リカオン ハイエナ。 リカオン

リカオンを汚い犬と呼ばないで

リカオン ハイエナ

「リカオン」の意味 リカオンの分布地はアフリカ大陸でありウガンダ、ギニアビサウ、コートジボワール、ナイジェリアなどです。 砂漠や草原で生息しています。 最小で3~6頭で群れを作り群れの中ではオスのほうが多く、お互いの鼻を押し付けたり鳴き声でコミュニケーションをします。 繁殖は胎生で妊娠期間は80日ほで一度に2~19頭の幼獣を生みます。 「ハイエナ」の意味 ハイエナはアフリカ、インド、中東などに分布し、主にサバンナや低木林で生息しています。 夜行性であり日中は岩や穴の隙間などにいます。 ハイエナは狩りをするよりも腐肉を漁ることが多く、サバンナの掃除人と言われています。 10~15頭の群れを作りヌーやシマウマなどを狩ります。 他の動物が掘った巣穴に住み、周りには骨などが落ちています。 「リカオン」と「ハイエナ」についてのその他 リカオンは家畜などを襲う害獣と見なされることがあり、交通事故や射撃などで生息数が減っています。 アフリカ大陸西部や北部ではほとんど絶滅し、アフリカ大陸中部や北東部ではかなり減っています。 ハイエナは腐肉を漁るので貪欲のイメージになっています。 獲物の横取りを表すたとえになっていて、利益を奪うことや見返りを求める時などに用います。 「リカオン」と「ハイエナ」についてのまとめ リカオンとハイエナは見た目は似ていますが、属性や大きさなどが異なります。 分布地は同じところもありますが、違ったところに広範囲に生息しています。 群れの頭数や関係性もそれぞれ特徴があります。 また人間との関係ではリカオンもハイエナも悪いイメージを持たれることが多く、頭数の減少やリカオンの絶滅が問題になっています。

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野生の犬のリカオンとは? ハイエナとの違いは何だ?

リカオン ハイエナ

ハイエナと聞いて一番初めに思い浮かぶのはブチ模様が特徴のブチハイエナではないでしょうか? ブチハイエナは一般的なハイエナのイメージとは違い、狩りが得意でその成功率は60%ともいわれています。 対して百獣の王ともいわれるライオンの狩りの成功率は20%ほどです。 この数字だけみるとブチハイエナって実はすごく強いんじゃないか?と思いますが、ライオンが天敵でせっかく捕らえた獲物を横取りされてしまうこともしばしばあるようです。 今回はそんなブチハイエナの他にも、シマハイエナ・カッショクハイエナ・アードウルフという全部で4種類のハイエナ達の生態や性格についてご紹介します。 一番強いハイエナはやはりブチハイエナなのか?それとも他にも強く逞しく生きているハイエナがいるのか?詳しくみていきましょう。 ハイエナの種類 ハイエナは全部で4種類しかいません。 ブチハイエナ・シマハイエナ・カッショクハイエナそして アードウルフです。 ハイエナに共通する特徴は、後肢よりも前肢が発達して長さも長く、腰が下がっているように見えるところです。 そして、見た目はイヌのように見えますが、 ジャコウネコ科の近縁種なのでネコに近い動物です。 また、アードウルフを除くブチハイエナ、シマハイエナ、カッショクハイエナは顎の力が強く、消化器官も強靭なため他の動物が残してしまうような骨も食べることができます。 そのため「サバンナの掃除屋」とも呼ばれています。 ブチハイエナの生態と性格• 科名:ハイエナ科• 体長:95~165cm• 分布:アフリカ大陸• 環境:草原• 危険な部位:顎の力が強力。 噛みついた相手の骨まで砕ける。 ブチハイエナはハイエナの中で最大の大きさになります。 メスの方がオスより一回りほど大きく、肉食の哺乳類の中でも異例です。 体毛は褐色または灰褐色で黒い斑点模様が特徴です。 このことから、マダラハイエナとも呼ばれます。 夜行性で昼間は木陰などで休んでいます。 クランと呼ばれる群れで生活をしており、コミュニケーション能力が高く12種類の鳴き声を使い分けているそうです。 獲物を捕まえると他の仲間に伝えるために、人の笑い声に似た鳴き声を出すためワライハイエナという異名もあります。 狩りは群れの仲間と協力して行い、シマウマやヌーなどを捕らえます。 実は、積極的に狩りを行うのはブチハイエナのみです。 ブチハイエナは強力な顎と抜群のスタミナを使って獲物を追い詰めます。 しつこく、粘り強く追いかける性格のせいか狩りの成功率は60%にもなり、他のチーターやヒョウなどのハンターよりも成功率が高いです。 また、獲物の骨まで残さずに食べることが出来ますが、骨は非常食として巣の周りに持ち帰るようです。 ブチハイエナは体が大きく力も強いため、 天敵はライオンのみと言われています。 ライオンには体の大きさで負けてしまうため、獲った獲物を横取りされてしまうこともあるようです。 シマハイエナの生態と性格• 科名:ハイエナ科• 体長:100~120cm• アフリカ大陸、ユーラシア大陸 インド~アラビア半島• 環境:草原• 危険な部位:顎 シマハイエナは唯一 アジア圏まで生息しています。 パキスタンでは標高3000mの高地でも生息が確認されています。 白や淡い褐色に黒色の縞模様が特徴です。 体の大きさはオスの方がわずかに大きくなります。 基本的に夜行性で単独で行動し、主にチーターやライオンなど他の肉食獣が食べ残した死肉を食べます。 ブチハイエナと同様に顎の力が強いので、他の動物たちが食べることのできない骨もバリバリ食べます。 死肉が見つからないときは、自ら小動物を狩ったり果実などを食べます。 また仲間と協力してヤギやヒツジなどの家畜を襲うこともあります。 性格は穏やかで、危険を感じると威嚇してきますが、襲ってくることは少ないようです。 天敵はライオンやブチハイエナなどですが、一番の天敵はヒトです。 生息地の開発が進み、個体数を減らしています。 カッショクハイエナの生態と性格• 科名:ハイエナ科• 体長:110~140cm• 分布:アフリカ大陸南部• 環境:砂漠、サバンナ• 危険な部位:顎 カッショクハイエナは黒く長い体毛が特徴です。 頭部のみ短い毛に覆われています。 昼間に行動することもありますが、基本的には夜行性です。 体の大きさはオスの方がわずかに大きくなります。 ブチハイエナのように群れで生活をし、シマハイエナと同様に主に他の動物たちの食べ残しを食べます。 一般的な死肉を漁るというハイエナのイメージに一番近いハイエナです。 嗅覚がするどく、2km先にある死肉も判別できるといわれています。 獲物が少ないときは、小動物などを狩りますが、あまり得意ではなく狩りの成功率は低いようです。 またカッショクハイエナは害獣として駆除されることもあり、現在は 絶滅危惧種に指定されるほど個体数を減らしています。 アードウルフの生態と性格• 科名:ハイエナ科• 体長:55~80cm• 分布:アフリカ大陸• 環境:草原、サバンナ、低木林 アードウルフは黄褐色に黒い縞模様が特徴です。 大きさはハイエナの中では一番小型です。 夜行性で昼間は巣穴に隠れています。 ウルフと名付けられていますが、耳が尖っていてキツネのようにも見えますね。 日本ではツチオオカミとも呼ばれ、地下に穴を掘ったりツチブタなど他の動物が使っていた巣穴を再利用して、単独かペアで生活をしています。 生涯にわたり同じパートナーと生活するようです。 また、他のハイエナは前肢が4本指ですが、アードウルフは5本指です。 アードウルフは他のハイエナと違った特徴が多いですが最大の違いは、 シロアリを食べる昆虫食だということです。 他のハイエナ達のように狩りをしたり、動物の死肉を食べることはありません。 シロアリを主食としているため、舌が長く粘着質を持っている一方で、歯は退化してしまいほとんど生えていません。 ハイエナを強い順番に並べると ハイエナ達を強い順番に並べてみると 1位、ブチハイエナ 2位、シマハイエナ、カッショクハイエナ 4位、アードウルフ というふうに筆者は結論を出しました。 ブチハイエナはライオンにも引けを取らない強さを誇っています。 我々、人間が野性下で出会ってしまったら一番危険な種類だと思います。 シマハイエナ、カッショクハイエナは同率2位です。 ブチハイエナほど気性が荒くはないものの、動物の骨をかみ砕く顎の強さを持っています。 万が一噛まれてしまったら、噛まれた部分はあきらめるしかありません。 アードウルフは危険性などから見ると最下位ですが、食欲からみると1位に躍り出るかもしれません。 シロアリを1週間でで300,000匹食べてしまうほど食欲が旺盛です。 シロアリに困っている方はアードウルフがいればすぐに解決しそうですね。 まとめ ハイエナと一口にいっても自分で狩りを行うハイエナと他の動物の食べ残しを漁るハイエナ、 そして意外な昆虫を食べるハイエナと食性がさまざまです。 また群れで暮らすもの、単独で生きるもの、生涯パートナーを変えないもの、 生活面からみてもハイエナはたったの4種類しかいないのにそれぞれ異なっていますね。 それぞれが自分を取り巻く環境に応じて進化していった結果だと思います。 ハイエナ達はみな強く逞しく生きています。 これからも、環境変化に負けずに強く生きていって欲しいものですね。

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リカオンとハイエナの違いと生息地!どっちが強いの?

リカオン ハイエナ

走るリカオン。 ボツワナ、マシャトゥ動物保護区。 その一方で、アフリカを代表する動物であるにもかかわらず、一向に知名度の上がらない種も存在する。 いまいち派手さがなかったり、個体数が少なすぎてサファリに行っても滅多に出会えないというのがその主な理由のようだ。 中でも個人的にもっと人気が出てほしいといつも思うのがリカオンだ、 リカオンはイヌ科の肉食獣で、オオカミ同様群れを形成して暮らす。 長い四肢と大きな丸い耳を持ち、黒、茶、白の入り混じった毛色が特徴だ。 高度な社会性と発達したコミュニケーション能力、そして卓越したスタミナを持ち、アフリカの肉食獣の中では狩りの成功率がもっとも高い。 捕えたばかりのインパラをむさぼるリカオン。 南アフリカ、サビサビ動物保護区。 8G(IF) ところが、そんな優秀なハンターでありながら、リカオンはアフリカに生息する大型肉食獣のうちで最も絶滅の可能性が心配されている。 原因はいくつかある。 まずリカオンは、ネコ科動物と違い特定の縄張りを持たない。 常に移動しながら獲物を求めて暮らすため、広大な生息環境を必要とする。 人口圧力によって自然が破壊され、狭い保護区内に野生動物が閉じ込められてしまう状況では生存が難しい。 また、牧畜に携わる人々からは、家畜を襲うという理由で迫害され続けてきた。 狂犬病や犬ジステンパーといった伝染病を、人が飼っている犬からもらってしまい、群れが壊滅するというケースも多い。 以上のような理由から個体数の減少に歯止めがかからない状態が続いており、近年の推定では、リカオンの総個体数は7000頭に満たない。 日本の80倍もの面積がある広大な大陸において、この数はあまりにも少ない。 そのため現在IUCN(国際自然保護連合)のレッドリストには絶滅危惧種として登録されている。 木陰で休むリカオンの群れ。 ボツワナ、リニャンティ・コンセッション。 8G ED 個体数が少なく、常に移動しながら暮らすということは、リカオンの生息域とされる場所に行ったとしても、出会える確率が決して高くないことを意味している。 しかも尋常ではないスタミナの持ち主であるため、1日で数十キロメートルの距離を楽々と移動してしまう。 ライオンのように、縄張りになっているエリアをくまなく探せば、かなりの確率で撮影できる被写体とは事情が違うのだ。 私がアフリカで野生動物を撮り始めた二十数年前、当時住んでいたタンザニアでリカオンを見たい、撮りたいとずっと願っていた。 タンザニア南部にはセルー動物保護区とルアハ国立公園という2つの保護区があり、いずれも東アフリカでリカオンを見るのに適した場所とされていた。 しかし、2年半のタンザニア在住期間中、幾度もそれらの場所に足を運んだにもかかわらず、結局一頭のリカオンも見ることができなかった。 ようやく最初のリカオンに出会えたのはタンザニアを離れて2年後、南部アフリカのジンバブエにあるフワンゲ国立公園で撮影をしている時だった。 それは南半球の真冬にあたる8月の朝で、気温は氷点下に達しようかという状況だった。 ゲームドライブの最中、私は屋根のついていない吹きさらしのサファリカーの上で寒さに震えていた。 日が昇っても気温が一向に上がらず、動物の活性も低かったので、撮影を切り上げてキャンプに戻ろうかなどと考えていた。 すると突然、右手の藪の中から黒い塊が1つ、音もなく飛ぶように現れ、車の正面で立ち止まったかと思うと、また飛ぶように左手の藪の中へと消えていった。 あまりに唐突な出来事で、一瞬何が起きたのか、目の前に現れたそれが何なのか飲み込めなかった。 目から入った情報を脳がリカオンだと認識し、かじかんだ手でカメラを持ち上げたころには、相手はとうの昔に姿を消していた。 当然写真は撮れなかったのだが、その悔しさよりも、ようやくリカオンに出会えた喜びのほうが大きく、小躍りしたい気持ちだったのを今でも鮮明に覚えている。 アフリカで野生動物を撮り始めて4年目の出来事だった。 凛々しい顔立ちをしたリカオン。 ボツワナ、マシャトゥ動物保護区。 運良く群れに遭遇したとしても、なかなかじっとしてくれないため、綺麗な光の中でうまく相手をフレーミングするのにも苦労する。 それだけに、単なるポートレートでもうまく撮れたときは嬉しいし、一度でいいから獲物を追ってサバンナを疾走するリカオンの群れを写真に収めたいと思うのだ。 私に限らず、アフリカで野生動物を撮り続けている人間に、ヒョウとライオンとリカオンの3種が同時に出没したとしてどれを選ぶかと問えば、答えは自ずと決まっている。 ところが、サファリ初心者のお客さんに同じ質問をすると、ほとんどの人がライオンかヒョウと答える。 それほど認知度の差があるのだ。 これが残念でたまらない。 人気の低さの一端は、ブチハイエナとよく混同される点にもあるだろう。 確かに大きくて丸い耳がハイエナに似ていると言えば似ている。 だがよく見ると体型のスマートさや姿勢、顔立ちの凛々しさなどが全然違う(ハイエナはハイエナで魅力的な被写体であるということは付け加えておきたい)。 メディアに登場する頻度が他の肉食獣たちに比べて圧倒的に低い点も、知名度がなかなか上がらない原因の1つだ。 リカオンとは体形や姿勢がまったく違うブチハイエナ。 ボツワナ、マシャトゥ動物保護区。 5-5. 6G ED VR 以前サファリで米国人の一行に出会った際、その日の成果はどうだったと尋ねたことがある。 すると残念そうな顔で、ライオンは見られず汚い犬しかいなかった、というとんでもない答えが返ってきた。 リカオンは断じて汚い犬などではないと、怒り交じりに叫びそうになった。 今では笑い話だが、種の絶滅という極めて重大な危機がそこにあるとき、そうそう笑ってばかりもいられない。 写真や映像を通しての啓蒙活動がまだまだ足りていないことを痛感する今日この頃だ。 関連記事• 6E ED VR」を南部アフリカ、ボツワナのサファリで使用した実感をリポート。 写真がデジタル化してからというもの、シャッターを切ることにためらいを持たずに済むようになったが、その先には写真のセレクトという気の遠くなるような作業が待ち構えている。 迫力のある、狩りの瞬間を写真に収めるには、入念な下準備が必要だ。 さらに、どれだけ準備を整えても、理想的な条件がすべてそろうことは極めてまれだ。 それ故にチャレンジのしがいもある。 野生動物と自衛隊の演習、一見かけ離れたジャンルのように見えるが、写真を撮る上での共通点は多い。 アフリカの野性を象徴するチーターの狩りを撮るにはとにかく時間をかける必要がある。 関連リンク•

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