アットホームダッド りえ。 Audience Rating TV > 視聴率 > 2004年04〜06月

experience-ga.ctb.com:カスタマーレビュー: アットホーム・ダッド

アットホームダッド りえ

値段も見ずに手当たり次第に、買い物する和之(阿部寛)に優介(宮迫博之)は呆れた。 「お宅、家計簿つけてないの?」。 優介が心配しても、和之は「俺の仕事さえ決まれば金の心配もなくなるし」と全く意に介さない様子。 そんな調子で、理絵(安藤咲良)の誕生日にも、本人からせがまれた『おとぎハウス』を「いいよ」とあっさり約束した。 が、今月の生活費の残りを確認して、少し心細くなった和之は、急に思いたってパソコンの家計簿ソフトを開いてみた。 一方、健児(永井大)と冴子(滝沢沙織)はお洒落なレストランでディナーを楽しんでいた。 「美味しかった。 ごちそうさま」。 ご機嫌だった冴子の表情が、清算の時になって一変した。 健児のクレジットカードが残高不足で使用停止。 おまけに現金の持ち合わせも足りなくて、冴子が支払うハメになったのだ。 「貯金ゼロで結婚しようなんて、よく言うよ」。 健児を置いたまま、冴子はさっさと店を出ていってしまった。 「今月のお金の中から払えるよね」。 美紀(篠原涼子)も理絵の誕生日プレゼントをOKしてくれた。 「5千円ぐらいだろ」。 ところがパソコンで調べてみると2万9800円と4万9800円の2タイプ。 「やばいな」。 和之は早くも後悔しだした。 「だからって、いきなり節約方法を教えてくれと言われてもなあ」。 あまりのムシの良さに優介は呆れた。 「とりあえず、初心者コースは食費の節約かな…」まずは山村家の冷蔵庫を細々とチェックし始めた。 「…なんか求めている答えと違うんだけど」。 和之が知りたいのは、誕生日までに手っとり早くプレゼント代をねん出する方法なのだ。 優介の方法は地道すぎる。 真理江(川島なお美)にも相談したが、教えてくれたのは家事の裏技。 胡椒がなくなったら、そのビンに塩を入れて塩コショウにしたり、生姜のあまりをホワイトリカーにつけて長持ちさせたり…。 「要するに主婦の暇つぶしだろ。 早く自分で稼ぎたいよ」。 優介には本音をもらした。 「地道な節約をバカにするなんて」。 優介は笙子(中島知子)にグチった。 もっとも和之だって地道に節約を始めようと、先ずは自宅の電力を下げたみた。 ところが美紀がドライヤーのスイッチを入れた途端、停電に。 「節約はいいけど、不便じゃない?」。 美紀が口をとがらせると、隣の庭から笙子が手招きした。 「理絵ちゃんの誕生日プレゼントで困っているらしいよ」。 それで急に節約なんて言い出したのか…。 美紀は同僚からアルバイト仕事をまわしてもらい、謝礼の3万円を受け取った。 これでなんとかなる。 「でも渡すときには注意したほうがいいよ。 男はプライドが傷つくこともあるから」。 上田(中村繁之)のアドバイスに美紀はうなずいた。 和之はまさしくそのタイプ。 だから美紀はそのお金を偽って和之に渡したが、和之は何だかおかしいと気づいた。 「なんでこんなことするんだ」「そっちが素直になれば、私だってこんな回りくどいことしなくてすんだのよ」。 2人ともそっぽを向いてしまった。 話を聞いた優介は言った。 「俺たちは家事をちゃんとやっているんだ。 素直に奥さんに感謝して、お金貰えばいいんだよ」。 結局はそれが手っ取り早いのか。 「夕べは私も悪かった…」。 さすが夫婦、相手の胸の内は自然と伝わるものなのか、美紀の方から先に折れてくれたから、和之も素直に3万円を受け取れた。 「…でも今のうちの家計じゃ、あのプレゼントはぜいたくだ」。 どうやら和之には別の考えが出てきたらしい。 「じゃ、そのお金は理絵のために貯金しようか」 「ああ」。 2人は笑みを交わした。 和之は理絵を幼稚園に送りだすと、真理江にバースデーケーキの作り方を教えてもらうことにした。 「パパの手作りケーキなんて、理絵ちゃんも喜ぶわ」。 「なるべく豪華にして下さい。 」材料費が千円もかからず、理絵の似顔絵を描いた豪華なケーキが完成した。 理絵が亮太(吉川史樹)と帰ってきた。 「パパ、誕生日の用意してるんだよ」。 理絵がこっそりリビングの様子をうかがうと、和之が優介と健児に飾りつけを手伝ってもらっていた。 ところがお目当ての人形ハウスが見当たらない。 「きっと後で買いに行くんだよ」。 亮太の手前そう言ったが、理絵は少し心配になってきた。 いよいよパーティーの始まりだ。 早く帰宅した美紀が理絵を2階の子供部屋から連れておりてきた。 ロウソクだけのリビングにお祝いの歌と拍手が響いた。 「おめでとう」。 照明がつくとリビングはまさにおとぎの国のよう。 お隣の3人の笑顔もあった。 「わー、きれい。 パパ、すごい」。 大喜びする理絵のご機嫌をうかがうように、和之は言いにくそうに切りだした。 「誕生日のプレゼントなんだけど」。

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アットホーム・ダッド 第11回 2004年6月22日(火)放送 #11 良薬、主夫に苦し

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この項目では、について説明しています。 一般的な使われ方については「」をご覧ください。 アットホーム・ダッド ジャンル 脚本 演出 二宮浩行 出演者 オープニング 「朝焼けの旅路」 製作 プロデューサー (関西テレビ) (MMJ) 伊藤達哉(MMJ) 制作 放送 音声形式 放送国・地域 連続ドラマ 放送期間 - 放送時間 火曜 22:00 - 22:54 放送枠 放送分 54分 回数 12 スペシャル 放送期間 放送時間 火曜 21:30 - 23:24 放送分 114分 回数 1 特記事項: 初回は10分拡大(22:10 - 23:14)。 最終回は15分拡大(22:30 - 23:39)。 『 アットホーム・ダッド』は、からまで毎週火曜日22:00 - 22:54に、制作・系の「」で放送された日本の。 主演は。 には、スペシャルドラマ『 アットホーム・ダッド スペシャル』が放送された。 概要 [ ] 2005(主催)優秀賞受賞作品。 念願のマイホームを手に入れたが、リストラされて失業した・山村和之()が、男が家事や子供の教育をする「」に挑み奮闘を描く。 妻の美紀()や、娘の理絵との温かい会話に心が和む。 現在の家庭のあり方を考えさせられる部分もある。 山村家の夫婦逆転により、第1話と第2話以降ではオープニングのが異なっている。 とは関西出身だが、演じた役柄が東京出身という設定だったため、標準語で演じた。 演じる大沢健児と演じる倉本冴子はのちに結ばれ、ドラマ『』(2005年)にも夫婦役で出演している(本作の脚本・が同作でも脚本を手がけており、同じ住宅地がロケ地となっている)。 あらすじ [ ] 大手広告会社に勤める・山村和之は、「男は仕事、女は家事」という概念を持った典型的なタイプ。 の美紀との理絵と幸せに暮らし、仕事も順調。 ついに念願のマイホームを手に入れ、まさに順風満帆な時を迎えていた。 しかし突然、リストラされて失業してしまう。 生活のため和之の仕事が見つかるまで、美紀が以前勤めていた職場に復帰して働き、和之がを努める事になる。 和之は、女の仕事と馬鹿にしていた家事に戸惑いつつも、隣の家の専業主夫・杉尾優介に指南してもらう中、家族について改めて考えるようになっていく。 キャスト [ ] 山村家 [ ] 山村 和之(やまむら かずゆき)〈37〉 演 - 主人公。 美紀の・理絵の。 「男は仕事、女は家庭」という古風な考えの持ち主。 として手腕を振るって仕事をしている反面、専業主夫を馬鹿にしているが、会社からリストラされ自分もになる羽目になる。 プライドが高く、自分は何でも出来ると思っているが、家事の大変さを思い知らされ優介に助けを求める。 娘のために甘いものが苦手なのにスイーツクラブに参加したり、お受験に意欲的になるなど「いいお父さん」でもある。 口下手で素直に愛情を表現することができないが、主夫業を通して美紀の偉大さを知り、心から彼女を愛し、感謝している。 最後は仕事より主夫業を選んだ。 山村 美紀(やまむら みき)〈29〉 演 - 和之の・理絵の。 結婚後、を辞めて専業主婦となり、家事と子育てに専念していたが、和之がリストラされた事から同時期に誘われていた新雑誌の創刊を手伝うためにに数年ぶりに復帰し、夫婦逆転の生活になる。 編集長の上田に認められ、となる。 山村 理絵(やまむら りえ)〈5〉 演 - 和之と美紀の。 6月8日生まれ。 おマセな性格で、嫌なことはハッキリと言うタイプの女の子。 それゆえ親に気を遣うこともあり、時に和之や美紀を驚かせる。 杉尾家 [ ] 杉尾 優介(すぎお ゆうすけ)〈34〉 演 - 笙子の・亮太の。 もともとに勤めていたが、起業した笙子の方が収入が上になったため、主夫となり夫婦逆転の生活を選択する。 いつも助けを求めてくる和之には辟易しているが、内心では主夫仲間ができてうれしいと思っている。 和之と共にスーパーでを始めるが、和之が短期間で辞めて独りになってしまったため、自分もつられて辞めてしまう。 一匹狼の気がある和之とは対照的に、独りを嫌う。 二人目の子供を自宅で出産することになった時は、妻を思う気持ちからか病院での出産を勧めていた。 出産数日前にぎっくり腰になってしまったが、無事に夫としての役割を果たす。 自称・カリスマ専業主夫であり、スペシャル版では、自ら立ち上げたサイトで全国の主夫から相談を受けている。 杉尾 笙子(すぎお しょうこ)〈33〉 演 - (当時) 優介の・亮太の。。 人材の社長。 酒好きだがしたことで、美紀からを止められることが多い。 でも会社へと向かう程の会社人間。 毎日笑顔で妻のパンツを干せる優介を心から尊敬している。 杉尾 亮太(すぎお りょうた)〈5〉 演 - 優介と笙子の。 8月15日生まれ。 凡庸で、引っ込み思案な性格の男の子。 しかし、やるときは意外にやる。 岩崎家 [ ] 岩崎 真理江(いわさき まりえ)〈38〉 演 - 翼の。 ひかりの保護者のボスで、自分が常に上に立たないと気が済まず、自分が常に正しいと思い込んでいる傲慢で協調性ゼロの性格。 彼女に気に入られると、子供の幼稚園生活は安泰らしいが、逆に自分に刃向かった者には周囲も使って徹底的な制裁を加える。 そのため、プライドの高い和之でさえも頭が上がらない。 彼女の主催する「スイーツクラブ」は、ただケーキをつくって愚痴をこぼすだけの集まりだが、毎回彼女に一人当たり2~3千円の謝礼金を渡すのが常識となっている。 夫はそんな真理江の傲慢な性格に愛想をつかし、他に女を作り別居中。 しかし、世間体や息子の受験に不利なことから建前上は夫婦円満を気取っており、離婚を渋っている。 岩崎 翼(いわさき つばさ) 演 - 真理江の。 イヤミな優等生坊ちゃんの典型。 でもお母さんにはやさしい。 その他 [ ] 大沢 健児(おおさわ けんじ)〈24〉 演 - スポーツクラブ。 恋人である冴子には、頭が上がらない。 幼稚園のお母様方の怖さを知らないため、交際を隠している冴子に不満を抱いている。 和之と優介も、彼の勤めるスポーツクラブに通っているが、彼らは事あるごとに「退会」をほのめかしており、毎回それを止めるのに必死である。 倉本 冴子(くらもと さえこ)〈22〉 演 - ひかり。 恋人である健児は奥様方のアイドルであるので、仕事に支障をきたさないために交際を隠している。 二人が会うのは多くが冴子の家であるため、幼稚園の教材作りを健児に手伝わせている。 上田 聡(うえだ さとし)〈35〉 演 - ウインザー。 美紀の上司。 麻生 光江(あそう みつえ)〈62〉 演 - 美紀の・和之の・理絵の。 如何なる事情でも和之が主夫をしていく事に反対している。 を観に行くことが生き甲斐。 夫には無関心。 美紀の父親 演 - 長沢局長 演 - 第1話に出演。 大手広告会社に勤務していた和之にリストラを宣告する。 予防接種をする医者 演 - 第11話に出演。 (後に『』でも医者役で阿部寛と共演することになる。 ) 越川 佳恵(こしかわ よしえ) 演 - スペシャルに出演。 越川助産院。 厳しくもやさしくもある昔ながらの助産師さん。 自宅出産する妻よりも慌てふためく優介に一抹の不安を感じていた。 スタッフ [ ]• 脚本:、• 音楽:• 主題歌:「朝焼けの旅路」()• 挿入歌:「」()• 美術プロデューサー:村上輝彦• スタイリスト:• 広報:• 演出:(関西テレビ)、(MMJ)、二宮浩行(MMJ)• プロデューサー:(関西テレビ)、(MMJ)、伊藤達哉(MMJ)• 制作協力:、、、• 制作:、 放送日程 [ ] 連続ドラマ [ ] 各話 放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率 第1話 2004年4月13日 男子厨房に入る 専業主夫誕生 尾崎将也 塚本連平 17. アットホーム・ダッド DVD-BOX(2004年9月1日発売、)• アットホーム・ダッド スペシャル DVD(2004年12月15日発売、ポニーキャニオン) サウンドトラック• アットホーム・ダッド オリジナル・サウンドトラック(2004年12月15日発売、ポニーキャニオン) ロケ地 [ ]• マークスプリングス(、)• 町田市光幼稚園()• 南町田・幕張(・、)• 登場人物が暮らす街「マークスプリングス」()は、後に同局系でに放送されたドラマ「」でもロケ地として用いられた。 和之が在籍していた会社のデスクチェアは、製の「コンテッサ」。 和之の自宅のデスクチェアは、デザイナー御用達で有名な「」である。 外部リンク [ ]• 制作・系 前番組 番組名 次番組.

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アットホーム・ダッド

アットホームダッド りえ

和之(阿部 寛)が退社前に手がけたCMが権威ある広告賞に輝いた。 授賞パーティーにはCM業界の有力者たちが集まった。 旧知の吉川専務も声をかけてくれ、どうやら再就職の道も開けそうだ。 とはいえ正式に決まるまでは主夫業にかかりきり。 今日は注射嫌いの理絵(安藤咲良)に予防接種を受けさせなければならない。 美紀(篠原涼子)からは「大嫌いなんだから心してよ」とクギを刺されたこともあって、和之は理絵に遊びにいくと偽って病院に連れこむつもりだった。 だが、当の理絵は気づいていた。 一緒にいく亮太(吉川史樹)は優介(宮迫博之)から口止めされていたが、理絵から迫られてあっさり白状してしまったのだ。 スイーツクラブは和之の受賞の話題でもちきり。 真理江(川島なお美)まで普段とは別人のように持ち上げた。 ところが優介だけは浮かない表情。 和之の再就職が決まれば主夫仲間がいなくなる。 だから笙子(中島知子)に、もうパート辞めようかなと言ってしまった。 「一人じゃつまんないし…」「ホントにそれだけ? 山村さんは賞取ったのに自分はこれでいいのかって思ってるんじゃないの?」 「パパの嘘つき!」。 診察室に連れてこられた理絵はふてくされていた。 「頑張れ、偉いぞ、もうちょっとだ!」。 注射の痛みに耐える理絵を和之は、いつしか大声で励ましていた。 「…お父さん、お静かに」。 和之は医者にたしなめられた。 冴子(滝沢沙織)と健児(永井大)は彼女のアパートで同棲を始めたものの、お互い不満がたまるばかり。 「山村さんみたいに向上心はないの?」ついには冴子は冷ややかな言葉を浴びせた。 「俺は冴子さんのロボットじゃねえんだよ!」。 売り言葉に買い言葉。 「バカにしやがって。 今度こそおしまいだからな」。 健児は荷物をまとめると部屋を飛び出した。 冴子はあわてて後を追ったが、すでに健児は走り去っていた。 美紀が仕事で週末に一泊で熱海に出かけることになった。 編集長の上田(中村繁之)も同行すると聞かされて、和之は内心穏やかではない。 仕事だから仕方ないが、週末は水族館に連れていくと理絵に約束していた。 「…2人で行ってくれる? 仲直りするいいチャンスじゃない」。 確かに、注射の日以来、和之は理絵と仲直りするきっかけをつかめてない。 再就職のことも気になる。 こちらから吉川に連絡を入れると「それなりに時間がかかりそうでね」。 もしかして社交辞令だったのか。 そんな和之のもとへ冴子がやって来た。 もちろん健児のことだ。 「どうしたら山村さんみたいに自分の道を見つけられるんですか」。 和之は、妻の出張のことや仕事が見つからないことに苛立っている自分をさらけ出した。 「正直っていいですね。 私も山村さんみたいに正直になります」。 「お母さん、お土産買ってきてね」。 美紀を見送ると、和之は理絵と水族館へ。 ところがあんなに楽しみにしていた理絵なのに元気がない。 「気持ち悪い」。 熱がある。 和之は不安になった。 美紀がいなくて1人きりで看病できるだろうか。 心配した優介が様子を見にきてくれた。 「そんなに騒ぐなよ。 寒けがすれば温めてやる。 熱が上がりきったら今度は涼しくしてやる。 後は安静にしとけばいいんだよ」。 和之が心強く思ったのも束の間、優介は用事があるからと帰ってしまった。 和之がしょうが湯を作っていると、かつての部下の加藤(榊英雄)から電話がかかってきた。 クライアントがフリーのディレクターを探しているという。 「先方は今すぐ会いたいそうです」。 しかし、理絵をほったらかして出かけるわけにはいかない。 「悪いけど今はちょっと…」。 和之は美紀に電話をかけたが、美紀の返事はそっけなかった。 「薬を飲ませて寝かせれば大丈夫でしょ。 仕事中なの」。 実は、上田が急用で帰ってしまい、美紀は1人きりで取材にきりきり舞いしていたのだ。 「俺だって仕事の話を断ったんだ。 自分だけ仕事してるみたいに言うな」。 その頃、優介は駅前の喫茶店で健児と冴子と向き合っていた。 仲直りの仲介役だった。 そこへ真理江が現れると、とんでもないことを口にした。 「あなたたち、ホントに相性がいいのかしら? 私がお互いにお見合い相手を見つけてあげるわ」。 優介が絶句すると、冴子はきっぱりと言った。 「私たち、これでけっこう相性いいんです」。 健児もあわててうなずいた。 「俺、冴子さんが好きです」。 意外なことに、真理江のおかげでどうやら一件落着となったようだ。 和之が理絵につきっきりで看病していると、美紀から電話がかかってきた。 「さっきはごめん。 自分のことしか考えてなくて」。 和之は穏やかに応じた。 「仕事は大事にしろよ。 こっちは俺に任せろ」「わかった」。 加藤から再び電話があった。 「やっぱり、先方は今夜会いたいそうです。 他の人に仕事の話、行きますよ。 」和之は選択を迫られた—。

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