手毬唄。 何度見てもおもしろい金田一耕助の名作! 悪魔の手毬唄【坂本朋彦のシネフィル・コラム】 |NHK_PR|NHKオンライン

『悪魔の手毬唄』批評

手毬唄

もくじ• 『悪魔の手毬唄2019』の手毬唄の歌詞全文をネタバレ 連続殺人事件の舞台になるのは、岡山県鬼首(おにこうべ/おにこべ)村。 この村には、古くから伝わる手毬唄があります。 うちの裏のせんざいに すずめが三匹とまって 一羽のすずめのいうことにゃ おらが在所の陣屋の殿様 狩り好き酒好き女好き わけて好きなが女でござる 女たれがよい枡屋の娘 枡屋器量よしじゃがうわばみ娘 枡ではかって漏斗で飲んで 日がないちにち酒浸り それでも足らぬとて返された 返された 二番目のすずめのいうことにゃ おらが在所の陣屋の殿様 狩り好き酒好き女好き わけて好きなが女でござる 女たれがよい秤屋の娘 秤屋器量よしじゃが爪長娘 大判小判を秤にかけて 日なし勘定に夜も日もくらし 寝るまもないとて返された 返された 三番目のすずめのいうことにゃ おらが在所の陣屋の殿様 狩り好き酒好き女好き わけて好きなが女でござる 女たれがよい錠前屋の娘 錠前屋器量よしじゃが小町でござる 小町娘の錠前が狂うた 錠前狂えば鍵あわぬ 鍵があわぬとて返された 返された ちょっと一貫貸しました この歌の歌詞を知るのは、由良家の長老・五百子(中尾ミエ)と多々良法庵(石橋蓮司)。 放庵は、民族誌に 「悪魔の手毬唄考」という手毬唄の歌詞について考察した文章を書いています。 — 2019年11月月29日午前1時04分PST 第一の犠牲者・由良泰子(菅野莉央)は、滝壺で遺体となって発見されました。 死因は絞殺。 一羽のすずめのいうことにゃ おらが在所の陣屋の殿様 狩り好き酒好き女好き わけて好きなが女でござる 女たれがよい枡屋の娘 枡屋器量よしじゃがうわばみ娘 枡ではかって漏斗で飲んで 日がないちにち酒浸り それでも足らぬとて 返された 返された 「おらが在所の陣屋の殿様」とは、天明時代の領主で、好色好淫の暴君・伊東佑之を指しています。 狩猟にことよせて領地を巡視し、美しい女性がいれば娘であろうが人妻であろうが容赦なく拉致し、おもちゃにしました。 そして飽きると、わずかな過失を理由に殺しました。 旧幕時代の鬼首村は、伊東家の領地だったのです。 「女たれがよい枡屋の娘」とは、由良泰子のこと。 由良家の屋号は、桝屋。 「枡ではかって漏斗で飲んで」とは、由良泰子の遺体に施された細工。 桝(ます)から漏斗(じょうご)で水を飲む仕掛けが施されていました。 泰子の死が、悪魔の手毬唄一番であることを物語っています。 「返された」とは、殺されたという意味。 — 2019年12月月12日午前3時08分PST 第二の犠牲者・仁礼文子(大友花恋)は、仁礼家の所有するブドウ酒工場で遺体となって発見されました。 死因はやはり絞殺。 二番目のすずめのいうことにゃ おらが在所の陣屋の殿様 狩り好き酒好き女好き わけて好きなが女でござる 女たれがよい秤屋の娘 秤屋器量よしじゃが爪長娘 大判小判を秤にかけて 日なし勘定に夜も日もくらし 寝るまもないとて 返された 返された 「おらが在所の陣屋の殿様」とは、天明時代の領主で、好色好淫の暴君・伊東佑之を指しています。 狩猟にことよせて領地を巡視し、美しい女性がいれば娘であろうが人妻であろうが容赦なく拉致し、おもちゃにしました。 そして飽きると、わずかな過失を理由に殺しました。 「女たれがよい秤屋の娘」とは、仁礼文子のこと。 秤屋は、仁礼家の屋号。 「大判小判を秤にかけて」とは、文子の遺体に施された細工。 遺体の腰には竿秤が差し込まれ、秤の皿には正月飾りに使われる作り物の大判小判が置かれていました。 第三の犠牲者・青池里子は、ぶどう棚で遺体となって発見されました。 死因は、撲殺。 ちなみに、金田一耕助(加藤シゲアキ)は第三の犠牲者は大空ゆかり(中条あやみ)と予想していました。 その理由は、手毬唄の三番目の歌詞がそれを示しているから。 三番目のすずめのいうことにゃ おらが在所の陣屋の殿様 狩り好き酒好き女好き わけて好きなが女でござる 女たれがよい錠前屋の娘 錠前屋器量よしじゃが小町でござる 小町娘の錠前が狂うた 錠前狂えば鍵あわぬ 鍵があわぬとて 返された 返された 「女たれがよい錠前屋の娘」は、大空ゆかり(本名・別所千恵子)。 別所家の屋号は錠前屋。 「錠前狂えば鍵あわぬ」は、遺体に施された細工。 里子殺しの現場には、鍵穴に合わない鍵と南京錠が落ちていました。 亀の湯の娘である里子が殺された現場に、錠前屋の細工がされているのは変です。 やはり犯人の三番目のターゲットは、大空ゆかりだったとしか考えられません。 — 2019年11月月15日午前12時45分PST 犯人は、里子をゆかりと間違えて殺したのでした。 犯人が誰なのかわかっていた里子は、ゆかりの身代わりになることを決意。 文子の通夜の席で、犯人がゆかりのバッグに手紙を入れたのを、自分に来た手紙だと言い張りました。 その手紙とは、犯人が泰子、文子、ゆかの3人に出した「実の父親を知りたければ……」という内容のもの。 里子はゆかりと似たドレスに着替えて同じバッグを持って犯人が指定した場所に行ったので、犯人は間違えて殺したのです。 里子は生まれつき体半分に赤痣があって人目を忍んで生きてきましたが、遺体はそのあざがむき出しにされていました。 犯人は、里子がゆかりの身代わりになったことを知られたくなくて、ドレスを持ち去ったのでした。 『悪魔の手毬唄2019』お庄屋バージョン 手毬唄には、「娘バージョン」と「お庄屋バージョン」があるようです。 手毬唄に詳しい知識を持つ放庵に、3人の娘殺しの罪をなすりつけるためです。 以下は「お庄屋バージョン」の手毬唄の歌詞です。 すずめが三匹止まって 一羽のすずめの言うことにゃあ あっちこっちでおしゃべり過ぎて お庄屋殺しで 寝かされた 「お庄屋殺し」とは、沢ギキョウという毒草。 「寝かされた」とは、殺されたという意味。 「あっちこっちでおしゃべり過ぎて」とは、村人の秘密を握った法庵が色んなところでその秘密を喋ったことが示されています。 この歌詞通り、放庵は沢ギキョウの毒を飲まされて死亡(トドメは絞殺)。 ドラマ『悪魔の手毬歌2019』では、沢ギキョウではなくトリカブトで死亡。

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悪魔の手毬唄のあらすじ「哀しい愛憎劇」

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概説 [ ] 明治の中期頃からゴムが安価になり、よく弾むゴムまりがおもちゃとして普及してからは、正月だけでなく通年の遊びとなった。 そのリズミカルな運動にあわせた、さまざまな歌が作られ、童歌として各地に伝わる。 なお、江戸時代から遊郭などには手毬歌なるものがあったが、や、中・後期に話題になった文芸作品に題材を取ったものが多く残るのは、子供の遊びとして広く普及してからと思われる。 歌の最後でスカートで手まりを隠したり、後ろ手に取ったりなど様々な「フィニッシュ」をとることが多い。 1950年代までは、路地で手まり歌を歌いながら毬をつく少女の姿が見られたものだが、路地にも車が入るようになり、また、テレビが普及して、子供が戸外で遊ぶことが少なくなったことから、今ではほとんど忘れられている。 代表的な手まり歌 [ ] 詳細は「」を参照 まるたけえびすに、おしおいけ、あねさんろっかく、たこにしき、しあやぶったかまつまんごじょう、せったちゃらちゃらうおのたな、ろくじょうひっちょうとおりすぎ、はっちょうこえればとうじみち、くじょうおうじでとどめさす 丸太町・竹屋町・夷川・二条・押小路・御池、姉小路・三条・六角・蛸薬師・錦・四条・綾小路・佛小路・高辻・松原・万寿寺・五条、雪駄屋町(今の楊梅通)・魚の棚、六条、七条・八条・九条の横の通りをうたう。 なお、様々なバージョンが存在し、これが正しいというものではない。 一列談判 [ ] 一列談判は頃までよく歌われていた東京の手まり歌。 イチ、ニ、サ、シ…と各句の頭に数字を読み込んだの形をとっている。 一列談判破裂して、始まった さっさと逃げるはロシヤの兵、死んでも尽すは日本の兵 五万の兵を引き連れて、六人残して皆殺し 七月十日の戦いに、までも攻め破り の首を取り、万々歳 他の歌 1 一 列談判破裂して 2 に ちろ戦争が始まった 3 さっさ と逃げるはロシアの兵 4 死 んでも戦う日本の兵 5万の兵を引き連れて 6人残して皆殺し 7月10日の戦いに 8艘軍艦沈めたり 9 ク ロポトキンの首を取り 10 とお東 郷大将ばーん万歳 乃木大将 [ ] 乃木大将も1950年代頃まで全国でよく歌われていた手まり歌。 最後の語句が、最初の語句に戻り延々ループする歌になっているのが特徴で、手毬歌や縄跳び歌として歌われた。 しりとり歌であるため、「野蛮国(架空の国? または当時のロシアは大国ながら民度の低い国とされ「野蛮国」とも言われたとも)」、「土瓶の口(砲台のことか? )」、「金の玉(財宝? 、弾丸? 、睾丸? )」「チャンチャン棒(鈴のついた棒。 当時の清国人への蔑称チャンチャン坊)」「犬格子 」ちなど若干意味不明な語句が連なっている。 の、が、凱旋す、雀、目白、、 野蛮国、、金の玉、 負けて逃げゆくチャンチャン棒(坊)、 棒で叩くは犬格子(犬殺し)、 長けれど、 土瓶の口から火を噴けば、壊滅し、 死ぬ気で尽すは日本の、乃木さんが、凱旋す… 脚注 [ ].

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何度見てもおもしろい金田一耕助の名作! 悪魔の手毬唄【坂本朋彦のシネフィル・コラム】 |NHK_PR|NHKオンライン

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もくじ• 『悪魔の手毬唄2019』の手毬唄の歌詞全文をネタバレ 連続殺人事件の舞台になるのは、岡山県鬼首(おにこうべ/おにこべ)村。 この村には、古くから伝わる手毬唄があります。 うちの裏のせんざいに すずめが三匹とまって 一羽のすずめのいうことにゃ おらが在所の陣屋の殿様 狩り好き酒好き女好き わけて好きなが女でござる 女たれがよい枡屋の娘 枡屋器量よしじゃがうわばみ娘 枡ではかって漏斗で飲んで 日がないちにち酒浸り それでも足らぬとて返された 返された 二番目のすずめのいうことにゃ おらが在所の陣屋の殿様 狩り好き酒好き女好き わけて好きなが女でござる 女たれがよい秤屋の娘 秤屋器量よしじゃが爪長娘 大判小判を秤にかけて 日なし勘定に夜も日もくらし 寝るまもないとて返された 返された 三番目のすずめのいうことにゃ おらが在所の陣屋の殿様 狩り好き酒好き女好き わけて好きなが女でござる 女たれがよい錠前屋の娘 錠前屋器量よしじゃが小町でござる 小町娘の錠前が狂うた 錠前狂えば鍵あわぬ 鍵があわぬとて返された 返された ちょっと一貫貸しました この歌の歌詞を知るのは、由良家の長老・五百子(中尾ミエ)と多々良法庵(石橋蓮司)。 放庵は、民族誌に 「悪魔の手毬唄考」という手毬唄の歌詞について考察した文章を書いています。 — 2019年11月月29日午前1時04分PST 第一の犠牲者・由良泰子(菅野莉央)は、滝壺で遺体となって発見されました。 死因は絞殺。 一羽のすずめのいうことにゃ おらが在所の陣屋の殿様 狩り好き酒好き女好き わけて好きなが女でござる 女たれがよい枡屋の娘 枡屋器量よしじゃがうわばみ娘 枡ではかって漏斗で飲んで 日がないちにち酒浸り それでも足らぬとて 返された 返された 「おらが在所の陣屋の殿様」とは、天明時代の領主で、好色好淫の暴君・伊東佑之を指しています。 狩猟にことよせて領地を巡視し、美しい女性がいれば娘であろうが人妻であろうが容赦なく拉致し、おもちゃにしました。 そして飽きると、わずかな過失を理由に殺しました。 旧幕時代の鬼首村は、伊東家の領地だったのです。 「女たれがよい枡屋の娘」とは、由良泰子のこと。 由良家の屋号は、桝屋。 「枡ではかって漏斗で飲んで」とは、由良泰子の遺体に施された細工。 桝(ます)から漏斗(じょうご)で水を飲む仕掛けが施されていました。 泰子の死が、悪魔の手毬唄一番であることを物語っています。 「返された」とは、殺されたという意味。 — 2019年12月月12日午前3時08分PST 第二の犠牲者・仁礼文子(大友花恋)は、仁礼家の所有するブドウ酒工場で遺体となって発見されました。 死因はやはり絞殺。 二番目のすずめのいうことにゃ おらが在所の陣屋の殿様 狩り好き酒好き女好き わけて好きなが女でござる 女たれがよい秤屋の娘 秤屋器量よしじゃが爪長娘 大判小判を秤にかけて 日なし勘定に夜も日もくらし 寝るまもないとて 返された 返された 「おらが在所の陣屋の殿様」とは、天明時代の領主で、好色好淫の暴君・伊東佑之を指しています。 狩猟にことよせて領地を巡視し、美しい女性がいれば娘であろうが人妻であろうが容赦なく拉致し、おもちゃにしました。 そして飽きると、わずかな過失を理由に殺しました。 「女たれがよい秤屋の娘」とは、仁礼文子のこと。 秤屋は、仁礼家の屋号。 「大判小判を秤にかけて」とは、文子の遺体に施された細工。 遺体の腰には竿秤が差し込まれ、秤の皿には正月飾りに使われる作り物の大判小判が置かれていました。 第三の犠牲者・青池里子は、ぶどう棚で遺体となって発見されました。 死因は、撲殺。 ちなみに、金田一耕助(加藤シゲアキ)は第三の犠牲者は大空ゆかり(中条あやみ)と予想していました。 その理由は、手毬唄の三番目の歌詞がそれを示しているから。 三番目のすずめのいうことにゃ おらが在所の陣屋の殿様 狩り好き酒好き女好き わけて好きなが女でござる 女たれがよい錠前屋の娘 錠前屋器量よしじゃが小町でござる 小町娘の錠前が狂うた 錠前狂えば鍵あわぬ 鍵があわぬとて 返された 返された 「女たれがよい錠前屋の娘」は、大空ゆかり(本名・別所千恵子)。 別所家の屋号は錠前屋。 「錠前狂えば鍵あわぬ」は、遺体に施された細工。 里子殺しの現場には、鍵穴に合わない鍵と南京錠が落ちていました。 亀の湯の娘である里子が殺された現場に、錠前屋の細工がされているのは変です。 やはり犯人の三番目のターゲットは、大空ゆかりだったとしか考えられません。 — 2019年11月月15日午前12時45分PST 犯人は、里子をゆかりと間違えて殺したのでした。 犯人が誰なのかわかっていた里子は、ゆかりの身代わりになることを決意。 文子の通夜の席で、犯人がゆかりのバッグに手紙を入れたのを、自分に来た手紙だと言い張りました。 その手紙とは、犯人が泰子、文子、ゆかの3人に出した「実の父親を知りたければ……」という内容のもの。 里子はゆかりと似たドレスに着替えて同じバッグを持って犯人が指定した場所に行ったので、犯人は間違えて殺したのです。 里子は生まれつき体半分に赤痣があって人目を忍んで生きてきましたが、遺体はそのあざがむき出しにされていました。 犯人は、里子がゆかりの身代わりになったことを知られたくなくて、ドレスを持ち去ったのでした。 『悪魔の手毬唄2019』お庄屋バージョン 手毬唄には、「娘バージョン」と「お庄屋バージョン」があるようです。 手毬唄に詳しい知識を持つ放庵に、3人の娘殺しの罪をなすりつけるためです。 以下は「お庄屋バージョン」の手毬唄の歌詞です。 すずめが三匹止まって 一羽のすずめの言うことにゃあ あっちこっちでおしゃべり過ぎて お庄屋殺しで 寝かされた 「お庄屋殺し」とは、沢ギキョウという毒草。 「寝かされた」とは、殺されたという意味。 「あっちこっちでおしゃべり過ぎて」とは、村人の秘密を握った法庵が色んなところでその秘密を喋ったことが示されています。 この歌詞通り、放庵は沢ギキョウの毒を飲まされて死亡(トドメは絞殺)。 ドラマ『悪魔の手毬歌2019』では、沢ギキョウではなくトリカブトで死亡。

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