッタ、トルリシティなど)• SGLT-2阻害剤(商品名:スーグラ、ルセフィ、フォシーガ、カナグルなど) 以上、いずれも発がん性があり感染症を悪化させます。 喘息用薬剤• 吸入ステロイド剤:特にフルチカゾンは強力な免疫抑制剤• 必要最小限に。 その他:フッ素、正露丸も免疫を抑制します。 5.夜ふかし厳禁 睡眠不足は最大のストレス、免疫力低下の元凶 やるべきことの5番目の裏返しです。 発熱している時は、ひたすら休養が必要です。 感染していない通常の時期には、昼間は適度な運動をして、夜は十分に時間をかけて睡眠をとり、ストレスをため込まないことが重要です。 睡眠不足は最大のストレスなのです。 睡眠不足、ストレス過剰な状態は、交感神経が活発になり免疫を抑制しています。 そのため、体のあちこちの血管が収縮し、酸素や栄養の供給不足になります。 これが「虚血」で、組織に傷ができます。 傷ができた部位ではACE2が多くなり、新型コロナウイルスが侵入しやすく、発病しやすく、重症化しやすいのです。 夜は、交感神経が鎮まり、副交感神経が活発になり、免疫が活発になります。 昼間できた傷は、夜寝ている間に、免疫力で、朝起きるまでに治します。 しかし、昼間のストレスが強過ぎる場合や、睡眠時間が短すぎると、昼間できた傷が治りきらず翌日に持ち越され、蓄積してきて炎症を生じ、体の各部位で異常が起こります[5,6]。 これが、病気そのものです。 異常が起こる部位は異なっても原因は似ています。 夜ふかし厳禁! 睡眠不足は最大のストレスです。 免疫力低下の元凶「睡眠不足」にならないように! 参考文献• 浜六郎、未発表解析データ• Huang C et al. 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