カスミ サンショウウオ 飼育。 清心女子高等学校生物教室

清心女子高等学校生物教室

カスミ サンショウウオ 飼育

本州(愛知県以西)・四国・九州・壱岐島に分布する日本固有種をカスミサンショウウオ1種としていたが,9種に再分類された(Matsui et al. 2019).• 広島県では,県南部から中国山地にかけて アキサンショウウオ Hynobius akiensis,,,の4種が生息.• 本種は愛媛県と広島県の島しょ部や沿岸部から西条盆地,世羅台地,三次盆地にかけて分布している.• 尾は側扁し上下に黄条はない.• 非繁殖期に成体を見つけるのは困難.繁殖期のピークは3月.• 繁殖期のオスは下あごがわずかに白くなり,総排泄腔周辺が大きく膨らむのでメスと区別できる.• ふ化した幼生は秋までに変態する.• 基準産地は広島県三次市.広島県西部が昔から安芸の国と呼ばれていたことにちなみ学名と和名が付けられている. 天然記念物・RDB• 東広島市天然記念物「アキサンショウウオ」(昭和61年11月5日指定時は「カスミサンショウウオ」として.令和元年6月4日に名称変更.)• 環境省RDBカテゴリ:絶滅危惧II類(VU)(として)• 広島県RDBカテゴリ(2011):絶滅危惧II類(VU)(として) 慣用名・英名・広島県方言 慣用名 英名• Aki salamander 広島県方言 他県では• はたけどじょう(奈良県,現在はヤマトサンショウウオを指す)• やぶどじょう(滋賀県,現在はヤマトサンショウウオを指す)• とことこ(壱岐島,現在は真のカスミサンショウウオを指す) 備考• 参考文献• 比婆科学教育振興会(編). 1996. 広島県の両生・爬虫類. 168 pp. 中国新聞社, 広島. 松井正文. 1979. 原色両生・爬虫類. 108 p. 家の光協会, 東京. 松井正文・関慎太郎. 2008. カエル・サンショウウオ・イモリのオタマジャクシハンドブック. 79 pp. 文一総合出版, 東京. Matsui M. , Okawa, H. , Nishikawa K. , Aoki, G. , Eto, K. , Yoshikawa, N. , Tanabe, S. Misawa, Y. 2019. Systematics of the widely distributed Japanese clouded salamander, Hynobius nebulosus Amphibia: Caudata: Hynobiidae , and its closest relatives. Current Herpetol. 38 1 : 32-90. 中村健児・上野俊一. 1963. 原色日本両生爬虫類図鑑. 214 pp. 保育社, 大阪. 大川博志. 2012. カスミサンショウウオ. 広島県の絶滅のおそれのある野生生物, 3版. 97 p. 広島県, 広島. Okawa, H. and Utunomiya, T. 1989. Hunobius nebulosus from Hiroshima Prefecture. Current Herpetology in East Asia. 142-146. 大川博志・宇都宮妙子・宇都宮泰明・内藤順一. 1990. 広島県のカスミサンショウウオ. 比婆科学 146: 49-53. 大川博志・宇都宮妙子・宇都宮泰明・内藤順一. 1998. 広島県のカスミサンショウウオ 2. 比婆科学 188: 13-18. 大川博志・宇都宮妙子・奥野隆史. 1999. 後肢趾が4本のカスミサンショウウオの集団について. 比婆科学 192: 47-52. 大川博志・奥野隆史・宇都宮妙子. 2009. 西日本のカスミサンショウウオの後肢趾の変異. 爬虫両棲類学会報 2009 1 : 12-18. 佐藤井岐雄. 1943. 日本産有尾類総説. 536 pp. 日本出版社, 大阪. 宇都宮妙子・宇都宮泰明・大川博志・内藤順一. 1996. 広島県灰塚ダム周辺地域の両生類. 灰塚の自然. 177-215. 建設省. 更新履歴• 2019. このページの最終更新日時は 2020年2月10日 月 00:37 です。 このページは 687 回アクセスされました。 Copyright C 2003-2010. Digital Museum of Natural History, Hiroshima University, Hiroshima. All Right Reserved. 広島大学デジタル自然史博物館 E-mail: museum digital-museum. hiroshima-u. jp または koke hiroshima-u. 「広島大学デジタル自然史博物館」または「Digital Museum of Natural History, Hiroshima University」の表示がある場合に限って,学術・教育利用を許可します. ただし,無断で印刷物など2次的な利用を行ってはいけません.

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日本サンショウウオセンター

カスミ サンショウウオ 飼育

淡水生物園(在来水生生物保全池)は, ニホンイシガメとカスミサンショウオの保全と研究を行うための人工池です。 (淡水生物園のに戻る) 2011年6月8日: 昨年,環境コースの学生たちが授業の一環で してくれた木がだいぶ大きくなりました。 隣のカメゾーンではミドリガメがたくさん甲羅干しをしています。 みるたびに,ニホンイシガメが居なくなっていることを痛感します。 ここは当初はニホンイシガメだらけの池になるはずでした。。。 2011年6月9日: 来週,ここにカスミサンショウウオの幼体を放す予定で準備を進めています。 お隣の実験水田に訪問者がいました(実験水田は植物コースや環境コースが管理しています)。 2011年6月14日: 本番の放流にむけて試験放流です。 岐阜高校から3匹のカスミサンショウウオの幼生がやってきました。 夕焼けがきれい。。。 2011年6月16日: 岐阜高校から岐阜大学にやってきた3匹のカスミたちは皆元気です。 いよいよ本番が近づいてきました。 2011年6月20日: この保全池の最後(いや,これが最初)の大仕事! 岐阜市産のカスミサンショウウオ幼生の放流が本日,岐阜高校自然科学部生物班の部員のみなさんの手によって実現しました。 今日から,この保全池でカスミサンショウウオの域外保全・分散飼育がスタートです。 岐阜大学,岐阜高校,岐阜県水族館,岐阜市との共同事業です。 2011年6月21日: 昨日,保全池に放流したカスミサンショウウオの幼生たちは元気そうです。 放流地点には,ぱっと見た感じで10匹程度は見つかりました。 先週,構内の川から採集し移植したコウホネが黄色い花を咲かせていました。 区画池のほうでは,ニホンイシガメも環境になれ,落ち着いてきた様子です(カメとサンショウウオがいるエリアは別です)。 2011年6月23日: 保全池に放流したカスミサンショウウオの一部がエラもとれ,上陸を始めたようです。 上陸個体を2匹発見。 上下は別の個体です。 左写真がいた場所で,右写真がそのアップです。 2011年7月3日: 放流から2週間が経ちました。 今日は上陸個体を2匹発見。 石の裏でひっそりと生きていました。 順調に成長してほしいものです。 区画池のほうでは,クサガメがたたずんでいます(カメとサンショウウオがいるエリアは別です)。 2011年7月5日: クサガメ産卵! 区画池で研究飼育中のクサガメ2頭が産卵しました。 6個と8個。 エコー観察を続けていたので,体内から卵がなくなったことに気がつきました。 この保全池では初めての繁殖です。 白濁が始まり,有精卵のようです。 2011年9月5日: クサガメ孵化! 62日目に3匹の小亀が無事孵化しました。 58日目に事故で一足早く出てしまった1匹とあわせて,まずは4匹です。 保全池活動を始めて初めての孵化です。 これからしばらく孵化ラッシュでしょう。 2011年9月6日: ニホンイシガメの孵化個体を発見! 区画池でニホンイシガメの小亀5匹を発見しました。 今シーズンはニホンイシガメの産卵はまったく期待していなかったため,誰も予想しない出来事に驚きと喜びでした。 砂の上を歩いていたり,岩陰に隠れたりしていたところを発見されました。 孵化後の割れた卵殻が砂の中に埋まっていました。 2011年9月7日の様子: ニホンイシガメとクサガメの小亀たち ,元気です。 ニホンイシガメは推定孵化日から1~2日目,クサガメは孵化後2日目の様子です。 昔はニホンイシガメの小亀を「銭亀」と呼んでいました。 まさに小判のような甲羅ですね。 しかし,ニホンイシガメが希少となってしまった今,銭亀とはクサガメの小亀を指すようになっています。 片方の巣穴にはミシシッピアカミミガメの幼体が2匹,そして近くを歩いていた幼体2匹を発見。 計4匹を回収しました。 出てこようとしていたミシシッピアカミミガメの幼体1匹を偶然発見。 その巣穴にはさらに8匹が潜んでいました。 そしてすでに巣外に出て歩いていたところを発見された1匹とあわせて,計10匹を回収しました。 少なくとも1クラッチ10だから・・・,もし野外で1匹のメスから毎年こんな勢いで増えてると思うと・・・・。 この時には,9月20日発見のクラッチ分と思われる1匹も発見。 【今シーズンのミシシッピアカミミガメ幼体発見数:15匹 9月22日現在】 2012年4月4日: 今シーズンのカスミサンショウウオ(幼生)の放流(屋外飼育実験)にむけ,岐阜高校の皆さんによって水場の清掃が行われました。 とても綺麗になりました。 サンショウウオの幼生の天敵でもあるヤゴ100匹以上棲み着いていたので排除しました。 この池では,先日ヌマエビを発見しています。 どこからやってきたのか。。。 2012年4月11日: 本年度のカスミサンショウウオ(幼生)の本格放流(屋外飼育実験)の開始にあたり,岐阜市から正式依頼文書が届きました。 岐阜市のカスミサンショウウオは許可がないと飼育できません。 カスミサンショウウオの岐阜市個体群は絶滅の危機に瀕しており,関係機関が保護活動に取り組んでいます。 岐阜市のカスミサンショウウオは「」において, に指定され,捕獲等が禁止(第9条)されています。 その生息域外での保全対策の一環として,昨年から一部を岐阜大学のこの在来水生生物保全池に移植し,半自然下での分散飼育・繁殖を試みることになりました。 この活動は,岐阜県立岐阜高等学校(自然科学部生物班)と岐阜市役所自然共生部自然環境課とで,連携して行うものです。 2012年4月14日: 明日は本格放流の日,第1陣。 カスミサンショウウオの放流(屋外飼育実験)にむけ,岐阜高校の皆さんによって,2回目の水場の清掃が行われました。 先日捕り残したヤゴが数匹,ヌマエビ,どこから来たのかウシガエル(特定外来生物)などを捕獲しました。 2012年4月15日: カスミサンショウウオ幼生の本格放流の日 ,第1陣。 岐阜高校が野外の繁殖地から保護した卵嚢から孵化した1126匹の幼生が,在来水生生物保全池に放たれました。 この日は,岐阜高校の生物班の生徒さんたちや生物科の先生方,岐阜市自然環境課の職員や岐阜・中日・読売新聞各社の記者さんたち,岐阜大学の学生たちが集まり,ちょっとしたイベントになりました。 ギャラリーがたくさん。 岐阜高校生物班の部長さんが取材に応えています。 水場はネットで完全に覆って鳥避けです。 親個体です。 見本に岐阜高校から連れてきてくださいました。 2012年4月15日: (続編) 今日は,カスミサンショウウオの放流とあわせて, ニホンイシガメの幼体 も在来水生生物保全池に初めて放しました(カスミサンショウウオとは別の区画です)。 昨年,です。 放した小亀はニホンイシガメ8匹,クサガメ6匹,それとニホンイシガメの成体7匹です。 昨年まではミシシッピアカミミガメの仮のストック場所になっていましたが,本来の目的(ニホンイシガメの保護増殖池)をようやく本日果たすことができました! 放流後すぐに散策をはじめたニホンイシガメの幼体。 昨年生まれて産卵巣に潜んでいたと思われるミシシッピ アカミミガメの幼体が保全池で多数捕まりました・・・。 保全池の横の川にアオダイショウが2匹。 暖かくなってきて冬眠から覚めたのでしょうか。 ちょっとしたヘビ教室が始まりました。 2012年6月11日: 岐阜大学構内に仕掛けていたカメ用の捕獲わなに,今日はいろいろな生き物が入ってしまっていました。 それも同じ籠の中です。 大きなナマズ,アメリカザリガニ。 そして,特定外来生物のヌートリアのこども2頭。 この近くにヌートリアの巣があり,ペアと思われる2頭がたびたび目撃されています。 繁殖しているのですかね。。。 2012年6月11日: 今日は,淡水生物園のカメ研究飼育ゾーン(左)とカメ自然飼育ゾーン(右)で飼育していたミシシッピアカミミガメ,クサガメ,ニホンイシガメなどを一度すべて捕獲して,個体数の確認を行いました。 ついでに掃除を行いました。 1年生の初年次セミナー(多様な動物の世界)の一環として楽しく行うことができました。 1年生のみんな,お疲れ様でした。 6 456. 3 748. 9 684. 6 897. 3 239. 8 144. ここで一時的に,自然的に管理され成長した個体は,本来の生息地へ放流されることになります。 ここには,4月15日に,岐阜高校の生徒さんたちが放流したが飼育されていました。 本日,捕獲できたのはエラが消えかかっていたり,エラが消失して上陸直前の状態の197匹でした。 隠れている個体もたくさんいますし,すでに変態上陸した個体もいると思います。 もちろん,自然淘汰されていった個体もいることでしょう。 197匹のうち50匹をまた戻して,残りが生息地へ旅立ちました。 岐阜大学に残ったカスミサンショウウオたちも,大きく成長して数年後にここで産卵してくれることを願いたいと思います。 作業終了後に,周辺の石をどかしてみたところ,いくつかの個体が上陸していて,捕獲されることなく潜んでいました。 2012年7月27日: クサガメ卵発見! カメ研究飼育ゾーンで今年も産卵が始まっていた模様です。 今シーズン初めてで,1クラッチ6卵を回収しました。 2012年8月27日 : ニホンイシガメの幼体が何かのチョウ?の幼虫を捕まえて食べていました。 外敵に襲われることなく,順調に育っているようです。 2012年9月5日 : 自然飼育ゾーンのニホンイシガメ(幼体)たち,今日も元気です!この場所は,なぜか自然にカエルが集まってきています。 これまでに,ウシガエル,トノサマガエル(ナゴヤダルマガエル?),ヌマガエル(ツチガエル?)を見ました。 今度捕まえて,ちゃんと何ガエルか見てみよっ。 2012年9月6日 : 今年もニホンイシガメ孵化! 2年連続。 そして,なんと昨年とまったくおなじ9月6日です!偶然なのか,これが自然の姿なのか!?昨年はカメ研究飼育ゾーンでの予期せぬ繁殖でしたが,今年はカメ自然飼育ゾーン内での初繁殖です。 カメ自然飼育ゾーンはニホンイシガメの保護増殖場所として造成したところです。 いよいよ本来の機能を果たし始めました。 昨年まで,ここは外来生物のミシシッピアカミミガメをたくさん仮ストックしていたのですが,彼らを研究飼育ゾーンに移動したため,ここはニホンイシガメだけ。 そのためカメの数が激減しました。 カメが少なくなって寂しくなったね,という声がよく聞かれます・・・・・そういうことじゃないんですっ!! 12時頃 孵化幼体を2箇所で1匹ずつ発見(計2匹) 12時15分 砂地に僅かなくぼみを発見し,掘り返したところ, 深さ10数センチのところに孵化後卵殻を8個分発見 18時頃 幼体1匹発見 (お昼に発見したものと合わせて計3匹) カスミサンショウウオ自然飼育ゾーンで久々にカスミサンショウウオを探してみました。 石の下から1匹発見。 にここに放流 した幼生たちが変態して上陸したものです。 左右の写真は同じ個体です。 まだ数センチの幼体ですが,元気に生きていました。 2013年6月10日: ヤゴすくい。 6月15日のカスミサンショウウオ幼生の放流にむけて,淡水生物園(在来水生生物保全池)の掃除を行いました。 カスミサンショウウオの幼生にとって,ヤゴは天敵です。 昨年は多くのヤゴが捕れましたが,今年は少なめでした。 「初年次セミナー」という1年生むけの講義の中で,環境教育の一環として実施しました。 2013年6月15日(曇): カスミサンショウウオの幼生,今季初放流。 岐阜大学の淡水生物園(在来水生生物保全池)が 『岐阜市のカスミサンショウウオ』 の域外保全地に選ばれてから,今年で3年目の放流になります。 この日は朝8時すぎ頃に集合,まず淡水生物園の池が岐阜高校の自然科学部生物班の生徒さんたちによって掃除され,9時過ぎ頃から放流会が行われました。 今回放流した個体は, 300匹(変態前個体250匹,変態後上陸個体50匹)です。 岐阜高校が,岐阜市内の繁殖地から卵嚢を保護し,高校で孵化させた幼生のうちの一部です。 全体の数からすればごく僅かです(大部分の幼生は,現地と,もう1箇所の域外保全地へ)。 今年は5センチくらいまでよく育った個体がやってきました。 放流会には,岐阜高校の生物班の生徒さんたち十数名,岐阜市自然環境課の職員,岐阜大学の学生たち,岐阜・中日・読売新聞各社(取材)が集まりました。 当日の様子は,翌日6月16日の,,に掲載されました。 2013年6月24日: 6月15日に淡水生物園に放流したカスミサンショウウオの幼生たちは元気にしていました。 構内を流れる小川(淡水生物園のすぐ横)でアオダイショウが泳いでいました。 2013年6月25日: 淡水生物園内にウシガエルがいました。 ウシガエルは,外来生物法で特定外来生物に指定されています。 ここで繁殖する前になんとかしたいと思います。 小さめの個体は,以前よりここでたまに姿を目撃していましたが,ここで成長しているのか,だんだん大きくなってきているようにも思います。 目撃回数も増えてきた・・・ 2013年7月1日: 淡水生物園内で全長約10センチのカスミサンショウウオを発見しました。 おそらくオスで,大きさから考えて,のうちの1匹だと思われます。 ここまで大きく成長していたことに感激です。 ここまで成長していれば,次年度以降の園内での繁殖も期待されます。 2013年7月3日: 淡水生物園内で2013年6月18日17時頃,クサガメが11個の卵を産みました。 産卵個体はNo. 780,背甲長19. 98センチ・腹甲長18. 18センチ(5月14日計測)で,産卵前日の体重は1150g,産卵直後は1100gでした。 これらの卵は,研究材料として,千葉の研究者(千葉県立中央博物館共同研究員)へ本日発送しました。 淡水生物園の活動の一環として,捕獲駆除個体やそこから得た生体材料を,カメの生物学の解明や保全研究・保全活動に役立てるため,可能な限り譲渡または共同研究として提供しています。 2013年7月7日: ニホンイシガメ産卵! しかし・・・ 淡水生物園のカメ自然飼育ゾーンの第1池で水中産卵されていた卵を5個発見しました。 14:45頃に淡水生物園を見回りに行った際に発見しました。 ニホンイシガメの卵だと思われます。 まだ表面にぬめりがあったことから,本日中の産卵だったかもしれません。 とても残念です。 とりあえず回収して人工孵卵を試みます。 そして,さらに,第2池と第3池の間の陸地で,2箇所の産卵巣を発見しました。 産卵中に襲われたか,その後掘り返されたのかは不明ですが,土にぽっかり穴が空いていて,卵が外に転がっていました。 すでに全部が割られていました。 殻には小さな穴があけられていました。 何者の仕業でしょうか。 イタチかテンか。 2013年7月8日: ニホンイシガメの卵,発生! 昨日,淡水生物園でニホンイシガメの水中産卵の卵5個を発見しましたが,救助が間に合ったようで,うち3個が発生を開始しました。 よかったよかった。 無事孵化してほしいですね。 夜,カメたちは何をしているのでしょうか?昼間は,人影や,ちょっとした物音ですぐに水中へ逃げ込むイシガメたちですが,夜は違います。 非常に落ち着いていて,あまり逃げる素振りをみせません。 陸上の隅で隠れたつもりになって休息している個体や,水面に浮かんでぷかぷかしている個体など,昼間の様子とはまったく異なります。 昼間は,ニホンイシガメを見ることはほとんどできませんが,このときは,ニホンイシガメ成体7匹と小クサガメ3匹(クサガメは2011年にここで生まれて水槽飼育し,2012年にこの池に再放流した個体です)を見つけることができました。 あまり姿を見かけないので心配でしたが,この夜の観察で安心しました。 みんな元気そうでした。 2013年7月9日: ニホンイシガメの卵発見! 一昨日,淡水生物園で,掘り返されていたニホンイシガメの卵を発見したばかりですが,その同じあたりで更に別の産卵巣を発見しました(写真で穴が空いているところは一昨日の産卵層の2ヶ所です)。 一昨日は気がつかなかったのですが,地面が少しへこんでいる場所があったので,掘ってみたところ5卵でてきました。 すべて無事でした。 また,一昨日掘り返されていた右の産卵層を更に堀り進めたところ,中に割れた卵が3個と,無事の卵1個を発見しました(一昨日掘り返されていたものと合わせて1クラッチ6個ということになります)。 2013年7月9日: センサーカメラを仕掛ける 7月7日に,ニホンイシガメの卵が何者かに襲われたため,応用生物科学部附属野生動物管理学研究センターの協力を得て,カメラを仕掛けていただきました。 センターの方々はやはりその道の専門家です。 哺乳類や鳥類がカメラを横切ると,センサーが反応して撮影されるはずです。 カラスなのかイタチなのか・・・その他の生物なのか,気になるところです。 楽しみです。 2013年7月10日: 淡水生物園内で,カスミサンショウウオ(亜成体)を2匹発見しました。 1匹は約80ミリ(左列の写真),もう1匹は約75ミリ(尾の黄色が目立つ方,右列の写真)で,どちらも丸々と太って,ぷりぷりピチピチしています。 大きさから考えて,だろうとのことです。 7月1日に発見したものより一回り小さい個体でした。 7月1日の個体はおそらく2年前の放流個体なので,今までの2回の放流(今年を含めると3回)で,生き残りがあり,順調に成長していたことに感激です。 嬉しくてたまりません。 明日,岐阜高校の専門家に見ていただくことになりました。 2013年7月22日: 淡水生物園内で,ニホンイシガメの卵が立て続けに襲われていますが,センサーカメラの映像からカラスの仕業であることが濃厚になってきました。 ほとんどはカラスだと思われますが,一部は哺乳類ではないかと思っています。 カメラに記録されていた動物は,この他にイエネコ,そしてカワセミらしき姿(池に飛び込む瞬間)が写っていました。 2013-7-13 1:47撮影 2013-7-14 11:31撮影 2013-7-22 5:14撮影 2013-7-22 5:14撮影 なんと,ニホンイシガメ(矢印)を背後からカラスが狙っているではありませんか。 その後,ここからは卵は 発見できませんでした。 途中で産卵をやめたか,すべて食べられたか。 2013年7月30日: 淡水生物園内で,カスミサンショウウオの幼体を5匹発見しました。 だと思われます。 元気でよかった。 2013年7月30日: 淡水生物園内で,ニホンイシガメの卵を発見。 ここ数日の大雨のせいか,土から露出していました。 そして,別の近くの場所には割れてカラカラになった卵殻も落ちていました。 全部で2~3クラッチ分かなと思います。 2011年の産卵は1回,2012年も1回,今年2013年は5-6クラッチとかなりの好成績なのですが,残念なことにほとんどの卵が掘り返されてカラスなどの餌食になってしまっています。 このニホンイシガメは2011年9月にです。 2013年9月9日 : 今年もニホンイシガメ孵化! 3年目です。 淡水生物園内で,本日お昼ごろにニホンイシガメの孵化直後の幼体3匹,その後また2匹を発見しました。 産卵場所・発見場所はいつもと同じでした。 産卵巣からは9個分の割れた卵殻片が見つかりました。 その後,2匹を昨年とで発見 14時半頃 同じ場所でさらに2匹発見(本日,計5匹)。 産卵巣を掘り返したところ,孵化後卵殻を9個分発見 2013年9月11日 : ニホンイシガメ幼体また発見! 淡水生物園内で,夜25時頃にニホンイシガメの幼体3匹を発見しました。 前回発見したのとあわせて計8匹になりました。 2013年9月12日 : 【テレビ取材】 準絶滅危惧種 ニホンイシガメの保全活動 赤ちゃん孵化 9月12日18時半からのNHKのニュース番組「ほっとイブニングぎふ」と,翌朝の「おはよう東海」(ともに,NHK総合)で,岐阜大学構内の「」におけるニホンイシガメ保全の取り組みが紹介されました。 取材は放映当日で,写真はそのときの様子です。 日本固有のニホンイシガメは全国的に数を減らし,環境省のレッドリストで昨年(2012),初めて準絶滅危惧に指定されました。 岐阜県版(2009)でも同じく準絶滅危惧に指定されています。 9月9日に,し,その子ガメたちが主役です。 岐阜大学周辺のカメの調査やその繁殖生理に関する研究を行っている大学院生の加古智哉さん()がインタビューを受けました。 2013年9月17日 : 【新聞取材】 準絶滅危惧種 ニホンイシガメの保全活動 赤ちゃん孵化 上のテレビ取材に続いて,岐阜新聞社の取材を受けました。 ニホンイシガメの危機は業界では有名で当たり前の事実ですが,一般にはまだまだ知られていないようです。 個体を繁殖させて殖やすこと以上に,まずはニホンイシガメのことや,その危機を広く知っていただくことも大切です。 それぞれの地域地域で,由来のはっきり分かった地元の個体を守っていくことが大事です。

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四国徳島に生息するサンショウウオ

カスミ サンショウウオ 飼育

淡水生物園(在来水生生物保全池)は, ニホンイシガメとカスミサンショウオの保全と研究を行うための人工池です。 (淡水生物園のに戻る) 2011年6月8日: 昨年,環境コースの学生たちが授業の一環で してくれた木がだいぶ大きくなりました。 隣のカメゾーンではミドリガメがたくさん甲羅干しをしています。 みるたびに,ニホンイシガメが居なくなっていることを痛感します。 ここは当初はニホンイシガメだらけの池になるはずでした。。。 2011年6月9日: 来週,ここにカスミサンショウウオの幼体を放す予定で準備を進めています。 お隣の実験水田に訪問者がいました(実験水田は植物コースや環境コースが管理しています)。 2011年6月14日: 本番の放流にむけて試験放流です。 岐阜高校から3匹のカスミサンショウウオの幼生がやってきました。 夕焼けがきれい。。。 2011年6月16日: 岐阜高校から岐阜大学にやってきた3匹のカスミたちは皆元気です。 いよいよ本番が近づいてきました。 2011年6月20日: この保全池の最後(いや,これが最初)の大仕事! 岐阜市産のカスミサンショウウオ幼生の放流が本日,岐阜高校自然科学部生物班の部員のみなさんの手によって実現しました。 今日から,この保全池でカスミサンショウウオの域外保全・分散飼育がスタートです。 岐阜大学,岐阜高校,岐阜県水族館,岐阜市との共同事業です。 2011年6月21日: 昨日,保全池に放流したカスミサンショウウオの幼生たちは元気そうです。 放流地点には,ぱっと見た感じで10匹程度は見つかりました。 先週,構内の川から採集し移植したコウホネが黄色い花を咲かせていました。 区画池のほうでは,ニホンイシガメも環境になれ,落ち着いてきた様子です(カメとサンショウウオがいるエリアは別です)。 2011年6月23日: 保全池に放流したカスミサンショウウオの一部がエラもとれ,上陸を始めたようです。 上陸個体を2匹発見。 上下は別の個体です。 左写真がいた場所で,右写真がそのアップです。 2011年7月3日: 放流から2週間が経ちました。 今日は上陸個体を2匹発見。 石の裏でひっそりと生きていました。 順調に成長してほしいものです。 区画池のほうでは,クサガメがたたずんでいます(カメとサンショウウオがいるエリアは別です)。 2011年7月5日: クサガメ産卵! 区画池で研究飼育中のクサガメ2頭が産卵しました。 6個と8個。 エコー観察を続けていたので,体内から卵がなくなったことに気がつきました。 この保全池では初めての繁殖です。 白濁が始まり,有精卵のようです。 2011年9月5日: クサガメ孵化! 62日目に3匹の小亀が無事孵化しました。 58日目に事故で一足早く出てしまった1匹とあわせて,まずは4匹です。 保全池活動を始めて初めての孵化です。 これからしばらく孵化ラッシュでしょう。 2011年9月6日: ニホンイシガメの孵化個体を発見! 区画池でニホンイシガメの小亀5匹を発見しました。 今シーズンはニホンイシガメの産卵はまったく期待していなかったため,誰も予想しない出来事に驚きと喜びでした。 砂の上を歩いていたり,岩陰に隠れたりしていたところを発見されました。 孵化後の割れた卵殻が砂の中に埋まっていました。 2011年9月7日の様子: ニホンイシガメとクサガメの小亀たち ,元気です。 ニホンイシガメは推定孵化日から1~2日目,クサガメは孵化後2日目の様子です。 昔はニホンイシガメの小亀を「銭亀」と呼んでいました。 まさに小判のような甲羅ですね。 しかし,ニホンイシガメが希少となってしまった今,銭亀とはクサガメの小亀を指すようになっています。 片方の巣穴にはミシシッピアカミミガメの幼体が2匹,そして近くを歩いていた幼体2匹を発見。 計4匹を回収しました。 出てこようとしていたミシシッピアカミミガメの幼体1匹を偶然発見。 その巣穴にはさらに8匹が潜んでいました。 そしてすでに巣外に出て歩いていたところを発見された1匹とあわせて,計10匹を回収しました。 少なくとも1クラッチ10だから・・・,もし野外で1匹のメスから毎年こんな勢いで増えてると思うと・・・・。 この時には,9月20日発見のクラッチ分と思われる1匹も発見。 【今シーズンのミシシッピアカミミガメ幼体発見数:15匹 9月22日現在】 2012年4月4日: 今シーズンのカスミサンショウウオ(幼生)の放流(屋外飼育実験)にむけ,岐阜高校の皆さんによって水場の清掃が行われました。 とても綺麗になりました。 サンショウウオの幼生の天敵でもあるヤゴ100匹以上棲み着いていたので排除しました。 この池では,先日ヌマエビを発見しています。 どこからやってきたのか。。。 2012年4月11日: 本年度のカスミサンショウウオ(幼生)の本格放流(屋外飼育実験)の開始にあたり,岐阜市から正式依頼文書が届きました。 岐阜市のカスミサンショウウオは許可がないと飼育できません。 カスミサンショウウオの岐阜市個体群は絶滅の危機に瀕しており,関係機関が保護活動に取り組んでいます。 岐阜市のカスミサンショウウオは「」において, に指定され,捕獲等が禁止(第9条)されています。 その生息域外での保全対策の一環として,昨年から一部を岐阜大学のこの在来水生生物保全池に移植し,半自然下での分散飼育・繁殖を試みることになりました。 この活動は,岐阜県立岐阜高等学校(自然科学部生物班)と岐阜市役所自然共生部自然環境課とで,連携して行うものです。 2012年4月14日: 明日は本格放流の日,第1陣。 カスミサンショウウオの放流(屋外飼育実験)にむけ,岐阜高校の皆さんによって,2回目の水場の清掃が行われました。 先日捕り残したヤゴが数匹,ヌマエビ,どこから来たのかウシガエル(特定外来生物)などを捕獲しました。 2012年4月15日: カスミサンショウウオ幼生の本格放流の日 ,第1陣。 岐阜高校が野外の繁殖地から保護した卵嚢から孵化した1126匹の幼生が,在来水生生物保全池に放たれました。 この日は,岐阜高校の生物班の生徒さんたちや生物科の先生方,岐阜市自然環境課の職員や岐阜・中日・読売新聞各社の記者さんたち,岐阜大学の学生たちが集まり,ちょっとしたイベントになりました。 ギャラリーがたくさん。 岐阜高校生物班の部長さんが取材に応えています。 水場はネットで完全に覆って鳥避けです。 親個体です。 見本に岐阜高校から連れてきてくださいました。 2012年4月15日: (続編) 今日は,カスミサンショウウオの放流とあわせて, ニホンイシガメの幼体 も在来水生生物保全池に初めて放しました(カスミサンショウウオとは別の区画です)。 昨年,です。 放した小亀はニホンイシガメ8匹,クサガメ6匹,それとニホンイシガメの成体7匹です。 昨年まではミシシッピアカミミガメの仮のストック場所になっていましたが,本来の目的(ニホンイシガメの保護増殖池)をようやく本日果たすことができました! 放流後すぐに散策をはじめたニホンイシガメの幼体。 昨年生まれて産卵巣に潜んでいたと思われるミシシッピ アカミミガメの幼体が保全池で多数捕まりました・・・。 保全池の横の川にアオダイショウが2匹。 暖かくなってきて冬眠から覚めたのでしょうか。 ちょっとしたヘビ教室が始まりました。 2012年6月11日: 岐阜大学構内に仕掛けていたカメ用の捕獲わなに,今日はいろいろな生き物が入ってしまっていました。 それも同じ籠の中です。 大きなナマズ,アメリカザリガニ。 そして,特定外来生物のヌートリアのこども2頭。 この近くにヌートリアの巣があり,ペアと思われる2頭がたびたび目撃されています。 繁殖しているのですかね。。。 2012年6月11日: 今日は,淡水生物園のカメ研究飼育ゾーン(左)とカメ自然飼育ゾーン(右)で飼育していたミシシッピアカミミガメ,クサガメ,ニホンイシガメなどを一度すべて捕獲して,個体数の確認を行いました。 ついでに掃除を行いました。 1年生の初年次セミナー(多様な動物の世界)の一環として楽しく行うことができました。 1年生のみんな,お疲れ様でした。 6 456. 3 748. 9 684. 6 897. 3 239. 8 144. ここで一時的に,自然的に管理され成長した個体は,本来の生息地へ放流されることになります。 ここには,4月15日に,岐阜高校の生徒さんたちが放流したが飼育されていました。 本日,捕獲できたのはエラが消えかかっていたり,エラが消失して上陸直前の状態の197匹でした。 隠れている個体もたくさんいますし,すでに変態上陸した個体もいると思います。 もちろん,自然淘汰されていった個体もいることでしょう。 197匹のうち50匹をまた戻して,残りが生息地へ旅立ちました。 岐阜大学に残ったカスミサンショウウオたちも,大きく成長して数年後にここで産卵してくれることを願いたいと思います。 作業終了後に,周辺の石をどかしてみたところ,いくつかの個体が上陸していて,捕獲されることなく潜んでいました。 2012年7月27日: クサガメ卵発見! カメ研究飼育ゾーンで今年も産卵が始まっていた模様です。 今シーズン初めてで,1クラッチ6卵を回収しました。 2012年8月27日 : ニホンイシガメの幼体が何かのチョウ?の幼虫を捕まえて食べていました。 外敵に襲われることなく,順調に育っているようです。 2012年9月5日 : 自然飼育ゾーンのニホンイシガメ(幼体)たち,今日も元気です!この場所は,なぜか自然にカエルが集まってきています。 これまでに,ウシガエル,トノサマガエル(ナゴヤダルマガエル?),ヌマガエル(ツチガエル?)を見ました。 今度捕まえて,ちゃんと何ガエルか見てみよっ。 2012年9月6日 : 今年もニホンイシガメ孵化! 2年連続。 そして,なんと昨年とまったくおなじ9月6日です!偶然なのか,これが自然の姿なのか!?昨年はカメ研究飼育ゾーンでの予期せぬ繁殖でしたが,今年はカメ自然飼育ゾーン内での初繁殖です。 カメ自然飼育ゾーンはニホンイシガメの保護増殖場所として造成したところです。 いよいよ本来の機能を果たし始めました。 昨年まで,ここは外来生物のミシシッピアカミミガメをたくさん仮ストックしていたのですが,彼らを研究飼育ゾーンに移動したため,ここはニホンイシガメだけ。 そのためカメの数が激減しました。 カメが少なくなって寂しくなったね,という声がよく聞かれます・・・・・そういうことじゃないんですっ!! 12時頃 孵化幼体を2箇所で1匹ずつ発見(計2匹) 12時15分 砂地に僅かなくぼみを発見し,掘り返したところ, 深さ10数センチのところに孵化後卵殻を8個分発見 18時頃 幼体1匹発見 (お昼に発見したものと合わせて計3匹) カスミサンショウウオ自然飼育ゾーンで久々にカスミサンショウウオを探してみました。 石の下から1匹発見。 にここに放流 した幼生たちが変態して上陸したものです。 左右の写真は同じ個体です。 まだ数センチの幼体ですが,元気に生きていました。 2013年6月10日: ヤゴすくい。 6月15日のカスミサンショウウオ幼生の放流にむけて,淡水生物園(在来水生生物保全池)の掃除を行いました。 カスミサンショウウオの幼生にとって,ヤゴは天敵です。 昨年は多くのヤゴが捕れましたが,今年は少なめでした。 「初年次セミナー」という1年生むけの講義の中で,環境教育の一環として実施しました。 2013年6月15日(曇): カスミサンショウウオの幼生,今季初放流。 岐阜大学の淡水生物園(在来水生生物保全池)が 『岐阜市のカスミサンショウウオ』 の域外保全地に選ばれてから,今年で3年目の放流になります。 この日は朝8時すぎ頃に集合,まず淡水生物園の池が岐阜高校の自然科学部生物班の生徒さんたちによって掃除され,9時過ぎ頃から放流会が行われました。 今回放流した個体は, 300匹(変態前個体250匹,変態後上陸個体50匹)です。 岐阜高校が,岐阜市内の繁殖地から卵嚢を保護し,高校で孵化させた幼生のうちの一部です。 全体の数からすればごく僅かです(大部分の幼生は,現地と,もう1箇所の域外保全地へ)。 今年は5センチくらいまでよく育った個体がやってきました。 放流会には,岐阜高校の生物班の生徒さんたち十数名,岐阜市自然環境課の職員,岐阜大学の学生たち,岐阜・中日・読売新聞各社(取材)が集まりました。 当日の様子は,翌日6月16日の,,に掲載されました。 2013年6月24日: 6月15日に淡水生物園に放流したカスミサンショウウオの幼生たちは元気にしていました。 構内を流れる小川(淡水生物園のすぐ横)でアオダイショウが泳いでいました。 2013年6月25日: 淡水生物園内にウシガエルがいました。 ウシガエルは,外来生物法で特定外来生物に指定されています。 ここで繁殖する前になんとかしたいと思います。 小さめの個体は,以前よりここでたまに姿を目撃していましたが,ここで成長しているのか,だんだん大きくなってきているようにも思います。 目撃回数も増えてきた・・・ 2013年7月1日: 淡水生物園内で全長約10センチのカスミサンショウウオを発見しました。 おそらくオスで,大きさから考えて,のうちの1匹だと思われます。 ここまで大きく成長していたことに感激です。 ここまで成長していれば,次年度以降の園内での繁殖も期待されます。 2013年7月3日: 淡水生物園内で2013年6月18日17時頃,クサガメが11個の卵を産みました。 産卵個体はNo. 780,背甲長19. 98センチ・腹甲長18. 18センチ(5月14日計測)で,産卵前日の体重は1150g,産卵直後は1100gでした。 これらの卵は,研究材料として,千葉の研究者(千葉県立中央博物館共同研究員)へ本日発送しました。 淡水生物園の活動の一環として,捕獲駆除個体やそこから得た生体材料を,カメの生物学の解明や保全研究・保全活動に役立てるため,可能な限り譲渡または共同研究として提供しています。 2013年7月7日: ニホンイシガメ産卵! しかし・・・ 淡水生物園のカメ自然飼育ゾーンの第1池で水中産卵されていた卵を5個発見しました。 14:45頃に淡水生物園を見回りに行った際に発見しました。 ニホンイシガメの卵だと思われます。 まだ表面にぬめりがあったことから,本日中の産卵だったかもしれません。 とても残念です。 とりあえず回収して人工孵卵を試みます。 そして,さらに,第2池と第3池の間の陸地で,2箇所の産卵巣を発見しました。 産卵中に襲われたか,その後掘り返されたのかは不明ですが,土にぽっかり穴が空いていて,卵が外に転がっていました。 すでに全部が割られていました。 殻には小さな穴があけられていました。 何者の仕業でしょうか。 イタチかテンか。 2013年7月8日: ニホンイシガメの卵,発生! 昨日,淡水生物園でニホンイシガメの水中産卵の卵5個を発見しましたが,救助が間に合ったようで,うち3個が発生を開始しました。 よかったよかった。 無事孵化してほしいですね。 夜,カメたちは何をしているのでしょうか?昼間は,人影や,ちょっとした物音ですぐに水中へ逃げ込むイシガメたちですが,夜は違います。 非常に落ち着いていて,あまり逃げる素振りをみせません。 陸上の隅で隠れたつもりになって休息している個体や,水面に浮かんでぷかぷかしている個体など,昼間の様子とはまったく異なります。 昼間は,ニホンイシガメを見ることはほとんどできませんが,このときは,ニホンイシガメ成体7匹と小クサガメ3匹(クサガメは2011年にここで生まれて水槽飼育し,2012年にこの池に再放流した個体です)を見つけることができました。 あまり姿を見かけないので心配でしたが,この夜の観察で安心しました。 みんな元気そうでした。 2013年7月9日: ニホンイシガメの卵発見! 一昨日,淡水生物園で,掘り返されていたニホンイシガメの卵を発見したばかりですが,その同じあたりで更に別の産卵巣を発見しました(写真で穴が空いているところは一昨日の産卵層の2ヶ所です)。 一昨日は気がつかなかったのですが,地面が少しへこんでいる場所があったので,掘ってみたところ5卵でてきました。 すべて無事でした。 また,一昨日掘り返されていた右の産卵層を更に堀り進めたところ,中に割れた卵が3個と,無事の卵1個を発見しました(一昨日掘り返されていたものと合わせて1クラッチ6個ということになります)。 2013年7月9日: センサーカメラを仕掛ける 7月7日に,ニホンイシガメの卵が何者かに襲われたため,応用生物科学部附属野生動物管理学研究センターの協力を得て,カメラを仕掛けていただきました。 センターの方々はやはりその道の専門家です。 哺乳類や鳥類がカメラを横切ると,センサーが反応して撮影されるはずです。 カラスなのかイタチなのか・・・その他の生物なのか,気になるところです。 楽しみです。 2013年7月10日: 淡水生物園内で,カスミサンショウウオ(亜成体)を2匹発見しました。 1匹は約80ミリ(左列の写真),もう1匹は約75ミリ(尾の黄色が目立つ方,右列の写真)で,どちらも丸々と太って,ぷりぷりピチピチしています。 大きさから考えて,だろうとのことです。 7月1日に発見したものより一回り小さい個体でした。 7月1日の個体はおそらく2年前の放流個体なので,今までの2回の放流(今年を含めると3回)で,生き残りがあり,順調に成長していたことに感激です。 嬉しくてたまりません。 明日,岐阜高校の専門家に見ていただくことになりました。 2013年7月22日: 淡水生物園内で,ニホンイシガメの卵が立て続けに襲われていますが,センサーカメラの映像からカラスの仕業であることが濃厚になってきました。 ほとんどはカラスだと思われますが,一部は哺乳類ではないかと思っています。 カメラに記録されていた動物は,この他にイエネコ,そしてカワセミらしき姿(池に飛び込む瞬間)が写っていました。 2013-7-13 1:47撮影 2013-7-14 11:31撮影 2013-7-22 5:14撮影 2013-7-22 5:14撮影 なんと,ニホンイシガメ(矢印)を背後からカラスが狙っているではありませんか。 その後,ここからは卵は 発見できませんでした。 途中で産卵をやめたか,すべて食べられたか。 2013年7月30日: 淡水生物園内で,カスミサンショウウオの幼体を5匹発見しました。 だと思われます。 元気でよかった。 2013年7月30日: 淡水生物園内で,ニホンイシガメの卵を発見。 ここ数日の大雨のせいか,土から露出していました。 そして,別の近くの場所には割れてカラカラになった卵殻も落ちていました。 全部で2~3クラッチ分かなと思います。 2011年の産卵は1回,2012年も1回,今年2013年は5-6クラッチとかなりの好成績なのですが,残念なことにほとんどの卵が掘り返されてカラスなどの餌食になってしまっています。 このニホンイシガメは2011年9月にです。 2013年9月9日 : 今年もニホンイシガメ孵化! 3年目です。 淡水生物園内で,本日お昼ごろにニホンイシガメの孵化直後の幼体3匹,その後また2匹を発見しました。 産卵場所・発見場所はいつもと同じでした。 産卵巣からは9個分の割れた卵殻片が見つかりました。 その後,2匹を昨年とで発見 14時半頃 同じ場所でさらに2匹発見(本日,計5匹)。 産卵巣を掘り返したところ,孵化後卵殻を9個分発見 2013年9月11日 : ニホンイシガメ幼体また発見! 淡水生物園内で,夜25時頃にニホンイシガメの幼体3匹を発見しました。 前回発見したのとあわせて計8匹になりました。 2013年9月12日 : 【テレビ取材】 準絶滅危惧種 ニホンイシガメの保全活動 赤ちゃん孵化 9月12日18時半からのNHKのニュース番組「ほっとイブニングぎふ」と,翌朝の「おはよう東海」(ともに,NHK総合)で,岐阜大学構内の「」におけるニホンイシガメ保全の取り組みが紹介されました。 取材は放映当日で,写真はそのときの様子です。 日本固有のニホンイシガメは全国的に数を減らし,環境省のレッドリストで昨年(2012),初めて準絶滅危惧に指定されました。 岐阜県版(2009)でも同じく準絶滅危惧に指定されています。 9月9日に,し,その子ガメたちが主役です。 岐阜大学周辺のカメの調査やその繁殖生理に関する研究を行っている大学院生の加古智哉さん()がインタビューを受けました。 2013年9月17日 : 【新聞取材】 準絶滅危惧種 ニホンイシガメの保全活動 赤ちゃん孵化 上のテレビ取材に続いて,岐阜新聞社の取材を受けました。 ニホンイシガメの危機は業界では有名で当たり前の事実ですが,一般にはまだまだ知られていないようです。 個体を繁殖させて殖やすこと以上に,まずはニホンイシガメのことや,その危機を広く知っていただくことも大切です。 それぞれの地域地域で,由来のはっきり分かった地元の個体を守っていくことが大事です。

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