レクサス ux f スポーツ。 LEXUS ‐ 仕様・価格|UX

レクサスUXとランドローバーディスカバリースポーツを比較! どっちが欲しい?【維持費・燃費・乗り心地】

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「ハッチバックとSUVのクロスオーバー」と謳うのがレクサスUXだ。 Uはアーバン(urban)の頭文字。 レクサスの品ぞろえで言うと、「CT200h」と「NX」を掛け合わせたような、都会的な新種のクルマ、ということだろうか。 キャラクターとしては、「トヨタC-HR」のレクサス版に思えるが、そこはレクサス。 価格帯は上で、中心は400万円台。 上は535万円まである。 新世代プラットフォーム(車台)を採用するのはC-HRと同じだが、1. 2リッター4気筒ターボと「プリウス」用1. 8リッターハイブリッドを使うC-HRに対して、UXは新開発の2リッター4気筒と、それをベースにしたハイブリッドを搭載する。 このエンジンはプリウス/C-HRのZR系ではなく、「レクサスES」の2. 5リッターをダウンサイジングしたものである。 だが、こうした新設計のハード以上に重要なアピールポイントは内外装のデザインで、カタログもプレス用の技術資料も、まずデザインから入る。 トヨタ初の女性チーフエンジニアも内装設計のスペシャリストである。 試乗会は神奈川県川崎市の湾岸地区を基地に行われた。 短時間ながら、師走の首都高をメインに3台のクルマを試してみた。 都会派クロスオーバー「UX」は、視界の良さが自慢。 前方への抜けや水平方向の見晴らしにこだわってデザインしたとアピールされる。 ユニークなデザインの、インフォテインメントシステムの操作スイッチ。 オーディオはアームレスト(写真左下)に手のひらを置いたまま操作できるようになっている。 新開発の2リッター直4エンジンは、「UX」が初搭載モデル。 優れたエネルギー効率に加えて、自然吸気エンジンならではの回転フィーリングが長所とされている。 メーターバイザーの左上方には、ダイヤル式のドライブモードセレクターが配される。 ガソリンエンジン車「UX200」には、発進用のローギアを備える新開発のCVTが搭載される。 ハイブリッドではない2リッターの上級モデルである。 ボディー外寸のタテヨコはC-HRよりひと回り大きいが、室内はむしろコンパクトに感じられる。 後ろを振り返れば、後席空間もかなりタイトに見える。 運転席のヒップポイントはC-HRより55mm低い。 ダッシュボードもドライバーを囲むようなデザイン。 4ドアとはいえ、スポーツクーペ的なキャビンである。 しかし、ダッシュボードの標高や、ドアのウエストラインは低い位置にあるため、視界はすごくいい。 走りだすと、乗り心地はフワンと柔らかい。 ハンドルなど、運転操作類のタッチも真綿でくるんだように柔らかい。 そうしたせいか、まず感じたのは運転のしやすさ、取り回しのしやすさである。 1840mmも車幅のあるクルマとは思えない。 敷居の高いレクサスディーラーに、若い人、特に女性を呼び込むためのクルマ。 そんな第一印象をあとで開発者に伝えたら、そうなるとサイコーですと応えた。 直噴/筒内ダブル噴射の新型2リッター4気筒は、最大熱効率を40%まで高めたという高効率を謳う。 パワーも174psある。 しかもプレミアムガソリン仕様である。 期待して踏み込んだが、残念ながら特にスポーツユニットという感じはしなかった。 素直な実用エンジンである。 新開発の無段変速機は 「ダイレクトシフトCVT」と呼ばれる。 伝達効率の悪いロー側をベルトに担わせるのをやめて、代わりにローギアを設けた。 結果としてワイドレシオでレスポンスのいい変速が実現したとされる。 この日の使い方ではあまり大きな違いは実感できなかったが、違和感もなかった。 後輪をモーター駆動するオンデマンド四駆のハイブリッドモデルである。 車重は110kg重いから、身のこなしにも上等な落ち着きがある。 ドライブモードをS+まで上げると、電子制御ダンパーがさらに硬くなるが、ラフさはない。 トヨタ独自の動力分割機構を使う2リッターハイブリッドも、ベースの2リッターよりありがたみが大きい。 走りは力強いし、もちろん静粛性も勝る。 受注の8割がハイブリッドというのは正解だと思う。 ちなみに、いちばん人気の白だと、いま(2018年12月中旬)注文しても納車は来年の5月以降だそうだ。 後席は見た目よりも広く、大人ふたりが過不足なく座れる。 だが、荷室は狭い。 床の奥行きはあるものの、容積が小さい。 しかしこれは、リアエンドの左右を絞った特徴的なデザインのために割り切ったところだという。 まるで小さなテールフィンのように見えるリアランプもこの造形の申し子だ。 ボディー全幅にわたる直線部分にはLEDを120個使い、真後ろからだとテールウイングを思わせる。 エントリー級レクサスとして、若年層を黒塀のディーラーに呼び込むのは間違いなさそうだ。 ただし、価格はエントリークラスとはいえない。 今回の試乗車は、ガソリンエンジンのUX200でもオプション込みだと500万円オーバー、ハイブリッドの2台は600万円を超す。 フツーのハッチバックであるゴルフが2台買える。 試乗を終えて、価格を記した仕様書を車内で見るたびに、「たか!」と思った。 そこまでのプレミアム感は実感できなかったのだ。 UXの助手席グローブボックスは、開けるとフタがゆっくり下に開く。 でも、閉めるときに持ち上げると、プラスチックまるだしの軽さである。 ゴルフのグローブボックスにゆっくり開く仕掛けはないが、フタそのものに厚みと重さがあって、安っぽい感じはしない。 UXの室内ドアハンドルは、チタンカラーでカッコよくデザインされている。 しかし、握ればすぐに樹脂製とわかる。 ゴルフのドアハンドルはなんてことのない四角い取っ手だが、クロームメッキされた金属製だ。 装備品の総量や凝り方ではまったく太刀打ちできないが、高級感や高価格感ではゴルフのほうが上のような気がする。 (文=下野康史<かばたやすし>/写真=田村 弥/編集=関 顕也).

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【試乗記】レクサスUX200“バージョンL”/UX250h“Fスポーツ”/UX250h“バージョンL”

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レクサスUXを購入すると迷うのが 「どのグレードにしよう・・・」 ということではないでしょうか。 車を買うのは人生の中でも1大イベント。 絶対にグレード選びでは失敗したくないですよね。 実はここで失敗してしまうと、 最低5年は残念な気持ちのままドライブをする羽目になります。 お金持ちじゃない一般の人なら車を購入した後は5年は乗り続けますから、この呪縛から逃れるのは5年以上先。 ドラクエのように教会で神父さんは呪いを解いてはくれません。 よくある失敗は安さにつられて下位グレードを選んでしまうケース。 納車直後は欲しかったUXが手に入り、うれしさMAXなんですが1~2週間ほどたったぐらいから 「パワーシートがなくて不便…」 「すれ違ったUXの純正アルミホイールいいなぁ…」 「F SPORTのバンパーはカッコいいなぁ…」 など色々気になることが出てくるんです。 こうなってしまうと 「ケチらずにあのグレード買っとけばよかった」 と思えてきてしまう。 これだけは絶対に避けたい。 購入後は反省しても取り返しがつかないですからね。 あのカイジのように猛省してはダメなんです!自分も地下では焼鳥と缶ビールで豪遊しちゃいそうですケド。 後悔しないために私がやったUXのグレード比較 じゃグレード選びで失敗しないために 私が何をやったかというとズバリ比較です。 結局は地道にこれをやっていくしかないと思うんですよね。 雑誌とかネットにこれがオススメみたいなことが書いてありますが、やっぱり自分でやってみないと失敗すると思うんです。 たとえば、よくある話が寒冷地仕様。 実はあれをつけるだけで、サイドミラーは凍らなくなり、燃費も向上する優れもの。 ですが、その情報は カタログの片隅にポツンと書いてあるだけ。 じっくり読まない人は絶対に見落とすレベルです。 もちろん後付けは出来ない。 車の購入ってこういう罠が潜んでいることが多いので、 グレードもしっかり自分で比較しないとカイジのように猛省が待っています。 といっても予算があるので、 車体本体価格で500万円前半までに絞って比較しました。 新型レクサスUX全12グレードの一覧。 これ全部比較するの? 新型レクサスUXの各グレードの新車価格の一覧です。 ガソリン UX200 グレード 2WD 価格[税込] ベースグレード 397万円 version C 422万円 F SPORT 451万円 version L 483万円• ハイブリッド 2WD UX250h グレード 価格[税込] ベースグレード 433万円 version C 457万円 F SPORT 487万円 version L 518万円• これ全部を比較するのは流石に厳しい。。。 そこで私がやったのは絞り込み作戦です。 エンジンを選んだ後に、細かいグレードを決めるやり方。 乗りたくないエンジンを比較しても無駄ですからね。 ちなみにUXの価格帯は397万円〜545万円。 ライバルの新車価格とちょっと比較してみました。 BMW・X1:440万円〜653万円 ガソリン・ディーゼル アウディ・Q3:438万円〜543万円 ガソリン 最低価格はX1やQ3と比べて少し安く、上級グレードとなるとQ3と同じくらいUXは安い感じですね。 高級コンパクトSUVクラスでは少し安めという感じでしょうか。 また、 値引きがないと言われているレクサスですが、 やりようによっては値引きも可能なのでこちらの記事を参考にしてみてください。 結論を言うと1番良いと思ったのはハイブリッド。 その理由は走りもよくて、燃費もよくてトータルコストが抑えられるから。 この考えにたどり着くために、やってみた比較はこの3つ。 走りはどう違うのか?• 実際の燃費はどれがいいのか?• 標準装備がいいのはどれ? 面倒な比較ですが、これやっておけば 「やっぱりガソリンにしておけば良かった…」 みたいな後悔は絶対しないと思うんです。 高い買い物なので後悔だけはしたくないですからね。 新型UXで走るならガソリンのパワーで十分なのか? 最初にしたのは走りの比較。 これは実際に乗り比べをしました。 比較ポイントは• パワー• コーナリング• 足回り• 静粛性 この4点。 特に気になっていたのは パワーや乗り心地に直結する静粛性の部分。 実際に乗ってみると色々気が付くことが多かったです。 ガソリンはイメージ通りに曲がるが、パワーが足りない• ガソリン車では 「登り坂や高速道路では十分なパワーがあるのか?」 という点が特に気になっていました。 実際にガソリン車を走らせてみると、特にパワー不足を感じるシーンはあまりありませんでした。 しかし、 登り坂や高速道路での追い抜き時では 少しパワーが足りないと感じますね。 この他に気が付いたことは、メリットとデメリットとして整理しました。 [メリット]イメージ通りに曲がってくれる コーナリングでは、イメージ通りに曲がってくれました。 SUVながらセダンのようで、安心感がある車に感じますね。 [メリット]不快な突き上げ感は全くなし 足回りの面では不快な突き上げ感は全くありませんでした。 快適な乗り心地だと思います。 [デメリット]エンジン音とロードノイズが気になる 静粛性は高く感じました。 ですが、 エンジンパワーが不足するシーンでアクセルを大きく踏むとエンジン音が少し気になります。 また、ロードノイズも若干目立っていました。 ハイブリッドは加速がパワフルだが、コーナリングの反応が若干悪い• ハイブリッドでは 「ガソリン車よりもパワフルなのか?」 ということが特に気になっていました。 実際に走らせてみると、 かなりパワフル。 登り坂や高速でもグングン加速するため、 パワーに関しては申し分ありません。 この他に気が付いたことは、メリットとデメリットとして整理しました。 [デメリット]コーナリング時は少し遅れて曲がる コーナリングでは、 ガソリン車ほど素直に曲がらず少し遅れて曲がっていきました。 ただ、悪いわけではなく、このクラスにしては優れている印象です。 [メリット]足回りはガソリンと同等に良い 足回りはガソリンと同じ感触でした。 60kgくらいハイブリッドの方が重いですが、 ガソリン車同様快適だったと思います。 [メリット]静粛性はかなり高い ハイブリッドの静粛性はかなり優秀でした。 パワーがパワフルで、 ガソリン車のように アクセルを大きく踏むことが少ないため、エンジン音は気になりませんね。 ありがとうございます、確かにUXのハイブリッドは結構加速が早い気がします。 — 日比野 仁士 nVrcR5XZX0fTjEc 実際にハイブリッドの口コミを見ても、UXはハイブリッドの加速が良いとの評価が見られますね。 決め手は余裕あるエンジンパワーです。 ガソリン車は悪くはないのですが、 パワー不足が否めないんです。 街乗り程度ならいいのかもしれないですが、高速で遠出するとかになると物足りなさを感じそうでした。 コンパクトSUVとはいえ ストレスなく走らせるなら、パワーは必要不可欠なんじゃないかと実際のって思いましたね。 燃費 ガソリン 2WD ハイブリッド 2WD カタログ燃費 [JC08] 17. さらに燃料はガソリン車はハイオクですが、ハイブリッドならレギュラーです。 10年乗ることを考えると、 約45 万円ハイブリッドの方が燃料費は安く済みます。 本体価格の差が約36万円であることを考えれば、ハイブリッドが元を取ることは十分可能なようです。 ガソリン車は価格が安い点が魅力。 装備はどちらも一緒 新車価格と装備の比較です。 装備の推定費用はガソリン車を基準として算出してみました。 これなら装備の違いは考えなくて良さそうです。 走り・燃費を見るとハイブリッドがいい感じ いろいろ比べたので、比較結果をまとめてみました。 決め手はパワフルな走りと燃費の良さです。 ハイブリッドだと登坂時や高速での追い抜き時の加速が良いので、 まったくストレスがありません。 価格はガソリン車よりもハイブリッドの方が36万円高いです。 しかし、ハイブリッドは燃費が優れていますし 燃料もハイオクではなくレギュラー。 なので、何年も乗ることを考えると トータルコストはハイブリッドの方が安く抑えられます。 こうなるとハイブリッド一択だなぁと思いますね。 駆動方式は燃費のよい2WDを選択 新型UXのハイブリッド車の駆動方式は2WDと4WD。 雪道などでの発進を考慮すると4WDの方がよいのは間違いありません。 しかし4WDは、 車体重量の差が60kgもあるためコーナーでのロールが大きくなりますし、燃費も悪くなります。 なので、差額26万円がプラスされることを考慮すると 「4WDじゃないと生活に支障がでる!」という人以外は2WDがおすすめです。 その理由は2つあります。 予算500万円以内で購入できる 私が新車を購入するのに車体本体価格に出せる 予算は500万円。 ちなみに同じ500万円だと、BMW・X1やアウディ・Q3が買えます。 しかし、 走行性能や燃費の良さを考えるとUXの方が断然いいと思いますね。 また、 値引きがないと言われているレクサスですが、 やりようによっては値引きも可能なのでこちらの記事を参考にしてみてください。 そこで各グレード間で装備の比較をしてみました。 ただし、最廉価グレードのUX250hはシートが安っぽく、安全装備もオプション設定のものが多くなってしまうため、 高級車なのにこの内容はないなぁ・・・と思いますね。 価格の高いF SPORTの方が装備が充実してそうですが、実際に買うなら少しでも安く買いたいところです。 そこで、• 快適装備・安全装備• 内装 この3点をオプション込みで比較し、価格の安いversion Cでも満足できそうかチェックしてみました。 主な外装装備の違いは6点です。 さらに 18インチホイールが装備されているので、 迫力もあって好印象ですね。 version Cの見た目だと購入後に不満を感じそうです。 初めてUXのFスポーツみた カッコよすぎだぜ! — ao86 みかん号🍊 ao86SV 実際の口コミでもFスポーツはカッコいいという声は多くあるため、外装はversion Cだと後で後悔しそうな感じですよね。 version Cの快適・安全装備でも不安はなさそう 主な快適・安全装備の違いは8点です。 F SPORTに追加された装備はどれも走りをより楽しめるようになるものばかり。 スポーティな走りにこだわりがなければなくても良いでしょう。 その他に安全装備は全く同じなので、version Cの快適・安全装備でも安全運転するのに不安はなさそうです。 version Cの内装だと不満に感じそう 主な内装装備の違いはこの8点。 標準装備のシートでも品質の高さが目立ちますが、さらに高級感溢れる専用本革スポーツシートにもオプションで変更可能。 その他に大きな変更点としてはTFT液晶式メーターでしょう。 version Cは7インチですが、F SPORTは8インチ。 これによって未来感が強まっていて視認性も良くなっている気がしますね。 version Cだとこれらに オプションで変更することもできませんし、F SPORTに比べるとしょぼく感じるのでversion Cの内装だと圧倒的に不満を感じそうです。 version Cの快適・安全装備でも安全運転するのに不安はなさそうでした。 しかし、 見た目や内装はF SPORTに比べるとどうしてもしょぼく感じて後悔しそうなんです。 F SPORT専用バンパー 外装装備• F SPORT専用8インチTFT液晶式メーター 内装装備• F SPORT専用L texスポーツシート 内装装備 このあたりはversion Cにオプション設定されていないため、 追加したくてもできません。 見た目や内装に多少目を瞑ればversion Cを選んだ方が費用を抑えられるとは思います。 ただし、 全部の装備が欲しい場合は最初からF SPORTを選んだ方が良いでしょう。 私の場合、せっかく高い車を買うなら見た目や内装もこだわりたいところなので、 F SPORTを選んだ方が良さそうです。 新型UXで売れている人気グレードはどれ?ランキングを発表! UXの価格や装備以外に、実際に売れているグレードもグレード選びでは参考にしたいところ。 そこで、私が実際の販売データから調べた、 実際に売れているグレードのランキングを発表したいと思います。 調査した台数は102台。 少ないように感じますが、傾向を見るには十分な数字です。 UXの場合、 ガソリン車とハイブリッド車どちらとも同じくらい人気が集中しているようです。 新型UXを安く買うには? 新型UXを安く買おうと思うと、重要になってくるのは下取りと値引きです。 ただ、下取りや値引きについてはちょっと気を付けてほしいことがあります。 それは… 交渉でディーラーに騙されている人が多い ということです。 この記事を見てくれた人には絶対騙されてほしくないので、 実際に新型UXを購入した人がどうやって騙されずに値引き交渉したのか、次の記事でチェックしてみてください。 この記事が気に入っていただけたらシェアしてくれると嬉しいです。

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「ハッチバックとSUVのクロスオーバー」と謳うのがレクサスUXだ。 Uはアーバン(urban)の頭文字。 レクサスの品ぞろえで言うと、「CT200h」と「NX」を掛け合わせたような、都会的な新種のクルマ、ということだろうか。 キャラクターとしては、「トヨタC-HR」のレクサス版に思えるが、そこはレクサス。 価格帯は上で、中心は400万円台。 上は535万円まである。 新世代プラットフォーム(車台)を採用するのはC-HRと同じだが、1. 2リッター4気筒ターボと「プリウス」用1. 8リッターハイブリッドを使うC-HRに対して、UXは新開発の2リッター4気筒と、それをベースにしたハイブリッドを搭載する。 このエンジンはプリウス/C-HRのZR系ではなく、「レクサスES」の2. 5リッターをダウンサイジングしたものである。 だが、こうした新設計のハード以上に重要なアピールポイントは内外装のデザインで、カタログもプレス用の技術資料も、まずデザインから入る。 トヨタ初の女性チーフエンジニアも内装設計のスペシャリストである。 試乗会は神奈川県川崎市の湾岸地区を基地に行われた。 短時間ながら、師走の首都高をメインに3台のクルマを試してみた。 都会派クロスオーバー「UX」は、視界の良さが自慢。 前方への抜けや水平方向の見晴らしにこだわってデザインしたとアピールされる。 ユニークなデザインの、インフォテインメントシステムの操作スイッチ。 オーディオはアームレスト(写真左下)に手のひらを置いたまま操作できるようになっている。 新開発の2リッター直4エンジンは、「UX」が初搭載モデル。 優れたエネルギー効率に加えて、自然吸気エンジンならではの回転フィーリングが長所とされている。 メーターバイザーの左上方には、ダイヤル式のドライブモードセレクターが配される。 ガソリンエンジン車「UX200」には、発進用のローギアを備える新開発のCVTが搭載される。 ハイブリッドではない2リッターの上級モデルである。 ボディー外寸のタテヨコはC-HRよりひと回り大きいが、室内はむしろコンパクトに感じられる。 後ろを振り返れば、後席空間もかなりタイトに見える。 運転席のヒップポイントはC-HRより55mm低い。 ダッシュボードもドライバーを囲むようなデザイン。 4ドアとはいえ、スポーツクーペ的なキャビンである。 しかし、ダッシュボードの標高や、ドアのウエストラインは低い位置にあるため、視界はすごくいい。 走りだすと、乗り心地はフワンと柔らかい。 ハンドルなど、運転操作類のタッチも真綿でくるんだように柔らかい。 そうしたせいか、まず感じたのは運転のしやすさ、取り回しのしやすさである。 1840mmも車幅のあるクルマとは思えない。 敷居の高いレクサスディーラーに、若い人、特に女性を呼び込むためのクルマ。 そんな第一印象をあとで開発者に伝えたら、そうなるとサイコーですと応えた。 直噴/筒内ダブル噴射の新型2リッター4気筒は、最大熱効率を40%まで高めたという高効率を謳う。 パワーも174psある。 しかもプレミアムガソリン仕様である。 期待して踏み込んだが、残念ながら特にスポーツユニットという感じはしなかった。 素直な実用エンジンである。 新開発の無段変速機は 「ダイレクトシフトCVT」と呼ばれる。 伝達効率の悪いロー側をベルトに担わせるのをやめて、代わりにローギアを設けた。 結果としてワイドレシオでレスポンスのいい変速が実現したとされる。 この日の使い方ではあまり大きな違いは実感できなかったが、違和感もなかった。 後輪をモーター駆動するオンデマンド四駆のハイブリッドモデルである。 車重は110kg重いから、身のこなしにも上等な落ち着きがある。 ドライブモードをS+まで上げると、電子制御ダンパーがさらに硬くなるが、ラフさはない。 トヨタ独自の動力分割機構を使う2リッターハイブリッドも、ベースの2リッターよりありがたみが大きい。 走りは力強いし、もちろん静粛性も勝る。 受注の8割がハイブリッドというのは正解だと思う。 ちなみに、いちばん人気の白だと、いま(2018年12月中旬)注文しても納車は来年の5月以降だそうだ。 後席は見た目よりも広く、大人ふたりが過不足なく座れる。 だが、荷室は狭い。 床の奥行きはあるものの、容積が小さい。 しかしこれは、リアエンドの左右を絞った特徴的なデザインのために割り切ったところだという。 まるで小さなテールフィンのように見えるリアランプもこの造形の申し子だ。 ボディー全幅にわたる直線部分にはLEDを120個使い、真後ろからだとテールウイングを思わせる。 エントリー級レクサスとして、若年層を黒塀のディーラーに呼び込むのは間違いなさそうだ。 ただし、価格はエントリークラスとはいえない。 今回の試乗車は、ガソリンエンジンのUX200でもオプション込みだと500万円オーバー、ハイブリッドの2台は600万円を超す。 フツーのハッチバックであるゴルフが2台買える。 試乗を終えて、価格を記した仕様書を車内で見るたびに、「たか!」と思った。 そこまでのプレミアム感は実感できなかったのだ。 UXの助手席グローブボックスは、開けるとフタがゆっくり下に開く。 でも、閉めるときに持ち上げると、プラスチックまるだしの軽さである。 ゴルフのグローブボックスにゆっくり開く仕掛けはないが、フタそのものに厚みと重さがあって、安っぽい感じはしない。 UXの室内ドアハンドルは、チタンカラーでカッコよくデザインされている。 しかし、握ればすぐに樹脂製とわかる。 ゴルフのドアハンドルはなんてことのない四角い取っ手だが、クロームメッキされた金属製だ。 装備品の総量や凝り方ではまったく太刀打ちできないが、高級感や高価格感ではゴルフのほうが上のような気がする。 (文=下野康史<かばたやすし>/写真=田村 弥/編集=関 顕也).

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