ポロネーズ5番 難易度。 ショパンのピアノ曲演奏難易度ランキング

ピアノ曲名曲、体感的難易度を考えてみました

ポロネーズ5番 難易度

【難易度とマズルカの特徴】 そもそもマズルカとは何でしょうか? マズルカはショパンの祖国ポーランドの農民の間に伝わる、4分の3拍子の民族舞曲です。 ワルツに似ているとも言えますが、ワルツが基本的に1拍目にアクセントが付くのと違い、マズルカは2拍目あるいは3拍目にアクセントが付くのが特徴です。 ちなみに1拍目は符点のリズムで、飛び跳ねているような印象を与えます。 そしてショパンのマズルカは50曲以上あると言いましたが、楽譜でいうと2、3ページの短い曲が多いです。 日本人はワルツなどの3拍子が苦手と言われています。 (私も苦手です。 ) 日本の曲には3拍子の曲が少ないですし、ヨーロッパのように社交ダンス的なオシャレな文化もなかったので(笑)日本人にとって3拍子で踊る曲というのはどうしてもリズムが取りにくいんですよね。 「1小節の中に3拍」という意識ではなく、メロディーのフレーズごとに曲が進んでいくという意識を持つと良いと思います。 楽譜の速度表記はvivace(ヴィヴァーチェ)なので速い速度ですが、元は「活発に」とか「生き生きと」という意味なので、速すぎないように注意しましょう。 符点2分音符が「50」くらいなので、やはり1小節に3拍ではなく、1小節で1拍という大きな流れを意識します。 右手のメロディーは、上行と下行に伴ってクレッシェンドとデクレッシェンドをするので分かりやすいですね。 3小節目2拍目のトリルの部分で少しためて、4小節目でテンポを戻します。 ペダルも1小節ごとに踏みかえて、和音が濁らないようにしましょう。 冒頭から12小節目までのテーマとなるメロディーは、後に何回も出てきます。 25~32小節目はテーマとリズムが似ていますが、「生き生き」から「優しく滑らか」な雰囲気になります。 左手の伴奏を見ると、29小節目からスタッカートになっています。 スタッカートありとなしの違いをしっかり出しましょう。 strettoは「緊迫して」という意味なので、だんだん前のめりになりますが32小節目でブレーキをかけて、33小節目からテーマに戻ります。 たった8小節の中に指示がたくさんあって、少し忙しいですね。 sotto voceは静かな声で、という意味なのでここはソフトペダルを使っても良いでしょう。 ソフトペダルは音量が小さくなるだけでなく、音がこもった感じになるのでかなり雰囲気を変えることができます。 52小節目でブレーキをかけながらソフトペダルを外して、53小節目からテーマに戻ります。 最初の生き生きとした雰囲気にパッと切り替えましょう。 最後の音はスフォルツァンドでフェルマータが付いているので、ペダルを使ってしっかり響かせて終わりましょう! 【まとめ】 ・楽譜は中級レベル。 マズルカ独特のリズム感が少し難しい! ・きっちりとした3拍子ではなく、1小節を1拍と感じて演奏しよう! ・ためるところとテンポが戻るところに注意しよう! ・45小節目~ソフトペダルを使ってみよう! 以上がポイントになります。

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ショパン・ピアノ名曲の体感難易度

ポロネーズ5番 難易度

次に人気なのは 第7番「幻想ポロネーズ」 難易度上級、 ついで 3番「軍隊ポロネーズ」 難易度中級の上です。 (最近は2番と3番が逆になっているかも) 第1番の嬰ハ短調Op. 26-1は中級の上で、軍隊ポロネーズよりも内容が豊かでポロネーズの導入用にレッスンで取り上げられることが多いです。 第11番のト短調遺作と呼ばれる曲は、なんとショパンの7歳の時の作品で 現存する彼の1番はじめに作られた曲です。 7歳で作曲された曲とはいえ、難易度は中級です。 ショパンの曲では簡単な方ですが、さすがは難しそうな曲です。 最初からがかなり難しくてなかなか前に進めなかった記憶があります。 離れた音を押さえる前に装飾音があったり、左手でオクターブの連打、 絶対無理でしょう!って少し、音を省いて弾くことでなんとかできたような気がします。 左手のオクターブの連打の部分は、親指の脱力が大事になります。 まずは親指だけを使い、 手がどういう動きをすると無駄なく音が出るかを練習しましょう。 どうしても親指に力が入りすぎて、指を痛めてしまうことが多いです。 力強い曲ですが、脱力が大事なのですね。 そして、私が苦労した最初の部分は難しいので弾きやすい第1主題から弾いてみると良いです。 指や腕に負担をかけないようにしよう 次に人気の「幻想ポロネーズ」は幻想曲ととらえた方が良いくらいで、 ショパンの内面の苦悩や葛藤を表現しています。 音は暗くないのになぜか暗く感じました。 変にアンバランスなところがでてきたり、 急に大きくなったり、表現しにくい難しい曲ですね。 ショパンもこの曲を作るには大変苦労したとか… 「軍隊ポロネーズ」はショパンらしくない曲ですが、有名ですね。 ひたすら力強い和音が連続されます。 この曲も 力いっぱい弾いてしまうとくり返しも多く、かなり指や腕に負担をかけてしまします。 力を抜いて、練習しましょう。 この曲と次の第4番ハ短調Op. 40-2がセット(軍隊とは逆に暗い悲痛な作品)になります。 「Op. 26-1」は学習用におすすめ 第1番嬰ハ短調Op. 26-1はショパンの初期の作品ですが、正式にショパン自らが公開した最初のポロネーズになります。 (その他の初期作品はショパンの亡くなった後に出されたもので、遺作と呼ばれます。 ) この曲は ピアノ学習用にオススメです。 さまざまな曲や練習をしてきた方ならそれほど難しいことはないとです。 初めて挑戦する装飾音などがあると中級者には大変かもしれません。 遺作のポロネーズ11番ト短調は7歳で作曲されたとは驚きですね。 堂々とした序奏からポロネーズのリズムと半音階が出てきます。 少しモーツァルトのような伴奏が出てくるのですが、ショパン作品では唯一なのだとか… 何度が聴いているうちにこの曲の不思議な魅力にハマりそうです。 ショパンの作品は実際に舞踊曲として実用される曲を作ったのではないので、 踊れるほどのポロネーズリズムが全体にあったわけではないのですが、 「タタタ、タタ、タタ」のゆったりした3拍子です。 タタです。 ゆったりしたというところが少しあれ?と思いました。 今までゆったりしたリズムに感じたことなかったです。 特に英雄ポロネーズのこのリズムは結構速いんじゃないかな? なんか忙しそうな感じでした。 私は機関車みたいだなって思ってました。 ショパン独特のテンポ? ショパン自身は8分音符を1拍のように3拍子ではなく 6拍子として数えるように教えていたそうです。 速いテンポで演奏すれば曲が台無しになってしまうとも言っていたそうです。 堂々と気高く、偉大なイメージで焦らず演奏したいですね。 ポロネーズのもう一つの特徴として、終わり方があります。 ちょっと変わってるんですね。 拍には強弱強弱…ってありますが、ポロネーズの場合、(3拍目の)弱で終わる女性終止というそうです。 ダンスするときにこの3拍目の最後に挨拶をして締めくくるのだそうで、その名残なのでしょうか。 ポロネーズといえばショパンですが、他の作曲家もポロネーズを作曲されています。 バッハや、モーツァルト、ベートーベン、リスト、チャイコフスキーなどなど またポロネーズ風という曲も多くあるそうです。 ますますおいしそうなネーミング…になってしまいましたね。 有名で人気の高い曲はこんな感じ。 練習はガンガン弾いて指などを痛めてしまわないように、 どの曲もですが、 特に脱力が大事です。 いきなり難しいところから練習するのは、大変です。 難易度の低い曲から、難易度の高い曲は比較的弾きやすい箇所から練習してください。 どこに(あるいはどの曲に)ポロネーズのリズム(や終わり方)が出てくるのかを考えながら聴いたり、練習したりしても楽しいですね。

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ショパン英雄のポロネーズのピアノ演奏の難易度は?弾き方を解説!

ポロネーズ5番 難易度

〜ショパン入門用お薦めCD〜 ここでは、ショパンのピアノ曲をほとんど知らない、または全然知らない、 興味はあるけれど、初めに何を聴いたらよいか分からない、何かきっかけが ほしい、という方のために、入門用のお薦めCDを紹介します。 ショパン弾きとして世界的に名高いアシュケナージが、ショパンのタイトル付きの名曲を弾いています。 きれいな音で誰にでも分かりやすく丁寧に弾いてくれます。 ショパンの入門編の名曲集のファースト・チョイスとして最適です。 1985年のショパンコンクールで文句なしの優勝を勝ち取った世紀の天才ブーニンが、ショパンの名曲を弾いてくれます。 完璧なテクニックと想像力溢れる個性豊かな彼のショパン演奏には、多くの聴き手を惹きつけて放さない魅力があります。 ショパンの名曲って? 「ショパン名曲の体感難易度」というタイトルはインパクトがあるようで、 このページは当サイトの中でも特にアクセス数が多いページになっているようです。 「ショパンの名曲」と聞いて、皆さんはどんな曲を挙げるでしょうか? 幻想即興曲、別れの曲、雨だれの前奏曲、ノクターン第2番、革命のエチュード、木枯らしのエチュード、華麗なる大円舞曲、 小犬のワルツ、ワルツ第7番、英雄ポロネーズ、軍隊ポロネーズなど、タイトル付の曲を挙げる方は きっと多いと思います。 もっと通な方になると、バラード、スケルツォ、ピアノソナタ、ピアノ協奏曲など、 より本格派向けの曲を挙げるのではないか、と思います。 「名曲」と一口に言っても、 タイトル付きの曲は「有名曲」というだけで、ショパンの曲の中には、それほど有名ではなくても もっと知られていてよいと思う曲、隠れた名曲も多いんですよ。 そういう意味で、 「名曲」の定義についても、改めて考えさせられますね。 体感難易度とは? もう1つ、皆さんが知りたいことは、これらの名曲は一体どれくらいの難易度なのだろうか、 ということだと思います。 頑張って取り組めば、今の自分の技術で弾ける見込みがある曲なのか、そうでなければ、 今からどれくらい頑張れば弾けるようになる曲なのか、というのは、 これから取り組む曲を決める際に最も気になることではないかと思います。 しかし、この「難易度」というのが実は非常に主観的で個人差が大きい要素なんですよ。 例えば2つの曲の難易度を比較する場合でも、人によってどちらの方が難しいと感じるか、 意見が違ってくる場合が結構あります。 2つ曲の曲の難易度に明らかな差がある場合は問題にならないのですが、例えば、華麗なる大円舞曲と幻想即興曲は どちらが難しいか、という質問をされたとしたら、これは回答不可能な質問になってしまいます。 全音ピアノピースでは、華麗なる大円舞曲が難易度D、幻想即興曲が難易度Eなので、 幻想即興曲の方が難しいだろう、と思いがちですが、同じ難易度Eにも、ノクターン第2番や雨だれの前奏曲 のように、中級者でも結構楽に弾けてしまう非常に易しい曲もあるわけで、 難易度の逆転現象も結構あるんですよね。 僕は個人的には、華麗なる大円舞曲の方が幻想即興曲よりも難しいと感じていて、 この辺りは個人差が大きいのではないか、と思うんですよ。 つまり、難易度には絶対的な基準があるわけではなく、その人の持っている技術的な得意・不得意によって、 体で感じる曲の難易度も変わってくる、ということが言いたいわけです。 そういうものを「体感難易度」という言葉で表現したかったわけです。 この「体感難易度」という言い方は、あまり使われていないようで、もしかしたら部分的には僕自身の造語なのかもしれない、 とも思っていますが、是非、その意味するところを皆さんに感じ取っていただければ、と思います。 このページでは、ショパンの主要作品解説のページなど、各曲に僕自身の感じた難易度を付けていますが、 これも、もちろん僕自身の個人的な「体感難易度」であって、皆さんには当てはまらないことも結構あるのではないか、 と思っています。 以上のことを踏まえた上で、ショパンの名曲へのアプローチ法について考えてみたいと思います。 ショパンの名曲を弾くには 「どうすればショパンを弾けるようになるんですか?」という質問を僕はよく受けます。 潜在的に ショパンに憧れている方、意外に多いんですよ。 確かに、ショパンという作曲家は、ピアノを習い始めたばかりの学習者にとって、 憧れの存在、いわば「高嶺の花」ですよね。 逆にショパンの曲を弾けることが、 ピアノ弾きにとって一種のステータスになっていて、尊敬の眼差しで見られる、という風潮が、 学校にもピアノ教室にもありますよね。 だからこそ、どうしても弾きたいショパン。 「どうしても憧れのショパンの曲にたどり着きたい…。 」と思いながらため息をついている人は多いですよね。 「でも、まだショパンに手をつけるのは早いから…」 としり込みしている方も、また結構多いんですよね。 本当にもったいないです。 ショパンの曲の中にも、弾くだけならものすごく易しい曲が結構あるんですけど、 それでは満足できないのか、それともそういう事実を知らないのか、 ハイドンやモーツァルト、バッハ、あるいはクーラウやクレメンティのソナチネを弾きながら ため息をついている人も結構多いという話です。 それでは一体どうすれば、ショパンが弾けるようになるのでしょうか? その質問に対する答えはただ1つ。 ショパンが弾きたければショパンを弾く これが僕の結論です 笑。 このような論理構造を「トートロジー」と呼ぶらしいですね。 余談はさておき、 「ショパンが弾けるようになるためにはショパンを弾く??ショパンが弾けないからその方法を教えてほしいと 言ってるのに、何言ってるの??この人」という皆さんの声が聞こえてきそうですが、ちょっと待って下さい。 ショパンを弾いたことがある皆さんは、初めてのショパンを弾いた時、どのように感じたでしょうか? 「何か違う、難しい」と感じたのではないでしょうか? ハノンやツェルニーで散々指を鍛えてきて、モーツァルトやベートーヴェンのソナチネも結構弾けるのに、 ショパンは何かが違う、弾きにくい、と感じた方も多いのではないかと思います。 ショパンを弾いたことがない方は、ショパンは技術的にそういう特異な存在なのだということを 是非、認識してほしいと思います。 その上で今一度、「ショパンが弾きたければショパンを弾く」という僕の言葉をもう一度思い出してほしいのです。 ベートーヴェンやモーツァルトを弾く上ではハノン・ツェルニーという優れた教材があり、 フランツ・リストの曲を弾く場合でもツェルニー・ベートーヴェンが基礎になりますが、 ショパンのピアノ技法は特殊すぎて、ショパンを弾くための基礎を作り上げる適切な教材はほとんど存在しないのが現状です。 ショパンはピアノの歴史の中でも「陸の孤島」とも言うべき存在で、独特のピアノ技法で自己の世界を完結した天才でした。 そしてショパンはピアノの技法だけでなく、ピアノ表現、節回しにも独特の強い個性があり、 ショパンを弾くことでしか身に付けようのない独特の音楽性、表現力が求められる点も特異な存在と言えます。 ショパンというクラシック音楽界、ピアノ音楽界の「陸の孤島」に渡る架け橋が存在しない以上、架け橋に期待せず、 ショパンそのものを実際に少しずつ弾いてその感覚を掴んでいくしかないわけです。 だからこそ、「ショパンが弾きたければショパンを弾く」ことが必要となるわけです。 ショパンの作品は技術的に難しいものが多いのは事実ですが、幸いなことに、 ワルツ、ノクターン(夜想曲)、プレリュード(前奏曲)の中には比較的易しい曲もあります。 ショパンの易しい作品の中にもショパン特有のピアノ奏法のエッセンスは入っているので、 早い段階からショパンの易しい曲に手を付けて自分のものにしていけば、 ショパン特有のピアノ技法、音楽表現に慣れることができ、 その後、より難しいショパンの作品を演奏する上で、大いに生きてくると思います。 ショパンを敬遠していては、永遠にショパンが弾けるようにはならない、 だから、勇気を出してショパンを弾いてみよう、と皆さんに呼びかけたいわけです。 それでは手始めにどんな曲から入ったらよいかについて考えてみたいと思います。 ここではまず初めに「誰でも弾けるショパンの曲」と題して、 技術的に易しいショパンの作品を挙げてみます。 1.ショパン入門用としておすすめの曲 既にショパンを弾いたことがある皆さんは「初ショパン」として何を弾いたでしょうか? 小犬のワルツ、ワルツ第7番(嬰ハ短調Op. 64-2)、ノクターン第2番(変ホ長調Op. 9-2)、雨だれの前奏曲、 華麗なる大円舞曲(ワルツ第1番変ホ長調Op. 18)、 もっと渋いところではワルツ第3番(イ短調Op. 34-2)、ワルツ第9番(変イ長調Op. 69-1)、 ワルツ第10番(ロ短調Op. 69-2)、マズルカ第5番変ロ長調Op. 7-1なども挙がってきそうですね。 しかし、この中には意外な難曲もあり、ピアノの先生に半強制的に押し付けられて やむなく取り組まざるを得なかった皆さんも多いと思います。 そこで、まだ一度もショパンを弾いたことがない初級者あるいは中級の入口辺りにいる皆さんが、 これから初めてショパンを弾きたいんだけど何から手を付けようかと考えるときに、 難易度的にも適切な、おすすめの易しいショパンの曲をいくつかピックアップします。 よく「ショパンの曲の中で最も易しい曲は何か?」という議論も耳にしますが、 習作の中には特に易しいものがあるとはいえ、ショパンが7歳で作曲したポロネーズト短調という ショパン初の作品(=習作)も、初級者が弾けるような易しい曲ではなく、いかにショパンが早熟の天才であったかを物語る作品とも なっていますが、ショパンの習作をここで取り上げるのは不適切と考えました。 ここでは、音楽的にもある程度の満足が得られる入門用のショパンの名曲をピックアップします。 曲名 難易度 プレリュードホ短調Op. いや個人的にということではなく、これらの曲を弾かれた方は皆、同じように感じているはずです。 全音ピアノピースの難易度は一体どうなっているのでしょうか。 全音ピアノピースの難易度は、音楽性や表現力も加味しての難易度なのでしょうか。 そうなると純粋に技術的な要素に限っての話ではなくなり、話はややこしくなりますが、 皆さんが知りたいのは音楽性や表現力を抜きにした純粋な難易度のはずですよね。 「音楽性豊かに弾きたい」という以前に、 そもそもその曲を今の自分のレベルでものにすることができるかどうかが知りたいわけですからね。 だから、ここでは(ここだけでなく当サイトで取り上げている全ての作品について)多くの皆さんの要望に応え、 技術的な要素に限定して分かりやすく難易度を付けています。 というか、技術的な要素でさえ、個人的な得意・不得意があって 数値化するのが難しいところに、音楽性・表現力などというはるかに曖昧で主観的な要素を加味してしまうと、 もはや数値化するのが不可能になり、それより何より数値化すること自体に意味がなくなってしまいますからね。 とにかく、上に挙げた曲は、いずれも技術的には易しい曲です。 しかしそれは譜読みの問題であって、技術的な問題とは別の要素です。 慣れるまでは譜読みが苦労し忍耐を伴う作業になるかもしれませんが、 とにかく根気よく音を拾っていけば、いつか必ず弾けるようになると思います。 2.一度は弾いてみたいショパンの名曲 上に書いたような方針で、楽譜に書いてある音を地道に取っていけば、 簡単なショパンの名曲は何とかそれらしく弾けるようにはなりそうですね。 でも、もちろん皆さんはそれだけでは物足りないですよね。 やっぱり皆さんも、「やるからにはやってやる」、「難しいショパンの曲を華麗に弾きこなしたい」 という強い気持ちがあるのではないかと思います。 憧れのショパンの名曲として挙げられることの多い曲、 例えば、「英雄ポロネーズ」、「革命のエチュード」、「別れの曲」、「幻想即興曲」などが弾けるようになることが 皆さんの大目標ですよね。 こういう曲を弾くためには、譜読みの力だけでなく、地道に指を作っていく忍耐と努力も 必要になります(一部の例外的な天才は除いて)。 そのような総合的なピアノ演奏能力を上げていく過程で、現時点のレベルに応じたショパンの曲を選択して、 少しずつレベルアップしていけるといいですね。 その意味でも、 ここでは、易しい曲だけでなく、難曲も含めて、「ショパン名曲集」に名を連ねる超有名な 作品を挙げ、個人的に感じた難易度をつけました。 みなさんの曲目選びの参考にしていただければ幸いです。 曲名 難易度 華麗なる大円舞曲Op. ショパンはピアノ曲だけで200曲以上の曲を残したと言われており、その中には、内容的にはこれらの有名曲を上回る 隠れた名曲が数多く存在します。 それらの名曲は、軒並み難易度が高いため、弾きこなすのは、素人ではかなり難しい曲 ばかりです。 具体的には、バラード、スケルツォなどの大曲、ピアノソナタ、ピアノ協奏曲などの多楽章からなる 構成的作品、難易度の高い練習曲であるエチュードなどに数多くの難曲があります。 これを弾いてこそ、本当のショパン弾きと言えるわけで、素人と言えども、ショパンを弾くからには絶対に 弾いて欲しい作品です。 特に下に挙げたような曲は、ものになるかどうかはともかく、一度は取り組んでみてほしい曲です。 僕も、これらの曲を根性と気合だけで全部弾きました。 しかし、単に「それらしく弾いた」というだけで 未消化になっている曲がほとんどで、今はどの曲も大崩壊していたりします(泣)。 こういう曲を自分のものにするには、技術的な才能はもちろん、日々のたゆまぬ努力とそれを支える強い忍耐力や精神力も 必要になります。 そしてもっと大事なのが、この曲を絶対に弾きこなしたい!と思う強い気持ちです。 これらの曲は、いずれも曲想的にも演奏効果の上でも魅力的で、取り組む価値は十分あります。 これらの曲を弾けば、ショパンが 一般的なイメージと異なる、力強く男性的な大曲を多く残したことが分かります。 僕も、下の曲とは 一生向き合い、闘っていくことにしています。 その都度、録音を行って自己記録を更新しつつ、 あまり歳を取らないうちに、自分でも納得のできる完成度に高めることができれば、と思いながら、取り組みたいと思っています。 皆さんも、是非、これらの曲に取り組んでみてください。 同じような曲に取り組む仲間が1人でも増えることを願っています。 曲名 難易度 バラード第1番ト短調Op. と言っても、ここに挙げた難易度は全て僕個人の主観的な「体感」難易度ですので、皆さんには 当てはまらない場合もあるかもしれないですね。 それでも、ショパンの他の曲の難易度がどの程度のものなのか、 僕自身の主観的な難易度をもっと知りたいのであれば、の各ページの 下の方に載せてありますので、よろしければ参考にしてみてください。

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