家庭 教師 ヒットマン リボーン 夢 小説。 テレビアニメ「家庭教師ヒットマンREBORN!」キャラクター人気投票ランキング:ユニテン

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家庭 教師 ヒットマン リボーン 夢 小説

[chapter:もしも沢田さんが料理上手だったら] 並盛中学校は、今時珍しい古き良き風習が残っている中学校だ。 例えば、風紀委員に逆らってはいけない。 例えば、雲雀家の言うことは絶対。 男子は技術、女子は家庭科。 並中の男女の科目の割り振りだ。 『ええ!? 技術の先生お休みなの!? 』 『インフルエンザにかかったらしいぜ。 で、オレらが家庭科にお邪魔するって訳。 料理は女子が教えてくれるし!』 『えー嫌よ。 特に沢田! あんたは大惨事になりかねないわ! 「えっ!? 」 びしりと、いきなり指を指されたツナ。 少しだけ瞳が泳ぎ、困ったように笑う。 じゃ、オレ一人でするよ」 「十代目が案じる事はありません! お前ら、十代目に謝りやがれ!」 「獄寺、落ち着けって」 「獄寺君、どうどう」 暴走しそうになった獄寺を山本と一緒に宥めつつ、内心どうしたもんかなぁと考え込むツナ。 そして、時は流れ遂に家庭科の時間に突入した。 「はーい、じゃあ今日はケーキを焼いて貰うわよ!」 『ケ、ケーキ!? 』 教師が放った一言に、これまた女子にも難しい物を出されたもんだと山本は苦笑い。 獄寺はビアンキを運悪く視界に納めてしまい教室の隅っこで気絶。 ツナは呆れたようにテーブルに並べられた材料を見ていた。 雲雀さん、無駄なことにお金使いすぎだよお これはあれか? 作って持ってこいと言うお告げだろうか。 早々に失敗したのではないかと、ツナを嘲笑おうとしたクラスメイトは目を見開く。 『おいツナ、それ誰が作ったんだ』 「え? お、オレだけど」テーブルの上には、凹凸1つ無く綺麗にコーティングされた真っ白なケーキ。 小さな山のように絞り出されたクリームの上にはちょこんと可愛らしく苺が乗っている。 これどうやって作ったのよ』 「え、と。 普通にだけど」 『ダメツナの事だから、どうせ見かけ倒しだろ。 ちょっと切って中見せてよ』 「良いよ。 山本お願い」 ほいきた、と綺麗に八分の一にされたケーキが皿の上に乗る。 切った瞬間、苺の香りが鼻腔を強く擽り、見た目の華やかさも増す。 「えとね、普通にスポンジ作るのは味気ないと思ったから、ミキサーした苺を生地に混ぜてみたんだ。 クリームにはバニラエッセンスとほんのちょっとの薔薇エッセンス。 香りが強いからこれだけでも充分足りるね。 」 『この中のソースは?』 切り口からトロリと溢れる茶色のソース。 ピンク色のスポンジを覆い、切りたてとは又違う一面を見せていた。 「それはチョコレート。 暖かいと溶けるような柔らかさのムースにして、その上に果物を敷いたんだ。 甘いだけじゃ胃もたれするでしょ?だからキウイフルーツとラズベリーの酸味が強めのヤツを乗せてみた。 」 何処までも計算しつくされたそのケーキ。 クラスメイトはツナを褒め、それを聞いたツナは嬉しそうにはにかむ。 女子生徒がツナに料理のアドバイスを乞いに行くのも、そう遠くない未来。 件名は、『オーラドファミリーについて』。 オレは机の下でそれを一瞥すると、『報酬は?』と短く文を書いて送り返す。 報酬として書かれた額に少し口笛吹く。 『了解。 』打って送り返す。 「十代目! おはようございます」 「あ、おはよう獄寺君」 日常会話に花を咲かせる二人。 ツナが新聞、と言った所で、獄寺は思い出した様に口を開いた。 「天空は、五年くらい前から頭角を現していた情報屋だ。 報酬次第でどんな情報も売ってくれる。 しかも、それが外れた事がねえと来た。 ボンゴレも何度か天空から情報を買ってるぞ。 ・・・しかし、やり取りがメールのくせして素性もなにも出てこないってんだから驚きだよな」 リボーンの説明を聞き終えたツナは疑問を口にする。 「メール?不用心すぎない?」 「使っている回線に独自のセキュリティが施されてて、ボンゴレの技術班も解析出来ないらしいぞ」 「凄いっすね!十代目。 」 「ボンゴレの技術班を知らないけど、それってそんなに凄いの?」 「ああ、作れねーもんはねえ、調べられねえもんはねえって連中だ」 早いとこ味方につけてボンゴレの情報屋に、と呟いているリボーンはツナがこんなことを思っている事に気付かない。 そりゃ、オレはボンゴレの報酬の出しが良いから引き受けてるだけだし。 [newpage] [chapter:もしも沢田さんが歌い手だったら] 寂れた公園に、切ない歌声が響く。 彼が持参してきた物はボイスレコーダーのみで、アカペラで歌っている状態だ。 曲の出だしやタイミング、早さなどは記憶を頼りに歌っていた。 それでも、今までコンマ一秒としてずれた事がないため、彼のリズム感覚には脱帽せざるを得ない。 足音を立てないようにそっとボイスレコーダーに近づく。 最後に、「ありがとうございました」と吹き込むとピ、と停止ボタンを押したのだった。 えっと、原曲の歌詞の部分だけ音声を消して、ソコにオレの声を挿入、と。 勝手に変えちゃ悪い気がするし。 イヤホンを着けて、完成した動画を見直す。 完璧だ。 音ズレも無いし、雑音も入ってない うまくいった、と喜びを噛み締めるようにフワリと笑う。 カチカチとマウスを数回操作してネットにアップロードした。 彼、沢田綱吉は某笑顔の動画で歌い手をしている。 『ねえねえ、『空色』の新しい動画見た? 』 『見た見た!今回も凄かったよね』 山本、獄寺と共に教室に入ったツナは耳に入ったその声に体を強張らせた。 『空色、動画出してたの?あちゃあ、今月通信使いきったんだよね。 』 『あ、じゃあ一緒に見ようよ。 私もまだ見てないからさ』 『本当!? ありがとう。 』 『じゃ、流すよ』 ぴ、と聞こえた音とともに流れ出す音楽。 獄寺は「うるせえ」と悪態をつき、山本は能天気に笑っていた。 ツナはだらだらと冷や汗を流しまくっている。 止めて、下手、下手だから、!!! 」 優しくて、切ない歌声に酔いしれる教室。 この歌を知っている人は、小さく口ずさんでいるものもいた。 「いやー凄かったな。 『空色』だっけ」 「帰ったら聞いてみるか」 音楽に対してそんなに興味がなかった二人。 それがどうだろうか、「聞いてみよう」等とは。 二人でも、音楽聞くんだな 「ツナはどうだった」と聞こうとした山本は、「ありがとうございました」の声に固まる事になる。 」 「まさか十代目が? 」 ばれたあああああああああ 寂れた公園に響く声。 それが三人になるのはそう遠くない話。 オレも書いてみたくなっちゃったなぁ そうして、ある日突然殺し屋になってしまった少年、というヘンテコな小説が出来てしまった訳なのだが。 ひ、と短い悲鳴をあげ、尻餅をついた少年は心の限り叫んだ。 「無理ムリむりー! 殺し屋なんて絶対にムーリー!! しかし、人気は上昇の一途を辿り、ついに。 『本、出してみません?』 「ふえ!? 」 数ヵ月後、店先に並んだ本にツナは口の端をひくつかせた。 あの意味の分からない名前で。 ツナは、脱力したようにへたりと座り込むのだった。 あり得ない! コレ違う! 等の指摘は作者の豆腐メンタルが木っ端微塵になる可能性があるのでお控え下さると助かります!].

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#家庭教師ヒットマンREBORN! #REBORN!小説100users入り もしも沢田さんが○○だった

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biddoさんから「日常系のツナユニ」でリクエスト頂いた作品でした。 biddoさん、もうホント遅すぎて申し訳ありませんでした。 どうぞ一発殴ってくだs グシャッ ……考えてみたらユニとツナが未来でゆっくり話す時間ってなかったんですね。 ラストは原作読まないと分からないですね。 空一面に星の瞬く、美しい夜。 今日は、10年後の未来での戦いが終わり、過去へと帰ってきた日だった。 ツナは、ベッドにその身をゆだね、たくさんのことを思い返していた。 最初に未来へ飛ばされたときのこと。 次々と仲間が未来へ飛ばされてきたときのこと。 たくさんの人に出会ったこと。 苦しかった修行に耐え、辛い戦いもたくさんあったこと。 「ん…、ここは……?」 まぶしさに目を開けると、そこにはツナの知らない世界が広がっていた。 建物も、人も、木もひとつもなく、ただ、空の青と草の緑が広がる、不思議なところに立っていた。 ツナが呆然と立っていると、風がひとつ吹いて、さぁっと草の音が響いた。 風から身をかばうように腕を顔の前へやると、誰かのツナを呼ぶ声が聞こえた。 「……え?」 「沢田さん」 腕を下ろすと、少し離れたところに、ここに"あるはずのない"、微笑む少女の姿があった。 彼女は、初めて会ったあの日のように、優しくツナに挨拶をした。 「こんばんは!…といっても、ここは青空ですが」 「ユニ………!? 」 彼女は、自らの命を絶ったときの未来の姿で現れた。 自らのファミリーのボスの証といえる、特徴的な花の描かれた白い、大きな帽子とマントを身につけていた。 ツナは、見知らぬ場所で、突然彼女と再会したことに驚き、頭の中が整理できなくなっていた。 そんなツナの状況を察し、ユニは説明をした。 「驚かせてしまってすみません。 ここは現実世界ではなく、精神世界……夢の中、という感じです。 沢田さんも、もしかしたら経験したことがあるかもしれません」 「それって…あっ、骸と……同じ?」 ユニは、ツナの言葉に笑顔を見せる。 彼女は話を続けた。 「皆さんを過去へワープさせるときに、過去の方々に記憶を届けましたが、同じような感じです。 このときのために、沢田さんの大空のボンゴレリングに少々私の炎を残しておきました。 なので私は未来の姿です」 「そう…なんだ……」 ツナは、ユニの話がなんとなく飲み込めない部分はあったが、目の前の彼女が実物とは言えずとも、その意志が本物であることに、小さな喜びを見せた。 そんなツナに、ユニは再び笑顔を見せる。 「少し、歩きましょうか。 ずっと立ったままなのも、疲れますから。 今見えているもの以上のものは見えてきませんが」 そういって、二人は当てもなくゆっくりと歩き出した。 ツナは、隣の彼女を見つめながら、再び未来でのことを考えた。 あの、たくさんの戦いは本当にそれに見合うほどの意味があったのか。 心身ともに傷を負い、負わせてボロボロになったことに、意味はあったのか、もっと、それを回避する方法はなかったのか。 傷どころではない、死という大きな恐怖を体験させなければならなかったのか。 「大丈夫です。 彼女は続ける。 「もちろん、傷ついたり傷つけたりすることが良いことだとは言えません。 ですが、皆さんはそれを踏まえて考え、強くなり、未来を救ったのです。 立ち止まり、何もしてやれなかったあのときの悔しさを思い出して、拳を強く握った。 それを包むように、ユニはツナの手をとった。 「たしかに…あのときはとても怖かったです。 たとえそれが、明るい未来のためだと分かっていても…」 静かにあのときを思い出して話すユニを、ツナはじっと見つめる。 「ですが、今、未来はとても輝いています! あの経験をしたからこそ、築けた未来が」 そう言って、未来の様子を示すように、輝く笑顔をユニは見せた。 幸せそうな笑顔だった。 「そう…か………」 「はい…!沢田さんや守護者の皆さん、ボンゴレファミリーの皆さんも、我々ジッリョネロファミリーも。 それに、リボーンおじさまたちアルコバレーノも明るい未来に生きています」 「あ…っ、リボーン、も…?」 今、現実世界で同じ部屋で眠っている、ツナの家庭教師。 世界最強と謳われる七人の赤ん坊、アルコバレーノの彼に、未来で会うことはできなかった。 敵の戦略によって、彼はすでに命を奪われていたために。 とても会いたかったのに。 それを見て、ユニは安心して、肩を下ろした。 「沢田さんが思うような心配はいりません。 みんな、幸せそうですから」 「うん……ありがとう、ユニ」 ツナがそう言うと、少し、世界が揺らいだ。 「え…っ」 「そろそろ……炎が限界です。 …沢田さん」 困惑するツナに、ユニが再び名を呼ぶ。 彼女も少し、その姿が揺らいでいた。 「今いるたくさんの仲間を信じ、共に未来を切り拓いていってください。 明るい未来が待っていると……強く、信じて」 「うん……!本当に、ありがとう。 会えてよかったよ」 「こちらこそ。 話ができてよかったです。 ユニが消え、一人残されたツナは、ゆらりと揺らめく空を見つめた。 いつのまにか、見つめていた空はツナの部屋の天井に変わり、聞き慣れた時を刻む音が部屋に響いていた。 ふと、右手の中にぬくもりを感じ、ごそごそと手を見ると、ユニに精神世界でもらった橙色のおしゃぶりが幻想のように淡く光っていた。 突然それがはじけて光の粒となると、閉まっているはずの窓の方から、まるで開いているかのように遠くへと消えていった。 その行方を見送ると、かすかに残されたユニのおしゃぶりのぬくもりを、まるで逃がさないかのように手を握る。

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天野明

家庭 教師 ヒットマン リボーン 夢 小説

biddoさんから「日常系のツナユニ」でリクエスト頂いた作品でした。 biddoさん、もうホント遅すぎて申し訳ありませんでした。 どうぞ一発殴ってくだs グシャッ ……考えてみたらユニとツナが未来でゆっくり話す時間ってなかったんですね。 ラストは原作読まないと分からないですね。 空一面に星の瞬く、美しい夜。 今日は、10年後の未来での戦いが終わり、過去へと帰ってきた日だった。 ツナは、ベッドにその身をゆだね、たくさんのことを思い返していた。 最初に未来へ飛ばされたときのこと。 次々と仲間が未来へ飛ばされてきたときのこと。 たくさんの人に出会ったこと。 苦しかった修行に耐え、辛い戦いもたくさんあったこと。 「ん…、ここは……?」 まぶしさに目を開けると、そこにはツナの知らない世界が広がっていた。 建物も、人も、木もひとつもなく、ただ、空の青と草の緑が広がる、不思議なところに立っていた。 ツナが呆然と立っていると、風がひとつ吹いて、さぁっと草の音が響いた。 風から身をかばうように腕を顔の前へやると、誰かのツナを呼ぶ声が聞こえた。 「……え?」 「沢田さん」 腕を下ろすと、少し離れたところに、ここに"あるはずのない"、微笑む少女の姿があった。 彼女は、初めて会ったあの日のように、優しくツナに挨拶をした。 「こんばんは!…といっても、ここは青空ですが」 「ユニ………!? 」 彼女は、自らの命を絶ったときの未来の姿で現れた。 自らのファミリーのボスの証といえる、特徴的な花の描かれた白い、大きな帽子とマントを身につけていた。 ツナは、見知らぬ場所で、突然彼女と再会したことに驚き、頭の中が整理できなくなっていた。 そんなツナの状況を察し、ユニは説明をした。 「驚かせてしまってすみません。 ここは現実世界ではなく、精神世界……夢の中、という感じです。 沢田さんも、もしかしたら経験したことがあるかもしれません」 「それって…あっ、骸と……同じ?」 ユニは、ツナの言葉に笑顔を見せる。 彼女は話を続けた。 「皆さんを過去へワープさせるときに、過去の方々に記憶を届けましたが、同じような感じです。 このときのために、沢田さんの大空のボンゴレリングに少々私の炎を残しておきました。 なので私は未来の姿です」 「そう…なんだ……」 ツナは、ユニの話がなんとなく飲み込めない部分はあったが、目の前の彼女が実物とは言えずとも、その意志が本物であることに、小さな喜びを見せた。 そんなツナに、ユニは再び笑顔を見せる。 「少し、歩きましょうか。 ずっと立ったままなのも、疲れますから。 今見えているもの以上のものは見えてきませんが」 そういって、二人は当てもなくゆっくりと歩き出した。 ツナは、隣の彼女を見つめながら、再び未来でのことを考えた。 あの、たくさんの戦いは本当にそれに見合うほどの意味があったのか。 心身ともに傷を負い、負わせてボロボロになったことに、意味はあったのか、もっと、それを回避する方法はなかったのか。 傷どころではない、死という大きな恐怖を体験させなければならなかったのか。 「大丈夫です。 彼女は続ける。 「もちろん、傷ついたり傷つけたりすることが良いことだとは言えません。 ですが、皆さんはそれを踏まえて考え、強くなり、未来を救ったのです。 立ち止まり、何もしてやれなかったあのときの悔しさを思い出して、拳を強く握った。 それを包むように、ユニはツナの手をとった。 「たしかに…あのときはとても怖かったです。 たとえそれが、明るい未来のためだと分かっていても…」 静かにあのときを思い出して話すユニを、ツナはじっと見つめる。 「ですが、今、未来はとても輝いています! あの経験をしたからこそ、築けた未来が」 そう言って、未来の様子を示すように、輝く笑顔をユニは見せた。 幸せそうな笑顔だった。 「そう…か………」 「はい…!沢田さんや守護者の皆さん、ボンゴレファミリーの皆さんも、我々ジッリョネロファミリーも。 それに、リボーンおじさまたちアルコバレーノも明るい未来に生きています」 「あ…っ、リボーン、も…?」 今、現実世界で同じ部屋で眠っている、ツナの家庭教師。 世界最強と謳われる七人の赤ん坊、アルコバレーノの彼に、未来で会うことはできなかった。 敵の戦略によって、彼はすでに命を奪われていたために。 とても会いたかったのに。 それを見て、ユニは安心して、肩を下ろした。 「沢田さんが思うような心配はいりません。 みんな、幸せそうですから」 「うん……ありがとう、ユニ」 ツナがそう言うと、少し、世界が揺らいだ。 「え…っ」 「そろそろ……炎が限界です。 …沢田さん」 困惑するツナに、ユニが再び名を呼ぶ。 彼女も少し、その姿が揺らいでいた。 「今いるたくさんの仲間を信じ、共に未来を切り拓いていってください。 明るい未来が待っていると……強く、信じて」 「うん……!本当に、ありがとう。 会えてよかったよ」 「こちらこそ。 話ができてよかったです。 ユニが消え、一人残されたツナは、ゆらりと揺らめく空を見つめた。 いつのまにか、見つめていた空はツナの部屋の天井に変わり、聞き慣れた時を刻む音が部屋に響いていた。 ふと、右手の中にぬくもりを感じ、ごそごそと手を見ると、ユニに精神世界でもらった橙色のおしゃぶりが幻想のように淡く光っていた。 突然それがはじけて光の粒となると、閉まっているはずの窓の方から、まるで開いているかのように遠くへと消えていった。 その行方を見送ると、かすかに残されたユニのおしゃぶりのぬくもりを、まるで逃がさないかのように手を握る。

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