私 が 善 と は 思わ ぬ が お前 が 善 など 反吐 が 出る。 まさか新しい彼が現れるなど想像していませんでした。

#1 悪鬼魅入るは、金の雷光

私 が 善 と は 思わ ぬ が お前 が 善 など 反吐 が 出る

こんにちはです。 タグ付けし忘れはないと思いますが、キャプションでも改めて注意事項あげておきますのでご確認頂けますと幸いです。 作者は善逸好きすぎてもうツライ!! アテンション! ・素人が書いてます ・二番煎じ感バリバリです ・宇髄さんや善逸、そのほかの登場人物の年齢が逆転してます ・善逸、伊之助、炭治郎達が柱です ・宇髄さんやお嫁さん達は鬼殺隊ではなく忍のままです ・宇髄さんの家族を捏造してます ・オリジナルの鬼が出ます ・なるべく時代背景調べて書いてるつもりですが、ちょっとしたズレがありますご容赦ください ・音の呼吸が派生した話を捏造してます ・今回、ストーリー内に善逸をお日様と例える描写があります。 人知れず、ある山奥にその屋敷はあった 「天元」 「はっ…」 今年で齢16になる宇髄天元は父であり、当主である男に人知れず呼び出された。 「お前に任せたい仕事がある。 」 「…」 宇髄家は世が世ならば裏の世界で暗躍をし栄華を極めた忍の一族だ。 だか江戸から明治の世へ時代が変わるにつれて衰退の一途を辿り大正の世になった今では忍などお伽話ではないかと言われるほど知るものなどいなくなってしまった。 その事に宇髄の父は我慢ならず、一度 ひとたび 、忍としてのお家再興の野望を果さんがためまず行ったのが身内への過酷な訓練だ。 ついてこれないものは切り捨てられた。 宇髄自身も何度も死にそうになった。 死にかけてなお父は手など貸さずそこから這い上がれるものだけを認めた。 それでもまだこの父は己が野望に届かないと渇望するのだ。 」 「そいつらは人間の血肉を好んで喰うそうだ。 しかもだ!そいつらは身体中を切り刻まれても死なず、モノによっては奇妙な術を使えるという。 くのいちとして忍の腕が認められ宇髄に付き従うよう、またいざとなれば宇髄の盾となるよう命じられている。 命をかけて。 「さて…俺もその剣士とやらを探さねぇとな」 一番目撃の多い地域に3人を向かわせ、宇髄は周辺の山々の奥深くを探すことにした。 自分の里同様その組織も人知れずにあるのだろうから《木を隠すなら森に》である 2メートル近くある身長と筋骨隆々な己が身体をものともせず宇髄は山を駆ける。 不自然な場所はないか… 人の痕跡は… 鬼とは… 考えを己が頭で整理している最中に宇髄の耳に何やら人の声が聞こえた気がした。 思い切り方向を変え、声の方へと跳躍する。 これはもしや… 「こんなのってありぃいいぃいい!!!」 聞こえてきたのはとてつもなく煩く、汚い高音で喚く男の声。 忍である以上不用意に人に姿を見られるのは得策では無い… 宇髄は遠目で姿を確認したら引き返そうとその音の発信者が見える一番遠い木の位置まで走った。 「んっ…なんだありゃ」 木に着地し目的の人物に目を凝らすと何やらチラチラと光っている気がする。 もう少しだけ近づこうと足に力を入れ、飛ぶ。 目を凝らしながら見続けると バッ!!とその叫んでいたらしい男がこちらを見た…気がした。 そしてその男は金色の髪だった。 -------------- 「いや…あの助かったよ…」 叫んでいた男の元へ駆けつけるとなんとそいつは木の枝か何かで自分の着ていた服の尻の部分を思いっきり破って泣いていたそうだ… 馬鹿だろこいつ… 「馬鹿だと思ってんだろ」 「まぁな」 「否定しろよ!!否定できないけど!!」 目的の奴かはわからないが、こいつの側に来た際にあまりの髪の見事さに目を奪われた。 ただ、その見事な長い髪を振り乱していたのはいただけない。 「えっと…改めてありがとう。 君はなんでこんなとこいんの?」 宇髄の持っていた風呂敷で腰布のように巻いて尻を隠す男に問われる。 びくりと文字通り反応した男は、ギギギと油をさしていないからくり人形のように首を横に背けた。 「いやぁ〜知らないなぁ」 「知ってんだろ。 俺はそこに入隊したい」 一瞬、男の空気が変わった気がした。 「そこに入って何したいんだよ…」 男の喋る声や心拍を聞くがただ純粋に疑問に思っているだけのようだ。 「そんなん決まってんだろ。 鬼退治だ」 嘘八百を並べる。 忍として顔色一つ変えず人を騙すことには慣れていた。 男はしばし考えるとため息を一つ吐き、 「ついてきて」 と言い宇髄に背を向けた。 -------------- 「ここは?」 連れてこられたのはこじんまりとした家だった。 あばら屋というわけではないが、家としてはとても小さい。 身長の高い宇髄は屈みながら通された室内へと入った。 「ここは俺の家。 さて、鬼殺隊に入りたいというあんたの素性を話してもらおうかな。 」 男は座布団を宇髄の分と自分の分用意し、お茶を入れる準備をし出した。 これは一種の入隊試験なのだろうか 「宇髄天元、歳は16だ。 」 男は入れていたお茶を思いっきり零した。 「はぁっ!?16!!その顔と体躯で!?老け過ぎじゃない!!!!」 「てめぇ!失礼な奴だなぁ!!!」 「そっくりそのまま返してやる!!歳上にんな口答えしていいのかお前!」 「はぁ!?誰が歳上だこらぁああ!!」 「俺は今年23だ」 「んなぁ…!!!!こんなションベン臭そうな23とか!!!お前ぜってぇ女もしらねぇだろ!!!」 「お前!!殺すぞ!!歳上に見えないってだけならまだしも、ションベン臭いだの、女知らないだとか年齢に関係ないでしょ!!」 男がまさかの歳上だったという衝撃に思わず本音がポロリと溢れてしまう。 「なんなんだよ!お前!もう鬼殺隊のこと教えないからね!!」 「いや。 それは困る」 俺は今回の任も成し遂げなければいけない。 でなければ… 「もういいよ…あの山の中をその図体で駆け回れるだけの力はウチとしては欲しいし…」 「てことはあんたは」 「あんた言うな。 我妻善逸、鬼殺隊の一員だよ」 見つけた。 「よろしくな!我妻!」 「なんで呼び捨てなんだよ!!敬えよ年上を!」 「あっ、後俺3人嫁さんいるからそいつらも呼んでいいか?」 「まじでこいつなんなのさぁああぁあああ!!」 -------------- あれから俺は嫁たちに連絡をつけ、我妻の屋敷に身を寄せている。 ただ、予想外だったのはすぐに鬼殺隊に入隊はできずに、俺は我妻の元で修行し許可が出たら入隊試験とやらを受けられるらしい。 出会った翌日、俺の嫁にデレデレしながら自己紹介をし入隊の流れを取ってつけたように俺に説明をした。 「俺…それなりに強いんだけど?」 自信過剰ではない。 俺は忍としてありとあらゆる訓練を重ね常人ではありえないほどの力を持っていると自負している。 「対、人間なら宇髄は敵なしなんだろうけど、今の宇髄じゃ鬼殺隊の中位に属する隊士には勝てないよ。 もちろん鬼にもね」 「ほぅ…我妻お前はどうだ?」 俺のプライドにかけ今の言葉は聞き捨てならない、というかその前にこいつの強さって…てか強いのか? 「………俺は弱いよ。 こういうのは年功序列!ほんと宇髄は俺を全く敬わないなぁ!!」 「お前のどこに敬う要素があんだよ。 会った時なんか服破けて褌丸出しだったじゃねぇか」 「それ今ここで言う!!?雛鶴ちゃん達聞いてるのに!!!」 「ふふふっ」 雛鶴達3人は俺たちの掛け合いに声を立てて笑う。 穏やかな空気の中に俺たち4人は我妻の呼吸や心音を注意深く観察し、違和感のないよう接する 全ては任務の遂行するため こいつを利用するため 「俺のことはいいから…さっ!修行するよ〜」 のんびりとした我妻の声を合図に修行は開始された。 -------------- 「はぁっ…はぁ…はぁ…」 この俺様が息が上がる。 雛鶴達は俺より先に脱落していた… 俺たちは血反吐を吐きながら忍の修行で鍛え上げてきたのでどんなことでも簡単にこなせると思っていたのにこの体たらくだ… 「はぁ〜やっぱり宇髄は違うね〜大体の奴はここまでは最初からできないんだけどね」 そして驚くべきはあの我妻は俺と同じ事をしていたのに息一つ乱れていないのだ。 「おっ…はぁ…お前…いったい…」 「あ〜喋んない方がいいんじゃない?気持ち悪くて吐くと思うよ」 我妻は飄々としながら俺の肩を叩くとうーんと背伸びをした。 「さぁて俺は、風呂とご飯の支度してくるから、宇髄は雛鶴ちゃん達を抱えて一刻以内に俺の家まで戻る事。 別に罰とかはないけど…出来ないとは言わないよねぇ〜」 「っつつ!!!出来ないわけねぇだろ!!この俺様が!!」 「なら待ってるからね〜」 そう言うと我妻が視界から消えた。 「!!!!?!」 異常なまでの体力にこの俺ですら捉えられない速度… 「あいつ…逃げ足が速いのか?」 どうしても我妻を強いとは思えなかった。 俺はその後3人を抱え上げ、我妻の家まで駆けた。 意地で一刻で到着し、「どうだ!!」と声高々に扉を開けると我妻は4人分の飯を準備し、 「おかえり〜」と返して座るように促した。 一刻しかなかったのに飯作れんのか?あそこから結構距離あんだけど?と疑問に思いながら我妻が作った飯に口をつける。 「……………うすい」 「当たり前でしょ。 あんな馬鹿みたいな修行した後にご飯入んないんだから。 雛鶴ちゃん達食べられそう?」 「はい。 あっさりとしているので」 「我妻さんお料理できるんですね」 「暖かくて美味しいです」 俺たちにとって食事は苦行で修行だった。 まず当主より先に食べれない…当主が食した後、冷めきった飯を恐る恐る口つけるのだ。 毒が盛られていることがほとんどだったから 嘔吐、吐血、痙攣、激痛… それらを味わってもなお、食さなければいけない飯に慣れているので、俺も雛鶴達も我妻が毒を入れてはいないとわかっていても緊張しながら食べた飯は薄くて…でもこれがうまい飯なのだろうと思った。 我妻はニコニコしながら見守っていた。 俺たちはこいつを懐柔して…鬼の手がかりを掴むんだ… -------------- 俺たちの修行は数ヶ月に及んだ。 というのも 鬼を狩るために《呼吸法》を会得する必要があった。 さらに《呼吸法》によって増幅される力を最大限まで引き出す《全集中の呼吸》それを常に行う《全集中の呼吸・常中》を会得する… 俺は最初の《呼吸法》で大いに躓いた。 我妻が使用する《雷の呼吸》の取得を目指していたのだが、どうやっても掴めない。 イライラしている俺に我妻はなんでもないかのように 「宇髄は俺とは違う呼吸が良いんだろうね〜他の人紹介しようか?」 「……いやいい」 「そう?じゃあ宇髄が工夫して呼吸を変えてみてごらん。 」 「呼吸を変える?どうやって?」 「それは俺にもわかんないよ」 あはは〜と笑う我妻を思いっきり蹴り飛ばした。 「なにすんのよ!!」 「てめぇ適当なことばっか言ってると嫁の飯食わせねぇぞ!!」 「鬼か!!適当なんかじゃないよ!!実際、《呼吸法》は人によって作り上げられてきたんだから!宇髄がこれなら力を発揮できるっていう呼吸考えてみなよ!」 ぐずぐず泣きながら叫ぶ我妻は嘘は言ってないようだ。 俺にとって力になるものとは… 我妻が鬼殺隊の用事で留守の間に俺は考えていた。 「天元様、如何されましたか?」 雛鶴が洗濯籠を抱え俺の元に来た。 雛鶴達3名は《呼吸法》取得まではどうしてもいかず、俺や我妻のサポートに回るという役目を担っていた。 「あぁ…いや呼吸がなぁ…」 「それは私達ではお力になれませんね…申し訳ありません」 「いや、お前達のせいじゃねぇから」 俺が雛鶴と話していると風の音が流れた。 「ここにいると…私達が忍であることを忘れてしまいたくなります」 「雛鶴!!!」 「申し訳ありません…しかし、私はこんなに穏やかな風の音を聞いたことがありません。 この洗濯物を洗う川のせせらぎ、食事を作る時の包丁の音、食べる料理の暖かさ…我妻さんの笑われるお声。 須磨やまきを、そして天元様が笑われるお声…どれも尊く…手放し難い…。 これっきりです。 天元様…私はこの時を生涯抱えていきます…この命を使い切る時まで」 「………聞かなかったことにする」 「感謝いたします」 俺たちは我妻と親しくなる為にここに来たわけではない。 「すごいな…本当に作り出すなんて」 「あ゛ぁ゛!!お前!!」 「ごめんごめん!で、なんて呼吸?」 「《音の呼吸》」 -------------- それからは俺は筋がいい?のか《全集中の呼吸》そして、《全集中の呼吸・常中》も会得した。 実はその間に父から雛鶴達経由で連絡が来ていた。 まぁ…こちらの状況を逐一報告させられていたので急ではないのだが… 『後、ひと月の間に結果をみせろ。 結果が出せない場合はお前を含む4名とその隊士を処分する』 忍は暗躍する組織なので任務に時間がかかることには慣れている…しかしあの人の野望は留まることを知らず、忍としての忍耐もまた無くなってきているのであろう。 そして、処分と言われた以上、本当に殺しにかかってくる筈だ。 ここまで来て俺は胸に湧き上がるこの思いを先に殺すことにした。 俺が任された任務についてこい。 雛鶴ちゃん達は来ても来なくても大丈夫だけど、どうする?」 天は俺の味方をしたらしい。 そして、我妻の《鬼をも魅了する》何かをみれるかもしれない。 「「「天元様と参ります」」」 「だとよ」 「きぃ〜!!羨ましいことで!!」 我妻が悔しそうにいーっと歯をむき出しにして威嚇する。 大丈夫なのか… 「えっと今回の鬼は見た目は子供らしい…ただ、人をかなり喰っているから力はそれなりにある。 そして《異能の鬼》である可能性も高い、みんな細心の注意を払ってくれ」 我妻からの説明を受け俺たちはそれぞれ情報を得る為別れた。 その際、嫁達には鬼を見つけた場合は我妻には知らせず、俺にのみ伝えるよう命じた。 方々を聞き込みをし、陽が山へ沈み満月が空を照らす頃、まきをが俺の元へやってきた。 「お兄ちゃんとお姉ちゃんだぁれ?」 口調は幼いが口元や体の至る所に食した子供の血がべたりと付いている様は異様だった。 お前を狩ったりしない」 「えぇ〜…でも僕、お兄ちゃん達より強いから言うこと聞きたくないんだけど…」 ここまでは予想の範囲内だ そして俺はあの人から鬼に提示するよう言われた条件を口にした。 「俺たちの目的に加担してくれるなら《臨むままに人間を喰らわせてやる》」 この言葉をあいつに聞かれなくてよかった 俺の後ろに控える嫁達が心底嫌悪する雰囲気を出している。 そう、あの人は目的の為にはこいつら化け物のために他人の命を使うと言ったのだ。 「へぇ〜!!それはいいね!僕、友達いなくってこの村の子供たちに遊んで欲しくて操ってたんだけど…最初は笑って遊んでくれるのにだんだん帰りたいってみんな言うからどうしても食べちゃうんだよね」 「お兄ちゃん達、僕のためにお友達たくさん連れてきてくれる?」 鬼が無邪気に笑いながら言うのだ。 年端もいかない子らを差し出せと 心の臓が煩い、我妻の側にいた時にはこんな音しなかったのに 殺した心が鳴いているかのようだ 我妻の側に あそこに 戻りたいと 「………あぁ…だから」 こいつを手なづけたら去ろう。 我妻は懐柔できなかったと報告しよう。 なぁに、俺が一人で罰を受ければなんとかなるだろう。 死にそうになるくらいだ こいつさえ 「でも今は僕お兄ちゃんとお姉ちゃんと遊びたいな〜」 鬼は笑うと目の前から消え、宇髄の背にいた雛鶴達の元へと近づく。 「僕、鬼ごっこも大好きなんだ。 捕まえたら喰べちゃうよ?」 「おまえら!!」 奴の方が動きが早い!!間に合わない!! 「宇髄。 呼吸が荒い。 もっと集中しろ」 声がして鬼が俺の横を通り吹っ飛んだ。 「うぇ〜腕切られちゃった」 「何やってんの。 これくらいのことに対応できなきゃ鬼倒せないよ」 我妻が現れたのだ。 背に嫁達を庇い、その手には白の拵えがある刀が握られている。 「あが…つま…」 どうしてここに来たんだ。 もう隠し通せない 俺と嫁3人は我妻に刃を向けた。 「我妻善逸。 俺たちは忍のものだ。 俺たちはある目的の為にそこの鬼に来てもらわねばならない」 「……………」 「そこで我妻さん、私たちは実は貴方にも我らと共に同行していただきたいのです。 ふぅ〜と我妻が息を吸う 「それ、俺が断った場合どうなるわけ?」 決まっている 「おまえには死んでもらう」 四人同時に刃をいつでも我妻に刺せるよう構えた。 「だよね〜やっぱりこうなったんだよね〜」 我妻がいつもの口調で喋り出す。 そうして顔を上げた我妻が泣きそうな顔をしていた。 調べさせたら忍びの家系って聞くし、そこの当主はやばいってチュン太郎から報告くるし」 最初?音?チュン太郎?? 「宇髄、みんな、言ってなかったけど、俺。 だから最初会った時から何か目的があって俺に近づいたんだって知ってたんだ。 もちろん他の人よりはみんなの考えてることわかりにくかったよ?宇髄は特に。 でもそれでも…俺には隠し通せないよ」 我妻は泣きそうな顔をしながらも淡々と話す。 「俺は目的が知りたくて、チュン太郎っていう俺の鎹雀にそういう内情に詳しい人に調べてもらう為に連絡を取り付けて、調べがついてたの」 「では…」 須磨が泣きそうな声で我妻に問う。 「どうして私達をそのままにしたんですか?」 そうだ…そんな危険因子早々に潰した方が良いはずだ。 「俺はね、昔っから自分が信じたいものは意地でも信じるの。 須磨ちゃんが俺のために激アツなお風呂を用意してくれたこと、まきをちゃんが俺が破いた羽織、怒りながら縫ってくれた。 雛鶴ちゃんがちょいとしょっぱめにお味噌汁作ってくれたこと…天元が偽物であっても俺の継子であるかのように頑張ってくれたこと。 過ごした日を信じるって決めたんだ。 鬼との取引なんて無理なんだ。 わかっていただろう」 「それでも…俺たちは!!」 あそこから抜け出せないんだ 「雛鶴!まきを!須磨!」 「「「はっ!」」」 こうなったら我妻を鬼諸共 「お前じゃ俺は倒せないよ」 我妻の声とともに俺たち四人は地面に倒れていた 何が起こったんだ… 「鞘でだけども一応動けないところに打ち込んだからね。 「そうそう、そんな音の方がお前には似合ってるよ。 なんだよさっきの泣きそうな悪さが見つかった子供みたいな音。 可愛くないんだよ」 我妻がやれやれという感じで鼻で笑いやがった。 「お兄ちゃん…僕を無視しないでよ。 僕を仲間外れにする奴らなんて死んじゃえばいいよ」 鬼の殺気が高まる。 多分それは俺の技が一瞬で終わるから魅入って動けなくなったって勘違いした他の隊士達の噂話だよ」 「一瞬?柱だから強いだろうけど、僕も強いからね。 」 「天元、お前に俺が見せる最後の稽古だ。 お前の技に良い影響を与えるといいな…」 我妻が独特の構えをし、呼吸をする。 シィィイイィイという音と共に大気が震える 鞘から刀は抜かれていない 「刀を抜く前に殺して…」 「雷の呼吸…壱の型、霹靂一閃。 神速ーー」 ドォン 空気が鳴動する感覚に気を失っていた雛鶴達が目を覚ます。 「えっ?」 鬼と、宇髄達が見たのは金の髪が解けキラキラと光りたなびく様。 そこで何が起こったのか宇髄達もそして切られた鬼にもわからなかった。 雷が落ちる轟音が鳴り響いた後、その人は静かに刀を振り鞘に収めた。 「今度生まれ変わる時は日の元で…本当の友達と遊べるといいね」 我妻が悲しそうに鬼を見つめる。 頸を斬られた鬼の胴体は我妻に手を必死に伸ばす。 「お日様…?」 宇髄もなんとなくその鬼の言わんとすることがわかった。 月に照らされる我妻の髪は日輪のようでもあると これは…魅入ってしまう 鬼は跡形もなく灰になりその場に静寂が訪れた。 「お日様は炭治郎のことだよ…。 さて、この後はどうする?」 我妻が宇髄に問いかける 「どうするったって…里に戻る…ここにはいられない」 「そう…ただ、今回鬼殺隊を騙したこと、ましてや鬼を使って悪事を企てていたことを裁判にて処分をくださないといけないんだ…」 裁判となると、里にすら戻れないだろう 「…………わかった」 「逃げないの?もしかしたら死罪を言い渡されるかもしれないんだよ?雛鶴ちゃん達もきっと同じ責任を問われる」 「それでも…俺たちは…お前からの信頼を失いたくねぇ」 「我妻さん謝って済む問題ではありませんが…ごめんなさい。 私達はどのような処罰でも受けます」 「そう…後は任せたよ…後藤さん」 「わかった。 」 我妻が言うとどこからともなく隊服を着て覆面をした隊士達がわらわらと出てきた。 そういうと我妻は消えるようにこの場を去った。 「ったく…お前善逸を悲しませんじゃねぇよ…お陰でとんでもないやつまで怒ってんだから…まぁ俺も怒ってんだけど…」 なんだか我妻と親しい間柄であるような言い回しにイラっとする んっ?イラっとするのか俺 「なんでお前、我妻のこと下の名前で呼んでんだよ。 下っ端だろ」 「てめぇ善逸の言う通り態度デカすぎだろ。 歳上は敬え。 あいつと同い年で同期なんだよ」 「それだけで…」 「まぁ…俺にはそれでもいいけどよ、今から会う人には絶対そんな態度すんなよ」 後藤はそういうと4人に目隠しをした。 ----------------- 目隠しをとられると何処かの邸宅のお白州に4人並ぶように座らせていた。 そばにいた後藤に頭を下げておくよう言われ4人は俯くようにして待機した。 「いやぁ〜ごめんごめん、杏寿郎がなかなか手合わせを諦めてくれなくて遅くなってしまった」 「くそ…源五郎が言ってなけりゃ俺が4人ともぶっ殺してやんのによ!!!」 「…伊之助…それだと善逸悲しむよ」 「そうですよ!善逸さんそんなことになったらきっと伊之助さんのこと一生ネチネチ言いますよ!ねっ?お兄ちゃん」 「ネチネチ言う元気もなくなっちゃうよ」 何やら柔らかい声と騒がしく俺たちを殺すと息巻いている男の声。 ポツリポツリと善逸を擁護する女性とまた別の女性の声がする。 前の方で複数人が歩みを止め座る音がする。 「顔を上げてくれ」 顔を上げるとなんとも柔和な表情の額に傷、耳に独特な耳飾りをした男、その右隣に髪の長い耳飾りの男と少し顔の似ている女、左隣に女性かと見紛うほど顔の綺麗な上半身裸の男。 そして髪の長い女性の後ろには髪を片方で結い蝶の髪飾りをつけた隊服の女性が座っている。 我妻はいない。 「本当はお館様から沙汰があるべきなんだけど…今回は俺に譲ってもらったんだ。 初めまして。 俺は竈門炭治郎。 日柱としてこの鬼殺隊を纏めている。 隣にいるのが竈門禰豆子、こっちが獣柱の嘴平伊之助、禰豆子の隣が花柱、栗花落カナヲ」 まさかの鬼殺隊の中心的人物達が一堂に会した。 「君たちにはこの鬼殺隊を危機に陥らされそうになった罪と鬼を使い私欲を肥やそうとしていたものに、加担した罪について裁く」 4人はいよいよ沙汰が下されることに覚悟を決めた。 決めたのに、最後にあの人に会えなかったことが寂しくてたまらない。 「裁くはずだったんだけどね…善逸から嘆願書が出されてね。 今回、君たちには俺達は何一つ刑を科さない。 」 「「「「えっ…」」」」 4人は間抜けな声が出る。 はっと最初に正気に戻ったのは雛鶴だった。 「発言失礼いたします。 我妻さんの嘆願書のみで到底私たちの罪は贖えません…如何様にして無罪に…」 そうだ…あいつだけの嘆願でもしかしたら降りかかっていたであろう鬼殺隊の危機をもたらそうとした俺たちの罪は消えるわけがねぇ 「今回の件。 善逸は君達に初めて会った時から何かしらの考えがある事を気づいておきながらそのままにした。 しかも、そんな相手に呼吸法を教え、技を磨かせ、自分の手元に置いた。 だから全ての責任は自分が取ると」 「「「そんな」」」 雛鶴達3人は悲鳴のような声が出てしまう 「おい…それじゃあ納得できねぇ…俺たちは!!」 「君達の意見は一切聞かないよ」 今まで柔和に話していた竈門が冷たい声で切り捨てた。 「これは鳴柱、我妻善逸からの正式な嘆願とそして正式な罰だ。 柱として善逸はやってはいけないことをした。 だからきちんと責任は取ってもらう」 ビリビリとする気を抜くと押しつぶされるんではないかというほどの空気の重み。 脅威が去ったから無罪というわけだ」 「助けられずに申し訳なかった…」 冷たい声から段々と先ほどの優しい声になり日柱とそのほかの柱達も同様に4人に頭を下げた。 宇髄達4人は咄嗟に頭を下げた。 「我らは遅かれ早かれ、滅ぶ運命でした。 此度のこと我らが受けるべき報いであると思います。 本当に申し訳ありませんでした。 」 「さて…これから4人はどうする?」 「それは…」 今まで影に生きてきて、これからもその道でしか生きていけないだろう… 陰を落とす彼らに竈門は言葉を続けた。 「実は善逸から君達へ言伝があるんだ。 」 竈門を皆仰ぎみる 「『これからは家族仲良く日の元で過ごしなさい。 ご飯を食べてお風呂に入って毎日しっかり寝てください』だそうだ」 雛鶴達が泣き出してしまった。 影で生きてきたのに自分達はあの数ヶ月で日の元で生きる方法を我妻に教えられたのだ。 そこには我妻も家族として居たのではなかったのだろうか 「あんたもお日様なんだろうけど…俺たちにはあいつが日輪だ…」 宇髄の口からポロリと言葉が溢れた。 あれは善逸の技で頸を落とされたどの鬼も善逸の金の髪を目に焼き付けるようにしてこと切れるのを見た隊士達の話がなぜかそういう事になってたんだよね」 「俺は生きるのであれば…俺の日輪の元で生きたい」 「償いのつもりならいらないと思うよ?善逸はそういうの嫌うから」 竈門からの圧がなんだか酷い。 「償いなんかじゃねぇ…俺たちはあいつの言う通り日の元で生きる。 言い出しっぺの側であいつと馬鹿をやって生きていきたい」 あの数ヶ月、俺たちはあいつに見守られ、慈しまれ、幸せだったのだ。 これからもその幸せはあいつの側がいい。 「ふーん君は善逸のことを裏切っておいて随分都合が良いじゃないか…まぁ…善逸が良いって言ったら側にいてもいいよ。 ただし、次善逸を裏切るようなことをしたら俺達は黙っていない。 」 竈門からの威圧と柱達の威圧を浴びる。 それはきっと彼らにとっても我妻善逸は日輪であり家族だからだろう ----------------- 『善逸は自宅にて謹慎と罰を受けてる…妨害や手助けはしてはいけないよ』 あの後竈門から我妻の居場所を聞き4人は旅立つ用意をした。 『特に宇髄くん?君、善逸に必要以上近づかないでくれよ。 なんだか疚しい匂いが…』 疚しい匂いってなんなんだよ…てか日柱最後まで俺を見る目だけ笑ってなかったな 「我妻さん…大丈夫でしょうか」 走りながら雛鶴が考える 「そうだよね…重罪だよね…私達がしたことって」 まきをも我妻が心配で堪らないと顔を歪めて話す。 「我妻さんの身になにかあったらぁあああ〜」 須磨がとうとう泣き出した。 「心配してても仕方ねぇ…我妻のところに急ぐぞ」 そうだ、あの弱虫のところに行かなくては 我妻の家の近くまでくると何やら音が聞こえる 「うっ…ぐずっ…」 我妻が泣いている? それも心底悲しそうな泣き声だ。 俺たちは扉ぶち壊し中へ入った。 「善逸!!!!大丈夫か!!!?」 「ふへっ??なななななに???!」 こちらをみる目が大きく見開かれ大粒の涙をポロポロと零している。 「えっ??宇髄に雛鶴ちゃん、まきをちゃんに須磨ちゃんまでどうしたの??てかなんで扉、木っ端微塵にしちゃったの??!」 「お前が!!お前が泣いてるから…俺たちの分の責任までかぶったんだろ…」 俺は矢も盾もたまらず、泣いている我妻を抱きしめた。 我妻が大袈裟に身体をビクつかせるのを更にギュッと抱き締める。 「なぁ…泣くほど辛い罰なら俺たちも一緒に償うから…泣くな」 お前はいつも通りヘラヘラと笑っている方が可愛い ん?可愛いって…なんだ? 自分の心に疑問を抱き、腕の中の存在が喋るのを待つ。 「えっと…みんなごめんその俺…」 なぜか頬を染め目線をウロウロさせる。 「我妻さん?」 「じ、実は、俺の罰って一週間街へ出掛けるの禁止なのと…俺の大好きな甘味達を一週間食べちゃいけないっていうやつなんだ…」 「「「「はっ?」」」」 「街に行けば、あんみつ屋のトキコちゃんに、団子屋のたえちゃん、最近できた喫茶店?なんていうお店には西洋の使用人が着るすっごく可愛いメイド服ってのを着た女の子がケーキやビスケットを給仕してくれるのが俺の最近の楽しみであり癒しだったのに…それをたんじろ達は奪ったんだぁ…なんて奴らだ…」 「なんだよ…それだけか?」 「それだけって!!!?かぁあああぁ〜色男はこれだから!!しかも3人も美人で可愛いお嫁さんがいるから この楽しみがわかんないんだよ!!たんじろのやつもだ!自分の周りには禰豆子ちゃんやカナヲちゃんがいるからわかんねぇんだ」 「……………そうですか」 開いた口が塞がらなかった。 というか日柱、あんなに深刻そうに言っといて罰ってそれだけなのか?いや…我妻にとっては死活問題なんだろうが あの人達もコイツには厳しく出来ないのだろう 何処か憎めないお日様野郎には 「あのぅ…こっそり行くことってできないんですかぁ??」 須磨が善逸に手拭いを差し出しながら聞く。 「俺もさ…やっぱりどぉしても行きたくて、そこの…宇髄達が壊したドア開けるだろ?そしたらどこからともなく正一くんやら後藤さんが現れて『何かご入用ですか?』なんて阻止しに来るんだ…徹底してて辛くて泣いてたんだ」 渡された手ぬぐいを鼻水と涙でぐしょぐしょにしてしまう。 なるほど…意外と甘くはないらしい。 というか見張りついてんのか。 正一って誰だよ 未だに俺の腕の中でぐずぐずしている我妻。 「ふっ…」 「あははははっ」 「もう我慢できないです。 ふふふっ〜」 その様子に嫁3人は可笑しさを堪えきれずに笑い声を上げてしまった。 「雛鶴ちゃん達?」 キョトンとする我妻に対して雛鶴は何やら姉のような表情をして頭を撫でた。 「!!!!」 「善逸さん、私がこっそりお団子お作りしますよ。 任せてください。 元くノ一は隠密行動になれてます」 「そうですよ!善逸さん!私や須磨も頑張ります」 「食いしん坊な善逸さんを満足させてみせますぅ」 「あの…なっなっ名前!!??なん??」 我妻は真っ赤になって震え出した。 てか雛鶴達ずるくないか?名前呼び俺より先にしやがって。 「善逸さん。 私達あなたに頂いた言葉のとおり、日の元で生きていきます。 でも願わくば貴方の側で、貴方の家族になりたいんです。 ねっ?天元様」 雛鶴は俺の気持ちを見通して、わざと俺より先に仕掛けたのだ。 やっぱり色恋というのは女の方が聡いのだ。 俺が自覚したのは今。 でもきっと出会った時からこいつに魅了されていたのだ。 「善逸。 俺達は正式に鬼殺隊としても、お前の家族としても生きていきたい。 お前が俺たちに日の元での暮らし方を植え付けたんだ…責任持ってずっと付き合え」 ニヤリと笑いかければ善逸が顔を赤くし手のひらで覆う。 「…なんだよこの美女と美男の笑顔攻撃…誰得なの」 「返事は?」 ドキドキしながら4人で見つめると 「普通の夫婦として生きていく方が楽だよ?日の元で生きるにしても鬼殺隊である以上は夜になれば死闘になる。 誰かが欠けるかもしれない…それでも、約束してくれるなら」 言葉を待つ 「必ずみんなで生きて朝を迎えよう。 1人も取り零さない。 生きる為に足掻く…出来るなら…宇じゃない…天元達と家族になってもいい」 「おう。 守ってやるさ!」 「「「はい!」」」 忍である以上縁遠く手に入ることのないと思っていた日常は暖かく、騒がしいものとなるだろう。 善逸の側にいれば。 ----------------- おまけ話。 一週間の謹慎明けの翌日--- 「きゃあああぁああぁ!!みんなどうしたの!?その格好!!」 謹慎明けと共に一人で街に沢山の甘味を買いに出かけていた善逸が家に帰るとそこには天元の美人嫁3人がななななんと!! 巷で話題のメイド服を着ていたのだ!!! 雛鶴はオーソドックスな踝近くまでスカートのあるタイプだが、まきをと須磨はなんと膝丈スカートタイプなのだ!! 「ああぁああありがとう神様!!俺生きててよかった。 でもどうして?」 「ふふふっ謹慎明けのお祝いにちょっと驚いていただこうかと」 「そんなに喜んで貰えるとは」 「やった甲斐ありますね」 買ってきたお菓子を渡し、いそいそとお茶の用意を待つ。 「あれ?そういや天元は?最終選抜までまだ日にちあるのに何処かに修行?」 この素敵空間にあのデカブツがいない事にちょっと喜びを感じつつも怒られるのではないかとヒヤヒヤしてしまう 嫁に色目を使うなと殴られたらたまったもんじゃない 「天元様は」 「俺がどうしたって?」 「げぇえええぇ!!!?お前その格好!!」 そこにはスーツ姿…いやなんかちょっと違う感じの服を着た天元がいた。 「これいいだろ?なんか執事服なんていうらしいぜ。 まぁお前には着こなせないだろうけどな」 「どうせ俺は足が短くて童顔だよ!!」 天元のスーツ姿はなんというか破壊力が凄まじかった。 「ハァ〜雛鶴ちゃん達ですんごく華やかで可愛い空間だったのに…」 「俺も十分華やかだろうが」 「おまえねぇ!!!」 雛鶴に持たされたビスケットを善逸に渡す。 善逸は釈然としないながらも食し始める。 もそもそと食べる様子が小動物を思わせ可愛すぎる。 「今度最終選別行ってくる。 戻ってきたら晴れて俺も鬼殺隊だ。 」 無言で食べ進める善逸。 「そしたら俺は柱であるお前に追いつく為に派手に頑張るぜ。 」 「せいぜい死なないように頑張ってね〜」 善逸が可愛くないことを言う。 「追いついたら覚悟しろよ。 その時俺は、お前を手に入れる」 「はぁ??どういうこと?」 善逸がわからないという風に頭を傾げる 「そん時、俺とお前の祝言を派手に挙げる!頼んだぜ!雛鶴、まきを、須磨」 「ぅ゛うぇお゛ぉえ…!!!」 あまりの驚きにビスケットで噎せる。 「「「はい!天元様」」」 青空が広がる日の元、金の髪を持つ日輪のような剣士は、闇夜であっても自分を失わない月のような銀色の髪をもつ忍と連れ添う花達と共に今日も元気に過ごしていく 「俺の意思はぁあああ???!!どうなるのぉおおお??」 おしまい.

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本当にW不倫は自己責任だな。と思います。

私 が 善 と は 思わ ぬ が お前 が 善 など 反吐 が 出る

こんばんは!閲覧ありがとうございます!! ブクマ、いいね、コメント、通知が来るたびに舞い上がってます。 書きたい内容は一杯あるのだ…。 お付き合いして下さると嬉しいです。 『その未来を』というタイトルですが、一作目の炭治郎たちの過去編になります。 炭カナ要素あり。 本誌204話、単行本7巻の原作ネタ含みます。 今回は炭治郎の家族も出てきます。 竈門一家に大分夢見てます(私が) 捏造、妄想、何でもありですので、苦手な方はご注意下さい。 言葉が迷子、語彙力ないので、表現が乏しいです。 皆様の脳内で上手に変換して下さい。 余談ですが、タイトルを少し変えました。 前作が久し振りにランキングに入りました! ありがとうござます!!• 産屋敷邸の庭で団子のなって泣いている炭治郎たちを見ながら、愈史郎は胸を撫で下ろす。 鬼舞辻無惨の呪縛から完全に解き放たれたわけではないが、これから先、何があっても炭治郎は自ら死を望むことはないだろう。 あの戦いで愈史郎が鬼殺隊に協力したのは、心酔する珠世に隊員の救護及び援護を言いつけられていたからだ。 彼女を喪った以上その必要はないと、鬼となったばかりの炭治郎に協力して生き残った者を連れ帰った後、誰にも告げずにその場を去った。 風の噂で半年間眠り続けた炭治郎が目覚めた事を知り蝶屋敷に赴いた愈史郎は、何も言わずに忽然と姿を消した事を炭治郎に責められたのだ。 「探しに行こうと思ってました」 必ず見つけ出して、ごねられたら頭突きしてでも連れ帰るつもりだったとベッドの上で炭治郎はにこやかに笑った。 おいお前ふざけるなよ、石頭の自覚無いのか俺が鬼でも痛いわと内心悪態をつきながら、無惨の血の事、炭治郎の鬼としての素質、そんな会話を少しだけして病室を去ろうとした時だった。 「愈史郎さん 死なないで下さいね」 背後から聞こえてきた言葉に、扉の前で思わず足を止めてしまった。 彼女がいないこの世界で、永久の時をどう生きていけばいいのか。 悩み悩んでいまだ答えは出ずというのに、俺が珠世様の後を追おうとしていると。 お前にはそう見えたのか? その後新しいお館様となった輝利哉の勧めもあって、愈史郎は産屋敷邸で暮らすようになった。 昼は日の当たらない最奥の部屋で休み、夜は鬼の血の研究や医薬品の開発などをしている。 「珠世さんのこと ずっと覚えていられるのは愈史郎さんだけです」 遺志を継ぐ事。 それが彼女にとっての何よりもの手向けになると思った。 『死なないで下さいね』 お前もな 竈門炭治郎 俺と同じ永久の時を生きる事となるお前には 珠世様を覚えていることを許してやる 本当は少し悔しかったのだ。 これほど多くの者たちに慕われている炭治郎が死を望んだことが。 死ぬなと言ったのはお前だろう? お前一人だけ楽になるつもりなのか? 言いたい事は山ほどあったが、もう彼は間違うことはないだろう。 ふと妙な気配を感じて、物思いに耽っていた愈史郎は意識を庭に向けた。 そこには変わらず炭治郎たちがいたが、彼らの足元が眩い光に包まれている。 「おい!早く屋敷に上がれ!」 気配は感じないが、血鬼術だろうか。 今宵は満月、鬼の力を最大限に引き出す。 愈史郎の叫びに誰も何も反応しない。 「聞こえないのか!?炭治郎!産屋敷っ!!おいっ…!!」 巻き込まれる危険を承知で庭に降りた彼の目の前で、そこにいた者たちの姿がぼんやりと薄れていって。 「消えた……」 その場に一人残された愈史郎の声だけが響いた。 何ここ何処なの!? ねえっ!? えっまさかあの世!? 俺死んじゃったの!? 誰か教えてア゛ーーーーーーッ!!!! 」 「だーーっ!うっせえぞ紋逸っ!!」 ドカッ! 「ぎゃうっ!!」 伊之助に殴られて汚い高音で喚いていた善逸はあえなく地に伏せた。 禰豆子とカナヲが慌てて彼を起こそうとしている。 「…久し振りに見たな」 「話には聞いてたけど、強烈ね…」 宇髄は呆れたような目を向けて、甘露寺は驚いて目を丸くした。 「我妻じゃねえが、それにしてもここは何処だァ…」 「…何の気配も感じないが」 落ち着いてはいるが、誰一人警戒を緩めてはいない。 月明かりが照らす産屋敷邸の庭にいたはずが、気が付けばいきなりこの場所にいたのだから当然だ。 「日輪刀が無い…お館様、我らの後ろに」 服装は隊服から着物へと変わっていて、先程まで手に持っていたはずの刀が無い。 未知の空間に、悲鳴嶼は真っ先に輝利哉の安全を最優先する。 「大丈夫だよ行冥。 皆もそんなに警戒しなくていい」 見てごらん、という輝利哉の言葉に、全員が改めて周囲を見渡した。 とても とても美しい場所だった 遮るものは何もない 空気は澄みきっていて心地良く すがすがしい程に透き通った青空 燦々と照り付ける太陽は 不思議な事に眩しくはない 光を受けてキラキラと煌めく水面が続いている どこまでも広く そして暖かい… 「何か紋治郎と一緒にいる時みてえだ」 ほわほわとした気分の伊之助は、嬉しそうに顔を綻ばせている。 「不思議な場所…」 水の上に立っている自分の足元を見て、カナヲは呟いた。 一歩足を踏み出すごとに波紋が広がるが、水の中に沈む事はない。 危険な場所ではないと、本能が告げていた。 「…ねえ、お兄ちゃんは?」 縁側にいた愈史郎を除けば、あの時産屋敷邸の庭にいた者は炭治郎以外この場所にいる。 あんな事があった直後だから尚更、禰豆子は兄がいない事が不安だった。 「…探そう」 「どこをどうやって?範囲が広過ぎる」 「別れて探すかァ?」 「…いや、極力離れない方が良いだろう」 ぽつりと呟く冨岡に伊黒がすぐに反論し、不死川の案を悲鳴嶼は冷静に判断して否と答える。 「善逸、嘴平、お前らは何も感じねえか?って何してんだお前」 善逸程ではないにしろ耳が良い宇髄だが、残念ながら特に何も感じない。 聴覚と触覚に優れる二人はどうかと問うが、善逸は何故かしゃがみ込んでカナヲと同じようにしきりに自分の足元を見つめている。 「俺は何も感じねえ」 「俺も。 …いやちょっとこの下どうなってるのか気になって」 手で触れると確かに水に触れている感覚があるのに、どうして立てるのかが不思議だ。 水面を指で突いてみると、それに合わせて小さな波紋が広がった。 底の方は群青色に見える。 空が映っているのかと思ったが、かなり深いのだろうか…。 首を傾げながら立ち上がろうとした途端、急に足場の感触が無くなった。 「えっ!!?」 とぷんっと音がして、善逸の身体が水の中に飲み込まれた。 「我妻!?」 「なっ…!」 「善逸さんっ!!」 急な事に誰も反応出来なかった。 「ゲホッ…がぼ…だっ誰かだずげっ……!」 パニックになった善逸が腕を振り回し、水飛沫を上げながら藻掻いている。 「善逸!!」 珍しく名前を間違えなかった伊之助が、仲間を助けるためにそこへ飛び込んだ。 落ち着いて来るとようやく、首から上は辛うじて水面に出る事に気付く。 久しくこんな風に醜態を晒していなかったから恥ずかしい。 穴があったら入りたい。 いやもう(水の穴に)入っているけど。 カアアアと頬を真っ赤にした彼の前に、ポンっとそれは現れた。 炎のような形をした、優しく光る小人。 善逸の周囲で踊っているような動きをする彼らの姿は、きゃらきゃらと笑っているように見える。 「は?」と目を点にした善逸に、手(?)を差し伸べてきた。 「何これ…」 悪いものではない事は分かったが、思わず手を掴んでしまった。 小さな姿に見合わない力で、それらは善逸を水の中から引っ張り上げてくれた。 「キャーーー!!可愛いわ!!」 豊満な胸に押し付けるように小人を抱き締めている甘露寺の言葉に、柱数名はそうかあ?と内心思う。 盲目の悲鳴嶼は温かな気配に猫のようなものだろうかと思い、伊黒は彼女の言葉を肯定したいが抱き締められているそれが羨ましい、妬ましいと彼の心の中は忙しい。 「善逸さんを助けてくれてありがとうございます」 抱き締めて礼を述べる禰豆子の背後で、両手で抱き上げた小人をじっと見つめて「かわいい」と呟いているカナヲがいた。 くいくいっと小人たちに手を引かれて、禰豆子、善逸、伊之助、カナヲは顔を見合わせる。 「何だかついてきてって言ってるみたい」 「案内してくれるのかな…」 禰豆子はまだ少し不安げに、カナヲを仰ぎ見る。 「ついて行ってみよーぜ!ここでじっとしていても何にもならねえ」 「俺も伊之助の意見に賛成だ。 こいつらの正体は分からないけど、悪いものじゃない」 最初に触れた時に感じたのは、とても心地良い温かさだった。 気が付けばずぶ濡れだった身体は、すでに乾いている。 「お館様、それでよろしいでしょうか?」 炭治郎がいない時、こんな風に輝利哉や目上の者に指示を仰ぐのは決まって善逸だった。 「そうだね、そうしよう」 余程の事がない限り、大切な子供たちの言葉を輝利哉が否定する事はない。 どこまでも続くかと思われていた景色は、歩を進めるごとに様変わりしていく。 今は周囲を木々に囲まれた一本道を歩いていた。 桜並木だ。 花弁が舞う様子は幻想的で美しい。 その頃になると、善逸は確信は持てないにしろ気付き始めていた。 この小人からは、泣きたくなるような優しい音がする。 心優しい親友と同じ音。 考え事をしていた善逸は、急に立ち止まった禰豆子に気付かなかった。 彼女の背中にぶつかった彼はア゛ーッ!! とまたしても汚い高音を上げた。 「ごっごめんね、禰豆子ちゃん!…どうしたの?」 禰豆子は身体を震わせながら、その場に立ち尽くしている。 彼女の視線の先、緩やかな坂を上り切った所に、ぽつんと立つ一軒家があった。 その家の前に、少女と少年の姿がある。 「嘘…」 よろよろと足を踏み出した禰豆子は、弾かれたように駆け出した。 「禰豆子ちゃん!」 「ねず公っ!!」 「おい、勝手に行くな!」 カナヲと伊之助、そして宇髄の制止の声を振り切って禰豆子は走りながら叫んだ。 「花子っ!茂ぅーーっ!!」 禰豆子がまだ鬼だった頃、炭治郎から聞いた事があった。 父が病死した後、長男の彼が家族を支え、慎ましくも幸せな暮らしをしていた。 その幸せは、あの雪の日の夜に全て奪われた。 ああ、これが。 炭治郎の守りたかったもの。 守れなかったもの。 この兄妹の宝。 「あれー?禰豆子ねーちゃん!」 「そんなに慌ててどうしたの?」 きょとんとした表情で自分を見ている二人を、禰豆子は思い切り抱き締める。 「ごめんね!ごめんね!守ってあげられなくて!痛かったよね、苦しかったよね!!」 みんな殺された。 何も出来なかった。 いなかった兄の代わりに、長女である自分が弟と妹を守らなければならなかったのに。 「「禰豆子」」 慈しむような優しい声で名を呼ばれて、ヒクッと喉を鳴らしながら顔を上げる。 「お父さん、お母さん…」 「お姉ちゃん」 「六太…」 一番末の弟の六太は、まだ母に甘えたい年齢だった。 禰豆子も良くおんぶして、彼を寝かし付けていた。 まだこんなに幼かったのに。 土の中は冷たかっただろう。 「ああ…!あああ!!」 ぼろぼろと、大粒の涙が溢れた。 うわああああんと大きな泣き声が響く。 「よく頑張ったわね」 泣いて縋る母の胸は温かかった。 頭を撫でる父の手はとても優しかった。 [newpage] 禰豆子が落ち着くのを待ってから、彼らは向かい合った。 「ようこそおいで下さいました。 竈門炭治郎と禰豆子の父、炭十郎と申します」 「母の葵枝です」 「お初にお目にかかります。 鬼殺隊第98代当主、産屋敷輝利哉と申します」 鬼殺隊のトップである輝利哉が、代表して二人に挨拶をする。 「…ずっと、お会いしたいと思っておりました」 彼は炭十郎と葵枝を真っすぐに見つめる。 日輪の如き心を持った優しい少年を育てたのは、どんな人たちだろうと思っていた。 自分には善逸のような優れた聴覚も、伊之助の様に肌で気配を感じる事も出来ないが、目の前の二人がとても温かく、素晴らしい人たちだというのは見るだけで分かる。 輝利哉はスッと前に出て、二人に向かって頭を下げた。 「お館様っ!」 「お館様…」 柱たちが驚きの声を上げるのを片手で制する。 「あなた方のご子息のおかげで、我々は長年の悲願を果たす事が出来ました。 どれほど言葉を尽くしても、感謝しきれません。 …また、今なお彼を苦しめてしまっている事をお詫び致します」 「…お顔をお上げ下さい、産屋敷輝利哉殿」 ただ静かな、揺らぎない声が輝利哉を呼ぶ。 「謝罪など必要ありません。 修羅の道だと知りながら、息子は自分の意志で歩いた。 むしろ…道を示し支えて下さった事、心から感謝申し上げます。 さあ、立ち話もなんです。 狭い所ですがどうぞお上がり下さい」 炭十郎に促され全員が竈門家に入る。 家の中は禰豆子の記憶より、少し広いような気がした。 大人数でも座れるように襖を取り外し、居間と家族で寝ていた部屋を繋げている。 「…お母さん、お兄ちゃんがいないの。 どこにいるか分かる?」 座布団の上に座った輝利哉たちの前に葵枝が湯飲みを置いき、卓を挟んで座る炭十郎に柱たちが順に名乗った後、禰豆子はずっと不安だったことを母に聞いた。 よくよく見れば、すぐ下の弟の竹雄もいない。 「落ち着きなさい、禰豆子」 葵枝は大丈夫よと娘を宥める。 「お気付きの方もいるようですが、ここは炭治郎の精神…謂わば心の中の無意識領域。 息子が望む世界そのもの。 だから我々も存在していられる…今二人は街に下りているだけだから心配するな」 最後は禰豆子に向けた言葉だ。 善逸は炭十郎の姿をチラチラと盗み見ていた。 炭治郎と同じ赤みがかった髪と瞳、額にはうっすらと痣がある。 耳元で揺れる見慣れた日輪の耳飾り。 見れば見るほど親友にそっくりだ。 俺の父は植物のような人だったんだ。 いつだったか、会話の流れで家族の話になった時、そう言った炭治郎に人間が植物みたいって何だよ、相変わらずお前は表現が下手だなと思ったものだが、なるほど。 確かにその喩えはしっくりくる。 無表情という訳ではない。 ただ感情の起伏がほとんどなく、終始穏やかな人だ。 呼吸音、心音、血の巡る音。 その全てが心地良く、ずっと聞いていたいとすら思ってしまう。 炭治郎からは、泣きたくなるような優しい音がする。 炭十郎からは、心が清められるような美しい音がした。 「…きみが善逸かな?」 「はっハイィィッ!我妻善逸です!」 川の細流のように落ち着いた声で呼ばれて、思わずひっくり返った声で返事をしてしまった。 不死川、宇髄、伊黒などはあからさまに顔を顰めたが、炭十郎は「うん」と柔らかな笑顔で頷いただけだ。 「あ…」 善逸の口から吐息のような声が漏れる。 何て、何て… 「伊之助」 「…おう」 「カナヲ」 「はい…」 何て優しい声で、名を呼んでくれるのだろう。 いつもは猪突猛進と落ち着きのない伊之助は借りてきた猫の様に大人しく、滅多に動じる事のないカナヲも珍しく緊張している。 「炭治郎と禰豆子を想ってくれてありがとう」 気が付けば泣いていた。 善逸だけではない。 きっと本人は気付いていないだろうが、伊之助もカナヲも涙を流している。 炭治郎はどうして、あんなに優しい心をしているのだろうとずっと思っていた。 その答えがようやく分かった。 ここは陽だまりだ。 炭十郎も、葵枝も、そして弟妹たちも。 彼の家族はみんな、真っすぐで美しく、そしてお日様の様に温かい…。 「「ただいま~」」 玄関の方から、間延びした二つの声が聞こえてきた。 全員の視線が一斉にそちらに向いて、立ち上がった葵枝が出迎えに玄関に向かう。 「おかえりなさい二人とも。 炭治郎、皆さん来てるわよ」 母の言葉に、炭治郎がこちらを向いた。 彼も隊服姿ではなく、着物の上にいつもの市松模様の羽織を羽織っていた。 その耳には日輪の耳飾りは無い。 どことなく幼さを感じさせるきょとんとした表情でこちらを見る様は、鬼殺隊の隊士ではなくただの炭焼きの少年だった。 そんな彼の姿を見た途端、堪らなくなった。 「「「炭治郎!!」」」 「お兄ちゃん!!」 叫ぶように名を呼んで、素早い動きで立ち上がると、我先にと炭治郎に飛び掛かる。 傍にいた竹雄が「うわっ!」と声を上げて俊敏に端に飛び逃げた。 反応が遅れた炭治郎は妹と仲間たちの突撃をもろに喰らい、その重みに耐え切れず土間の上に押し倒されてしまう。 「もうバカバカ!どこ行ってたの!びっくりするじゃない!!」 「どこって竹雄と一緒に街に買い出しに…」 「たあぁぁんじろおぉぉぉっっっ!!俺もう限界だよ!!泣いていい!?泣いていいよね!!?」 「いやもう泣いてるじゃないか…って鼻水つけないでくれ汚いから…」 「言い方ああああああああ!!」 「おい、権八郎のくせにねず公泣かしてんじゃねえよ!!」 「わかっ…分かったから伊之助っ…それから炭治郎な…」 襟元を掴まれてがっくんがっくん揺すられている炭治郎の羽織の裾を、キュッと力なく握るのは細く美しい手。 「カナヲ…」 強く引き結んだ唇を噛み締めていたカナヲは何かを隠すように俯いたが、炭治郎は気付いてしまった。 彼女の頬を流れる涙に。 炭治郎は縋り付いて来るみんなを困った顔で見下ろして、やがてシュンと情けなく眉を下げた。 そして室内にいる輝利哉や柱たちを見上げると。 「いらっしゃいませ」 今度は泣きそうな表情で、そう言って微笑んだ。

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本当にW不倫は自己責任だな。と思います。

私 が 善 と は 思わ ぬ が お前 が 善 など 反吐 が 出る

翡翠さん。 今日は嬉しいご報告をさせて頂きたくメールしました。 クライアント様のご感想に是非載せて下さい! 翡翠さんから二年近くずっとメモリーオイルではお世話になっていましたが、実際にセッションをする程でもないくらい彼との関係は良い方向に進んでいました。 去年の年末辺りから彼の様子が少しおかしいな?と感じるようになり、不安感に襲われるようになって… 叱られるのを覚悟で翡翠さんにセッションをお願いしましたよね! ブログでは手厳しい中でも愛のある言葉にいつも勇気を頂いておりましたが、実際にお話しするのは少し勇気が要りました…。 翡翠さん。 すみません 笑 実際にお話しした印象は、面白い、話しやすい、ネガティブが本当に外れる。 というものでした。 ブログの印象では怖そうだな…と勝手に思い込んでしまって… すみませんでした!! 彼とは三年の付き合いになりますが、いつも大事にしてくれているとは感じておりましたし、W不倫ですのでお互いの家庭環境も話せていたりしていました。 それが…急にLINEも減ったり、会おうと約束してもドタキャンされたり… 何かがおかしいと感じました。 しばらく我慢しましたが、やはり不安になって翡翠さんにセッションを初めてお願いした時、「奥さんにバレてますよ。 きっと」との答え。 「彼にちゃんと聞いてみて下さい」とアドバイスも頂き、その日の内に彼に聞きました。 やはり、奥さんに私達の関係が知れてしまったとの事でした。 その後、継続的に翡翠さんのセッションを受ける事になり、これから私がどうしたいのか。 を決めて、それに沿ったセッションにすると翡翠さんから言われ、我に戻ったのを覚えています。 私は今後、彼とどうしたいのか? 結婚はいつかしたい。 とは思っていたけど漠然でした。 そんなに具体的に考えた事が無かったですし、子供達の事もあり、「今が幸せならいい」と思って過ごしていた事に気付いたんです。 しかし状況は最悪で、彼の奥さんを私も知っており、お互いにママ友という間柄に悩みました。 子供の行事で参加しなければならない集まり等で、今まで仲良くさせて頂いていたお友達から距離を置かれるようになり、彼の奥さんとは元々、仲は良くはありませんでしたが、私を睨みつけるような目と、態度。 子供同士でのいじめのような事も起き初めてしまい、私だけの問題では無くなっていきました。 息子をこんな目に合わせ、私はなんという事をしているのか…と後悔と反省の毎日でした。 彼にも相談しましたが、「お互いの為に、もう終わりにした方が良いと思う」と言われてしまい、本当に天国から地獄へ落ちたような思いでした。 やはり私は彼を愛している。 だけど子供も大事。 どうしたらいいのか分からなくて翡翠さんに頼りきってしまい本当にごめんなさい。 そしていつも的確なアドバイス本当にありがとうございます。 意を決して女神ヘラ様のご縁結び、ご縁切りもして頂き、その直後辺りから「もう会わない」と言っていた彼から突然来たLINE。 「会ってちゃんと話そう」と彼からのメッセージに驚きました。 もう会えないと思っていたし、彼とは終わらせるしかないのかも…と思っていたからです。 彼は会って話しをしようと言ってくれてるのだから、私もちゃんと彼への気持ちは伝えようと決めました。 翡翠さんにも言われたし。 彼と実際に会った時「やっぱり私、この人が大好きだ」と感じました。 それから彼が「うちのが(奥さん)色々意地悪な事してごめんな…」 「俺も辛い。 」「どうして良いのか分からなくて逃げてしまって本当にごめん」と言って手を握り締めてくれました。 それから今までにない位、話し合いをしました。 子供の為にもこのままじゃ絶対にいけない。 と私も思っていましたし、転校も考えていました。 「それって、どういう事?これからどうなるの?」と彼に言った私に「俺はもう、うちのには(奥さん)全部話した。 いつでも別れる覚悟はある」と言って来ました。 頭が混乱してしまい、何も言葉が出ませんでしたが、沈黙の後「私はあなたが大好きだって今日、改めて思いました」と、泣きながら言ってました… そんな時です。 数日後、主人から「お前、善からぬ噂が流れてるの知ってるか?」と聞かれました。 もう、これは正直に話すしかない。 翡翠さんにも、この場合いずれ全て分かると言われてたし、主人には何も非はない。 全部私達二人の勝手な行動だと思い、主人に全て話しました。 思い切り殴られました。 「出ていけ!」と主人は暴れました。 「情けない!顔も見たくない!」と。 実家に一人帰り、両親にも伝えましたが、もう誰も許してくれないという程の勢いで罵られました。 絶縁宣言をされ、彼に連絡しました。 彼は途中の仕事も投げ出し、すぐに来てくれましたが、私の腫れあがった顔を見て泣いていました。 夜、主人に会う為、一度家へ戻りましたが、主人の怒りは収まるはずもなく、彼は殴られ怒鳴られ続けました。 二人で土下座でした。 もうそれしかなかったです。 主人は自分の親と、私の両親を呼び出し、大事でした。 両親からは「情けない娘だ!自分のしてる事が分かってるのか!」と怒鳴られ、主人の両親からも「出て行ってくれ。 我が家の恥だ!」と言われ、そのまま彼と家を後にしました。 彼は部屋を手配してくれたり、病院に付き添ってくれたり、本当に色々してくれました。 仕事もしばらくの間私は休みましたが、彼はその間に奥さんとの話し合いもしていたらしく、奥さんには「子供には二度と会わせない。 」と慰謝料、養育費も多額に請求されたようです。 私は彼と役場に離婚届を一緒に取りに行き、私は主人の元へ、彼は奥さんの元へと向かいました。 私は子供とはもう会わせてもらえるはずもない。 と覚悟はしていましたが、いじめの問題がどうしても気がかりでした。 主人は「子供はどうなるの?」と言い、「あなたの好きにして頂いていいです」と私が言ったのですが「子供はお前が引き取ればいい。 みんなお前に会いたいって言ってるから。 」と、子供の親権だけは譲ってくれたんです。 主人には本当に本当に感謝と謝罪しかありません。 私達は少し離れた所で暮らそうと今、彼と家を探しています。 子供達の事も勿論面倒を見ると約束してくれました。 驚かせる事ばかりですが、翡翠さん。 彼との子供を身籠りました。 こんな時に。 と思われるかも知れません。 ですが、この子の為にも、二人の子供達の為にも私は頑張ろうって心から決めています。 まさかこのタイミングで妊娠するとは夢にも思っていませんでしたが、絶対に産みたい!と彼にも伝えた時、少し不安でしたが「当たり前でしょ。 ちゃんとご飯も食べて、元気な子を産んでよ」と、彼からの涙が出る程の言葉に、喜びしかありません。 翡翠さん。 いつも支えて下さって本当にありがとうございます。 もし、翡翠さんに出逢えていなかったら彼にも主人にも、子供達にも捨てられていたかも知れません…。 どんな時も私のやりたいように背中を押して下さって本当にありがとうございます。 本当にW不倫は自己責任だな。 と思います。 思いますが諦めなくて良かったと心から思っています。 いっぱい泣いて、不安になった時もあります。 だけど私には彼が居ます。 子供達が居てくれます。 もう、それだけで満足しています。 仕事もお家で出来るようなお仕事、頑張って探します。 翡翠さん。 これからの事、どうか見守っていて下さい。 そしてまた何かあった時は頼らせて欲しいと思っている我がままな私を許して下さい。 ~一部省略~ Aさま。 心強いメッセージ、本当にありがとうございます。 想像を絶する程の体験を今回、されたと思います。 傷付けてしまった彼の元奥様、Aさまの元ご主人。 自分が幸せである前に、傷付けた人たちの幸せを願い続けましょう。 きっとAさまにとっても、良い方向へ向かうはずです。 本当にここまで来るまで、大変でしたよね。 何度も挫けそうになって… いつかご両親にも許して頂ける日が来ることを願っています。 お子さんの転校先も良い学校だといいですね。 赤ちゃんを授かられたこと。 きっと意味がありますよ。 大丈夫。 Aさまは本当は強い方です。 彼の行動、正直感動しました。 彼のお子さんの幸せもきちんと願って差し上げてください。 いつも見守っていますよ! 何かあったときは遠慮なくお声かけくださいね。

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