モダン スタンバイ。 モダンスタンバイ機能の設定について・更新後パソコンを何分使わなければサインインを求めるかの設定ができなくなった【Ver1709

モダンスタンバイ機能の設定について・更新後パソコンを何分使わなければサインインを求めるかの設定ができなくなった【Ver1709

モダン スタンバイ

最新のスタンバイとは What is Modern Standby• この記事の内容 Windows 10 の最新スタンバイ 最新のスタンバイ では、Windows 8. 1 接続されたスタンバイ電源モデルが拡張されます。 Windows 10 Modern Standby Modern Standby expands the Windows 8. 1 Connected Standby power model. 電話と同様に、S0 低電力アイドルモデルを使用すると、適切なネットワークが利用可能になるたびにシステムが最新の状態を維持できます。 Just like the phone, the S0 low power idle model enables the system to stay up-to-date whenever a suitable network is available. 1 接続されたスタンバイ電源モデルよりも高くなります。 1 Connected Standby power model. 最新のスタンバイでは、以前は S3 電源モデルに限定されていた市場セグメントで低電力アイドルモデルを利用できます。 Modern Standby allows for market segments previously limited to the S3 power model to take advantage of the low power idle model. 「最新のスタンバイ」セクションでは、最新のスタンバイを有効にするための重要な変更、パートナーの要件、およびベストプラクティスの概要を示します。 The Modern Standby section outlines important changes, partner requirements, and best practices for enabling Modern Standby. 注意 最新のスタンバイは、Windows 10 デスクトップと Windows 10 Mobile の両方で使用できます。 Modern Standby is available for both Windows 10 desktop and Windows 10 Mobile. BIOS の設定を変更しても、S3 と最新のスタンバイを切り替えることはできません。 Switching between S3 and Modern Standby cannot be done by changing a setting in the BIOS. OS の再インストールが完了しないと、Windows で電源モデルの切り替えがサポートされていません。 Switching the power model is not supported in Windows without a complete OS re-install. 最新のスタンバイの機能の概要 Functional Overview of Modern Standby Windows 10 では、必要なときに最も低い電源状態からのスリープ解除によってのみ、ソフトウェアの実行を短時間で制御できるようにするだけで済むため、ソフトウェアコンポーネントの実行機会が大幅に減少します。 In Windows 10, low power is achieved by only waking from the lowest power state when absolutely necessary and only allowing software to execute in short, controlled bursts of activity, dramatically reducing the opportunities for software components to execute. Windows と SoC ハードウェアは、常に興味深いイベント キーボードでのネットワークパケットやユーザー入力など をリッスンし、必要に応じてすぐに起動します。 Windows and the SoC hardware are always listening for interesting events such as a network packet or user input at a keyboard and will wake up instantly when needed. OS メンテナンスやユーザーによるシステムのスリープ解除など、リアルタイムの操作が必要になったときにシステムが復帰します。 The system will wake when there is real time action required, such as OS maintenance or a user wakes the system. 最新のスタンバイは、複数のハードウェアおよびソフトウェアの電源モードで構成されています。 これらはすべて、画面がオフになっている状態で発生します。 Modern Standby consists of multiple hardware and software power modes, all of which occur with the screen turned off. 最新のスタンバイの複雑さは、システムがバックグラウンドタスクを処理できるようにしながら、システムがバッテリ寿命を長持ちさせるために十分に静かな状態に保つことによってもたらされます。 The complexity of Modern Standby is a result of keeping the system alive to process background tasks, while ensuring that the system stays quiet enough to achieve long battery life. 最新のスタンバイへのエントリ Entry to Modern Standby 最新のスタンバイは、ユーザーがシステムをスリープ状態にすると開始されます ユーザーが電源ボタンを押す、カバーを閉じる、アイドル状態を解除する、または Windows の [スタート] メニューの [電源] ボタンから [スリープ] を選択するなど。 Modern Standby starts when the user causes the system to enter sleep e. g user pressing the power button, closing the lid, idling out, or selecting Sleep from the power button in the Windows Start menu. 最新のスタンバイに入るには、低電力操作に移行するために、アプリとシステムソフトウェアが準備されている必要があります。 On entry to Modern Standby, apps and system software must be made ready for the transition to low-power operation. 「参照してください。 ソフトウェアコンポーネントとアプリが低電力操作用に準備された後、ハードウェアコンポーネント ソフトウェアデバイスドライバーを含む は、低電力操作用に同様に準備する必要があります。 See. After software components and apps have been prepared for low-power operation, hardware components, including their software device drivers, must be similarly prepared for low-power operation. 「参照してください。 低電力操作のために、ソフトウェアとハードウェアの両方を準備する必要があります。 See. Both software and hardware must be made ready for low-power operation. 最新のスタンバイ中のアクティビティ Activity during Modern Standby アクティブモードへのオンデマンド移行は、ユーザー入力、ネットワークデバイスからの割り込み、およびその他のハードウェアイベントに応じて発生する可能性があります。 On-demand transitions to active mode can occur in response to user inputs, interrupts from networking devices and other hardware events. すべてのソフトウェアアクティビティが停止し、SoC チップのオンとオフのデバイスで低電力状態になった後、Windows は SoC プラットフォームをアクティブモードからアイドルモードに移行します。 Windows transitions the SoC platform from active mode to idle mode after all software activity is stopped and the devices on and off the SoC chip have entered low-power states. 「参照してください。 See. ネットワークと通信デバイスは、最新のスタンバイ中のシステムのソフトウェアアクティビティに基づいて、アクティブモードと低電力モードの間で自動的に移行します。 The networking and communications devices automatically transition between active and low-power modes, based on the software activity of the system during Modern Standby. ネットワークを必要とするシステムサービスや Microsoft Store アプリのバックグラウンドタスクがない場合、ネットワークデバイスは、低電力、プロトコルオフロード、WoL パターンモードになります。 When there are no system services or Microsoft Store app background tasks that require the network, the networking device is in the low-power, protocol offload, and WoL patterns mode. システムサービスまたはバックグラウンドタスクがネットワークアクセスを必要とする場合、Windows はネットワークデバイスをアクティブモードに自動的に切り替えます。 When a system service or background task requires network access, Windows automatically transitions the networking device to an active mode. 場合によっては、システムはアクティブモード 画面はオフ のままになり、時間が長くなります。 On occasion, the system stays in the active mode with the screen off for a longer interval of time. これらの長いアクティブな間隔は、さまざまな理由で発生します。 たとえば、受信メールを処理したり、重要な Windows 更新プログラムをダウンロードしたりします。 These longer active intervals occur for a variety of reasons, for example, processing incoming email or downloading critical Windows updates. SoC をアクティブな電源状態のままにすることが許可されている Windows コンポーネントは、" " と呼ばれます。 これは、アイドル電源モードへの切り替えをブロックすることができるように電源マネージャーに登録されているためです。 Windows components that are allowed to leave the SoC in the active power state are called because they are registered with the power manager as capable of blocking the transition back to the idle power mode. これらのアクティビティの期間は大きく異なりますが、バッテリの寿命を延ばすために制御されます。 The durations of these activities vary widely but are controlled to extend battery life. アクティビティの期間は、組み込みのまたは WINDOWS イベントトレーシング ETW ベースのインストルメンテーションを使用して表示できます。 The durations of the activities can be viewed with the built-in or through Event Tracing for Windows ETW - based instrumentation. Windows 8. 1 接続されたスタンバイシステムでは、最新のスタンバイ中に、Windows は SoC プラットフォームをアイドルモードからアクティブモードに移行します。 これは、カーネルのメンテナンスタスクを実行するために30秒ごとに最小になります。 On Windows 8. 1 Connected Standby systems, during Modern Standby, Windows transitions the SoC platform from idle mode to active mode a minimum of every 30 seconds to perform kernel maintenance tasks. このメンテナンスアクティビティは、非常に短い時間 通常は数百ミリ秒 であり、調整することはできません。 This maintenance activity is extremely brief in duration typically no more than a few hundred milliseconds and cannot be adjusted. これは、Windows 10 の最新のスタンバイシステムでは発生しません。 This does not happen on Windows 10 Modern Standby systems. 最新のスタンバイから再開 Resume from Modern Standby ユーザーが電源ボタンを押すなどしてシステムをスタンバイから再開すると、ディスプレイはすぐに有効になり、ネットワークデバイスは通常のアクティブな動作モードに復元されます。 When the user causes the system to resume from standby, e. presses the power button, the display is immediately turned on and networking devices are restored to their normal, active operating modes. 電源ボタンを押したときからディスプレイをオンにするまでの時間は1秒未満です。 The time from the power button press to the turning on of the display is less than one second. ディスプレイが有効になり、ネットワークデバイスが通常の動作モードに戻ると、デスクトップアプリケーションが再開され、システムは通常の画面アクティブな動作に戻ります。 After the display is turned on and the networking device returns to normal operating mode, desktop applications resume and the system returns to its normal, screen-on active behavior. 関連記事 Related Articles• 関連記事.

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モダン スタンバイ

モダンスタンバイ機の電源とスリープの設定画面。 バッテリ駆動時のネットワーク接続に関する設定ができる モダンスタンバイは、かつて、Instant Goと呼ばれていた。 さらにその前はConnected Standbyという呼称だった。 最初のConnected Standbyから、InstantoGoを経てモダンスタンバイに名前を変えた今も、PCがまるでスマートフォンのように、完全なスリープに落ちることなく通信を維持し、さまざまなバックグラウンドタスクを実行し続けながらも、省電力を実現するというコンセプトは変わっていない。 InstantGoは、IntelのHaswellアーキテクチャ、つまり第4世代以降のCoreプロセッサに実装されている、S0iXという状態を利用して実現されている。 これまでのS3スタンバイに対して、完全に稼働を停止してしまうのではなく、ネットワーク接続を維持し、必要な通信処理をOSが引き受けることで、スリープ状態でありながら、まるでずっと接続されていたかのように振る舞うことができる。 スマートフォンは画面が消灯しているときにもずっと着信を待ち受け、バックグラウンドでさまざまな処理が行なわれている。 それと同様の状態をPCでも実現しようというのがInstantGoだった。 それが2013年頃の話だ。 世界で最初のInstantGo機は当時ソニーのもとにあった「」だった。 パナソニックでも、「」にInstantGoを実装して2014年に製品化している。 その当時の様子は過去にも書いた。 あれから5年。 今回は、レッツノートの新製品SV8シリーズにもモダンスタンバイが実装されて製品化された。 SVシリーズといえば、まさにレッツノートの看板だ。 12型液晶に光学ドライブ、PCに求められるであろう、ありとあらゆる要素をすべて詰め込みながら、1Kg前後の軽量ボディを実現している。 企業ユーザーからの絶大な信頼を得ているレッツノートのシリーズだが、MX3がリリースされた2014年当時は、企業ユーザーからこの機能は歓迎されず、すぐに終息してしまっている。 スリープ時に通信が続いているなど言語道断というのが、当時のシステム管理者の当たり前の考え方だったということだ。 ハードウェア担当の山本竜矢氏 同ハード開発部ハード設計1課主任技師 まず、当時のInstantGo対応レッツノートであるMX3プレミアムエディション を振り返ってみよう。 この製品はInstantGoに対応するために、いくつかのペナルティを余儀なくされていた。 通常のMX3に比べて、• 有線LANは非対応。 Ethernetコネクタは搭載されていない• Wi-Fiは、IEEE 802. 11acには非対応• Windows 7へダウングレードできない• vProテクノロジは搭載されない 1と2は、InstantGo対応のNICがまだ存在しないことが原因だった。 Wi-Fiについては、Broadcom 802. それが対応できる唯一のデバイスだったからだ。 これによって• スリープ中でのデータやアプリの自動更新• スリープ中でもメールの受信やSkypeの着信を通知• スリープ中の音楽再生に対応 といった現象面での機能を実現していたのだ。 ただし、対応ソフトウェアについてはいわゆるモダンアプリのみで、一般的なデスクトップアプリは、以前のようにスリープ時には眠りにつく。 それがWindowsにおけるInstantGoの仕様だった。 それはモダンスタンバイになった今も変わっていない。 そもそもInstantGoは、0. じつに曖昧な仕様だったのだ。 さらにInstangGoでは、「スリープ中にはいかなるLEDも点灯していてはいけない」といった縛りもあった。 当時のMX3開発陣は「最初にMicrosoftが要求した条件はハードルが高すぎたのではないかという想いもあります。 たとえば、復帰時間の0. 3秒などは、今0. 5秒に緩和されています」と証言している。 モダンスタンバイではそれがさらに緩和されている。 尾下 「いろいろな点が、以前と違い、要件ではなく推奨になっています。 そして緩和されたところもたくさんあります」。 芦田 「6秒以内に復帰すればいいのです。 ハードウェアドリップスの要件などが下がった結果です。 プラットフォーム全体が省電力に入っているというピンが、ローになっていればそれでいいんです。 それがモダンスタンバイ中の要件だといえます」。 詳細な仕様を書いたドキュメントがないというのも、開発者らを苦しめる。 誰もが見ることができるMicrosoftのがHardware Dev Cnterサイトに置かれているが、これがモダンスタンバイの聖書であり、これがすべてだ。 白神 「システムがS0iX状態にあればそれがモダンスタンバイ状態だということです」。 尾下 「以前と大きく変わったとすれば、ネットワークの接続を維持しながらと、していない状態の両方がサポートされた点しょうか」。 そうなのだ。 モダンスタンバイは、• コネクテッド• ディスコネクテッド という2つの状態がサポートされている。 設定アプリの「システム」では、電源とスリープについて各種の設定ができ、ノートPCの画面やスリープに繊維する時間を、バッテリ駆動時と電源接続時それぞれについて、指定することができる。 モダンスタンバイ機には、この設定画面に「ネットワーク接続」という項目が用意され、「PCがバッテリー電源の使用中にスリープ状態になった場合は、ネットワークから切断する」に対して、• Windowsで管理 という3つの選択肢が用意されている。 デフォルトは「なし」だ。 わかりにくいがスリープ時にもネットワークから切断せずに接続を維持するということになる。 つまり「切断なし」と解釈すればいい。 そして「常時」はいつも切断する。 これがディスコネクテッドスタンバイに相当する。 つまりLTE-WANなどの常時接続機能が実装されているPCでも、スリープ時の通信を許可しない。 「Windowsで管理」は、「なし」、つまり接続維持とほぼ同じだが、Windows OSからの指示に従うことになる。 つまり、スリープ時に通信が維持されていても、いなくても、それはモダンスタンバイだということだ。 スタンバイ時の問題点も少なくない 尾下 「現在のSV8の実装では、今のところ、スリープ中にSkypeなどの着信があったとしても着信音は出ません。 つまり、ユーザーはSkypeの着信に気がつくことができません。 理由としては、サウンドの機能としてIntelのスマートサウンドテクノロジー SST を搭載すればいいのですが、レッツノートでは実績のあるHDオーディオを使っていますから、それができないのです」。 芦田 「かつてのInstantGoとは異なり、画面が消えただけではOS的にモダンスタンバイではありません。 InstantGoでは画面消灯状態が、すなわちスタンバイ状態でしたが、モダンスタンバイでは消灯していても稼働しているという状態があります。 ネットワークが維持されていることのメリットは、外部からのプッシュ通信を受信してユーザーにそれを知らせることができる点にありますが、スリープ時に音やLEDでそれができないのです」。 白神 「そもそもInstantGoで実現される機能の多くは、企業向けには邪魔でしかない機能ばかりでした。 でも、モダンスタンバイの場合、ポイントはスリープからのウェイクが速くなるというメリットに注目してほしいのです」。 確かにスリープからの復帰は速い。 閉じていた液晶を開くと瞬時に液晶が点灯し、Windows Helloの顔認証でサインインし、直前に液晶を閉じたときの状態が再現される。 ほんとうに瞬時だ。 しかも、その時点でLTEでの接続はすでに完了している。 というか30秒に一度はつないで接続を維持していたのだ。 モバイルノートPCのユーザーにとって、この速さはうれしい。 復帰するまでの1秒が待てないというのは決して大げさではない。 1秒かかってはストレスが溜まりまくる。 復帰へのトリガーは、従来のように液晶を開く、電源ボタンを押すといったことのほかに、ACアダプタを接続する、PDデバイスを接続するといった電源状態の遷移も含まれる。 スリープ時にSkypeでメッセージが届いていれば、それはすでに受信されているし、数百通のメールが届いていても、すでにダウンロードされキャッシュ済みだ。 もっとも、これができるのはモダンアプリだけなので、Win32アプリのOutlookはその恩恵にあずかれない。 企業ユーザーがこんな機能はいらないというのもわからないでもない。 SV8現行機での復帰時間は0. 5秒くらいだろうか。 残念ながら、LTE通信のためのSIMが装着されていると、復帰には倍の時間がかかるようだ。 デバイスマネージャでLTEを無効にしてもだめなのに、SIMさえ装着されていなければ、まさに瞬時に復帰する。 芦田 「復帰に時間がかかるときは、ビデオかキーボードの割り込み処理に時間がかかっている可能性がありますね。 Thunderboltが原因になっていることもあります。 Intelのドライバを使っていますが、ここ3年くらいの間でドライバまわりはかなり固まってきましたね。 いずれにしても、モダンスタンバイ時にはすべてのデバイスが省電力に入っていなければならないのですが、今回の開発でもその解析に時間がかかりました」。 山本 「モダンスタンバイに入っているのに消費電力が下がらないということがあるのです。 その原因を突き止めるのはたいへんです」。 芦田 「ただ、最近は解析ツールが充実しています。 IntelもSoCの解析ツールを用意してくれていますから、かなり効率的に開発ができます。 でも、そのツールでもわからないことがあるんです。 結局、ハードウェア的には、泥くさくジャンパーをとばして1つ1つ解析していくしかありません」。 山本 「苦労した思い出といえば、Gigabit Ethernetの機能はサブボードにあるのですが、きちんと実装しているのにデバイスが見えなくなることがありました。 きちんと応答はするのですが、ドライバにその状態を返さないのです。 消費電力を切り分けるときに、ハードウェアを切り離せばいいのですが、それではプラットフォーム全体としての評価ができません。 だから人知れず電力を喰うデバイスは困ります。 スリープに入る作法によっても振る舞いが違うのでやっかいです。 いちばん厄介なデバイスといえば、Gigabit EthernetとThunderbolt 3でしょうか」。 芦田 「最初のThunderboltは実装するのがせいいっぱいでしたね。 コントローラーの動的な省電力移行機能の実装に加えてモダンスタンバイの対応で、Intel側もほとんどフォローできない状態だったので、余計に大変でした」。 山本 「でもレッツノートが最初にやったということで、Intelからも高い評価をいただきました」。 白神 「あとは指紋認証とウェイクオンボイスでしょうか。 すでに試作で指紋はやっています。 セキュリティを担保したままPCを立ち上げて仕事にすぐに入れる製品を作るためのアプローチです」。 スマートフォンになりたいPC 山本 「結局、MicrosoftやIntelは、スマートフォンのようなPCの使い方を考えているんじゃないでしょうか。 モダンスタンバイなら、今よりも、ずっと早くスリープに落ちるので、他人に見られては困るものをすぐに画面上から消してくれます。 そして作業の再開時の立ち上げも素早くできます。 つまり、頻繁にスリープの入り切りをする場合も、それが素早くできるのが大きなメリットです。 企業ユーザーには受けないという議論があるかもしれませんが、これからのPCはそこが重要なのではないでしょうか」。 白神 「モダンスタンバイ非対応と対応機の違いの指標としては今のところ0. 数秒しかありません。 いろいろな足かせがあったために差は小さくなっています。 これについては非対応機の復帰の速さも評価してほしいところです」。 ちなみに、Microsoft Surfaceは、初代以来、ずっとモダンスタンバイに対応してきている。 だが、その実装の難易度は、レッツノートとは比較にならないと、開発陣は口を揃える。 尾下 「Surfaceとは比較できないですよね。 レッツノートの構成は複雑すぎますから。 たとえば、Surfaceでは、HDDモデルがありませんから、その対応が遅れていました。 レッツノートでは企業の要求に応じてあらゆるデバイスを内蔵しますから」。 山本 「LEDなどは最たるものですね。 あとは、バッテリを外せるかどうかとかね。 インジケータがないと、電力が瞬断してしまったときにもわからないですよね。 だから、モダンスタンバイにLEDの点灯仕様がないというのは不親切だと感じています。 でも、Microsoft的にはバッテリを外せるというのは想定外だったのかもしれません」。 芦田 「もちろんMicrosoftとも実装内容などについてはワークショップでいっしょに実装を考えたりもしているんです。 HDDや光学ドライブのモダンスタンバイ対応などは、その典型です。 具体的には光学ドライブの電源操作の振る舞いなどです。 イジェクトボタンを押しただけで電源が入り続けてしまうんです」。 白神 「そしてプレーヤーアプリがスリープに入れなくしてしまうのです。 レッツノートの音源ICを使っている以上、再生中はスリープできないのですが、現時点の実装では再生を一時停止してモダンスタンバイに移行します。 実装として、それで正しいのかどうかは議論で決めるしかありません」。 山本 「モダンスタンバイの許容がとても広くなったのは確かで、InstantGoからは、かなりズレたところにいますよね。 でも、その枠の外側にいろいろなことがあります。 その中で理想を追求しなければなりません」。 尾下 「いずれにしてもドキュメントに書かれていないことが多すぎるんです。 モダンスタンバイの対応、非対応でプリインンストールのパラメータを変えるのですが、それだけで挙動が変わってしまいます。 その個別の現象に対応してしまうと、状況が変わって、何が正しいか正しくないかわからくなってしまうのです」。 山本 「現時点では、タッチパッドからモダンスタンバイを解除する機能は実装されていません。 ここは本当はやりたかったところですね。 次回は改善したいと考えています。 正直なところ、これについてはあとから発覚したことなんです。 結局、タッチパッドのベンダとのすりあわせが間に合いませんでした」。 白神 「プレシジョンパッドはオプショナルで、対応しなくてもいいということになっていますから。 それにしてもすごく短い間でやった印象です。 作業にかけたのは4~5ヶ月でしょうか。 とにかく出荷前のギリギリまでかかって作りました。 スタートしたのは9月くらいで、1月に出荷開始ですから」。 白神 「モダンスタンバイはセキュリティを担保したままいかに素早くPCを使えるようにするかがポイントです。 それはすなわち情報がもれやすいということにつながるかもしれません。 相反することですよね。 でも、将来的なレッツノートはすべてモダンスタンバイになります。 状況としてはコネクテッドは必須だからです。 メールにしても、PCの起動後に受信が完了するまで分単位でかかるのはだめでしょう。 だから今後は必須なんです。 裏で通信が担保されているからこそのモダンスタンバイです。 その一方で、通信が遮断されているところもあります。 ローカルで完結してできなければならないことも多く、その足かせになってはいけません」。 尾下 「今後はIntelのSSTを載せていこうという方向で開発を進めます。 そのころには、信頼性もさらに高まるでしょうし 笑 」。 白神 「じつは、SV7で使っていたコーデックと、SSTとの整合性をとるのに時間がかかっています。 ほかには周辺デバイスとリンクしてインジケーションするなど、いろいろな体験を提供できるようになるはずです」。 尾下 「まだ、Windows 10のRS5は完全に対応しきれていない面もありますね。 次の機能更新ではさらによくなるというものもあるようなので期待しています。 たとえば、ディスコネクトスタンバイは、モダンスタンバイの新しいセールスポイントなのにコネクトしてしまうといった不具合などが解消されるはずです」。 PCはスマートデバイスだ。 IntelもMicrosoftもスマートフォンでは成功しなかったが、PCをスマートフォンにしたいという気持ちは今も強いのだろう。 だから究極のモダンスタンバイを追いかけ続けているのかもしれない。 レッツノートの開発陣も、きっと同じことを考えている。

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Windows 10でモダンスタンバイを使う方法

モダン スタンバイ

Windows 10ではモダンスタンバイと呼ばれる 新しい省電力モードが実装されています。 その辺の設定でちょっとハマったので、備忘録的なものを。 参考: モダンスタンバイという新しいスリープステート 具体的に今までのスタンバイと何が違うかというと、• スタンバイ状態のままWiFi接続を維持したり• メールを受信して通知を出したり• 音楽再生を続けたり といった事が出来るらしい。 ただし、 モダンアプリ UWPアプリ 限定で従来のWin32アプリは対応していない。 うん、タブレットならまだしも、普通のクラムシェル型PCではメリットなし! そして、ThinkpadX1 Carbonをスタンバイ状態にすると、 確かに今までより復帰は早いものの、めっちゃ熱を持つ。 いちいち休止状態にするのも 復帰に時間がかかる(十~数十秒単位)ので使い勝手が悪すぎます。 やったね。 起動時に Enter>F1でBIOSに入ります。 Power>[Sleep State]の項目を、 Windows 10>Linuxに変更します。 これでS0が無効になって従来のS3スタンバイが有効になります。 表記がいかにも「Windowsはこっちで使え」的な雰囲気で 最初は何が変わるのか分かりませんでしたが、 実態はそういうことです。 変更してもWindows 10のまま使えます。 スタンバイからの復帰は少し(数秒)遅くなりましたが、 スリープ中に発熱することもなくなりました。 やったね! 投稿者 投稿日: カテゴリー タグ ,.

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