アカデミック ハラスメント 事例。 アカデミック・ハラスメントとは

アカデミックハラスメントとは?定義や具体例は?相談先や対応法は?

アカデミック ハラスメント 事例

1 はじめに 本年(2018年)4月25日に大阪地裁で判決が言い渡されました、関西大学・大学院におけるアカデミック・ハラスメント事件について報告いたします。 2 事案の概要 本件は、指導担当教授の大学院生に対するアカデミック・ハラスメントと、当該ハラスメントにかかる大学の対応について、当該教授と大学の責任を問うている事案です。 原告は、2013年4月に関西大学・大学院社会学研究科社会システムデザイン専攻(博士前期課程)に入学した大学院生であったところ、指導担当教授より、2013年11月末頃から翌年(2014)年5月初旬にかけて、主に次の(1)のアカデミック・ハラスメントを受けました。 さらに原告は、関西大学に助けを求めて指導担当教授によるハラスメントの相談・申告をしたのに、大学から放置をされ、著しく遅滞した上に不十分な対応等をされるという更なるアカデミック・ハラスメント(次の(2))を受けました。 原告は、これらアカデミック・ハラスメントにより、2015年度以降は休学、そして2017年6月には退学に追い込まれたため、担当教授及び関西大学を被告として、合計約600万円を(うち約100万円は関西大学のみに対し、次の(2)により原告が受けた精神的損害として)請求する損害賠償請求訴訟を闘っています。 3 判決 大阪地裁判決は、(1)及び(2)のアカデミック・ハラスメントに関し、事実認定に少々不十分な点はあったものの、指導担当教授(及びT教授)による労働組合活動の自由の侵害、不合理な理由による一方的な遠隔地滞在型フィールドワーク派遣・指導の中止、並びに、関西大学による調査の放置・遅滞について、それぞれ違法性を認め、(1)につき指導担当教授と関西大学に連帯して約87万円、(2)につき関西大学に6万円の、原告に対する賠償責任を認めました。 なお、本事件を審理したのは、大阪地裁第5民事部の内藤裕之裁判官、甲斐雄次裁判官(結審後に異動)、大寄悦加裁判官です。 4 さいごに アカデミック・ハラスメントに限らず、ハラスメントは「他者」に見えないところで行われることが多く、証拠が残りにくいという問題があります。 しかしこの件では、指導担当教授のハラスメントが主にメールやサイボウズによる執拗なメッセージ送信でなされており、原告がそれらを保存していました。 また、指導担当教授とT教授によるハラスメントの共謀もメールで行われており、それらのメールも被告らに訴訟の中で提出させることに成功しました。 これらの証拠が裁判所の事実認定に寄与して、本件でのいくつかの違法認定につながったのです。 被告らが判決直後に控訴をしたことから(さらに仮執行宣言付判決に対する強制執行停止の申立てもされました。 関西大学は、原告のハラスメント相談・申告は放置しておきながら自己のことになると迅速に動いた、ということです)、原告も地裁判決の不十分な点を克服するため控訴をしており、現在、闘いの場は大阪高裁に移っています。 原告代理人は、当事務所の谷真介と私が担当しています。

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アカデミック・ハラスメントとは|NAAH

アカデミック ハラスメント 事例

山形大学で今月2件も 生徒の飛び降りが起きてしまいました。 尊い生徒の命を奪ってしまった原因が アカデミックハラスメントではないかと言われていますね。 アカデミックハラスメントって、パワーハラスメントとは違うのでしょうか? アカデミックハラスメントの事例や今回起きてしまった 事故の真相にも迫っていきたいと思います。 スポンサーリンク アカデミックハラスメントって? アカデミックハラスメントって聞き慣れないですが、ご存知ですか? 職場でのパワーハラスメント、つまり上司から部下への理不尽な嫌がらせはよく聞きますよね。 アカデミックハラスメント(通称:アカハラ)はパワーハラスメントの教育機関バージョンで、 教員から生徒が受ける被害になるんです。 ほんの一例をご紹介しましたが、つまりは 生徒が職員から正当な理由があるわけでもなく理不尽な対応をされることをアカデミックハラスメントというんですね。 実際にこんなことが起こっているなんて信じられないようなことばかりです。 学生であれば自分に置き換えて、親であれば自分の子供が、職員からこんなことをされていたらって考えるだけで背筋が凍りますよね。 でも、現実に起きていることばかりなんです。 スポンサーリンク 山形大学で連続飛び降りの真相 山形大学「小白川キャンパス」では今月に入って 2件立て続けに生徒による飛び降りが起こってしまいました。 〈1件目〉 10月4日の朝、理学部の20代の男子生徒が倒れているところを発見される。 〈2件目〉 10月24日の正午頃、人文社会科学部の20代の男子生徒が倒れているところを発見させる。 しかも、今月に2件ですよ!? かなり酷いアカハラを受けていた可能性は高いですね。 山形大学は今月の 2件以外にも、 平成26年10月に人文学部の男子生徒が大学寮で、命を経ちました。 さらに、平成27年11月に工学部4年生の男子生徒が首を吊って自ら命を絶ちました。 事故2日前、卒業研究の発表練習会の最中に、他の生徒がいる前で何十分も研究発表の不備について厳しく指導されていたんです。 ご家族は、 アカデミックハラスメントが原因として損害賠償を求める訴訟を起こしている最中とのことです。 痛ましい事故が2件も起きたばかりだったんですよ。 立て続けに同じ 山形大学で4人の男子生徒って、 異常事態ですよ! 早急に防止対策をしなくてはならない重大なことだと思うのですが、今回の事件を受けてやっと対策を検討するみたいです。 パワハラだって精神的に辛いのに、まだ20歳前後の若い大学生が受けるハラスメントは大人以上に精神的に追い詰められ、今回のような最悪な状況になりかねない深刻な問題です。 まとめ 山形大学で今月2名の生徒が校舎から飛び降りてしまいましたね。 アカデミックハラスメントは氷山の一角なのではないでしょうか。 二度と生徒が命を絶ってしまわないように、安心して教育が受けられるように改善してほしいですね。 スポンサーリンク.

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アカデミックハラスメントのタイプ分け

アカデミック ハラスメント 事例

大学内で起きるアカハラとは?事例をもとにアカデミックハラスメントを解説 近年ニュースなどで取り上げることも多いアカハラ。 アカハラ被害により不当な評価や研究への妨害を受けるだけでなく、うつ病などの病気になってしまう方や精神的に追い込まれ退学や自殺されてしまった方もいます。 ここではそんなアカハラとはどういったことを指すのか?とアカハラになる事例などについて紹介していきます。 アカハラとは(アカデミックハラスメントとは) アカハラとはアカデミックハラスメント(academic harassment)の略語で大学や大学院などで教職員や学生間において地位や人間関係などの優位性を利用し、相手に対して精神的や肉体的な苦痛を与える行為のこと。 つまり一般の会社で行われているパワハラやセクハラ、マタハラ、オワハラなどが大学内で行われるのがアカハラとなる。 ちなみにアカデミックハラスメントは和製英語であるため海外では通じない。 アカハラとなりえる行動例 ここからはアカハラとなりえる行為を例を共に紹介していきます。 文献や実験機器を使わせない 気に入らない学生や立場上弱い教職員などに対して研究などに必要な文献や実験機器を使わせないようにするのもアカハラとなります。 そういった文献や実験機器がある部屋への入退室を禁じることも該当します。 机を与えない、正当な理由なく隔離する 正当な理由なく机を与えなかったり、一人だけ机を別の場所に置くなどの嫌がらせもアカハラに該当します。 論文などへの共著者の強要 学生が書いた論文に「単位が欲しければ著者として俺の名前を入れろ」や「論文として発表したければ第一著者に私の名を入れろ」などと強要する行為も該当します。 また、一部の加筆や訂正にも関わらず共著者を要求するなどの行為も該当します。 盗作し自分の論文として発表する 学生が書いた未発表の論文などを全て、または一部盗作し自分の論文として発表するなどの行為。 研究成果が出ないことを他人のせいにする 研究成果が出ない理由を教授が准教授などに対して一方的に押し付ける行為もアカハラとなります。 単位を与えない 正当な理由なく単位を与えないのもアカハラとなります。 例えば「講義を1度だけ休んだ」「講義に1度だけ遅れてきた」などを理由に単位を与えないなどが当てはまります。 罵倒や人格否定、誹謗中傷 「目障りだ」「辞めちまえ」など相手を罵倒したり、「親の顔が見てみたい」「どんだけ育ちが悪いんだ」「のろまなうえに無能だな」といった人格否定とも言える発言もアカハラになります。 また、提出された論文などに対して「小学生以下の論文だ」と言ったり身体的な特徴に対して「ハゲ・チビ」と誹謗中傷するような発言も該当します。 必要のない徹夜や休日の実験 必要もないのに徹夜で実験をさせたり、休日にも関わらず研究所にこさせるなどの行為。 金銭要求 研究の失敗を他人のせいしかかった費用を請求したり、論文をチェックするのに金銭などを要求する、遅刻を理由に金銭を要求するのもアカハラとなります。 職務放棄し指導を行わない 指導すべき学生に対して指導を行わない。 または一部の学生などに対してだけ指導を行わないなどの行為も該当します。 また、論文などに対して何週間も何ヶ月もチェックしないなど適切な指導を行わない行為も該当します 留年を強要する 「気に入らない」「意見をした」などの理由で留年を強要したり、退学を進めたりする行為が該当します。 さらにはそれらの理由で不当な評価をしたり、選考基準を途中で変えるなどの行為もアカハラとなります。 就職活動の妨害 面接先や内定先に圧力をかけたり、あらぬウワサや評価を流し就職活動を妨害する行為もアカハラとなります。 推薦状を書かない・推薦状を書いた就職先へ就職の強要 推薦状を書くに値する成績でありながら「忙しい」「面倒」といった理由で推薦状を書いてもらえないこともアカハラとなります。 また、面接先の企業が学生に就職活動を終了させ自社に就職するように促すオワハラ(終われハラスメント)のように、推薦状を書き内定した企業に対して内定辞退や選考辞退をさせまいと教職員側から圧力をかけることも同様です。 希望していない研究をさせる 本人が希望していない研究テーマを押し付ける行為もアカハラとなります。 また、そういった指示に従わない相手に対して嫌がらせを行った場合も同様です。 深夜に連絡や指導を行う 緊急性がないにも関わらず深夜などに連絡をする場合もアカハラとなる場合があります。 適切でない環境下での指導 ホテルに呼び出したり、居酒屋などに誘い出しその場で指導するなど教育や指導する場所として適さない場所へ呼びつける行為。 長時間の講義や指導 何時間も必要以上の時間をかけ講義や指導を行うのもアカハラとなります。 また、長時間の講義や指導が必要な場合も適切に休憩のタイミングを取らない場合はアカハラとなる場合があります。 相手によって指導が変わる 一部の学生にのみ厳しい指導や教育を行ったり、性別で指導内容や方針が変わる場合も該当します。 アルバイトや旅行の禁止 アルバイトの禁止など不当な規則を強要などの嫌がらせもアカハラとなります。 またプライベートで旅行などに行く行為なども禁止した場合なども該当します。 空バイト・空謝礼など不正行為の強要 研究費を不正に受け取るために学生などに対して研究の協力したなどとウソの報告を強要する行為。 また、そのために空の領収を作成させたり、その手伝いをさせる行為も該当する。 研究への協力の強要 教授が学会などで発表するための研究データの作成や資料作りを学生などに強要する行為もアカハラに該当します。 交際相手のことを聞く 男性が女性に対してはもちろん、女性が男性に対して職務上必要ない交際情報を聞き出そうとする行為はセクハラに該当します。 地位など立場の優越を利用して交際を迫る 教授が学生へなど、立場の優越を利用して交際を迫るなどの行為はセクハラに該当します。 性的な行為を強要する 上記同様に立場などを利用し性的な行為を要求する行為もセクハラに該当し、仮に拒否した相手の評価を不当に下げたり、指導を怠るなどした場合にはパワハラともなります。 不利益な情報を口外する 「成績」「過去の経歴」など職務上で知り得た情報などを利用し相手の不利益な情報を口外する行為。 研究や講義などと関係のない手伝いを強要する 研究や講義などと関係のない私生活における個人的な活動などに対して協力や手伝いを強要する。 大勢の前で罵倒する 講義や研究室内などでいわゆる吊し上げのように大勢の前で罵倒する行為もアカハラになります。 物を投げる 苛立ちなどから相手に対して物を投げる場合はもちろん、直接でなくても物を投げることで威圧ととれる態度はパワハラに該当します。 物を叩く 物を投げる同様に机を叩き相手を威嚇するような行為もアカハラに該当します。 学習・研究などへの妨害 講義中に部屋から追い出したり、研究中に研究室から追い出したりする行為は学習や研究への妨害となりアカハラに該当します。 「スカートが短い」「露出が多い」などの発言 女性はもちろんのこと男性に対しても上記のような発言はセクハラとなります 実験機器や試薬、研究データを廃棄する 必要性や正当な理由なく実験機器や試薬、研究データを廃棄し研究などを妨害する行為も該当します。 姙娠を理由に退学・退職を促す 姙娠を理由に退学や退職を促す行為はマタハラ(マタニティハラスメント)に該当する行為となります。 雑用を与え研究などを妨害する 不必要に大量の雑用を与え、研究時間を取らせなかったり、講義への参加を妨害する行為もアカハラになります。 性別による差別的な発言をする 「女性はこの研究に向かない」「女性は結婚して家庭に入った方がいい」などはもちろん男性に対して不適切な発言するのもセクハラとなります。

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