お盆 いつから いつ。 お盆の飛行機の予約はいつから?安い入手方法や料金について

お盆っていつ?お盆休み2020年の期間はいつからいつまで?時期日にち

お盆 いつから いつ

「今年のお盆はいつ?」 「お盆を迎えるために、何を準備したらいい?」 今回のテーマは お盆。 安心してお盆を迎えるために、日程を確認し、ご先祖様に失礼のないように準備をしておきたいですよね。 こんにちは、ホトカミ仏教担当の横井です。 お盆は、ご先祖様の霊を迎えるために行う行事です。 飾り付けなどを準備し、お坊さんにお参りに来てもらったり、お墓参りをします。 しかし実際、 「お盆は何をしたらいいのか分からない!」という方も多いのではないでしょうか? 「お盆の日付を間違えた」「当日になっても準備ができていなかった」となりたくないですよね。 そこで今回は、お盆にお寺で働いた経験もあるお坊さんの私が、 「あなたが安心してお盆を迎えるために必要な知識」を紹介します! 基本的な知識に加えて 「日本で1400年続くお盆の由来」「地域によって異なるお盆の日程」なども紹介します。 ぜひ最後まで読んで、安心してご先祖様をお迎えして下さいね。 【スケジュール編】お盆の期間はいつからいつまで? 【準備編】お盆のお供え物などを準備して安心してご先祖様を迎えよう 【お参り編】心をこめて、お参りしよう! 【おまけ】日本で1400年続くお盆の由来」の順に紹介していきます。 まずは、【スケジュール編】お盆の期間はいつからいつまで?で、しっかり予定を確認しましょう! 【スケジュール編】お盆の期間はいつからいつまで? 「お盆はいつからいつまで?」 しっかり予定を確認しておきたいですよね。 実は、お盆は地域によって日付が異なるんですよ。 その理由も紹介します! また、毎年日付が変わる「お盆休み」についても気になりますよね。 それでは早速、お盆の予定をみていきましょう。 お盆の期間はいつ?なぜ東京は七月盆なの? まずは、2020年のお盆の予定を確認しましょう。 東京を中心に7月に行うお盆を、「七月盆」といいます。 日本全国一般的に8月に行うお盆を、「八月盆」「月遅れの盆」などといいます。 地域によってお盆の日程が異なる理由は、「農耕の繁忙期とお盆が重なるのを防ぐため」「地方から東京に移り住む人が増えたことによって帰省との兼ね合いが生まれたため」など複数の理由が考えられます。 このお盆の日程の違いは 「お盆の日程を、新暦(太陽に基づく暦)か旧暦(月に基づく暦)のどちらをもとに決めるか」によります。 明治初期に日本政府が新暦(太陽に基づく暦)を採用するまでの間、お盆は旧暦(月に基づく暦)の7月15日に行っていました。 そのため、 カレンダー上の日付を重視して新暦でも7月15日に行う「七月盆」の地域と、 新暦と旧暦の1ヶ月ほどのズレを踏まえて新暦の7月15日ではなく、新暦の8月15日に行う「八月盆」の地域が生まれました。 「八月盆」を「月遅れの盆」と呼ぶこともあるのは、7月15日ではなく8月15日とすることで、1ヶ月遅れているためです。 まず、もっとも一般的な七月盆と八月盆の日程を紹介しました。 しかし、お盆の日程は地域だけでなく、お寺によって異なる場合もあります。 ご実家やお寺にも事前に確認しておけば、安心ですね。 旧暦のまま行なう旧暦盆 沖縄などの一部の地域では、明治以前と同じ旧暦をもとにお盆を行います。 現代でも、旧暦の7月15日にお盆を迎えるのです。 旧暦であるため、新暦では毎年お盆の日付が異なります。 2020年の旧暦盆 8月31日(月) 盆の入り 9月1日(火) 中日 9月2日(水) 盆明け 2020年の旧暦盆は、8月31日から始まります。 2020年のお盆休みは? 七月盆の地域でも、お盆の休みは8月であることがほとんどです。 毎年異なるお盆休み。 2020年のお盆休みをしっかり確認しておきましょう。 2020年のお盆休みはカレンダー通りに休んだ場合、8月13日(木)から16日(日)の4日間です。 毎年、お盆の帰省ラッシュには多くの人が移動するので、渋滞情報を調べたり、交通機関の予約をしておきましょう。 ここまで、まずは【スケジュール編】として、お盆の日程を確認しました。 次に、【準備編】として、お盆の準備に必要なことを紹介します。 しっかり準備して、安心してお盆を迎えましょう。 【準備編】お盆のお供えものなどを準備して安心してご先祖様を迎えよう 「お盆を迎える前に何を準備したらいいんだろう?」と不安になりますよね。 次に、お盆を迎えるにあたって必要な準備を「お盆に必要なもの」「お仏壇の掃除」の順に紹介します。 お盆に必要なものを5つ紹介 お盆では、ご先祖様のお位牌を中心に、ご先祖様を迎え入れる特別な飾り付けをします。 お盆を迎える前に、飾り付けの準備をしましょう。 立派な壇(だん)を組む本格的なものから、マンションなどのスペースが限られている場所でも作ることができる身近なものまで、飾り付けには多くの種類があります。 また、飾り付けは地域によって異なる場合もあります。 ここではお盆を迎えるに当たり、最低限必要な「精霊馬」「水の子」「三具足」「お供え物を置く机」「お供え物」を紹介します。 精霊馬(キュウリの馬・ナスの牛) お盆といえば「キュウリの馬」と、「ナスの牛」を作ってお供えしますよね。 この馬と牛のことを 精霊馬(しょうりょううま)といいます。 精霊馬(右) なぜ、「キュウリの馬」と「ナスの牛」なのか考えたことはありますか? かつて馬や牛は農耕生活において、必要不可欠な動物でした。 「キュウリの馬」はご先祖様に早く極楽浄土から帰ってきて欲しいから脚の速い馬、 「ナスの牛」は、現世から極楽浄土へゆっくりと戻って欲しいから、ゆっくり進む牛という意味があります。 水の子(みずのこ) キュウリやナスなどの野菜をサイコロ状の賽の目に四角く切り、水に浸して蓮(はす)の葉や里芋の葉の上にお供えしたものを、水の子といいます。 水の子には、様々な精霊をお清めして供養する役割があります。 キュウリやナスに加えて、洗米を加える地域もあります。 水の子 お供えものを置く机 お供えものを置く机や棚を用意しましょう。 机には、真菰(まこも)や金襴(きんらん)の敷物を敷きます。 真菰(まこも)は古事記にも登場する植物で、仏教では「お釈迦様も病人を真菰の上に寝かせた」など、信仰にとって特別な素材です。 ゴザのような敷物です。 金襴(きんらん)は、お寺などでよく使われている、金の糸などを混ぜて織られた布のことです。 どちらも、ご先祖様を迎える敷物として適しています。 三具足(みつぐそく) 花を挿す華瓶(けびょう)、お線香を立てるための香炉(こうろ)、ろうそくを立てる燭台(しょくだい)の3つで三具足(みつぐそく)と呼びます。 左から順に華瓶、香炉、燭台をお供えします。 華瓶、灯明を左右対称に2つセットでお供えすると五具足(ごぐそく)と呼びます。 左から順に、華瓶、燭台、香炉、燭台、華瓶の順に並べます。 お供えもの ご先祖様が帰ってくるために、仏壇や盆棚にはお団子やお菓子、果物などをお供えします。 さらに、ご先祖様へのお食事として、お盆の4日間は御霊供膳(おりょうぐぜん)を用意することもあります。 御霊供膳とは、小さな御膳にご飯、汁物、煮物、和え物、漬物を盛り付けたものです。 御霊供膳の献立は仏様にお供えするものですので、精進料理であることが望ましいですが、 ご家族で召し上がっているものや、ご先祖様が好きだったものでもよいです。 並べる場所は、左下にご飯、右下に汁物、左上に煮物、右上に和え物、真ん中に漬物をお供えします。 お仏壇の掃除をしよう 必要なものを準備したら、お供えものを並べる前に仏壇をキレイに掃除しましょう。 仏壇を掃除する際、チェックするポイントを紹介します 足りないものなどがあった場合、近所の仏具屋さんで手に入れましょう。 お仏壇に不具合がないか確認する お仏壇や仏具に破損などがないか、チェックしておきましょう。 もし、不具合があった場合、交換しましょう。 香炉の灰を交換する 香炉の古い灰の中には、線香の燃えかすなどが残っている場合があります。 ふるいにかけて、燃えかすを取り除きましょう。 また、灰が減っていたら足しましょう。 ほこりをキレイに掃除する ほこりが積もっていては、仏様を迎えることはできません。 絞った雑巾などでやさしく拭きましょう。 もちろん雑巾は床を拭いたものではなく、新品の雑巾を仏壇専用として使いましょう。 強く拭くと金箔や装飾が剥がれる場合があるので、丁寧に掃除したいですね。 金属製の仏具を磨く 真鍮(しんちゅう)の華瓶(けびょう)や香炉などの仏具は、キレイに磨いておきましょう。 金属磨き剤ピカールなどで根気よく磨くと、黒くくすんでいるものでも新品のようにキレイになります。 ここまで【準備編】では、「お盆に必要なもの」と「お仏壇の掃除」について紹介しました。 これで、お盆を迎える準備ができましたね。 次は、【お参り編】心を込めて、お参りしよう!です。 心を込めて、ご先祖様をお迎えしましょう。 【お参り編】心を込めて、お参りしよう! 「お盆は、どう過ごしたらいいんだろう?」と不安になりますよね。 ここからは、【お参り編】として「迎え火・送り火」「お墓参り、自宅やお寺でのお参り」「初盆の迎え方」について解説します。 ご先祖様はお盆に霊として還ってくるのではなく、常に仏様として還り、自分を導いて下さっていると考えるからです。 そのため浄土真宗の方は、ここでご紹介するお参りの作法とは異なり、ご先祖を偲びつつ仏様の救いの中にあることを喜び、お念仏を称えます。 迎え火・送り火 ご先祖様をお迎えするのが、迎え火です。 迎え火は、ご先祖様が帰ってくるときの目印となり、お盆の初日である13日の夕方から夜にかけて行います。 ご先祖様をお送りするのが、送り火です。 送り火は、ご先祖様をお見送りするためにお盆の最終日である16日に行います。 迎え火、送り火の伝統的な焚き方 伝統的な迎え火は、家の玄関や庭などで、焙烙(ほうらく・ほうろく)と呼ばれる素焼きのお皿の上でおがらを折って燃やします。 送り火では、おがらを焚いたり、提灯を灯したりします。 立ち上る煙を見て、ご先祖様が帰っていくのを見送る気持ちで手を合わせましょう。 しかし、都会やマンションに住む方は、火をつけて燃やすことが難しいですよね。 そんな場合は、盆提灯(ぼんちょうちん)などを使う方法があります。 玄関や窓、お仏壇の前などに盆提灯を吊るしてご先祖様を迎えましょう。 盆提灯はシンプルなものからカラフルなものまで、色々あります。 次に、お盆のお参りについて、紹介していきます。 ご先祖様への感謝の気持ちを込めて、お参りしましょう。 「お墓参り」では、必ずお墓の掃除をしてから手を合わせましょう。 また、お坊さんに供養してもらう場合、大きく分けて2つのパターンがあります。 「お坊さんが一軒ずつ回ってお経をあげるお寺」と「お寺で合同で供養の法要を執り行うお寺」です。 お寺によって、お盆のご供養の形式が違うので確認しておきましょう。 まずは「お墓参り」から紹介します。 お墓参り 「お墓参りの作法、毎回不安になってしまう」という方もいるのではないでしょうか。 一緒にお墓参りの作法を復習しましょう。 まず、お墓参りに必要なものを確認します。 お墓参りに必要なものは、 ・線香 ・ろうそく ・ライター ・お花 ・お供えもの 忘れものが無いようにしたいですね。 ー より お墓参りの詳しい作法は、以前、お彼岸の記事でも紹介しました。 さらに知りたい方は、をお読み下さい。 自宅の仏壇をお坊さんに拝んでいただく棚経 お坊さんが訪問し、ご自宅の仏壇にお経をあげていただくことを棚経(たなぎょう)と言います。 棚経の場合、何日何時頃にお坊さんがくるか、お寺から事前にハガキなどでお知らせが届きます。 事前に予定を確認しておきましょう。 お坊さんがくる前に、お位牌を仏壇の見えるところに出しておくと、お坊さんが読経する際に戒名が読めないということがないので、お坊さんとしては助かります。 また、お坊さんに読経が終わった後にお茶をお出しする場合は、冷たいお茶を少しだけにしましょう。 お坊さんは1日に多いときには、100軒以上のご家庭を回ります。 その度にお茶をいただくと、お手洗いが近くなります。 そのため、少量のお茶がベストです。 また、熱中症対策などの観点から、栄養ドリンクやスポーツドリンクを出していただけると、お坊さんとしてはすごくありがたいです。 お布施を渡す際は、封筒に入れて直接お坊さんに渡しましょう。 お寺でのお盆の法要 お寺での法要の場合、何日何時に執り行われるかを事前に確認しておきましょう。 法要が複数回あるお寺もありますので、その場合は参加できる時間で大丈夫です。 また参列する際は、お位牌を持っていくと良いでしょう。 お位牌が傷つかないように布などに包むとよいです。 数珠などを持っている方は持っていきましょう。 引越しなどで菩提寺が遠く、棚経や法要に参列できない方は、菩提寺に連絡し供養を依頼することになります。 手紙などで依頼する場合には、 「挨拶・お盆の供養を依頼する旨・施主名・〇〇家先祖代々または供養してもらうご先祖様の戒名」を書き、お布施などを同封します。 お盆のお布施の相場はおおよそ5000円〜3万円ほどです。 新盆では、親族や知人が集まり、特別に供養します。 新盆の法要は、喪服で参列しましょう。 新盆の法要の手配は、お寺に相談しましょう。 棚経でお坊さんに特別にお経をあげて頂ける場合や、お寺で新盆の法要をする場合もあります。 新盆は、白木で作った提灯や、特別な仏壇など、特別な飾り付けを用意する地域もあります。 詳しく知りたい場合は、お寺や地元の仏具店に相談しましょう。 ここまで、【お参り編】として、お盆当日の過ごし方を紹介しました。 最後に、お盆の由来となったお経のエピソードを紹介します。 実は、日本でお盆は1400年以上続いている伝統的な行事なんですよ。 【おまけ】日本で1400年続くお盆の由来 日本でお盆の行事が初めて行われたのは、仏教伝来のすぐ後、606年と言われています。 1400年以上昔、聖徳太子の時代から、日本ではお盆の行事が行われていたんですね。 そして、お盆は中国で生まれたあるお経が元になっています。 中国では、仏教の思想が発展し、多くのお経が生まれました。 お盆の由来や意味を理解して、より心を込めてご先祖様を迎えるために、 最後にお盆の由来となったお経のエピソードを紹介します。 分かりやすくまとめたので、ぜひ最後まで読んで下さいね。 お盆の由来は、中国で生まれたお経にあり お盆は、中国で生まれた「仏説盂蘭盆経(ぶっせつうらぼんきょう)」というお経に出てくるエピソードを由来とした行事です。 盆という言葉は、この仏説盂蘭盆経の「盂蘭盆(うらぼん)」という言葉を簡略にしたことに由来します。 つまり、この「仏説盂蘭盆経」とは、「逆さ吊りの苦しみから逃れる方法を説いた仏の教え」なのです。 逆さ吊りの苦しみなんて、現代を生きる我々には想像しづらいですよね。 仏説盂蘭盆経は、それほどの苦しみから救われる教えなんですね。 では、お盆にまつわるお経のエピソードである「仏説盂蘭盆経」とはどんなお話なのでしょうか? 分かりやすく紹介しますね! 遡ること2500年前。 このお話の主人公は、お釈迦様の弟子、目連(もくれん)です。 目連は、修行を積んだ結果、お釈迦様の弟子のなかでも「神通第一」と呼ばれ、神通力という不思議な力を使うことができました。 神通力を使い、亡くなった母親がどんな生活をしているのか覗いたところ、 目連の母親は、飢えと渇きの世界である餓鬼道(がきどう)で苦しんでいました。 自分を育ててくれたお母さんが苦しんでいるのは、なんとかして助けたいですよね。 餓鬼道とは、常に飢えと渇きに苦しんでいる餓鬼たちが住む世界です。 そこで目連は、母が餓鬼道で苦しんでいることをお釈迦様に相談しました。 するとお釈迦様は、 「 雨季の修行が終わる7月15日に修行を終えたお坊さんに、ご先祖様の供養のための食べ物をお供えすれば、その功徳(くどく)で母親を救うことができる」とこたえました。 またお釈迦様は、お供えを受けるお坊さんを「相手のご先祖様が救われるように祈ってからお供えを受け取るように」と、戒めました。 目連は、お釈迦様の言う通りに食べ物を準備して、7月15日に修行を終えたお坊さんにお供えしたところ、目連のお母さんは餓鬼の苦しみから救われました。 目連たち弟子は、お母さんが救われ、たいへん喜びました。 目連がお母さんのためにお坊さんたちと7月15日にお参りしたのと同じく、 私たちは亡くなったご先祖様のために、お坊さんと共にお参りするお盆という行事を大切にしています。 1000年以上も昔に中国で生まれたお経が、現在の私たちの暮らしに繋がっているんですね。 お盆を大切にしていきたいですね。 おわりに お盆のスケジュールに始まり、準備に必要なものや掃除について、そしてお盆の過ごし方、最後にはお盆の由来となったエピソードも紹介しました。 この記事では、一般的なお盆について紹介してきましたが、 お盆の日程や作法なども地域やお寺によっては異なる場合があります。 そのため、ご実家やお寺に確認すると安心です。 ご家族やご先祖様のことを思い出し、手を合わせて下さい。 お盆が、ご家族や菩提寺との繋がりを強くするきっかけになればいいですね! そして、ぜひお盆の大切な思い出は、ホトカミに投稿してみて下さい。 出典 宗教工芸社『お盆百科』 蒲池勢至『お盆のはなし』 宇井伯壽『佛教辞典』.

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2020年のお盆の期間はいつ?お供えや飾りから由来まで徹底紹介

お盆 いつから いつ

お盆はいつからいつまで? お盆は8月と思っている方が多いと思いますが、実はお盆の期間には大きく分けて2通りがあります。 (お盆の期間はこの他にも、8月の上旬や8月20日の地域もあります) 新盆 7月15日を中心として、7月13日~16日の4日間を新盆(しんぼん)と言います。 新盆にてお盆を迎えるのは、東京の一部や金沢、函館とごくわずかとなっています。 旧盆 8月15日を中心として、8月13日~16日の4日間を旧盆(きゅうぼん)と言います。 現在、日本の多くは旧盆にてお盆を迎えるのが主流となっているため、お盆=8月のイメージを持っている人が大多数となっています。 また旧盆は、本来のお盆(7月15日)よりも1ヵ月遅れていることから、「月遅れのお盆」と呼ばれることもあります。 地域によってお盆の期間が違う理由 地域によって、新盆、旧盆のようにお盆の期間が違うのは、明治5年に行われた改暦が理由です。 それまで、日本では太陰太陽暦の天保暦を暦として使っていましたが、改暦によって太陽暦のグレゴリオ暦に変わります。 改暦に伴い、天保暦は旧暦、グレゴリオ暦は新暦となりましたが、江戸時代よりお盆は旧暦では7月15日を中心とした7月13日~16日に行われていたため、改暦後も7月13~16日にお盆を行う地域がありました。 これを、新暦の7月にお盆を行うことから、「新盆」と呼ぶようになったのです。 一方で、旧暦(太陰太陽暦)は月の満ち欠けによって一年を決めるのに対し、新暦(グレゴリオ暦)は太陽が地球を一周する日数を一年としており、旧暦と新暦では日数に1ヵ月ほどズレが生じ、旧暦のまま7月15日にお盆を行うと農作業の繁忙期に当たってしまいます。 そのため、改暦後は日程を1ヵ月移動させた8月15日前後に行う人が増えていったと言われています。 少しややこしい話になりますが、現在の7月15日は旧暦だと6月15日頃になるのに対し、現在の8月15日は旧暦の7月15日頃となるため、元々のお盆に近いことから「旧盆」と呼ぶようになりました。 お盆休み期間はいつ? 一般的に、お盆は8月13日~16日の4日間になります。 (上記でもご紹介した通り、7月13日~16日の4日間をお盆とする地域もあります。 また、新盆、旧盆以外にも8月の上旬や8月20日にお盆を迎える地域もあります) お盆の期間と言えば、本来であればこの4日間のみとなるのですが、最近はお盆の期間の前後の土日や祝日を含めた大型連休を「お盆休み」としているケースが多く見られます。 例えば、2019年の場合は、8月10日が土曜、8月11日の日曜は「山の日」で祝日だったことから、翌日の12日の月曜は振替休日となり、13日~16日までがお盆期間、17日が土曜で18日が日曜だったので、9連休となりました。 2020年であれば、8月8日が土曜、9日が日曜、10日は本来月曜で平日ですが東京オリンピック開催の開催に伴い、11日の「山の日」が移動するため休みとなり、11日、12日が平日、13日~16日となります。 11日、12日の平日に有給休暇が取得できれば、2020年も2019年と同じ9連休となりますね。 お盆の期間は何をするの? お盆になると、海外旅行に出かける人で大混雑する空港の様子や、里帰りのために新幹線に乗る家族連れの光景がニュースになりますよね。 長期休暇は絶好の旅行のチャンスと捉える人も多いですが、そもそもお盆とは浄土(あの世)から現世(この世)に降りてくる先祖や故人の霊をお迎えし、共に過ごし、再び浄土へとお戻りになる霊をお見送りするものです。 お盆に墓参りをするのは、浄土から降りてきた先祖の霊がお墓に宿るとされるからです。 墓参りに行って先祖の霊を連れて自宅に戻り、盆棚にお供えしたお供え物を食べてくつろいでもらうのが、お盆の本来の過し方となります。 特に、人が亡くなって初めて迎えるお盆は初盆と言って、僧侶を自宅に呼び読経を読んで供養をします。 初盆の法要には身内や親戚だけではなく、友人や知り合い、近所の人など、生前故人と親しかった人が多く訪問し、法要後は会食の場を設けて手土産を渡すなど、通常のお盆よりも盛大な供養が行われます。 お盆の準備は何をしたらいい? お盆には、先祖や故人の霊をお迎えする精霊棚(盆棚)を設置します。 精霊棚は仏壇の前に経机や小机を置き、その上に位牌や香炉、燭台、花立て、お供え物などを飾ります。 (精霊棚の飾りについては宗派によって異なるため、事前に確認しておくとよいでしょう) また、お盆飾りに欠かせないものに精霊馬があります。 精霊馬とは、あの世からこの世に先祖の霊が降りてくる時に乗っている乗り物(もしくはこの世からあの世に戻る時に乗る乗り物)とされ、きゅうりやナスを馬や牛に見立てています。 先祖がこの世にやってくる時に馬に乗るのは、「足の早い馬に乗って、私達の元へすぐにやってくれるように」という意味があり、あの世に帰る時に牛に乗るのは「歩みの遅い牛に乗って、景色を楽しみながら帰れるように」という意味があると言われています。 お盆の期間の風習 お盆は墓参りや法要の他、「迎え火」「送り火」や、盆踊りなど様々な風習が今も受け継がれています。 迎え火は、玄関前や門口にて焙烙におがらを置いて火をつけて焚くのが正しいやり方です。 こうして自宅前で火を焚くことで、先祖や故人の霊が火を目印にやってくることができます。 送り火も焚き方は迎え火と同じですが、立ち上る煙に乗って先祖の霊があの世に帰ると言われています。 なお、京都の如意ケ嶽(大文字山)で毎年行われる大文字焼きも、先祖の霊をあの世にお見送りする送り火です。 この他には、長崎で行われる「精霊流し」を始め、全国各地で行われる「灯篭流し」も、送り火の一種です。 また、お盆の風習として全国的に行われているものに盆踊りがあります。 盆踊りは、今は子どもがメインで町内会や企業協賛のイメージがありますが、元は死者の魂を慰める念仏踊りという宗教行事でした。 夏の四国の風物詩と言われる徳島県の阿波踊りも、盆踊りの一種です。 まとめ お盆の期間は一般的には8月13日~16日ですが、地域によっては7月13日~16日のところもあります。 8月13日~16日のお盆を旧盆、7月13日~16日のお盆を新盆と呼び、旧盆は新盆よりも1ヵ月遅いため、月遅れのお盆と称することもあります。 お盆の期間は4日間ですが、通常は前後の土日や祝日を含めてお盆休みとして長期休暇となるため、海外旅行や国内旅行を楽しむ人で空港は大混雑します。 このような光景はお盆の風物詩とされていますが、本来のお盆は先祖や故人の霊をお迎えし、供養する日本古来の行事です。 長く実家に帰省していないという方は、今年の夏は実家に帰って墓参りをしてみてはいかがでしょうか。

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お盆はいつからいつまで?地域によって期間が違うのはなぜ?

お盆 いつから いつ

お盆は仏教行事のひとつと位置付けられていますが、仏教の盂蘭盆(うらぼん)・盂蘭盆会(うらぼんえ)の行事に、祖先の霊を祀る(まつる)信仰が次第に混ざっていったものという考え方もあるようです。 初盆には四十九日、一周忌、三回忌などの法事法要とは別 に、法要として供養の儀式が営まれますが、初盆以外のお盆には、遺族だけで、祖先の霊と一緒に供養をするのが一般的です。 やがてお盆の期間が過ぎると送り火を焚いてお送りします。 この風習がお盆の風習として定着しています。 ぜひ、家族揃って祖先の霊をお迎えする機会として受け継いでいきたいものです。 精霊棚を飾ります (精霊棚は12日から飾る地域もあります)。 お墓の掃除とお墓参りをします。 (お墓参りの時に、お墓で提灯に火を灯し、先祖の霊を家まで案内する地域もあります) 14〜15日 盆の明け・ 盆明け・ 送り盆 お盆の法要、供養の儀式などをします。 [お盆に行われること] ・お墓の掃除 ・お墓参り。 ・精霊棚(しょうりょうだな)・盆棚(ぼんだな)を飾る。 ・盆提灯を飾る。 ・僧侶を呼び供養の法要を行なう。 特に 初盆・新盆の場合 ・盆会墓前読経(お寺によって異なる) 上記の他、お盆には地方によってさまざまな風習があります。 例えば、「精霊流し」を行なう地域や「灯篭流し」を行なう地域もあります。 名称 解説 補足説明 精霊棚(しょうりょうだな)・盆棚 精霊棚 精霊棚とは、お盆のみに用いられる祭壇のようなものです。 盆花 盆花とは、精霊棚の綱に逆さに吊るす花のことをさします。 きゅうりの馬 なすの牛 手作りの馬と牛を位牌の前に飾ります。 僧侶による読経と焼香で供養をし、集まった知人友人とともに会食をしで故人を偲びます。 初盆・新盆以外のお盆は、遺族だけで供養をするケースがほとんどです。 お盆の法要については、初盆・新盆のページで説明します(初盆・新盆) 盆供 お迎え団子 盆の入り・お盆の入りの13日にお供えする団子です。 宗派や地方によっては前日の12日からお供えすることもあります。 お迎え団子の名称で販売されているものには、あんこをまぶした団子、甘辛いたれをのせた団子、シンプルな白い団子などがあります。 お盆のさまざまなしきたり(つづき) 名称 解説 補足説明 おちつき団子、お供え餅、お供え団子 精霊様(おしょうらいさま)が滞在中の14〜15日にお供えするお供物です。 仏様へのお供え物を盛る器「華足(=けそく)」からきているようです。 ピラミッドの形に積み上げられたものをお供えすることもあります。 送り団子 盆の明けの16日にお供えする団子です。 宗派や地方によっては前日の15日からお供えすることもあります。

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