ゾビラックス 市販。 【医師監修】性器ヘルペスの薬の種類について

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人に感染するヘルペスウイルスは主に3種類です。 単純ヘルペスウイルス1型 口唇ヘルペス カポジ水痘様発疹症など• 単純ヘルペスウイルス2型 性器ヘルペスなど• 水痘・帯状疱疹ウイルス 水疱瘡(水痘)、 帯状疱疹など 口唇ヘルペス、水疱瘡、帯状疱疹などの治療に使われる抗ヘルペスウイルス薬の飲み薬も3種類です。 ゾビラックス(アシクロビル)• バルトレックス(バラシクロビル)• ファムビル(ファムシクロビル) ヘルペスウイルスの増殖を抑える作用は共通していますが、吸収率、飲み方、薬価(薬の値段)などが違います。 ゾビラックス・バルトレックス・ファムビル 主成分の違い 主成分に関しては、ゾビラックスとバルトレックスは 兄弟関係にあります。 ファムビルは全くの別成分です。 ファムビルもプロドラッグ の主成分 ファムシクロビルは、体内で ペンシクロビルに変換され、ペンシクロビルはヘルペスウイルス内で 活性型ペンシクロビルになり効果を発揮します。 ゾビラックス・バルトレックス・ファムビル 服用回数と吸収率の違い ゾビラックスは吸収率が悪く(バイオアベリラビリティが低く)、 1日4回以上服用しなければ効果を発揮しませんでした。 バルトレックスとファムビルは、 吸収率を改善して 服用回数を軽減した進化型のヘルペス薬です。 ゾビラックス バルトレックス ファムビル BA 10%~20% 約55% 77% 服用回数 4~5回 2~3回 3回 ゾビラックス・バルトレックス・ファムビル ジェネリックの有無と薬価の違い は薬価が高いのがネックです。 ゾビラックスとバルトレックスはジェネリックがありますが、 ファムビルにはジェネリックがありません。 ジェネリック ヘルペス薬 薬価 — ゾビラックス200mg 221. 8 — ゾビラックス400mg 352. 6 — バルトレックス錠 405. 8~219. 4 — ファムビル 489. 7 ~289. 8 薬価はゾビラックスとゾビラックスのジェネリック(アシクロビル)に軍配があがります。 しかし、ヘルペス薬は何の病気に(水疱瘡、口唇ヘルペス、帯状疱疹など)に使うかで1回服用量と服用回数に違いがあります。 口唇ヘルペス(単純疱疹)の治療コストを例に挙げると、 ジェネリックではアシクロビルですが、先発ではバルトレックスが一番安くなります。 ヘルペス薬 1回量 服用回数 1日分薬価 ゾビラックス200 1錠 5回 1109 アシクロビル200 212 バルトレックス 2回 811 バラシクロビル 378~439 ファムビル 3回 1469 ゾビラックス・バルトレックス・ファムビル 製剤(剤形)の違い ファムビルは錠剤のみです。 ゾビラックスは飲み薬だけではなく、 塗り薬や点滴もあり使い勝手がいいです。 アラセナAというヘルペスの塗り薬もありますが、軟膏とクリームのみです。 目のヘルペス(角膜ヘルペス)に使えるヘルペスの塗り薬は、 ゾビラックス眼軟膏だけです。 しかし、ヘルペス薬はウイルスの増殖を抑える効果が出るまで 2日程度かかります。 各診断を受けたら、 できるだけ早くヘルペス薬を飲んで治療を開始します。 本剤の投与は、発病初期に近いほど効果が期待できるので、早期に投与を開始すること。 なお、目安として、帯状疱疹の治療においては皮疹出現後5日以内に、また、水痘の治療においては皮疹出現後2日以内に投与を開始することが望ましい バルトレックス添付文書より でヘルペス薬を受け取ったら、帰宅後すぐに1回分を飲んでください。 さらにヘルペス薬の効果を最大限に発揮するためには、処方されたヘルペス薬は 最後まで飲みきることも大切です。 水疱瘡の飲み方(服用期間) 水疱瘡の多くは 1歳~5歳の子供ですので、顆粒剤の子供の飲み方を解説します。 ゾビラックス顆粒を1回0. バルトレックス顆粒を1回0. ゾビラックス錠 200mgを1回1錠、 1日5回、5日間• バルトレックス錠を1回1錠、 1日2回、5日間• ファムビルを1回1錠、 1日3回、5日間 10kg以上の子供• ゾビラックス顆粒を1回0. 5g)• バルトレックス顆粒を1回0. ゾビラックス錠 400mgを1回2錠、 1日5回、7日間• バルトレックス錠を1回2錠、 1日3回、7日間• ファムビル錠を1回2錠、 1日3回、7日間 ゾビラックス・バルトレックス・ファムビル 口唇ヘルペス、帯状疱疹への効果の違い ヘルペス薬はヘルペスウイルスの増殖を抑えて水ぶくれの皮膚症状を改善するだけではありません。 ヘルペスの症状の軽い初期に服用を開始すれば、皮膚の かゆみ(水疱瘡)やピリピリとした 痛み(口唇ヘルペス、帯状疱疹)を和らげることができます。 バルトレックス VS ゾビラックス バルトレックスとゾビラックスのヘルペスに効果を示す成分は同じアシクロビルですので、 効果は同等です。 バルトレックス VS ファムビル ファムビルはバルトレックスより後に発売されたヘルペス薬です。 効果はバルトレックス以上を期待したいですが、口唇ヘルペスと帯状疱疹への 効果は同等です。 帯状疱疹の病変部位が完全 痂皮化するまでの日数 つまり、 ゾビラックス、バルトレックス、ファムビルの効果の優越はありません。 ゾビラックス・バルトレックス・ファムビル 帯状疱疹後神経痛への効果の違い 帯状疱疹後神経痛とは ヘルペス薬が本当に必要な病気は 帯状疱疹です。 帯状疱疹の後遺症である 帯状疱疹後神経痛はだらだら痛みが続く厄介な病気だからです。 さらに、帯状疱疹後神経痛薬の 効果の個人差は大きく、長期の痛みに悩まされることも少なくありません。 帯状疱疹後神経痛に移行させないためにも、早期にヘルペス薬で治療を開始します。 ヘルペス薬と帯状疱疹後神経痛 ヘルペス薬を服用しない場合、帯状疱疹後神経痛に移行する頻度(皮疹発現90日後の疼痛残存率)は 20~60%と言われています。 50歳以上の成人を対象にした海外の二重盲検比較試験の結果では、半数の方の痛みが取れるまでにかかる日数は、バルトレックスの方が短いことが確認されています。 ゾビラックス:51日• バルトレックス: 38日 バルトレックスとファムビルを直接比較したデータがないため効果の優越は不明ですが、ファムビルは 帯状疱疹痛と 帯状疱疹後神経痛が消失するまでの期間を短縮することが海外の二重盲検比較試験で確認されています。 ファムビルを服用した場合• 半数の方の痛みが取れるまでにかかる日数が 21日• 帯状疱疹後神経痛に移行する頻度は 12. 4% ゾビラックス・バルトレックス・ファムビルと アラセナA軟膏・ゾビラックス軟膏の併用 ヘルペス薬は飲み薬と飲み薬がありますが、ヘルペス治療には経験的に優先順位があります。 健康保険では、飲み薬と塗り薬の併用は原則認められていません。 口唇ヘルペス ヘルペス塗り薬(アラセナA軟膏・ゾビラックス軟膏)優先• 帯状疱疹 ヘルペス飲み薬(ゾビラックス、バルトレックス、ファムビル)優先 例えば、帯状疱疹にヘルペスの飲み薬(ゾビラックス、バルトレックス、ファムビル)を使った場合、帯状疱疹治療には十分な効果を発揮します。 ヘルペス塗り薬(アラセナA軟膏・ゾビラックス軟膏)をさらに併用はできません。 (ヘルペス薬は高価で、健康保険を切迫させるという理由もある) 健康保険請求上の理由でテラコートリル、テラマイシンなどの抗生物質の塗り薬が、帯状疱疹に使用される場合があります。 まとめ• バルトレックスはゾビラックスの欠点を改良したプロドラッグで、アシクロビルに変換されて抗ヘルペスウイルス作用を発現する• ファムビルの主成分ファムシクロビルは、体内で変換されてペンシクロビルになり、ヘルペスウイルス内で活性型ペンシクロビルになり効果を発現する• ゾビラックスは飲み薬だけではなく、塗り薬や点滴もある• 口唇ヘルペス、帯状疱疹でゾビラックス、バルトレックス、ファムビルを服用した場合、効果の優越はない• ゾビラックス、バルトレックス、ファムビルを服用した場合、半数の方の帯状疱疹痛が取れるまでにかかる日数は、51日、38日、21日という試験結果がある (ただし、試験条件が違うため単純比較はできない)• 健康保険では、飲み薬(ゾビラックス、バルトレックス、ファムビル)と飲み薬(アラセナA軟膏・ゾビラックス軟膏)の併用は原則認められていません。

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ゾビラックス錠の効果や副作用は? ゾビラックス錠は口唇ヘルペスや帯状疱疹、水疱瘡など多くの疾患の原因となる抗ウイルス薬で、原因のヘルペスウイルスの増殖を抑制することで症状を改善させる効果のある薬であり、ウイルスを殺して退治する効果はありません。 なので、ある程度ヘルペスウイルスが増殖してから投与してもあまり効果は得られないので、ウイルスが増殖する前の発症初期に投与することが重要です。 それから、ゾビラックスは人だけでなく猫が猫ヘルペスウイルスに感染し、気管支炎などを引き起こすいわゆる「猫風邪」の治療にも効果があるので、動物病院で処方されることもあるそうです。 バルトレックスとの違いは? ゾビラックスは抗ヘルペス薬の中でも比較的古いタイプの薬なので、効果の作用時間が短く、1日に4~5回も服用する必要があります。 一方で、同じ抗ヘルペス薬であるバルトレックスはゾビラックスを改善したもので、特に吸収効率が良くなったので、1日に2~3回の服用で良いという違いがあるそうです。 (関連記事:バルトレックスの飲み方と効果や副作用!服用期間と飲み合わせも) 副作用は? ゾビラックスは比較的安全性の高い薬で、副作用が生じる頻度はそれほど多くないのですが、生じうる副作用としては、 ・ 腹痛 ・ 下痢 ・ 嘔吐 など、消化器系の副作用が多く報告されているそうです。 また、ごくまれですが、アナフィラキシーショックや急性腎不全、肝機能障害などを引き起こすこともあるので、異変を感じたらすぐに服用を中止して、医師に相談するようにしてください。 それから、副作用ではないのですが、ヘルペスウイルスはゾビラックスに耐性を持つこともあるので、長期間の服用はやめて、症状の改善度合いを見ながら必要に応じて他の薬に替えたりといった工夫が必要になります。 なので、必ず用法や用量は守りながら服用し、漫然と服用を続けたりはしないようにしましょう。 ・ 単純疱疹 成人の場合、1日200mgを1日5回経口投与する。 小児の場合は、体重1kgあたり1回20mgを1日4回経口投与し、1回最高用量を200mgまでとする。 ・ 帯状疱疹 成人の場合、1日800mgを1日5回経口投与する。 小児の場合は、体重1kgあたり1回20mgを1日4回経口投与し、1回最高用量を800mgまでとする。 ・ 水疱瘡 小児の場合は、体重1kgあたり1回20mgを1日4回経口投与し、1回最高用量を800mgまでとする。 以上の用法・用量を守り、飲むタイミングとしては基本的に食後の方が良いそうです。 飲み合わせの注意点は? ゾビラックス錠を服用する際に併用の注意がある薬は少なく、ロキソニンなどの鎮痛剤を飲んでも問題ないようですが、ベネシッド(痛風薬)やテオドール(喘息薬)などによってはゾビラックスを併用すると副作用のリスクが高まることがあるそうです。 また、高齢者や妊婦、小児、肝臓・腎臓障害のある方は、服用する前に医師に相談するようにしてください。 ゾビラックス錠の市販薬はある?薬価やジェネリックを購入する際の通販のオススメも ゾビラックス錠には市販薬はなく医師の処方が必要になる薬なので、薬局で購入することはできないそうで、薬価はゾビラックス錠200mgが1錠あたり221円と決して安くはないですし、毎回病院を受診するのも面倒と感じる方は多いのではないでしょうか。 そこでオススメなのが、インターネットの個人輸入代行サイト「オオサカ堂」でゾビラックスを購入する方法です。 ただ、初めてインターネットの個人輸入代行サイトを使う場合は、本当に安全なのか心配になってしまう方も多いのではないでしょうか。 でも、オオサカ堂であれば最大手という安心感と、創業19年の実績があるので安心して使ってもらうことができますし、使っている方の口コミもあるので参考になりますよ。 また、オオサカ堂では、通常のゾビラックス錠とジェネリックの両方の取り扱いがあるようで、通常のゾビラックスの場合400mgが70袋入って1箱あたり10,957円で、ジェネリックの「ゾコビン」だと400mgが70錠入って1箱3,910 円のようです。 そして、ジェネリックでも通常のゾビラックスと成分や効果に違いはないので、とにかく安い方が良いという方にはジェネリックがオススメですよ。 というわけで、ゾビラックス錠を通販で購入するならオオサカ堂がオススメなので、気になる方はぜひこの機会にオオサカ堂のサイトで口コミを見てみて下さいね! スポンサーリンク.

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ゾビラックス軟膏・ゾビラックスクリーム(一般名:アシクロビル)は、1994年から発売されている外用剤(塗り薬)で抗ウイルス薬という種類に属します。 抗ウイルス薬は文字通りウイルス感染に使われるお薬の事ですが、ゾビラックスはウイルスの中でも「ヘルペスウイルス」の感染に対して用いられます。 ゾビラックス軟膏は皮膚に塗るお薬ですので、主に皮膚に生じるヘルペス感染に用いられます。 直接塗れる塗り薬は、局所の症状に対して効率的に治療を行う事ができる剤型になります。 ここではゾビラックス軟膏・ゾビラックスクリームの効果や特徴、どのような作用機序を持つお薬でどのような方に向いているお薬なのかについてみていきましょう。 1.ゾビラックス軟膏の特徴 まずはゾビラックス軟膏の特徴について、かんたんに紹介します。 ゾビラックス軟膏は、主に皮膚に生じたヘルペス感染(口唇ヘルペスや陰部ヘルペス)の治療薬として用いられます。 外用剤であり病変部位にのみ塗れるため、効率的にウイルス感染を治療する事ができます。 ヘルペスによる感染は様々な病気を引き起こしますが、皮膚のみに限局するものとしては「単純疱疹」が挙げられます。 単純疱疹は、単純ヘルペスウイルスが原因で生じる疾患で、• HSV1は主に口唇ヘルペスを引き起こし、HSV2は主に陰部ヘルペスを引き起こします。 これらの治療薬としてゾビラックス軟膏が用いられます。 ゾビラックスはヘルペスウイルスを「殺す」お薬ではありません。 あくまでも「増殖を抑える」お薬だという事です。 そのため、ある程度ヘルペスウイルスが増殖しきってしまってから塗布してもあまり効果は得られません。 ウイルスが増殖しきっていない発症初期に塗布する事で高い効果が得られるお薬になります。 ゾビラックス軟膏・ゾビラックスクリ-ムは塗り薬であり皮膚局所にしか作用しません。 体内にはほとんど吸収されない事が分かっており、そのために副作用も少なく安全性が高いお薬になります。 以上からゾビラックスの特徴として次のようなことが挙げられます。 【ゾビラックスの特徴】 ・皮膚のヘルペスウイルス感染(口唇へルペスや陰部ヘルペス)に用いられる ・ウイルスを殺すのではなく、増殖を抑える作用を持つ ・発症初期に塗らないと高い効果は得られない ・塗り薬で全身に作用しないため安全性が高い スポンサーリンク 2.ゾビラックスはどのような疾患に用いるのか ゾビラックスはどのような疾患に用いられるのでしょうか。 添付文書には、次のように記載されています。 【効能又は効果】 単純疱疹 ゾビラックスは、ヘルペスウイルス感染に用いられるお薬になります。 しかしヘルペスウイルスの感染であれば何でも効くわけではありません。 ヘルペスウイルスには多くのタイプがあり、• 水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV :水痘・帯状疱疹• エブスタイン・バーウイルス(EBV :伝染性単核球症• サイトメガロウイルス(CMV :サイトメガロウイルス感染症• ヒトヘルペスウイルス6(HHV6):突発性発疹• ヒトヘルペスウイルス7(HHV7):突発性発疹• ヒトヘルペスウイルス8(HHV8):カポジ肉腫 などに分類されます。 このヘルペスウイルス属のうち、ゾビラックスを使うのは、• ちなみにゾビラックス軟膏・ゾビラックスクリームは目には塗れないため、角膜ヘルペスには用いません。 角膜ヘルペスの場合は飲み薬か、ゾビラックス眼軟膏が用いられます。 ゾビラックスは、• 水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV :水痘・帯状疱疹 にも効くお薬ですが、外用剤であるゾビラックス軟膏・クリームはVZVウイルスには使いません。 水痘・帯状疱疹では、皮膚表面だけでなく身体の中の神経節にもウイルスが存在するため、外用剤だけでは不十分な治療になってしまうためです。 ゾビラックス軟膏の単純疱疹に対する改善率は95. またゾビラックスはヘルペスウイルスを「殺す」お薬ではなく、「増殖を抑える」お薬になります。 そのため、ある程度増殖しきってしまった後に投与してもあまり効果は得られません。 反対に発症初期であればあるほど効果が高いと考えられています。 3.ゾビラックス軟膏にはどのような効果・作用があるのか ゾビラックスは抗ウイルス薬であり、ウイルスの中でも一部のヘルペスウイルス感染に効果のあるお薬です。 ではこの作用はどのようにしてもたらされているのでしょうか。 ゾビラックスが効くのはヘルペスウイルス属の中でも、• 水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV の3種類になります。 そしてゾビラックス軟膏・クリームは皮膚表面のヘルペスにしか効きませんので、ゾビラックス軟膏・クリームを使うヘルペス疾患は主に、• 口唇ヘルペス(HSV1が原因)• 陰部ヘルペス(HSV2が原因) になります。 これらのウイルスは私たちの身体の細胞内に侵入すると(これを「感染」と呼びます)、感染細胞中ではウイルスがチミジンキナーゼ(TK)という酵素を産生します。 チミジンキナーゼはDNA合成に関与する酵素で、ウイルスが産生したチミジンキナーゼはウイルスのDNAをどんどん合成するため、ウイルスがどんどん増殖してしまいます。 これを食い止めるのがゾビラックスです。 ゾビラックスはチミジンキナーゼと反応し、アシクロビル三リン酸(ACV-TP)という物質になります。 このアシクロビル三リン酸がウイルスのDNAに取り込まれると、ウイルスはDNAを複製できなくなってしまいます。 するとウイルスが増殖できなくなるというわけです。 このようにゾビラックスはウイルス性のチミジンキナーゼが存在している「ウイルス感染細胞」にだけ作用するため、正常な細胞には毒性を示さずに効果が得られます。 難しく書きましたが簡単に言えば、ゾビラックスはウイルスのDNAに作用する事でウイルスの増殖を抑える作用がある」という事です。 スポンサーリンク 4.ゾビラックス軟膏の副作用 ゾビラックス軟膏はウイルスをやっつける目的で投与されます。 となれば、「ウイルスをやっつけるという事は身体にも害があるのではないか」と心配される方もいらっしゃるかもしれません。 しかしゾビラックス軟膏は安全性の高いお薬であり、副作用が生じる頻度は多くはありません。 重篤な副作用の報告もほとんどありません。 ゾビラックス軟膏の副作用発生率は、0. 63%と報告されています(クリーム剤の副作用発生率の調査は行われていません)。 生じうる副作用としては、• 接触皮膚炎(かぶれ)• 紅斑性発疹• 瘙痒(かゆみ) などになります。 これらも重篤な状態になる事は稀で、多くの場合様子を見れる程度かゾビラックスの塗布を中止すれば自然と改善していく程度です。 また副作用ではありませんが、ヘルペスウイルスはゾビラックスに耐性を形成する可能性があります。 これは、ゾビラックスに抵抗力を持つヘルペスウイルスが現れてしまうという事です。 耐性形成はヘルペスウイルスがチミジンキナーゼやDNAポリメラーゼ(DNAを合成する酵素)を変化させることで、ゾビラックスが作用できないようにしてしまう事で生じると考えられています。 長期間ゾビラックスを投与していると、ヘルペスウイルスが耐性を獲得してしまう可能性があります。 ゾビラックスを投与しても改善が乏しい場合は耐性化している可能性がありますので、漫然と投与を続けるのではなく、別の治療法に切り替える必要があります。 ちなみに塗り薬には「軟膏(油性クリーム)」「クリーム」「ローション(外用液)」などいくつかの種類がありますが、これらはどのように違うのでしょうか。 軟膏(油性クリーム)は、ワセリンなどの油が基材となっています。 保湿性に優れ、刺激性が少ないことが特徴ですが、皮膚への浸透力は弱めです。 べたつきは強く、これが気になる方もいらっしゃいます。 クリームは、水と油を界面活性剤で混ぜたものです。 軟膏よりも水分が入っている分だけ伸びがよく、べたつきも少なくなっていますが、その分刺激性はやや強くなっています。 ローションは水を中心にアルコールなどを入れることもある剤型です。 べたつきはほとんどなく、遣い心地は良いのですが、保湿効果は長続きしません。 浸透性が高いため皮膚が厚い部位(頭部など)に用いられます。 ゾビラックス軟膏・クリームの使い方は、 通常、適量を1日数回塗布する。 となっています。 かなりざっくりとした書き方ですね。 実際の使い方も1日に2~3回、患部に塗れば良く、明確に「何時間置きに塗らないといけない」とシビアに考える必要はありません。 ただし上記の耐性化の問題もあるため、漫然と長期間塗る事はお勧めできません。 1週間ほど塗っても改善のない場合は、お薬を変更する必要があります。 6.ゾビラックス軟膏の使用期限はどれくらい? ゾビラックス軟膏・ゾビラックスクリームの使用期限って、どのくらいの長さなのでしょうか。 「家に数年前に処方してもらった軟膏があるんだけど、これってまだ使えますか?」 このような質問は患者さんから時々頂きます。 7.ゾビラックス軟膏が向いている人は? 以上から考えて、ゾビラックス軟膏・ゾビラックスクリームが向いている人はどんな人なのかを考えてみましょう。 ゾビラックス軟膏の特徴をおさらいすると、 ・皮膚のヘルペスウイルス感染(口唇へルペスや陰部ヘルペス)に用いられる ・ウイルスを殺すのではなく、増殖を抑える作用を持つ ・発症初期に塗らないと高い効果は得られない ・塗り薬で全身に作用しないため安全性が高い というものでした。 軟膏やクリームといった外用剤のメリットは、病気が生じている局所にのみ治療が行える点です。 一方で飲み薬は全身の隅々にまでお薬が回ってしまうため、幅広く効果を得られる反面、余計な作用が出やすいというデメリットもあります。 軟膏・クリームを使うメリットがある状況というのは、ヘルペス感染が局所にとどまっている状況であり、• 軽度の口唇ヘルペス• 軽度の陰部ヘルペス などに対して安全に治療したい際に向いているお薬になります。 一方で例えゾビラックスが効くタイプのヘルペス感染であっても、程度が重かったり、感染範囲が広かったり、皮膚以外にも感染を認めるような場合は、軟膏・クリーム製剤でない方が良いでしょう。 またこれは多くの抗ウイルス薬に共通する事ですが、耐性化には注意しないといけません。 ウイルスは変異する事があり、これによってゾビラックスが効かない菌が出現する事もあります。 このような状態でゾビラックスの塗布を続けていても意味はありません。 一定期間ゾビラックスを塗布しても改善が乏しい場合は、耐性化の可能性も考えて治療方針を再検討する必要があります。 8.ヘルペス感染に効果がある市販薬は? ゾビラックスは病院で処方してもらうしかありませんが、同様の成分を持つお薬で薬局で購入できるものもあります。 始めてのヘルペス感染の場合は、病院を受診し医師に診断をしてもらう事をお勧めしますが、何度も再発している方や病院を受診できないような場合は、このような市販薬を検討しても良いでしょう。

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